土地販売の流れ・方法・業者選びのポイントを徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/5

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土地販売を検討している方へ

土地を売却したいと考えている方の中には、「どうやって売ればいいのか」「いくらで売れるのか」「どんな費用がかかるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、土地販売の基礎知識、売却の流れ、不動産会社の選び方、費用と税金について解説します。成功する土地販売のコツを押さえて、満足のいく売却を目指しましょう。

この記事のポイント

  • 土地販売の方法は「仲介売却」と「買取」の2種類
  • 売却の流れは7ステップ、期間は3〜6ヶ月が目安
  • 売却費用は価格の5〜7%程度(仲介手数料・測量費・登記費用等)
  • 境界確定は法的義務ではないが、トラブル防止のため強く推奨

土地販売の基礎知識と販売方法

土地販売の基本的な知識と販売方法を解説します。

(1) 仲介売却と買取の違い

土地の販売方法には「仲介売却」と「買取」の2種類があります。

方法 特徴 価格 期間
仲介売却 不動産会社が買主を探す 市場価格で売れる 3〜6ヶ月
買取 不動産会社が直接買い取る 市場価格の60〜80%程度 1〜2週間

高く売りたいなら仲介売却、早く売りたいなら買取がおすすめです。

(2) 相場の調べ方(路線価・公示地価)

土地の相場を調べる方法は以下の通りです。

  • 路線価: 国税庁が公表、相続税・贈与税の基準(実勢価格の約80%)
  • 公示地価: 国土交通省が公表、1月1日時点の標準価格
  • 基準地価: 都道府県が公表、7月1日時点の標準価格
  • 不動産ポータルサイト: 周辺の売出価格を参考にする

複数の情報源を参考に、相場感をつかみましょう。

(3) 境界確定の重要性

境界確定とは、隣地との境界を明確にする作業です。

  • 法的義務: なし(ただし強く推奨)
  • 理由: 境界が不明確な土地は隣地トラブルに発展しやすく、買い手がつきにくい
  • 費用: 土地の状況により数十万〜数百万円

売却前に境界確定を行うことで、スムーズな取引が可能になります。

土地販売の流れ(7ステップ)

土地販売は一般的に7つのステップで進みます。全体の期間は3〜6ヶ月程度が目安です。

(1) 市場価格調査と査定依頼

ステップ1: 市場価格調査

  • 路線価・公示地価・周辺相場を調べる
  • 大まかな売却価格の目安をつける

ステップ2: 査定依頼

  • 複数の不動産会社に査定を依頼
  • 査定価格と対応を比較

(2) 不動産会社選定と媒介契約

ステップ3: 不動産会社選定

  • 査定結果と対応力で選ぶ
  • 1社に絞らず、複数社を比較

ステップ4: 媒介契約

  • 専属専任・専任・一般の3種類から選択
  • 契約期間は通常3ヶ月

(3) 売却活動・売買契約・決済・引き渡し

ステップ5: 売却活動

  • 不動産会社が広告・案内を実施
  • 購入希望者と条件交渉

ステップ6: 売買契約

  • 契約書に署名・押印
  • 手付金を受領

ステップ7: 決済・引き渡し

  • 残代金を受領
  • 所有権移転登記
  • 物件を引き渡し

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不動産会社選びのポイント

土地販売の成功は、不動産会社選びにかかっています。

(1) 複数社への査定依頼と比較

1社だけでなく、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。

  • 査定価格の比較
  • 対応の速さ・丁寧さ
  • 売却実績・得意エリア

最も高い査定価格が良いとは限りません。根拠のある価格を提示しているかを確認しましょう。

(2) 媒介契約の種類(専属専任・専任・一般)

媒介契約には3種類あります。

種類 特徴 他社への依頼 自己発見取引
専属専任媒介 1社のみに依頼 不可 不可
専任媒介 1社のみに依頼 不可
一般媒介 複数社に依頼可

積極的な売却活動を期待するなら専任以上、複数社に競わせたいなら一般がおすすめです。

(3) 担当者の対応力と売却戦略

以下の点を確認しましょう。

  • 地域の相場に詳しいか
  • 具体的な売却戦略を提案してくれるか
  • レスポンスが早く、丁寧に対応してくれるか

担当者との相性も重要です。信頼できる担当者を選びましょう。

土地販売の費用と税金

土地販売にかかる費用と税金を解説します。

(1) 仲介手数料・測量費・登記費用

土地販売にかかる主な費用は以下の通りです。

費用項目 目安
仲介手数料 価格の3%+6万円+消費税
測量費 数十万〜数百万円
登記費用 1〜5万円程度
印紙税 契約金額により1〜6万円

売却価格の5〜7%程度を費用として見込んでおきましょう。

(2) 譲渡所得税の計算方法と税率

土地を売却して利益が出た場合、譲渡所得税が課されます。

計算方法: 譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)

税率:

所有期間 税率(所得税+住民税)
5年以下(短期) 約39%
5年超(長期) 約20%

所有期間は売却した年の1月1日時点で判断します。

(3) 3,000万円特別控除など節税対策

居住用財産を売却した場合、以下の特例が適用できる場合があります。

  • 3,000万円特別控除: 居住用財産の売却で最大3,000万円を控除
  • 軽減税率の特例: 所有期間10年超の場合、税率が軽減

土地のみの売却でも、条件を満たせば適用できる場合があります。詳細は税理士に確認することをお勧めします。

まとめ:成功する土地販売のコツ

土地販売は、仲介売却なら3〜6ヶ月、買取なら1〜2週間が目安です。高く売りたいなら仲介売却、早く売りたいなら買取を選びましょう。

成功のコツ:

  1. 複数社に査定依頼: 1社で決めず、比較検討する
  2. 境界確定を事前に: トラブル防止と売りやすさアップ
  3. 信頼できる担当者: 対応力と売却戦略で選ぶ
  4. 費用・税金を把握: 売却価格の5〜7%+譲渡所得税を想定

売却費用は価格の5〜7%程度が目安です。譲渡所得税は所有期間5年超なら約20%、5年以下なら約39%が課されます。

具体的な売却戦略や税金対策については、不動産会社や税理士に相談しながら進めることをお勧めします。

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よくある質問

Q1土地売却の流れは何ステップですか?

A1一般的に7ステップです。市場価格調査→査定依頼→不動産会社選定・媒介契約→売却活動→売買契約→決済→引き渡しの順で進みます。全体の期間は仲介売却で3〜6ヶ月程度、買取なら1〜2週間が目安です。

Q2土地売却にかかる費用はどれくらいですか?

A2売却価格の5〜7%程度が目安です。主な内訳は、仲介手数料(価格の3%+6万円+消費税)、測量費(数十万〜数百万円)、登記費用(1〜5万円程度)、印紙税(契約金額により1〜6万円)です。

Q3土地売却の税金はいくらですか?

A3譲渡所得税は所有期間により税率が異なります。5年以下(短期譲渡所得)は約39%、5年超(長期譲渡所得)は約20%です。居住用財産の場合は3,000万円特別控除などの節税措置を活用できる場合があります。詳細は税理士に確認することをお勧めします。

Q4境界確定は必要ですか?

A4法的義務ではありませんが、強く推奨します。境界が不明確な土地は隣地トラブルに発展しやすく、買い手がつきにくい傾向があります。費用は土地の状況により数十万〜数百万円かかります。売却前に境界確定を行うことで、スムーズな取引が可能になります。

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