横浜市栄区の中古マンション相場と狙い目エリア

横浜市栄区の中古マンション相場

横浜市栄区の中古マンション平均価格は約2,255万円で、坪単価は約107万円。平均専有面積は約70㎡で、ファミリー向けの3LDKが中心の市場だ。市場トレンドは横ばいで、急激な値動きのない安定した市場環境にある。

栄区は横浜市の南端に位置し、JR根岸線の本郷台駅が区内の中心駅。隣駅の大船駅(鎌倉市)も生活圏に含まれ、JR東海道線・横須賀線・湘南モノレールなど複数路線が利用できる。横浜駅まで本郷台駅からJRで約25分、大船駅経由で東京駅まで約45分のアクセスだ。

2,255万円という平均価格は横浜市内では手頃な部類で、70㎡クラスのマンションが2,000万円台で手に入る。横浜市のアドレスを維持しながら緑豊かな環境で暮らしたい方にとって、コストパフォーマンスの高いエリアだ。

エリアによる価格差とその理由

栄区内のマンションはJR根岸線沿線と、そこから離れた丘陵地に分布している。エリアによって価格と住環境が異なる。

本郷台駅周辺

栄区の中心駅で、区役所や図書館など公共施設が集まるエリア。駅前にはスーパーやクリニックがあり、日常の生活利便性が確保されている。駅徒歩圏のマンションは区内では比較的高めの価格帯だが、利便性と資産性のバランスが良い。1980〜90年代に開発された大規模マンションが多く流通している。

大船駅周辺(笠間エリア)

大船駅は鎌倉市に所在するが、駅の北西側は栄区の笠間エリアだ。JR東海道線・横須賀線・根岸線が利用でき、交通利便性は区内随一。駅前の商業施設(大船ルミネウィングなど)が充実しており、生活利便性も高い。大船駅徒歩圏のマンションは本郷台駅周辺より高値がつく傾向がある。

桂台・公田エリア

本郷台駅から少し離れた丘陵地の住宅地。緑に囲まれた落ち着いた住環境で、バス便が中心になるエリアもある。駅距離がある分、価格は駅周辺より抑えめだ。広めの敷地にゆとりのある配棟がされた団地型マンションが多く、のびのびとした環境を求めるファミリーに向いている。

飯島町・長沼町エリア

区の東側に位置し、JR根岸線の港南台駅方面にも近いエリア。栄区と港南区の境界付近で、両方の生活圏を利用できる。価格帯は区内平均前後で、駅からの距離と物件の条件によって幅がある。

横ばい市場での賢い買い方

トレンドが横ばいということは、価格が急騰するリスクも急落するリスクも低い。住宅ローン金利の動向を見ながら、条件に合う物件が出たタイミングで購入するのが合理的だ。

栄区は実需(自分で住む目的)中心のエリアのため、投機的な価格変動が起きにくい安定した市場だ。「買い時を逃した」と焦る必要はないが、金利上昇局面では購入コストが増加するため、検討中の方は早めの情報収集をおすすめする。

70㎡・2,255万円という水準は、横浜市中心部(中区・西区)の半分程度。同じ予算でより広い物件を選ぶか、予算を抑えて生活のゆとりを確保するか、栄区ならどちらの戦略も取りやすい。

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購入時のチェックポイント

管理状態の確認

栄区には1970〜80年代に建てられた大規模マンションや団地が多い。管理組合の運営状況と修繕積立金の残高が資産価値を大きく左右する。大規模修繕の実施履歴と今後の修繕計画、管理費・修繕積立金の滞納率を確認しよう。管理が行き届いた物件は築年数が経過していても住環境と資産価値が維持される。

坂道と高低差

栄区は丘陵地が多く、駅から物件までの道のりに坂道がある場合も多い。地図上の徒歩分数だけでなく、実際に歩いて高低差を体感しておくことが大切だ。特に桂台・公田方面は高台に位置するため、通勤路の確認は欠かせない。

旧耐震と新耐震

1981年6月以前の旧耐震基準で建てられた物件は、住宅ローン控除の適用条件が厳しくなる。ただし耐震診断で基準適合が証明されていれば控除対象になる場合もあるため、事前に確認しておこう。

諸費用の目安

中古マンション購入時の諸費用は物件価格の6〜8%が目安だ。2,255万円の物件なら135〜180万円程度。仲介手数料(売買価格400万円超で「売買価格×3%+6万円+消費税」が上限)、登記費用、住宅ローン関連費用などが含まれる。

周辺エリアとの比較

栄区の坪単価107万円を周辺と比べると、位置づけが明確になる。

北側の港南区は坪109万円前後でほぼ同水準。西側の戸塚区も同程度からやや高め。南側の鎌倉市は大船駅周辺で同等以上、市中心部はさらに高い。東側の磯子区は栄区と同等かやや高い傾向がある。

栄区のアドバンテージは、横浜市のアドレスを持ちながら自然豊かな住環境が手に入ること。大船駅の交通利便性を利用できるのも大きな魅力だ。「都心アクセスを確保しつつ、緑の多い環境で手頃にマンションを購入したい」という方に、栄区は最適な選択肢のひとつだ。

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よくある質問

横浜市栄区の中古マンション平均価格はいくらですか?
横浜市栄区の中古マンション平均価格は約2,255万円、坪単価は約107万円です。平均専有面積は約70㎡で、ファミリー向けの3LDKが中心です。市場トレンドは横ばいで、安定した市場環境にあります。
栄区でマンションを買うならどのエリアがおすすめですか?
交通利便性を重視するなら大船駅に近い笠間エリアがおすすめです。JR東海道線・横須賀線・根岸線が利用できます。区内の生活利便性なら本郷台駅周辺、緑豊かな環境と広さを求めるなら桂台・公田エリアが選択肢になります。
栄区の中古マンション市場は今後どうなりますか?
現在のトレンドは横ばいで、急騰・急落のリスクが低い安定した市場です。実需中心のエリアのため投機的な値動きは起きにくく、条件に合う物件が見つかったタイミングで購入するのが合理的です。
栄区から都心へのアクセスはどうですか?
本郷台駅からJR根岸線で横浜駅まで約25分です。大船駅を利用すれば、JR東海道線で東京駅まで約45分。大船駅はJR横須賀線も使えるため、品川・新橋方面へのアクセスも良好です。
築古マンションの購入で注意すべき点は?
1981年6月以前の旧耐震基準の物件は住宅ローン控除の適用条件に注意が必要です。管理組合の運営状況、修繕積立金の残高、大規模修繕の実施履歴を必ず確認しましょう。管理が良好な物件は築年数が経過しても資産価値が維持されます。

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