広島市南区の中古マンション相場|平均3,035万円・坪120万円の市場動向
広島市南区の中古マンション相場の全体像
広島市南区の中古マンション平均価格は3,035万円、坪単価は約120万円。平均専有面積は70m2で、㎡単価は約43.4万円となっている。
価格は横ばい傾向で、急激な上昇も下落もない安定した市場だ。広島市の中心部に近いアクセスの良さと、宇品エリアを中心とした再開発が市場を支えている。
南区は広島駅の南側に広がるエリアで、広島港(宇品港)を擁する。広島電鉄(路面電車)が区内を走り、広島駅方面や紙屋町・八丁堀方面へのアクセスが良好だ。マツダスタジアム(広島東洋カープの本拠地)があることでも知られ、近年は広島駅南口や段原エリアの再開発が進んでいる。
エリアによる価格差
南区は広島駅に近い北部と、広島港に近い南部で街の性格が異なり、マンション市場にも違いが反映されている。
広島駅南口・段原エリア
広島駅の南側に位置するエリアで、南区の中で最もアクセスが良い。広島駅周辺の再開発が進んでおり、マンション需要が高い。段原エリアは比治山の麓に広がる住宅地で、落ち着いた環境と駅へのアクセスを両立できるエリアだ。坪単価は南区平均を上回る傾向にある。
皆実町・翠エリア
広島電鉄の皆実町六丁目電停周辺は、商業施設や教育機関が集まる生活利便性の高いエリア。広島県立総合体育館(グリーンアリーナ)にも近い。ファミリー層に人気があり、中古マンションの流通も比較的多い。
宇品エリア
広島港に近い南部のエリア。宇品海岸や宇品御幸は近年の再開発で注目度が上がっており、新しいマンションや商業施設が増えている。海辺の暮らしと都心アクセスを両立できるエリアとして、若い世代やDINKS層に人気が出ている。
比治山エリア
比治山公園の周辺に広がる住宅地。緑豊かな環境で、広島市現代美術館にも近い文化的なエリアだ。高台の物件は眺望が良く、マンション購入の際に付加価値となる。
築年数による価格の変化
築20年以内の物件は平均4,874万円で、全体平均の3,035万円を大きく上回る。築浅物件は設備のグレードが高く、オートロックやタワーパーキングなど共用施設も充実していることが多い。
全体平均3,035万円と築20年以内の4,874万円の差は約1,839万円。築年数による価格下落を考慮しつつ、管理状態の良い物件を選ぶことが資産価値の維持につながる。
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無料一括査定を見る横ばい市場の読み方
南区の中古マンション価格が横ばいで推移している背景には、需要と供給のバランスが取れていることがある。
広島駅周辺の再開発。広島駅南口の整備が進み、周辺エリアの注目度が上がっている。これが南区全体の不動産市場を下支えしている。
路面電車の利便性。広島電鉄の路面電車は南区内を広くカバーしており、市内中心部へのアクセスが便利。車がなくても生活しやすい環境が、マンション需要を維持している。
宇品エリアの再開発。広島港周辺の再開発で新しい住宅供給が進んでおり、エリア全体の魅力が向上している。
横ばい市場は急いで購入する必要がない一方、急激な値下がりのリスクも低い。じっくり物件を選べる環境だ。
購入時のチェックポイント
路面電車を軸にした物件選び
南区の移動は広島電鉄の路面電車が便利だ。広島駅方面、紙屋町・八丁堀方面、広島港方面と複数の路線が走っており、電停からの距離がマンションの利便性を左右する。物件選びでは最寄りの電停と主要目的地への所要時間を確認しよう。
耐震基準の確認
1981年6月以降の新耐震基準に適合しているかを確認する。住宅ローン控除の適用にも関わる重要なポイントだ。築古物件でも管理状態が良好であれば十分な住み心地が得られるが、耐震性能は安全面で妥協できない項目だ。
管理状態の見極め
中古マンションの資産価値は管理で決まる。修繕積立金の残高と長期修繕計画、大規模修繕の実施履歴、管理費の滞納状況を確認する。特に南区は海に近いエリアもあるため、塩害対策が適切に行われているかも確認ポイントだ。
水害リスクの確認
南区は低地が多く、集中豪雨時の浸水リスクがあるエリアも存在する。ハザードマップで浸水想定区域を確認し、特に宇品エリアは高潮リスクも合わせてチェックしたい。マンションの上層階であれば浸水の直接被害は軽減できるが、共用部分への影響は考慮が必要だ。
周辺区との比較
広島市中区は紙屋町・八丁堀の繁華街を含む広島の中心部。マンション価格は南区より高めだが、商業施設やオフィスへの近さは抜群。都心居住を最優先にするなら中区が候補になる。
広島市東区は広島駅の北東側に位置する区。南区と比べると落ち着いた住宅地の性格が強く、価格帯はやや抑えめの傾向がある。
安芸郡府中町は広島市に囲まれた町で、マツダの本社がある。イオンモール広島府中があり生活利便性が高い。南区と比べると価格は抑えめで、コストパフォーマンスを重視する方に選ばれている。
南区は広島駅へのアクセスと広島港エリアの魅力を兼ね備え、中心部に近い利便性と住宅地としての落ち着きのバランスが取れたエリアだ。
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よくある質問
- 広島市南区の中古マンションの平均価格は?
- 南区の中古マンション平均価格は約3,035万円、坪単価約120万円です。平均専有面積は70m2で、㎡単価は約43.4万円。価格は横ばい傾向で安定した市場です。
- 築年数による価格差はどれくらい?
- 築20年以内の物件は平均4,874万円で、全体平均3,035万円より約1,839万円高い水準です。築浅物件は設備のグレードが高く共用施設も充実しているため、価格差が大きくなっています。
- 南区でマンション購入に人気のエリアは?
- 広島駅南口・段原エリアはアクセスの良さで人気が高く、再開発で注目度が上がっています。宇品エリアは海辺の暮らしと都心アクセスを両立でき、若い世代に人気。皆実町エリアは生活利便性が高くファミリー層に支持されています。
- 広島市中区と南区のマンション価格の違いは?
- 中区は広島の中心部(紙屋町・八丁堀)を含むため、マンション価格は南区より高めです。南区は中心部へのアクセスを保ちつつ価格が抑えめで、住宅地としての落ち着きがある点がメリットです。
