三菱UFJ銀行の住宅ローン借り換え|金利・手数料と審査のポイント

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/16

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三菱UFJ銀行への住宅ローン借り換えを検討する理由

住宅ローンの返済中に「もっと金利を下げられないか」と感じる方は少なくありません。現在の金利が1%以上高い場合、三菱UFJ銀行への借り換えで総返済額を大幅に削減できる可能性があります。

この記事では、三菱UFJ銀行の住宅ローン借り換えについて、金利・手数料・審査のポイントを三菱UFJ銀行の公式情報を元に解説します。借り換えを検討している方が、自分にとってメリットがあるかどうか判断できるようになります。

この記事のポイント

  • 借り換えの目安は「金利差1%以上・残高1,000万円以上・残期間10年以上」
  • 三菱UFJ銀行は電子契約で印紙税不要・来店不要の手続きが可能
  • 借り換え諸費用は30万〜100万円程度だが、新規ローンに組み込み可能
  • 2025年時点で変動金利選択者が81.8%と圧倒的多数
  • Web一部繰上返済は手数料無料で利用可能

三菱UFJ銀行の借り換えローン概要

三菱UFJ銀行の住宅ローン借り換えは、現在返済中のローンをより有利な条件に切り替えたい方に向けたサービスです。

借入可能額と返済期間

三菱UFJ銀行の借り換えローンでは、現在の住宅ローン残高に加えて諸費用も借入可能です。これにより、手元資金が少ない方でも借り換えを検討できます。

項目 内容
借入可能額 住宅ローン残高+諸費用
返済期間 最長35年(完済時年齢80歳以下)
担保 対象不動産に抵当権設定
保証人 原則不要

(出典: 三菱UFJ銀行

電子契約のメリット

三菱UFJ銀行では電子契約を選択できます。電子契約を利用すると以下のメリットがあります。

  • 印紙税が不要(紙の契約書では2万円程度必要)
  • 来店不要で手続きが完了
  • 契約書の保管が不要(オンラインで確認可能)

忙しい方や店舗が遠い方にとって、電子契約は大きな利点といえます。

借り換え時の金利と手数料

借り換えで最も重要なのは、金利差と諸費用のバランスです。金利が下がっても、諸費用が高すぎると総返済額でメリットがなくなる場合があります。

変動金利と固定金利の比較

2025年12月時点で、主要銀行の変動金利は0.5〜0.7%台と歴史的な低水準が続いています。

金利タイプ 特徴 向いている人
変動金利 低金利だが将来上昇リスクあり 返済期間が短い人、金利上昇に対応できる人
固定金利 金利が変わらず返済計画が立てやすい 長期で安定した返済を希望する人

2025年の借り換え市場では変動金利選択者が81.8%を占めています。ただし、変動金利には将来の金利上昇リスクがあるため、ライフプランに合わせた選択が重要です。

諸費用の内訳と総額目安

借り換え時の諸費用は総額30万〜100万円程度が目安です。

費用項目 金額目安
事務手数料(定額型) 3万〜5万円
事務手数料(定率型) 借入額の2.2%程度
抵当権抹消登記 不動産1個につき1,000円
抵当権設定登記 借入額の0.4%
司法書士報酬 5万〜10万円程度
保証料 金融機関により異なる

(出典: SBI新生銀行

三菱UFJ銀行では、これらの諸費用を新規ローンに組み込むことで、初期負担を軽減できます。

借り換え審査のポイントと必要書類

借り換えでも新規借入と同様に審査があります。審査に通るためのポイントを押さえておきましょう。

審査基準と通過のポイント

審査では以下の点が重視されます。

  • 年収と返済負担率: 年間返済額が年収の35%以内が目安
  • 勤続年数: 一般的に3年以上が望ましい
  • 健康状態: 団体信用生命保険に加入できること
  • 物件の担保価値: 築年数や立地により評価が変わる

現在のローンを滞りなく返済していることも重要な審査ポイントです。過去に延滞履歴がある場合、審査に影響する可能性があります。

必要書類と手続きの流れ

借り換えの手続きには以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証等)
  • 収入証明書(源泉徴収票、確定申告書等)
  • 現在のローンの返済予定表
  • 物件関連書類(登記事項証明書等)

手続きの流れは、仮審査申込→本審査→契約→融資実行の順で進みます。申込から融資実行まで1〜2か月程度かかることが一般的です。

借り換えのメリット・デメリット

借り換えを判断する際は、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが重要です。

メリット|金利削減・返済額軽減

借り換えの主なメリットは以下の通りです。

  • 毎月の返済額が減少する可能性がある
  • 総返済額を削減できる可能性がある
  • 金利タイプを変更できる(変動→固定、固定→変動)
  • 団信の保障内容を見直せる

例えば、残高2,000万円・残期間25年・金利差1%の場合、年間約10万円の削減が見込めます。借り換え前に三菱UFJ銀行の借り換えシミュレーションで試算することを推奨します。

デメリット|手数料負担・審査の手間

一方、以下のデメリットも考慮が必要です。

  • 諸費用が30万〜100万円程度かかる
  • 改めて審査を受ける必要がある
  • 収入減少や健康状態の変化で審査に通らない場合がある
  • 変動金利に変更した場合、金利上昇リスクを負う

金利差が小さい場合、諸費用を含めると総返済額が逆に増える可能性もあります。必ず事前にシミュレーションを行いましょう。

まとめ:三菱UFJ銀行への借り換え判断基準

三菱UFJ銀行への住宅ローン借り換えは、「金利差1%以上」「残高1,000万円以上」「残期間10年以上」が判断の目安です。これらの条件を満たす場合、借り換えによる総返済額の削減が期待できます。

借り換えを検討する際は、まず三菱UFJ銀行の公式シミュレーターで削減効果を試算してみてください。諸費用を含めた総返済額で比較することが重要です。

金利タイプの選択や借り換えのタイミングに迷う場合は、ファイナンシャルプランナーへの相談も検討しましょう。

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よくある質問

Q1三菱UFJ銀行で借り換えるとどれくらい削減できますか?

A1削減額は残高・残期間・金利差により異なります。目安として、残高2,000万円・残期間25年・金利差1%の場合、年間約10万円の削減が見込めます。三菱UFJ銀行の公式サイトで借り換えシミュレーターが無料で利用できますので、事前に試算することを推奨します。

Q2借り換えの諸費用は具体的にいくらかかりますか?

A2総額30万〜100万円程度が目安です。内訳は、事務手数料(定額型3万〜5万円または定率型2.2%)、抵当権抹消・設定登記費用、司法書士報酬、保証料などです。三菱UFJ銀行では諸費用を新規ローンに組み込むことも可能で、初期負担を軽減できます。

Q3変動金利と固定金利、どちらに借り換えるべきですか?

A32025年時点で変動金利選択者が81.8%と多数を占めています。変動金利は低金利ですが将来の上昇リスクがあり、固定金利は返済計画が立てやすいメリットがあります。ライフプランや金利上昇への対応力によって最適な選択は異なりますので、ファイナンシャルプランナーへの相談も検討してください。

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Room Match編集部

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