新築7000万円の固定資産税はいくら?計算方法・軽減措置・実例

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/6

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なぜ新築7000万円の固定資産税を知るべきなのか?購入前の資金計画に必須

新築住宅の購入を検討する際、「7000万円の新築の固定資産税はいくらか」「毎年いくら払うのか」と不安に感じる方は少なくありません。固定資産税は毎年の維持費の大きな部分を占めるため、購入前に正確な金額を把握することが重要です。

この記事では、国土交通省東京都主税局の公式情報を元に、固定資産税の計算方法、新築の軽減措置、7000万円の実例、注意点を解説します。

新築購入の初心者でも、固定資産税の仕組みを正確に理解し、無理のない資金計画を立てられるようになります。

この記事のポイント

  • 7000万円の新築(土地4000万円・建物3000万円)の固定資産税は年間約21万円が目安
  • 新築住宅は3年間(マンション5年間)、建物の固定資産税が1/2に軽減される
  • 4年目以降は軽減措置が終了し、建物の固定資産税が約2倍に上がる可能性がある
  • 小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額×1/6に軽減される特例あり
  • 2024年は3年に1度の評価替えの年で、建築資材の高騰により評価額が上昇する可能性

固定資産税は毎年の維持費の大きな部分を占める

固定資産税は、毎年1月1日時点の不動産所有者に課される地方税です。標準税率は1.4%で、購入後は毎年支払う必要があります。

4年目以降に税額が約2倍に上がる可能性がある

新築住宅は3年間(マンション5年間)、建物の固定資産税が1/2に軽減されます。しかし、4年目以降は軽減措置が終了し、税額が約2倍に上がる可能性があります。

この増加を見越した資金計画を立てないと、家計に大きな負担となります。

購入前に維持費の総額を把握することが重要

固定資産税に加え、都市計画税(標準税率0.3%)も別途かかります。購入前に、固定資産税+都市計画税の総額を把握し、無理のない資金計画を立ててください。

固定資産税の基本(計算方法・税率・評価額)

固定資産税=固定資産税評価額×税率1.4%

東京都主税局によると、固定資産税は以下の式で計算されます。

固定資産税 = 固定資産税評価額×税率1.4%(標準税率)

固定資産税評価額は、自治体が定める土地・建物の評価額です。実際の市場価格ではなく、一定の基準により算出されます。

固定資産税評価額の決まり方(土地は公示地価の70%、建物は再建築価格×経年減点補正率)

長谷工の仲介によると、評価額は以下のように決まります。

項目 評価額の決まり方
土地 公示地価の70%程度
建物 再建築価格×経年減点補正率

再建築価格とは、同じ建物を新築した場合の建築費です。経年減点補正率とは、築年数に応じた価値の減少率です。

都市計画税(標準税率0.3%)も別途かかる

都市計画区域内の土地・建物には、固定資産税に加えて都市計画税(標準税率0.3%)も課されます。

都市計画税 = 固定資産税評価額×税率0.3%(標準税率)

固定資産税と合わせると、実質的な税率は1.7%(1.4%+0.3%)となります。

納期と納税方法(年4回分割、一括納付も可能)

固定資産税・都市計画税の納期は自治体により異なりますが、一般的に以下の通りです。

納期 納付期限(一般的な例)
第1期 6月
第2期 9月
第3期 12月
第4期 翌年2月

年4回分割が基本ですが、第1期の納期限までに1年分を一括納付することも可能です。

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新築住宅の軽減措置(3年間1/2減額・長期優良住宅)

新築住宅は3年間(マンション5年間)建物の固定資産税が1/2に軽減

国土交通省によると、新築住宅は以下の軽減措置があります。

項目 軽減内容
軽減期間 一戸建て3年間、マンション5年間
軽減内容 建物の固定資産税を1/2に軽減
軽減対象 床面積50㎡以上280㎡以下の新築住宅

(出典: 国土交通省

軽減措置は建物のみが対象で、土地の固定資産税は軽減されません。

長期優良住宅は5年間(マンション7年間)に延長

長期優良住宅の認定を受けた場合、軽減期間が延長されます。

項目 軽減期間
一戸建て 5年間
マンション 7年間

長期優良住宅の認定には、申請手続きが必要です。

小規模住宅用地(200㎡以下)は評価額×1/6に軽減

住宅用地には、以下の特例があります。

区分 軽減内容
小規模住宅用地(200㎡以下) 固定資産税評価額×1/6
一般住宅用地(200㎡超) 固定資産税評価額×1/3

これらの特例は、土地の固定資産税を大幅に軽減します。

軽減措置の要件と適用期限(2026年3月31日まで)

新築住宅の軽減措置の適用期限は、2026年3月31日までの取得が対象です(2024年時点)。

軽減措置の要件は以下の通りです。

  • 床面積: 50㎡以上280㎡以下
  • 取得時期: 2026年3月31日まで
  • 用途: 居住用(別荘等は対象外)

一般住宅の軽減措置は申請不要ですが、長期優良住宅の場合は申請が必須です。

新築7000万円の固定資産税シミュレーション(実例)

土地4000万円・建物3000万円の場合の計算例

Openhouse-groupによると、7000万円(土地4000万円・建物3000万円)の固定資産税は年間約21万円が目安です。

前提条件:

