楽天銀行の住宅ローンでポイントが貯まる仕組みと注意点

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/31

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楽天銀行の住宅ローンでポイントが貯まる仕組みとは

楽天銀行の住宅ローンを検討している方の中には、「楽天ポイントがどれくらい貯まるのか」「本当にお得なのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、楽天銀行住宅ローンのポイント還元の仕組み、メリット・デメリット、他行との比較を、楽天銀行公式サイト住宅金融支援機構の情報を元に解説します。

この記事のポイント

  • 楽天銀行住宅ローンはキャンペーンポイント+ハッピープログラムで継続的にポイント優遇
  • 事務手数料は定額33万円(税込)で、借入額が大きいほど他行より有利
  • 全疾病保障・がん50%保障が無料付帯で保障内容が充実
  • 金利水準は0.5-0.7%程度でやや高めのため、総返済額での比較が重要

ハッピープログラムと住宅ローンの関係

楽天銀行の住宅ローンでポイントを貯める方法は、大きく2つあります。

(1) キャンペーンポイントの獲得条件と付与時期

楽天銀行公式サイトによると、楽天会員限定でキャンペーンエントリー&住宅ローン借入でポイントがもらえます。

項目 内容
獲得条件 キャンペーンエントリー+借入実行
付与時期 融資実行後
ポイント種別 期間限定ポイント(有効期限3ヶ月)
登録期限 融資実行月の末日までに楽天ポイント口座登録必須

(2) ハッピープログラムのステージアップ特典

住宅ローンを楽天銀行で契約し、返済口座に指定すると、ハッピープログラムのステージが1ランクアップします。

ステージ ATM手数料無料 振込手数料無料 ポイント倍率
ベーシック - - 1倍
アドバンスト 1回/月 1回/月 1倍
プレミアム 2回/月 2回/月 2倍
VIP 5回/月 3回/月 3倍
スーパーVIP 7回/月 3回/月 3倍

(出典: 楽天銀行ハッピープログラム

楽天銀行住宅ローンのメリット

(1) 事務手数料定額33万円(他行2.2%と比較)

楽天銀行の住宅ローンは、事務手数料が定額33万円(税込)です。

借入額 楽天銀行(定額) 他行(2.2%) 差額
2,000万円 33万円 44万円 11万円お得
3,000万円 33万円 66万円 33万円お得
4,000万円 33万円 88万円 55万円お得
5,000万円 33万円 110万円 77万円お得

借入額が大きいほど、定額制のメリットが大きくなります。

(2) 全疾病保障・がん50%保障が無料付帯

2020年1月から、全疾病保障とがん50%保障が無料で付帯されています。他行では有料オプションになることが多い保障が、追加費用なしで利用できます。

(3) 楽天経済圏との相性

楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)対象となり、日常の買い物でもポイント還元率がアップする可能性があります。

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楽天銀行住宅ローンのデメリット・注意点

(1) 金利水準がやや高め(0.5-0.7%程度)

楽天銀行公式の金利一覧によると、変動金利は0.995%-1.645%(2025年時点)です。

他のネット銀行(0.3-0.4%台)と比較すると、やや高めの金利水準となっています。

(2) 適用金利は審査結果で変動

楽天銀行の住宅ローンは、審査結果により適用金利が変動します。最優遇金利が保証されるわけではないため、事前審査を受けて実際の適用金利を確認することが重要です。

(3) 楽天銀行以外を返済口座にすると優遇消失

返済口座を楽天銀行以外に指定すると、事務手数料が融資額の1.43%(最低11万円)に変更されます。定額33万円のメリットを活かすには、楽天銀行を返済口座にする必要があります。

他行のポイント還元サービスとの比較

(1) 各銀行のポイント制度比較

銀行 ポイント還元内容
楽天銀行 キャンペーンポイント+ハッピープログラム
イオン銀行 月25-100ポイント+イオンで5%割引(完済まで)
住信SBIネット銀行NEOBANK JALマイル最大20万、Vポイント最大12万等
PayPay銀行 50歳未満は月50ポンタポイント
りそな銀行 1回限り1万クラブポイント

(2) ポイントだけでなく総返済額で判断する重要性

ポイント還元は魅力的ですが、住宅ローン選びで最も重要なのは総返済額です。金利差0.1%でも、3,000万円・35年借入の場合、総返済額に約60万円の差が生じます。

ポイント還元額と金利差による総返済額の違いを比較し、総合的に判断することをおすすめします。

まとめ:楽天銀行住宅ローンのポイント還元を賢く活用する

楽天銀行の住宅ローンは、キャンペーンポイントとハッピープログラムによる継続的なポイント優遇が魅力です。事務手数料定額33万円、全疾病保障・がん50%保障の無料付帯も大きなメリットです。

一方で、金利水準がやや高めのため、ポイント還元だけで判断せず、総返済額を含めた総合的な比較が重要です。

住宅ローンは人生最大の借入れとなることが多いため、複数の金融機関で事前審査を受け、条件を比較検討することをおすすめします。詳細は楽天銀行公式サイトでご確認ください。

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よくある質問

Q1楽天銀行の住宅ローンでどれくらいポイントが貯まりますか?

A1キャンペーン時のポイント付与に加え、ハッピープログラムのステージが1ランクアップします。VIP以上になれば、楽天銀行での取引でポイントが3倍になります。ただし、キャンペーンポイントは期間限定ポイント(有効期限3ヶ月)のため、計画的な利用が必要です。楽天ポイント口座は融資実行月の末日までに登録してください。

Q2事務手数料33万円は他行と比較して安いですか?

A2借入額が大きいほど有利です。例えば、3,000万円借入の場合、他行の定率型(2.2%)では66万円かかりますが、楽天銀行は33万円で33万円お得になります。逆に少額借入では差が縮小するため、借入額に応じて比較検討することをおすすめします。

Q3楽天銀行の金利は他のネット銀行より高いですか?

A3変動金利は0.5-0.7%程度で、0.3-0.4%台のネット銀行より高めです。ただし、事務手数料定額33万円、全疾病保障・がん50%保障の無料付帯のメリットを含めた総返済額で比較することが重要です。金利だけでなく、総コストで判断してください。

Q4キャンペーンポイントはいつ付与されますか?

A4融資実行後に付与されます。楽天ポイント口座は融資実行月の末日までに登録が必要です。付与されるポイントは期間限定ポイント(有効期限3ヶ月)のため、計画的に使用する必要があります。キャンペーン条件は変更される場合があるため、最新情報は楽天銀行公式サイトでご確認ください。

Q5楽天銀行以外を返済口座にできますか?

A5可能ですが、事務手数料が融資額の1.43%(最低11万円)に変更され、定額33万円のメリットが消失します。例えば、3,000万円借入で42.9万円となり、定額型より約10万円高くなります。楽天銀行を返済口座にするのが推奨されます。

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