相模原市緑区の土地相場ガイド【エリア別地価を解説】
相模原市緑区の地価の概況
相模原市緑区の公示地価は**㎡あたり約18.3万円(坪単価約60万円)で、前年比+3.72%**の上昇です。区全体では手頃な地価水準ですが、橋本駅周辺は坪142万円と突出して高く、郊外では坪37万円台と大きな幅があります。
緑区は相模原市の西部に広がる広大な区で、橋本駅を中心とした市街地から、津久井湖・相模湖周辺の山間部まで、多様な地域を含みます。土地相場に大きな影響を与えているのが、橋本駅へのリニア中央新幹線の停車駅設置計画です。
エリア別の地価
坪80万円以上のエリア(橋本駅周辺)
| エリア | 坪単価(目安) |
|---|---|
| 橋本 | 約142万円 |
| 東橋本 | 約94万円 |
| 西橋本 | 約93万円 |
橋本エリアが坪142万円と区内で飛び抜けて高いのは、橋本駅の交通利便性に加え、リニア中央新幹線の駅設置計画が大きく影響しています。橋本駅はJR横浜線・相模線と京王相模原線の3路線が乗り入れ、京王線で新宿まで約40分です。
東橋本と西橋本は橋本駅から徒歩圏〜自転車圏の住宅地で、坪90万円台。リニア駅の開業予定エリアに近い東橋本はやや高めです。
坪50万〜80万円のエリア
| エリア | 坪単価(目安) |
|---|---|
| 二本松 | 約61万円 |
| 原宿 | 約58万円 |
| 相原 | 約57万円 |
| 原宿南 | 約49万円 |
橋本駅からやや離れた住宅地で、JR横浜線の相原駅周辺も含まれます。二本松(坪61万円)や相原(坪57万円)は落ち着いた住宅街で、橋本駅周辺と比べると手頃です。
坪50万円以下のエリア
| エリア | 坪単価(目安) |
|---|---|
| 久保沢 | 約41万円 |
| 橋本台 | 約41万円 |
| 向原 | 約41万円 |
| 町屋 | 約40万円 |
| 下九沢 | 約37万円 |
橋本駅や相原駅からさらに離れた郊外エリアです。バス便が中心になりますが、坪40万円前後で広い土地を確保できるため、注文住宅を検討するファミリー層には魅力的な価格帯です。
なお、区の西部にある津久井地域(旧津久井町・相模湖町方面)には坪0.09万円(坪約900円)の山林価格も含まれますが、住宅地としての利用には条件の確認が必要です。
エリアの特徴と地価の背景
橋本駅周辺
橋本駅はJR横浜線・相模線と京王相模原線が乗り入れるターミナル駅で、緑区の中心地です。駅前にはアリオ橋本、ミウィ橋本などの商業施設があり、生活利便性が高いです。
最大の注目点は**リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)**の設置計画です。開業すれば品川まで約10分(予定)で結ばれ、橋本駅の価値が飛躍的に高まることが見込まれています。この期待感がすでに地価に反映されており、橋本エリアの坪142万円は相模原市内ではトップクラスの水準です。
相原駅周辺
JR横浜線の相原駅は橋本駅の隣駅で、八王子方面にも出やすい位置です。駅周辺は住宅地と農地が混在する郊外的な環境で、坪57万円と橋本に比べて大幅に手頃です。橋本駅まで1駅のアクセスを考えると、コストパフォーマンスが高いエリアといえます。
東橋本・西橋本エリア
リニア駅の予定地に近い東橋本は今後の地価上昇が特に期待されるエリアです。西橋本も橋本駅の西側に広がる住宅地で、国道16号へのアクセスが良く、車通勤の方にも便利です。
郊外エリア(下九沢・久保沢・町屋)
橋本駅から3〜5km離れた郊外エリアです。自然に囲まれた環境で、坪37〜41万円と手頃な地価が魅力です。車があればショッピングモールや橋本駅へのアクセスに困ることはなく、広い庭のある注文住宅を建てたい方に向いています。
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緑区の地価を周辺と比べると、以下のような位置づけです。
- 相模原市中央区: 相模原駅を含み、緑区とほぼ同等
- 相模原市南区: 小田急線沿線を含み、緑区よりやや高い傾向
- 町田市: 町田駅周辺は高いが、相原方面は緑区と同等
- 八王子市: JR横浜線沿線では緑区と同等の水準
橋本駅周辺に限れば、リニア効果で周辺市区を上回る水準ですが、区全体では手頃なポジションです。
緑区で土地を買うときのポイント
- リニアの開業時期: リニア中央新幹線の開業時期は当初の2027年から遅れる見通し。開業前に購入すれば値上がり益が期待できるが、計画変更のリスクも考慮
- 橋本駅徒歩圏の希少性: 橋本駅から徒歩15分以内の住宅用地は供給が限られており、出れば競争率が高い
- バス便エリアの将来性: 郊外エリアはバス路線の維持が長期的な課題。将来的な人口減少によるバス路線の縮小リスクも視野に入れる
- 傾斜地: 丘陵部では傾斜地の土地がある。造成費用や擁壁の状態を確認
- 水害リスク: 相模川・境川沿いのエリアは浸水リスクがあるため、ハザードマップの確認が必須
前年比+3.72%の上昇に加え、リニア開業への期待感がある緑区は、今後も橋本駅周辺を中心に地価上昇が見込まれるエリアです。郊外では坪37万円台から土地が見つかるため、予算に応じた柔軟な土地選びができます。
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よくある質問
- 相模原市緑区の土地の坪単価はいくらですか?
- 緑区の公示地価は坪単価約60万円です。ただし橋本駅周辺の坪142万円から郊外の坪37万円まで大きな幅があります。リニア駅の設置計画がある橋本エリアが突出して高い水準です。
- リニア中央新幹線は地価にどう影響していますか?
- 橋本駅にリニアの神奈川県駅が設置される計画で、開業すれば品川まで約10分と大幅なアクセス改善が見込まれます。この期待感がすでに地価に反映されており、橋本エリアの地価上昇を牽引しています。
- 緑区で土地が安いエリアはどこですか?
- 下九沢(坪約37万円)、町屋・向原・久保沢・橋本台(坪約40万円)が手頃です。橋本駅からバス利用になりますが、広い土地に注文住宅を建てたい方には魅力的な価格帯です。
- 橋本駅の交通利便性はどうですか?
- JR横浜線・相模線と京王相模原線の3路線が利用可能です。京王線で新宿まで約40分、JR横浜線で横浜方面へもアクセスできます。リニア開業後は品川まで約10分(予定)になります。
- 相原駅周辺は住みやすいですか?
- 橋本駅の隣駅で坪57万円と手頃です。住宅地と農地が混在する郊外的な環境で落ち着いた住みやすさがあります。橋本駅まで1駅で出られるため、コストパフォーマンスが高いエリアです。