  • 土地: 4000万円(公示地価)、150㎡(小規模住宅用地)
  • 建物: 3000万円(建築費)、新築一戸建て
  • 都市計画区域内

1年目~3年目の税額(年間約21万円、軽減措置適用)

土地の固定資産税・都市計画税:

  • 固定資産税評価額: 4000万円×70% = 2800万円
  • 小規模住宅用地(150㎡): 2800万円×1/6 = 約467万円
  • 固定資産税: 467万円×1.4% = 約6.5万円
  • 都市計画税: 467万円×0.3% = 約1.4万円
  • 土地合計: 約7.9万円

建物の固定資産税・都市計画税:

  • 固定資産税評価額: 3000万円×60%(新築の評価額目安) = 1800万円
  • 固定資産税(軽減措置適用): 1800万円×1.4%×1/2 = 約12.6万円
  • 都市計画税: 1800万円×0.3% = 約5.4万円
  • 建物合計: 約18.0万円

1年目~3年目の総額: 約7.9万円+約18.0万円 = 約25.9万円

※上記は簡易計算のため、実際の税額は異なる場合があります。

4年目以降の税額(軽減措置終了後)

4年目以降は新築軽減措置が終了し、建物の固定資産税が約2倍になります。

建物の固定資産税:

  • 固定資産税(軽減措置なし): 1800万円×1.4% = 約25.2万円
  • 都市計画税: 1800万円×0.3% = 約5.4万円
  • 建物合計: 約30.6万円

4年目以降の総額: 約7.9万円+約30.6万円 = 約38.5万円

ただし、建物の経年劣化により評価額は下がるため、実際の増加幅は状況により異なります。

都市計画税を含めた総額

固定資産税と都市計画税を合わせた総額は、1年目~3年目で約25.9万円、4年目以降で約38.5万円が目安です。

実際の税額は自治体や物件により異なるため、個別の計算は税理士や自治体への相談を推奨します。

固定資産税が変動する要因(評価替え・経年劣化)

3年ごとの評価替え(2024年が評価替えの年、次回は2027年)

固定資産税評価額は、3年ごとに見直されます(評価替え)。2024年が評価替えの年で、次回は2027年です。

2024年評価替えによる影響(建築資材高騰で評価額上昇の可能性)

長谷工の仲介によると、2024年の評価替えでは、建築資材の高騰により建物の評価額が上昇する可能性があります。

評価額が上昇すると、固定資産税も上昇します。

建物の経年劣化による評価額の減少

建物は経年劣化により、評価額が減少します。経年減点補正率により、築年数に応じて評価額が下がります。

一般的に、木造住宅は築20年程度で評価額が約20%まで減少します。

4年目以降の税額変動

4年目以降は、新築軽減措置の終了により税額が上がる一方、建物の経年劣化により評価額が下がります。

この2つの要因により、実際の税額変動は状況により異なります。

まとめ:新築7000万円の固定資産税と注意点

7000万円の新築(土地4000万円・建物3000万円)の固定資産税は、年間約21万円~約38.5万円が目安です。1年目~3年目は新築軽減措置により年間約25.9万円、4年目以降は約38.5万円となります。

新築住宅は3年間(マンション5年間)、建物の固定資産税が1/2に軽減されます。4年目以降は軽減措置が終了し、税額が約2倍に上がる可能性があるため、購入前に長期的な資金計画を立ててください。

2024年は3年に1度の評価替えの年で、建築資材の高騰により評価額が上昇する可能性があります。都市計画税も含めた総額を把握し、無理のない資金計画を立てましょう。

個別の計算は税理士や自治体への相談を推奨します。最新の評価額は自治体で確認してください。

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よくある質問

Q1新築7000万円の固定資産税はいくらですか?

A1土地4000万円・建物3000万円の場合、年間約21万円~約38.5万円が目安です(小規模住宅用地と新築軽減措置を適用した場合)。1年目~3年目は新築軽減措置により年間約25.9万円、4年目以降は約38.5万円となります。ただし、土地・建物の内訳や所在地により異なります。詳細は自治体または税理士への相談を推奨します。都市計画税も含めた総額を事前に把握してください。

Q2新築住宅の軽減措置はどのくらいですか?

A2床面積50㎡以上280㎡以下の新築住宅は、3年間(マンション5年間)建物の固定資産税が1/2に軽減されます。長期優良住宅の場合、一戸建て5年間・マンション7年間に延長されます。適用期限は2026年3月31日までの取得が対象です。一般住宅は申請不要ですが、長期優良住宅は申請が必須です。軽減措置は建物のみが対象で、土地は対象外です。

Q34年目以降はどうなりますか?

A34年目以降は新築軽減措置が終了し、建物の固定資産税が約2倍に上がる可能性があります。ただし、経年劣化により建物の評価額は下がるため、実際の増加幅は状況により異なります。都市計画税も含めた総額を事前に把握し、長期的な資金計画を立ててください。4年目以降の税額変動を見越した資金計画が重要です。個別の計算は税理士への相談を推奨します。

Q4固定資産税評価額はどう決まりますか?

A4土地は公示地価の70%程度、建物は再建築価格に経年減点補正率を乗じて算出されます。2024年は3年に1度の評価替えの年で、建築資材の高騰により建物の評価額が上昇する可能性があります。最新の評価額は自治体で確認してください。評価替えは3年ごとに実施され、次回は2027年です。評価額が上昇すると固定資産税も上昇します。

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