住友不動産販売の評判は?利用者の声から見る特徴と注意点

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/4

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住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)とは?

「住友不動産販売 やばい」という検索をすると、ネガティブな口コミが目立つことがあります。実際のところ、住友不動産販売の評判はどうなのでしょうか。

この記事では、住友不動産販売(現・住友不動産ステップ)の客観的な特徴、利用者の声、メリット・デメリットを解説します。業界統計や利用者の満足度調査など、信頼できる情報源を元にまとめています。

不動産売却を検討している方が、住友不動産販売を選ぶべきか判断する材料を提供します。

この記事のポイント

  • 住友不動産販売は2025年4月に「住友不動産ステップ」に社名変更し、サービス名は「すみふの仲介ステップ」
  • 2024年3月期の売買仲介実績は31,502件で業界上位、実際の売主の満足度は94.4%と高い
  • メリットは強力な販売力と全国ネットワーク、デメリットは仲介手数料が上限額になることが多い
  • ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があり、総合的に評価することが重要
  • 複数の業者に査定を依頼し、営業担当者の対応や料金体系の透明性を比較して選ぶ

(1) 住友不動産グループの仲介会社

住友不動産販売は、住友不動産グループの不動産仲介会社です。

住友不動産グループは、2024年の不動産業界売上高ランキングで5位にランクインする大手デベロッパーです。仲介部門の住友不動産販売は、グループの信用力を背景に、全国規模で不動産売買の仲介サービスを提供しています。

(2) 2025年4月の社名変更(住友不動産ステップへ)

2025年4月に、住友不動産販売は「住友不動産ステップ」に社名変更しました。

業務内容や組織体制に大きな変更はなく、ブランド刷新の一環として社名変更が行われました。顧客サービスや仲介実績などは従来通り継続されています。

(3) サービス名「すみふの仲介ステップ」

住友不動産ステップが展開する不動産仲介サービスのブランド名は「すみふの仲介ステップ」です。

「すみふ」は住友不動産の略称で、親しみやすいブランド名として展開されています。サービス内容は従来の住友不動産販売と同様です。

(4) 業界内でのポジション

住友不動産販売(現・住友不動産ステップ)は、業界内で上位の実績を持っています。

2022-2023年の取扱高で業界3位の実績を持ち、2024年3月期の売買仲介実績は31,502件です。大手不動産仲介会社の中では、三井のリハウスに次ぐポジションにあります。

住友不動産販売の評判と実績

住友不動産販売の客観的な評判と実績を見ていきます。

(1) 2024年3月期の売買仲介実績(31,502件)

2024年3月期の売買仲介実績は31,502件で、業界上位の水準です。

年間3万件以上の仲介実績は、全国規模で安定した営業活動を行っている証拠です。この実績は、業界内でも信頼できる水準と言えます。

(2) 利用者の満足度(94.4%)

実際に不動産取引を行った売主の満足度は94.4%と高い水準です。

この満足度は、第三者機関による調査結果で、客観的な評価として参考になります。ただし、調査対象や調査方法により結果が異なる場合があるため、あくまで一つの指標として捉えることが重要です。

(3) 取扱高業界3位の実績

2022-2023年の取扱高で業界3位の実績を持っています。

取扱高は、仲介した不動産の総額を示す指標です。業界3位という順位は、全国規模で高額物件や多数の物件を扱っていることを示しています。

(4) 利用者の口コミ(ポジティブ・ネガティブ)

利用者の口コミには、ポジティブなものとネガティブなものが混在しています。

ポジティブな口コミ例:

  • 営業担当者の対応が丁寧で、売却までスムーズだった
  • 全国ネットワークを活かして、早く買主が見つかった
  • 住友不動産グループという安心感があった

ネガティブな口コミ例:

  • 営業担当者の対応が悪く、連絡が遅かった
  • 仲介手数料が高い
  • 査定額と実際の売却価格に差があった

ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があります。一部の意見だけで判断せず、公式データや複数の情報源を総合的に評価することが重要です。

住友不動産販売のメリット

住友不動産販売を利用するメリットを解説します。

(1) 強力な販売力と全国ネットワーク

住友不動産販売の最大のメリットは、強力な販売力と全国ネットワークです。

全国に多数の営業拠点を持ち、広いエリアで買主を探すことができます。大手不動産会社ならではの情報量と、住友不動産グループの信用力を活かして、買主を見つけやすい環境が整っています。

(2) 充実したサポート体制

充実したサポート体制もメリットの一つです。

不動産売買は法的に複雑な手続きが必要ですが、住友不動産販売では宅地建物取引士などの専門家がサポートします。契約不適合責任のリスクを軽減するため、物件を調査し、瑕疵があればその旨を売買契約書に記載します。

(3) 住友不動産グループという安心感

住友不動産グループという安心感も大きなメリットです。

住友不動産は売上高ランキングで5位にランクインする大手デベロッパーで、長年の実績と信用力があります。グループ全体での信頼性が、不動産取引の安心感につながります。

(4) 豊富な情報量と安定したサービス

大手不動産会社ならではの豊富な情報量と安定したサービスもメリットです。

全国の不動産情報を持ち、市場動向や相場情報を提供できます。また、組織体制が整っているため、担当者が変わってもサービスの質が保たれやすいという特徴があります。

住友不動産販売のデメリットと注意点

住友不動産販売のデメリットと注意点を解説します。

(1) 仲介手数料が上限額(物件価格の3%+6万円+消費税)

仲介手数料が上限額になることが多いというデメリットがあります。

法律で定められているのは上限のみで、物件価格の3%+6万円+消費税が上限です。大手不動産会社は上限額を取ることが多く、例えば3,000万円の物件では約105万円の仲介手数料がかかります。

