広島市安佐南区の中古マンション相場|平均2,038万円・坪96万円の住宅エリア

広島市安佐南区の中古マンション相場の全体像

広島市安佐南区の中古マンション平均価格は2,038万円、坪単価は約96万円。平均専有面積は70m2だ。

価格は横ばい傾向で、急激な変動のない安定した市場。広島市中心部(中区・南区)と比べると手頃な価格帯で、予算を抑えつつ広島市内に住みたい方にとって現実的な選択肢となるエリアだ。

安佐南区は広島市の北西部に位置する人口約24万人の区で、広島市8区の中で最も人口が多い。アストラムライン(新交通システム)とJR可部線が走り、広島市中心部へのアクセスが良好。1990年代以降の住宅開発で急速に人口が増えたベッドタウンだ。

エリアによる価格差

安佐南区は南北に長い区域で、アストラムライン沿線を中心に住宅地が広がっている。南部のほうが中心部に近く、北部にいくほど郊外的な性格が強まる。

祇園・西原エリア

安佐南区の南東部で、JR可部線の下祇園駅やアストラムラインの祇園新橋北駅周辺。イオンモール広島祇園があり、買い物利便性が高い。広島市中心部へのアクセスも区内で最も良好で、マンション需要が高いエリアだ。坪単価は区平均を上回る傾向にある。

古市・中筋エリア

アストラムラインの古市駅・中筋駅周辺。中筋駅はアストラムラインの起点に近く、広島バスセンターまで約20分のアクセス。広島高速4号線のICにも近く、車での移動にも便利。マンションの流通も多いエリアだ。

大町・毘沙門台エリア

アストラムラインの大町駅周辺は、JR可部線との乗り換え駅で交通利便性が高い。毘沙門台は丘陵地に開発された住宅地で、眺望の良い物件もある。大町駅周辺は比較的手頃な価格帯のマンションが見つかりやすい。

緑井エリア

JR可部線の緑井駅とアストラムラインが近接するエリア。天満屋緑井店(フジグラン緑井)など商業施設が充実し、生活利便性が高い。ファミリー層に人気のある住宅地で、中古マンションの需要も安定している。

八木・梅林エリア

安佐南区の北部に位置するエリア。JR可部線の八木駅・梅林駅が利用可能。中心部からはやや距離があるが、価格帯は安佐南区の中でも手頃。2014年の広島土砂災害で被災したエリアを含むため、ハザードマップの確認は特に重要だ。

横ばい市場での購入メリット

価格が横ばいの市場は、購入者にとっていくつかのメリットがある。

じっくり物件を選べる。急激な値上がりがないため、焦って購入する必要がない。複数の物件を比較検討し、納得のいく物件を見つける時間的余裕がある。

急激な値下がりリスクも低い。安定した需要に支えられた市場のため、購入直後に大きく値下がりするリスクは小さい。

中心部との価格差を活かせる。中区・南区の中古マンション相場と比べると、安佐南区は手頃な価格で購入できる。アストラムラインで中心部へ30分程度のアクセスを考えれば、コストパフォーマンスは高い。

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購入時のチェックポイント

アストラムラインを軸にした物件選び

安佐南区の交通の要はアストラムラインだ。本通駅(紙屋町)まで直通で行けるため、広島市中心部への通勤に便利。駅からの距離がマンションの利便性と資産性を大きく左右する。物件選びでは最寄り駅と主要目的地への所要時間を確認しよう。

土砂災害リスクの確認

安佐南区は2014年8月の広島土砂災害で大きな被害を受けたエリアを含む。山麓に位置する住宅地では、土砂災害警戒区域に指定されている場所がある。ハザードマップで土砂災害のリスクを必ず確認し、避難場所・避難経路を把握しておくことが重要だ。

耐震基準の確認

1981年6月以降の新耐震基準に適合しているかを確認する。住宅ローン控除の適用にも関わるポイントだ。安佐南区は1990年代以降に開発が進んだエリアのため、比較的築浅の物件が多いのは好材料だ。

管理状態の見極め

中古マンションの資産価値は管理で決まる。修繕積立金の残高と長期修繕計画、大規模修繕の実施履歴を確認する。大規模な住宅団地型のマンションでは、管理組合の運営状況も重要なチェックポイントだ。

購入時の諸費用

中古マンションの場合、物件価格の**6〜8%**が諸費用の目安だ。

  • 仲介手数料(中古の場合):売買価格400万円超で「売買価格×3%+6万円+消費税」が上限
  • 登記費用:所有権移転登記・抵当権設定登記
  • 住宅ローン関連:事務手数料・保証料
  • 火災保険・地震保険
  • 不動産取得税

2,038万円の物件であれば、諸費用は約122万〜163万円が目安だ。

周辺区との比較

広島市中区は紙屋町・八丁堀を含む広島の中心部。マンション価格は安佐南区より大幅に高いが、商業・文化施設への近さは抜群。都心居住を最優先にするなら中区が候補だ。

広島市西区は安佐南区の南に隣接する区。JR山陽本線の横川駅や新井口駅周辺にマンションが多い。安佐南区と同程度からやや高めの価格帯だ。

広島市安佐北区は安佐南区の北側に位置する。より郊外的な環境で、マンション価格は安佐南区より抑えめ。通勤時間は長くなるが、自然環境を重視する方に向いている。

安佐南区は広島市内で最も人口が多い区であり、住宅地としての実績と安定した需要がある。アストラムラインによる中心部アクセスと手頃な価格帯のバランスが、このエリアの最大の魅力だ。

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よくある質問

広島市安佐南区の中古マンションの平均価格は?
安佐南区の中古マンション平均価格は約2,038万円、坪単価約96万円です。平均専有面積は70m2で、価格は横ばい傾向。広島市中心部(中区・南区)と比べて手頃な価格で購入できるエリアです。
安佐南区でマンション購入に人気のエリアは?
祇園・西原エリアはイオンモール広島祇園があり買い物に便利で人気が高いです。中筋・古市エリアはアストラムラインで広島市中心部へ約20分のアクセス。緑井エリアは商業施設が充実しファミリー層に支持されています。
土砂災害リスクは確認すべき?
必ず確認してください。安佐南区は2014年の広島土砂災害で被災したエリアを含みます。山麓の住宅地は土砂災害警戒区域に指定されている場所があるため、ハザードマップでの確認が必須です。
安佐南区から広島市中心部へのアクセスは?
アストラムラインで本通駅(紙屋町)まで直通で約20〜30分。JR可部線でも広島駅方面へアクセスできます。安佐南区は広島市で最も人口が多い区で、通勤のインフラが整った住宅エリアです。

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