鎌倉市の不動産売却ガイド|相場と高く売るコツ

鎌倉市の売却市場の現状

鎌倉市の不動産売却価格は以下のとおりです。

  • マンション売却価格: 平均約4,761万円
  • 戸建て売却価格: 平均約5,645万円

現在の市場は買い手市場の傾向にあります。鎌倉市は歴史ある古都としてのブランド力が不動産価値を支えていますが、価格帯が高めのため、買い手の購入判断が慎重になっている状況です。

鎌倉市はJR横須賀線・湘南新宿ライン、江ノ島電鉄、湘南モノレールが通り、大船駅を経由して横浜駅まで約20分、東京駅まで約50分のアクセスです。歴史的な街並みと海・山の自然環境に恵まれた、唯一無二の住環境が最大の魅力です。

エリア別の売却傾向

鎌倉市はエリアごとに不動産の性格が大きく異なります。

大船駅周辺エリアは、鎌倉市の北端に位置するターミナル駅です。JR東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン・湘南モノレールが集まり、市内で最も交通利便性が高いエリアです。商業施設も充実しており、マンション・戸建てともに流動性が高い傾向にあります。鎌倉の中では最も「実用性」を訴求しやすいエリアです。

鎌倉駅周辺エリアは、古都鎌倉の中心地です。鶴岡八幡宮や小町通りに近く、歴史と文化を身近に感じられる立地は唯一無二です。観光地としての側面もあるため、静かな住環境を求める方には好き嫌いが分かれますが、「鎌倉に住む」というブランド価値を最も強く持つエリアです。

北鎌倉駅周辺エリアは、円覚寺・建長寺などの寺社に囲まれた閑静な住宅地です。鎌倉駅から1駅ですが観光客の喧騒から離れており、静かな暮らしを求める方に人気です。谷戸の奥に建つ物件は独特の風情がありますが、売却時には買い手が限定される面もあります。

由比ヶ浜・材木座エリアは、海に近い立地が魅力の住宅地です。サーフィンやマリンスポーツを楽しむライフスタイルに惹かれる層からの需要があります。海の近くならではの塩害リスクは確認事項ですが、海沿いの暮らしに価値を見出す買い手には強い訴求力があります。

西鎌倉・深沢エリアは、湘南モノレール沿線の住宅街です。大船駅にも近く通勤利便性が確保されつつ、鎌倉らしい落ち着いた住環境があります。ファミリー層に向いたエリアで、価格帯は鎌倉駅周辺より手頃です。

売却の流れ

1. 査定を受ける

  • 机上査定: 物件情報から概算価格を算出。複数社に一括依頼して相場感を把握
  • 訪問査定: 物件を実際に見て精度の高い査定額を算出。鎌倉の場合、立地の独自性が価格に影響するため訪問査定が特に重要

鎌倉市は物件ごとの個性が強いため、鎌倉エリアの取引実績が豊富な不動産会社を選ぶことが成約のカギです。最低3社以上の比較をおすすめします。

2. 媒介契約を結ぶ

  • 一般媒介: 複数社に同時依頼可能
  • 専任媒介: 1社に集中して販売活動を任せる
  • 専属専任媒介: 最も拘束力が強い契約

買い手市場の鎌倉では、鎌倉の魅力を理解し、ターゲットとなる買い手層にリーチできる不動産会社との専任媒介が効果的なケースが多いです。

3. 販売活動

鎌倉の不動産は「ライフスタイル」を訴求することが重要です。単なるスペック(広さ・築年数・駅距離)だけでなく、「鎌倉で暮らすとはどういうことか」を伝える販売戦略が効果的です。

4. 売買契約・引渡し

買主が決まったら売買契約を締結し、手付金受領。残代金決済と物件引渡しで完了です。

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売却にかかる費用

仲介手数料

売買価格が400万円を超える場合の上限額は**「売買価格×3%+6万円+消費税」**です。マンション4,761万円なら約161万円、戸建て5,645万円なら約190万円(いずれも税込上限)が目安です。

譲渡所得税

  • 所有期間5年超(長期譲渡所得): 20.315%
  • 所有期間5年以下(短期譲渡所得): 39.63%

3,000万円特別控除

マイホーム売却時に譲渡所得から最大3,000万円を控除可能。鎌倉市は物件価格が高めのため、購入時からの値上がり幅が大きいケースもあり、この控除の恩恵は大きいです。

その他の費用

  • 印紙税
  • 住宅ローン残債がある場合の繰上返済手数料・抵当権抹消費用
  • 引越し費用

買い手市場で売却を成功させるポイント

「鎌倉ブランド」を最大限に活かすことが重要です。鎌倉に惹かれる買い手は、通勤利便性や価格だけでなく「鎌倉の暮らし」に価値を見出しています。寺社仏閣への散歩道、海辺のカフェ、四季の自然など、その物件ならではの暮らしの魅力を具体的に伝えましょう。

ターゲット層を明確にするのも効果的です。大船エリアなら通勤利便性重視のファミリー層、由比ヶ浜なら海のライフスタイルを求める層、北鎌倉なら静かな環境を好む層と、エリアごとにターゲットが異なります。

適正価格の設定は買い手市場では特に重要です。相場より高い価格設定は長期化を招きやすく、「売れ残り物件」のイメージが付くと値下げしても成約しにくくなります。成約事例をベースに、現実的な価格からスタートしましょう。

建物と外構の印象を整えることも欠かせません。鎌倉の物件は緑が多く、庭の手入れが行き届いているかどうかで印象が大きく変わります。内覧時の第一印象が成約を左右します。

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よくある質問

鎌倉市の不動産売却価格の相場はいくらですか?
マンション平均約4,761万円、戸建て平均約5,645万円です。歴史ある古都としてのブランド力が不動産価値を支えていますが、現在は買い手市場の傾向にあり、適正な価格設定が成約の鍵です。
鎌倉市で売りやすいエリアはどこですか?
大船駅周辺はJR東海道線・横須賀線のターミナル駅で交通利便性が高く、流動性が最も高い傾向です。鎌倉駅周辺は「鎌倉に住む」ブランド価値を活かした売却ができるエリアです。
買い手市場でも高く売るにはどうすればいいですか?
鎌倉ならではのライフスタイルの魅力を具体的に伝えることが重要です。単なるスペックではなく、散歩道、海辺のカフェ、四季の自然など暮らしの豊かさを訴求しましょう。成約事例に基づいた適正価格からのスタートも大切です。
鎌倉市の不動産売却にかかる費用はいくらですか?
主な費用は仲介手数料(売買価格×3%+6万円+消費税が上限)と譲渡所得税(所有期間5年超で20.315%)です。マイホームの場合は3,000万円特別控除が利用でき、税負担を大幅に軽減できます。

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