契約前に手数料や費用について明確に確認し、書面で提示してもらうことでトラブルを避けられます。

(2) 営業担当者の質のばらつき

営業担当者の質のばらつきもデメリットの一つです。

大手不動産会社は多くの営業担当者を抱えているため、対応や知識に差が出る場合があります。担当者の対応が悪いと感じた場合は、遠慮せずに担当者の変更を依頼することも検討しましょう。

(3) よくあるトラブル事例(重要事項説明、手数料)

不動産仲介のトラブルで最も多いのは、重要事項説明に関するトラブルです。

物件や契約条件の説明不足が原因で、後からトラブルになるケースがあります。重要事項説明書をしっかり読み、不明点は必ず質問して確認しましょう。

仲介手数料に関するトラブルも多く、「法律で決まっている」という説明は上限のみが法定であることを理解しておく必要があります。

(4) ネット上の口コミの見方

ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があります。

不満を持った利用者の方が、口コミを書き込む傾向が強いためです。ポジティブな口コミとネガティブな口コミをバランスよく見て、総合的に評価することが重要です。

不動産仲介会社選びのポイント

住友不動産販売に限らず、不動産仲介会社を選ぶ際のポイントを解説します。

(1) 複数の業者に査定を依頼して比較

複数の業者に査定を依頼し、特徴を比較することが最も重要です。

最低3社以上に査定を依頼し、査定額だけでなく、査定結果やその根拠に対する納得度、営業担当者の質、買主探しに積極的に動いてくれるかなどを評価します。

(2) 営業担当者の対応や知識を評価

営業担当者の対応や知識も重要な選定基準です。

以下のポイントをチェックしましょう。

  • 説明が丁寧で分かりやすいか
  • 質問に対して適切に回答できるか
  • レスポンスが早いか
  • 買主探しに積極的か

(3) 料金体系の透明性を確認

料金体系の透明性も確認しておくべきポイントです。

仲介手数料や広告費、その他の費用について、契約前に明確に説明してもらい、書面で提示してもらいましょう。後から予期しない費用を請求されることを防げます。

(4) 大手と地域密着型の違い

大手と地域密着型の不動産会社には、それぞれ異なる強みがあります。

項目 大手 地域密着型
情報量 豊富 地域特有の情報
ネットワーク 全国規模 地域内
サービス 安定 柔軟
仲介手数料 上限額が多い 交渉余地がある場合も

売却物件の立地や状況に応じて、大手と地域密着型のどちらが適しているか判断しましょう。

(5) 媒介契約の種類を理解する

媒介契約には3種類あり、それぞれ特徴が異なります。

  • 一般媒介契約: 複数の仲介業者に同時に依頼できる。レインズへの登録義務なし
  • 専任媒介契約: 1つの仲介業者のみに依頼する。レインズへの登録義務あり
  • 専属専任媒介契約: 1つの仲介業者のみに依頼し、自己発見取引も禁止。レインズへの登録義務あり

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の状況に合った契約形態を選びましょう。

まとめ:住友不動産販売が向いている人とは

住友不動産販売(現・住友不動産ステップ)は、2024年3月期の売買仲介実績が31,502件、利用者の満足度が94.4%と、業界上位の実績を持っています。

強力な販売力と全国ネットワーク、充実したサポート体制、住友不動産グループという安心感がメリットです。一方、仲介手数料が上限額になることが多く、営業担当者の質にばらつきがあるというデメリットもあります。

住友不動産販売が向いているのは、以下のような方です。

  • 全国ネットワークを活かして広いエリアで買主を探したい
  • 大手不動産会社の安心感を重視する
  • 充実したサポート体制を求める

ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があるため、一部の意見だけで判断せず、複数の業者に査定を依頼して比較することが重要です。

営業担当者の対応や知識、料金体系の透明性を確認し、自分に合った不動産仲介会社を選びましょう。不明点は、宅地建物取引士や弁護士など専門家に相談することをおすすめします。

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よくある質問

Q1住友不動産販売の評判は実際どうですか?

A12024年3月期の売買仲介実績は31,502件で業界上位、実際の売主の満足度は94.4%と高い水準です。2022-2023年の取扱高で業界3位の実績を持ちます。ただし、営業担当者の質のばらつきや、ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があるため、公式データや複数の情報源を総合的に評価することが重要です。

Q2住友不動産販売は2025年4月に社名変更したのですか?

A22025年4月に「住友不動産ステップ」に社名変更し、サービス名は「すみふの仲介ステップ」として展開しています。業務内容や組織体制に大きな変更はなく、ブランド刷新の一環として行われました。顧客サービスや仲介実績などは従来通り継続されています。

Q3仲介手数料はどのくらいかかりますか?

A3法律で定められているのは上限のみで、物件価格の3%+6万円+消費税が上限です。大手不動産会社は上限額を取ることが多く、例えば3,000万円の物件では約105万円の仲介手数料がかかります。契約前に手数料や費用について明確に確認し、書面で提示してもらうことでトラブルを避けられます。

Q4不動産仲介のトラブルで最も多いのは何ですか?

A4重要事項説明に関するトラブルが第1位で、物件や契約条件の説明不足が原因です。仲介手数料に関するトラブルも多く、契約解除や設備・施設に関するトラブル、過大請求などが頻出します。複数の業者に査定を依頼し、営業担当者の対応や説明の丁寧さを評価することが重要です。

Q5大手と地域密着型の不動産会社はどちらが良いですか?

A5大手は豊富な情報量と安定したサービス、全国ネットワークを持ち、地域密着型は地域特有の専門知識を持つという特徴があります。売却物件の立地や状況に応じて選ぶべきです。複数の業者から見積もりを取って特徴を比較することを推奨します。

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Room Match編集部

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