マンション購入にかかる費用の完全ガイド|諸費用・税金・頭金の目安

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/8

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マンション購入にかかる費用の全体像を把握する

マンション購入を検討する際、「物件価格以外にどのような費用がかかるのか」と不安に感じる方は少なくありません。

この記事では、マンション購入にかかる全費用の内訳、新築と中古の違い、頭金の目安、住宅ローン費用を、不動産会社や金融機関の情報を元に解説します。

マンション購入に必要な総額を正確に把握し、資金計画を立てられるようになります。

この記事のポイント

  • マンション購入の総費用は物件価格+諸費用(5-10%)+頭金(10-20%)+住宅ローン費用
  • 新築マンションの諸費用は物件価格の3-6%、中古マンションは6-10%が目安
  • 中古マンションの方が諸費用が高いのは仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税)がかかるため
  • 頭金は物件価格の10-20%を用意すると金利優遇が受けられる可能性がある
  • 諸費用は現金払いが原則のため、事前に現金を用意する必要がある

(1) 総費用=物件価格+諸費用+頭金+住宅ローン費用

マンション購入にかかる総費用は、以下の4つで構成されます。

費用項目 金額の目安 支払いタイミング
物件価格 物件により異なる 契約時・引渡時
諸費用 物件価格の5-10% 契約時・引渡時
頭金 物件価格の10-20% 契約時
住宅ローン費用 借入額の1-2%+保証料等 借入時

(2) 諸費用は物件価格の5-10%(新築3-6%、中古6-10%)

SUUMOによると、諸費用の目安は以下の通りです。

  • 新築マンション:物件価格の3-6%
  • 中古マンション:物件価格の6-10%

例えば、3,000万円の物件を購入する場合、新築なら90-180万円、中古なら180-300万円の諸費用が必要です。

(3) 諸費用は現金払いが原則のため、事前準備が必要

諸費用は原則として現金払いです。

住宅ローンに含められない費用が多いため、物件価格とは別に現金を用意する必要があります。

一部の金融機関では諸費用ローンを提供していますが、金利が高めに設定されており、住宅ローン控除の対象外となる点に注意が必要です。

物件価格以外に必要な諸費用の内訳と相場

諸費用の主な内訳は以下の通りです。

(1) 仲介手数料(中古のみ:物件価格の3%+6万円+消費税)

中古マンションを購入する場合、不動産会社に支払う仲介手数料がかかります。

法律で定められた上限は、物件価格の3%+6万円+消費税です。

例えば、3,000万円の物件なら、仲介手数料は約105万円(3,000万円×3%+6万円+消費税)となります。

新築マンションは売主(デベロッパー)から直接購入するため、仲介手数料はかかりません。

(2) 登記費用(登録免許税・司法書士報酬)

不動産の所有権移転登記や抵当権設定登記にかかる費用です。

  • 登録免許税:固定資産税評価額の0.3-2%(軽減措置あり)
  • 司法書士報酬:5-15万円程度

合計で10-30万円程度が目安です。

(3) 不動産取得税・印紙税

  • 不動産取得税:固定資産税評価額の3%(軽減措置あり)
  • 印紙税:売買契約書や住宅ローン契約書に貼付する印紙代(数万円程度)

不動産取得税は購入後6ヶ月~1年半後に納税通知書が届きます。

(4) 修繕積立基金(新築のみ:20-80万円程度)

新築マンション購入時に一括で支払う修繕費用の積立金です。

長谷工の住まいによると、相場は20-80万円程度で、物件の規模により異なります。

中古マンションでは、通常、毎月の管理費に含まれているため、一括払いは不要です。

(5) 火災保険・地震保険

火災保険は住宅ローン契約時に加入が義務付けられています。

  • 火災保険:年間1-3万円程度(10年一括払いで10-30万円)
  • 地震保険:年間1-3万円程度(任意加入)

保険料は建物の構造や所在地により異なります。

新築マンションと中古マンションの諸費用の違い

新築マンションと中古マンションでは、諸費用の金額が大きく異なります。

(1) 新築マンション:諸費用3-6%(仲介手数料なし、修繕積立基金あり)

新築マンションの諸費用は物件価格の3-6%です。

仲介手数料がかからない代わりに、修繕積立基金(20-80万円)が必要です。

(2) 中古マンション:諸費用6-10%(仲介手数料あり)

中古マンションの諸費用は物件価格の6-10%です。

仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税)が加わるため、新築より諸費用が高くなります。

(3) 諸費用シミュレーション例(物件価格3,000万円の場合)

以下は、3,000万円の物件を購入する場合の諸費用シミュレーションです。

費用項目 新築マンション 中古マンション
仲介手数料 0円 約105万円
登記費用 10-20万円 10-20万円
不動産取得税 20-40万円 20-40万円
修繕積立基金 30-50万円 0円
火災保険 10-30万円 10-30万円
合計 約90-180万円 約180-300万円

