川崎市麻生区の土地相場ガイド【エリア別地価を解説】

川崎市麻生区の地価の概況

川崎市麻生区の公示地価は**㎡あたり約28.9万円(坪単価約95万円)で、前年比+4.77%**の上昇です。川崎市7区の中では中間的な水準ですが、区内のエリアによって坪38万〜201万円と大きな幅があるのが特徴です。

麻生区は川崎市の最北西端に位置し、小田急線の新百合ヶ丘駅を中心に発展してきたエリアです。小田急多摩線も通り、はるひ野・栗平・黒川など多摩丘陵に開発されたニュータウンが広がっています。

エリア別の地価一覧

麻生区は16の主要地点で地価を確認でき、駅からの距離と利便性で大きな価格差があります。

坪100万円以上のエリア

エリア 坪単価(目安)
万福寺 約201万円
上麻生 約185万円
百合丘 約134万円
栗平 約109万円

万福寺(坪201万円)は新百合ヶ丘駅に近い好立地で、区内最高値です。駅前再開発エリアに隣接し、商業施設や公共施設へのアクセスが抜群です。上麻生(坪185万円)も新百合ヶ丘駅圏で、閑静な住宅街として人気があります。

百合丘(坪134万円)は小田急線百合ヶ丘駅・新百合ヶ丘駅の間に位置し、昔ながらの住宅街です。栗平(坪109万円)は小田急多摩線の栗平駅周辺で、整備された住宅街が広がっています。

坪60万〜100万円のエリア

エリア 坪単価(目安)
王禅寺西 約82万円
はるひ野 約78万円
白鳥 約72万円
高石 約70万円
虹ケ丘 約68万円
栗木台 約66万円
片平 約64万円
王禅寺東 約63万円
栗木 約61万円

この価格帯は駅からやや離れた住宅地が中心です。はるひ野(坪78万円)は小田急多摩線の終着駅はるひ野駅周辺で、2004年に開発された比較的新しいニュータウンです。王禅寺西(坪82万円)は自然が豊かなエリアで、広い敷地の戸建てが建てられます。

坪60万円以下のエリア

エリア 坪単価(目安)
向原 約50万円
岡上 約47万円
下麻生 約47万円
片平(最安地点) 約38万円

駅からの距離がある郊外エリアで、区内で最も手頃な地価です。片平の最安地点は坪38万円で、万福寺(坪201万円)の約5分の1です。バス便中心の立地ですが、広い敷地に注文住宅を建てたい方には魅力的な価格帯です。

エリアの特徴と地価の背景

新百合ヶ丘駅周辺(万福寺・上麻生)

新百合ヶ丘駅は小田急線と小田急多摩線の分岐駅で、急行・快速急行が停車します。新宿まで約25分のアクセスです。駅前にはイオンスタイル新百合ヶ丘、エルミロード、OPAなど商業施設が充実し、麻生区のみならず近隣の多摩市・町田市からも買い物客が訪れます。

映画館やアートセンターもあり、文化的な街としても知られています。こうした商業・文化施設の充実度が、駅周辺の地価を押し上げています。

百合丘・新百合ヶ丘間エリア

百合ヶ丘駅と新百合ヶ丘駅の間に広がる住宅街です。開発が古い分、成熟した街並みと大きな樹木のある落ち着いた環境が魅力です。坂道が多い地形ですが、どちらの駅にもアクセスできる立地です。

多摩線沿線(栗平・はるひ野)

小田急多摩線沿線は計画的に開発されたニュータウンが続くエリアです。栗平駅・はるひ野駅周辺は道路が広く整備されており、子育て環境に優れています。新百合ヶ丘駅へは多摩線で数分のアクセスです。

王禅寺・白鳥エリア

麻生区の中央に位置する丘陵エリアで、自然が豊かな住宅地です。駅からはバス利用が中心になりますが、静かな住環境と広い敷地が魅力です。王禅寺ふるさと公園など大きな緑地が点在しています。

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周辺市区との比較

麻生区の地価を周辺と比べると、以下のような位置づけです。

  • 川崎市宮前区: 田園都市線沿線で麻生区よりやや高い
  • 川崎市多摩区: 登戸駅周辺を除き、麻生区とほぼ同等
  • 町田市: 小田急線で隣接。町田駅周辺は高いが、郊外は麻生区と同等
  • 多摩市: 多摩センター周辺を含み、麻生区とほぼ同等
  • 稲城市: はるひ野駅に隣接。麻生区よりやや安い傾向

麻生区は新百合ヶ丘駅の商業集積を核に、周辺エリアと比べて生活利便性の高さが価格に反映されています。

麻生区で土地を買うときのポイント

  • 高低差の確認: 多摩丘陵の地形のため坂道が多い。特に駅から離れたエリアでは急な坂があるため、実際に歩いて確認
  • 擁壁: 高低差のある土地では擁壁の種類と状態を確認。やり替えが必要な場合は数百万円の費用がかかる
  • バス便の実態: 駅から離れたエリアではバスが主要交通手段。運行本数、最終便の時間、雨天時の遅延状況を確認
  • 用途地域: 第一種低層住居専用地域が多く、建蔽率・容積率の制限が厳しい場所がある。希望する広さの家が建てられるか事前に確認
  • 地盤: 丘陵地の切土・盛土の違いで地盤の安定性が異なる。地盤調査費用は5〜10万円程度

前年比+4.77%の上昇が示すように、麻生区の地価は堅調です。坪38万円から201万円まで幅広い選択肢があるため、予算とライフスタイルに合ったエリアを選びやすいのが麻生区の強みです。

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よくある質問

川崎市麻生区の土地の坪単価はいくらですか?
麻生区の公示地価は坪単価約95万円です。ただし新百合ヶ丘駅近くの万福寺(坪約201万円)から片平の最安地点(坪約38万円)まで、約5倍の開きがあります。
麻生区の地価は上がっていますか?
前年比+4.77%の上昇です。新百合ヶ丘駅の商業集積の充実と、小田急線沿線の住宅需要の堅調さが地価上昇を支えています。
麻生区で土地が安いエリアはどこですか?
片平(坪約38万円)、下麻生・岡上(坪約47万円)が区内で最も手頃です。駅からバス利用になりますが、広い敷地に注文住宅を建てたい方には魅力的な価格帯です。
新百合ヶ丘駅から都心へのアクセスは?
小田急線の急行・快速急行で新宿まで約25分です。小田急多摩線の起点でもあり、多摩方面にもアクセスできます。通勤利便性と商業施設の充実度は川崎市北部でトップクラスです。
はるひ野エリアの住環境はどうですか?
はるひ野は2004年開発の比較的新しいニュータウンで、道路が広く整備された計画的な街並みが特徴です。坪約78万円と区内では中間的な価格帯で、子育て環境に優れています。

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