日宝土地建物とは|国土交通大臣免許(10)を持つ老舗不動産会社
日宝土地建物株式会社は、国土交通大臣免許(10)第003307号を持つ不動産会社です。免許番号のカッコ内の数字「10」は免許の更新回数を示しており、30年以上営業していることを意味します。
この記事では、日宝土地建物の会社概要・事業内容、口コミ・評判、不動産会社選びの基本ポイントを大阪府宅地建物取引業協会や就活会議の情報を元に解説します。
この記事のポイント
- 国土交通大臣免許(10)は30年以上営業している証拠で信頼性の目安になる
- 大阪本社と東京営業所の2拠点体制で事業展開
- レインズ(REINS)により物件情報は各社共通のため、会社の対応力・信頼性が重要
- 不動産会社選びでは複数社を比較検討することが必須
会社概要と事業内容|大阪本社・東京営業所の2拠点体制
(1) 会社情報・沿革と大阪府宅地建物取引業協会への加盟
大阪府宅地建物取引業協会によると、日宝土地建物株式会社の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 日宝土地建物株式会社 |
| 免許番号 | 国土交通大臣免許(10)第003307号 |
| 加盟団体 | 大阪府宅地建物取引業協会 |
| 拠点 | 大阪本社、東京営業所 |
大阪府宅地建物取引業協会(ハトマーク)に加盟しており、全国宅地建物取引業保証協会の営業保証金制度により消費者保護が図られています。
(2) 免許番号の見方と信頼性の判断基準
不動産会社の免許番号には「国土交通大臣免許」と「都道府県知事免許」の2種類があります。
| 種類 | 条件 |
|---|---|
| 国土交通大臣免許 | 複数の都道府県に事務所を持つ |
| 都道府県知事免許 | 1つの都道府県内にのみ事務所を持つ |
カッコ内の数字は免許の更新回数を示しており、1回の更新は5年(2006年以前は3年)です。日宝土地建物の「(10)」は10回更新しており、30年以上の営業実績があることを意味します。
ただし、免許番号はあくまで営業年数の目安であり、サービス品質を直接示すものではありません。長期営業は一定の信頼性の目安になりますが、実際の対応は担当者により異なります。
日宝土地建物のサービス内容|売買仲介・賃貸管理の特徴
(1) 売買仲介・賃貸仲介サービスの流れ
日宝土地建物では、土地・建物の売買仲介、賃貸仲介サービスを提供しています。一般的な売買仲介の流れは以下の通りです。
- 物件の相談・条件のヒアリング
- 物件の紹介・内見
- 購入申込・条件交渉
- 重要事項説明・契約締結
- 決済・引き渡し
仲介手数料は宅地建物取引業法で上限が定められており、売買の場合は「物件価格×3%+6万円+消費税」が上限です(400万円超の場合)。
(2) 賃貸管理業と投資物件の取扱い
賃貸管理業では、賃貸物件のオーナーから委託を受けて、入居者募集、契約管理、建物管理等を行います。投資物件の売買仲介も取り扱っているため、収益物件を探している方は相談可能です。
口コミ・評判|従業員目線の評価と顧客対応の実態
(1) 就活会議・転職会議での従業員評価(3.2点/5点満点)
就活会議によると、日宝土地建物の従業員評価は5点満点中3.2点です。
| 評価項目 | 口コミの傾向 |
|---|---|
| ワークライフバランス | 残業が少なく良好との声 |
| 社風 | 風通しが良いとの評価 |
ただし、これらは従業員目線の評価であり、顧客としての利用体験とは異なる場合があります。実際の対応は担当者や時期により異なるため、問い合わせ時の対応で判断することが重要です。
(2) ワークライフバランスと社風
口コミでは「残業が少ない」「ワークライフバランスが取りやすい」との評価がありますが、これは従業員の就職・転職検討時の情報であり、顧客サービスの品質を直接示すものではありません。
不動産会社を選ぶ際は、実際に問い合わせて対応を確認し、複数社を比較検討することを推奨します。
不動産会社を選ぶ際の基本ポイント|複数社比較の重要性
(1) レインズ(REINS)と物件情報の共有の仕組み
不動産業界では、レインズ(REINS:不動産流通標準情報システム)というシステムにより、宅建業者間で物件情報が共有されています。そのため、どの不動産会社に依頼しても、基本的には同じ物件情報にアクセス可能です。
つまり、不動産会社選びでは「物件情報の多さ」よりも「会社の対応力・信頼性」が重要になります。
(2) 良い不動産会社を見極める7つのチェックポイント
不動産会社選びのガイドによると、信頼できる不動産会社を見極めるポイントは以下の7つです。
- 丁寧なヒアリング: 希望条件を詳しく聞いてくれるか
- リスク説明: 物件のデメリットやリスクも説明してくれるか
- 迅速な対応: 問い合わせへの回答が早いか
- 押し売りしない: 契約を急がせず、検討時間を与えてくれるか
- 専門知識: 法律・税務の基本知識があるか
- 透明性: 費用や手続きを明確に説明してくれるか
- アフターフォロー: 契約後もサポートがあるか
特に「物件のデメリットやリスクも説明してくれるか」は重要なポイントです。メリットばかり強調する会社は避け、客観的な情報提供をしてくれる会社を選びましょう。
まとめ|日宝土地建物を利用する際の確認事項
日宝土地建物株式会社は、国土交通大臣免許(10)を持つ30年以上の営業実績がある不動産会社です。大阪本社と東京営業所の2拠点体制で事業展開しています。
不動産会社選びの確認事項
- 免許番号のカッコ内の数字で営業年数を確認(目安として活用)
- 大阪府宅地建物取引業協会やハトマークサイトで加盟状況を確認
- レインズにより物件情報は各社共通のため、対応力・信頼性を重視
- 必ず複数社に問い合わせて比較検討
- 物件のデメリットやリスクも説明してくれる会社を選ぶ
不動産取引は大きな買い物です。1社だけで決めず、複数の不動産会社に相談して比較検討することを強く推奨します。