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頭金の目安と頭金なしでの購入リスク

頭金は、住宅ローンを組む際に最初に支払う現金です。

(1) 頭金の目安:物件価格の10-20%

三井住友銀行によると、頭金の目安は物件価格の10-20%です。

3,000万円の物件なら、300-600万円の頭金を用意すると、住宅ローンの金利優遇が受けられる可能性があります。

頭金を多く用意すると、借入額が減り、毎月の返済額も抑えられます。

(2) 頭金なしのフルローンも可能だが、金利優遇が受けられない可能性

2025年現在、フルローン(頭金なし)での購入も可能です。

ただし、金利優遇が受けられず、通常よりも高い金利が適用される可能性があります。

三菱UFJ銀行によると、頭金を用意することで、金利が0.1-0.3%優遇される場合があります。

(3) 頭金なしのリスク(毎月の返済額増加、総返済額増加)

頭金なしで住宅ローンを組むと、以下のリスクがあります。

  • 毎月の返済額が増える:借入額が多くなるため、毎月の返済負担が大きくなる
  • 総返済額が増える:金利が高くなり、長期的に見ると総返済額が数百万円増える可能性がある
  • 住宅ローン審査が厳しくなる:借入額が多いと、審査基準が厳しくなる

住宅ローンにかかる費用と金利優遇の条件

住宅ローンを組む際には、以下の費用がかかります。

(1) 融資事務手数料(借入額の1-2%)

金融機関に支払う事務手数料です。

借入額3,000万円の場合、30-60万円程度が目安です。

(2) ローン保証料(数十万円程度)

保証会社に支払う保証料です。

借入額や返済期間により異なりますが、借入額3,000万円、返済期間35年の場合、数十万円程度が相場です。

一括払いまたは分割払い(金利上乗せ0.2%程度)を選べる場合があります。

(3) 団体信用生命保険料

住宅ローン契約者が死亡・高度障害になった場合に、ローン残高が保険で完済される保険です。

ほとんどの金融機関では、保険料が金利に含まれているため、別途支払う必要はありません。

(4) 金利優遇を受けるための頭金の目安

金利優遇を受けるための頭金の目安は、物件価格の10-20%です。

頭金を多く用意すると、金利が0.1-0.3%優遇される場合があり、長期的に見ると総返済額を数十万円~数百万円抑えることができます。

まとめ:マンション購入費用を抑えるポイント

マンション購入にかかる総費用は、物件価格+諸費用(5-10%)+頭金(10-20%)+住宅ローン費用です。新築マンションの諸費用は物件価格の3-6%、中古マンションは6-10%が目安で、中古の方が仲介手数料がかかるため諸費用が高くなります。

頭金は物件価格の10-20%を用意すると、金利優遇が受けられる可能性があり、毎月の返済額を抑えられます。頭金なしのフルローンも可能ですが、金利が高くなり、総返済額が増えるリスクがあります。

諸費用は現金払いが原則のため、事前に現金を用意することが重要です。費用を抑えるには、複数の金融機関で見積もりを取り、火災保険を比較検討するなどの方法があります。専門家(ファイナンシャルプランナー等)に相談しながら、無理のない資金計画を立てましょう。

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よくある質問

Q1マンション購入にかかる費用の総額はいくらですか?

A1物件価格+諸費用(物件価格の5-10%)+頭金(物件価格の10-20%)が目安です。例えば3,000万円の物件なら、諸費用は新築で90-180万円、中古で180-300万円、頭金は300-600万円が目安となり、総額は約3,450-3,900万円程度です。これに住宅ローンの事務手数料や保証料(借入額の1-2%+数十万円)が加わります。

Q2新築と中古でどのくらい諸費用が違いますか?

A2SUUMOによると、新築マンションは物件価格の3-6%、中古マンションは6-10%が目安です。中古の方が高いのは仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税)がかかるためです。3,000万円の物件なら、新築で約90-180万円、中古で約180-300万円となり、中古の方が約90-120万円高くなります。

Q3頭金はいくら用意すればよいですか?

A3三井住友銀行によると、物件価格の10-20%が目安です。3,000万円の物件なら、300-600万円の頭金を用意すると、住宅ローンの金利優遇(0.1-0.3%)が受けられる可能性があります。頭金を多く用意すると、借入額が減り、毎月の返済額も抑えられます。

Q4頭金なしでもマンションは購入できますか?

A4可能です。2025年現在、フルローン(頭金なし)での購入もできます。ただし、三菱UFJ銀行によると、金利優遇が受けられず、通常よりも高い金利が適用される可能性があります。また、毎月の返済額・総返済額が増えるリスクがあり、住宅ローン審査も厳しくなる場合があります。

Q5諸費用を節約する方法はありますか?

A5複数の金融機関で見積もりを取り、融資事務手数料や保証料を比較することで、数十万円の差が出る場合があります。また、火災保険は複数社で比較検討すると10-20%削減できる可能性があります。登記を自分で行うことで司法書士報酬(5-15万円)を節約できますが、手間や専門知識が必要なため、専門家への依頼を検討してください。

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