小豆島町の不動産売却ガイド|島の相場と売却のコツ

小豆島町の不動産売却市場の特徴

小豆島町は瀬戸内海に浮かぶ小豆島の東側を占める町で、オリーブの産地やエンジェルロード、二十四の瞳映画村など観光資源が豊富な地域です。高松港からフェリーで約1時間、岡山県の新岡山港からも約70分でアクセスできます。

小豆島町の不動産売却市場は現在買い手市場の状況にあります。人口減少が進む離島という立地条件から、売却物件に対して買い手が限られる傾向があり、売却には時間と工夫が求められます。

戸建て売却価格の目安は約430万円です。本土の相場と比べると大幅に低い水準ですが、近年は移住需要やリモートワークの普及により、島暮らしに関心を持つ層からの問い合わせが増えてきています。

エリアによる売却のしやすさの違い

小豆島町は東西に長い町域を持ち、エリアごとに異なる特徴があります。

草壁・安田エリア(町の中心部)

小豆島町役場がある草壁港周辺は、町の行政・商業の中心地です。スーパーや金融機関、医療機関が集まっており、島内では最も生活利便性が高いエリアです。フェリー乗り場にも近いため、本土との行き来がしやすく、買い手の対象が最も広い地域です。

内海エリア

小豆島の南東部に位置し、エンジェルロードに近い観光エリアです。景観の良さから移住希望者やセカンドハウス需要が期待できます。観光地としての知名度を活かしたアピールが有効です。

池田エリア

小豆島の南側に位置するエリアで、オリーブ公園に近い穏やかな地域です。農業や漁業が盛んで、田舎暮らしを求める移住者に向いた環境です。物件価格は安めですが、島の雰囲気を求める層には訴求力があります。

福田・橘エリア

島の東端に位置し、姫路港からのフェリーが発着する福田港があります。関西方面からのアクセスが良い立地ですが、町の中心部からは距離があり、買い手はやや限定されます。

売却の流れと準備すべきこと

不動産売却は以下の5つのステップで進みます。

ステップ1:査定を受ける

まずは物件の価格を把握するため、不動産会社に査定を依頼します。小豆島町では島内の不動産会社のほか、高松市の不動産会社も対応しているケースがあります。複数社に査定を依頼して相場感をつかみましょう。

ステップ2:媒介契約を結ぶ

売却を任せる不動産会社と媒介契約を結びます。契約形態は3種類あります。

  • 専属専任媒介: 1社のみに依頼。自分で買い手を見つけても直接取引できない
  • 専任媒介: 1社のみに依頼。自分で買い手を見つけた場合は直接取引可能
  • 一般媒介: 複数社に依頼可能。各社の競争原理が働く

小豆島町のように買い手が限られるエリアでは、島外のネットワークも持つ不動産会社と専任媒介を結び、広範囲に販売活動を行ってもらうのが効果的です。

ステップ3:販売活動

不動産ポータルサイトへの掲載に加え、移住情報サイトや空き家バンクへの登録も有効な販売チャネルです。島暮らしに関心がある層はこうした専門サイトで物件を探していることが多く、一般の不動産サイトだけでは届かない買い手にアプローチできます。

ステップ4:売買契約

買い手が決まったら売買契約を締結します。手付金(通常は売買価格の5〜10%)を受け取り、引渡し日を確定させます。

ステップ5:決済・引渡し

残金の受領と同時に所有権移転登記を行い、鍵を引き渡して完了です。

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売却にかかる費用と税金

不動産売却には以下の費用が発生します。小豆島町は売却価格が低めのため、手取り額に対する費用の割合が相対的に高くなる点に注意が必要です。

仲介手数料

売買価格が400万円を超える場合、仲介手数料の上限は売買価格×3%+6万円+消費税です。売買価格が400万円以下の場合は、仲介手数料の上限が最大19万8,000円(税込)となる特例があります。

譲渡所得税

売却で利益(譲渡所得)が出た場合、所得税・住民税がかかります。税率は所有期間によって異なります。

  • 長期譲渡所得(所有期間5年超):20.315%(所得税15.315%+住民税5%)
  • 短期譲渡所得(所有期間5年以下):39.63%(所得税30.63%+住民税9%)

マイホームの売却では3,000万円特別控除が適用できる場合があります。小豆島町の物件価格帯であれば、この控除により税負担がゼロになるケースがほとんどです。

その他の費用

  • 印紙税: 売買契約書に貼付(売買価格100万〜500万円の場合、1,000円)
  • 抵当権抹消費用: 住宅ローンが残っている場合、登記費用として1〜2万円程度
  • 測量費: 土地の境界が不明確な場合に必要(30万〜80万円程度)

小豆島町で売却を成功させるポイント

移住需要を意識した売り方

小豆島町での不動産売却は、地元の実需だけでなく移住希望者やセカンドハウス需要をいかに取り込めるかがカギです。瀬戸内海の穏やかな気候、オリーブや醤油などの食文化、アートイベントなど、島の暮らしの魅力を物件情報とあわせて発信することで、買い手の裾野が広がります。

空き家バンクの活用

小豆島町や香川県が運営する空き家バンクに登録することで、移住を本格的に検討している層にリーチできます。不動産ポータルサイトと併用することで、販売チャネルを最大化しましょう。

適正価格の設定が重要

買い手市場では、最初の価格設定が特に重要です。高すぎる価格では問い合わせすら入らず、長期間の売れ残りは物件の印象を悪くします。査定価格をベースに、周辺の成約事例と照らし合わせた現実的な価格設定を心がけましょう。

物件の状態を整える

離島の物件は買い手が内覧前にオンラインで情報収集することが多いため、写真の質が売却スピードに直結します。草刈りや清掃を行い、物件の第一印象を良くしておくことが大切です。空き家の場合は定期的な換気と管理も忘れずに。

よくある質問

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よくある質問

小豆島町の戸建て売却相場はどのくらいですか?
小豆島町の戸建て売却価格の目安は約430万円です。離島という立地条件から本土と比べると低い水準ですが、移住需要やセカンドハウス需要が徐々に高まっています。
小豆島町は売却しにくいですか?
現在は買い手市場のため、本土の都市部と比べると売却に時間がかかる傾向があります。空き家バンクや移住情報サイトを活用し、島暮らしに関心がある層にアプローチすることで売却の可能性を高められます。
不動産売却にかかる費用はどのくらいですか?
主な費用は仲介手数料(売買価格×3%+6万円+消費税、400万円以下の場合は上限約19.8万円)、譲渡所得税、印紙税などです。小豆島町の価格帯であれば3,000万円特別控除により税負担がゼロになるケースがほとんどです。
島外の不動産会社にも売却を依頼できますか?
はい、高松市など本土側の不動産会社も小豆島の物件を扱っているケースがあります。島内の会社と島外の会社の両方に相談し、より広いネットワークで買い手を探すのが効果的です。
空き家を相続しましたが、売却すべきですか?
空き家のまま放置すると建物の劣化が進み、資産価値がさらに下がります。管理の負担や固定資産税のコストもかかるため、活用予定がなければ早めに売却を検討するのがおすすめです。

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