住信SBI住宅ローンの金利と特徴|ネット銀行とメガバンクの比較

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/2

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住信SBI住宅ローンが注目される理由

住宅購入を検討する際、「どの金融機関が低金利なのか」「団信保障は充実しているか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、住信SBI住宅ローンの金利プラン、スゴ団信の詳細、審査の流れ、メガバンク・他ネット銀行との比較を詳しく解説します。初めて住宅ローンを検討する方でも、自身のニーズに合った金融機関を選べるようになります。

この記事のポイント

  • 2025年1月時点で変動金利は年0.448%~と業界最低水準
  • 無料の全疾病保障(スゴ団信)が付帯し、50歳以下は3大疾病50も無料
  • 2024年度国内行で住宅ローン新規実行額No.1を達成
  • 事務手数料は借入金額の2.2%と高額だが、保証料無料・繰上返済手数料無料で総コストは有利
  • オンラインで24時間申し込み可能、仮審査は3営業日以内に結果

(1) 業界最低水準の金利(変動金利0.448%~)

住信SBIネット銀行の変動金利は、2025年1月時点で年0.448%~と業界最低水準です。物件価格の80%以下の借り入れ(頭金20%以上)で、トップクラスの低金利が適用されます。

金利は毎月見直しされ、適用されるのは借入日(実行日)時点の金利です。

(2) 無料の全疾病保障(スゴ団信)

住信SBIネット銀行の独自特典「スゴ団信」は、50歳以下なら「3大疾病50+全疾病保障」、50歳超なら「全疾病保障」が無料で付帯します。

全疾病保障とは、すべての病気・ケガで就業不能状態が12ヶ月継続した場合、ローン残高が0円になる保障です。

(3) 2024年度国内行で住宅ローン新規実行額No.1

2024年度国内行において住宅ローン新規実行額No.1を達成しました。これは、低金利と無料団信が高く評価されていることを示しています。

住信SBI住宅ローンの基礎知識(金利プラン・団信)

(1) 住信SBIネット銀行とは(三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資)

住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資するインターネット銀行です。2025年5月にNTTドコモが過半数の株式を取得し、連結子会社化されました。今後のサービス連携が期待されています。

(2) 金利プラン(変動金利・固定金利)

金利プランは以下の2種類です。

  • 変動金利: 市場金利の変動に応じて半年ごとに見直される金利タイプ(年0.448%~)
  • 固定金利: 一定期間(2年、3年、5年、10年等)金利が固定される金利タイプ

最新の金利情報は住信SBIネット銀行 金利のご案内で確認できます。

(3) 団体信用生命保険(団信)の種類

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン借入者が死亡・高度障害状態になった場合に、残債が保険金で完済される保険です。

住信SBIネット銀行では、以下の団信が選択できます。

  • スゴ団信(無料): 50歳以下は「3大疾病50+全疾病保障」、50歳超は「全疾病保障」
  • オプション団信(金利年0.2%~0.4%上乗せ): がん診断給付金等の追加保障

(4) 借入金額・期間(500万円~3億円、1年~50年)

借入金額は500万円以上3億円以下、借入期間は1年以上50年以内です。2023年8月より、借入期間を最長50年まで拡大しました。

金利と他行との比較(2025年最新)

(1) 変動金利(年0.448%~)の詳細

2025年1月時点の変動金利は年0.448%~です。物件価格の80%以下の借り入れで頭金を20%以上出すことで、トップクラスの低金利が適用されます。

(2) 固定金利(当初引下げプラン)の詳細

固定金利は、2年、3年、5年、10年等の期間を選択できます。当初固定金利期間終了後は、変動金利または再度固定金利を選択できます。

(3) 金利優遇条件(頭金20%以上で最低金利)

金利優遇を受けるための条件は以下の通りです。

  • 物件価格の80%以下の借り入れ(頭金20%以上)
  • 審査基準を満たす(借入時年齢18歳以上65歳以下、最終返済時80歳未満等)

(4) メガバンク・他ネット銀行との金利比較

住信SBIネット銀行の変動金利(年0.448%~)は業界最低水準です。他行(メガバンク、地方銀行、ネット銀行等)の金利は毎月変動するため、複数の金融機関を比較検討してください。最新情報は各金融機関の公式サイトで確認できます。

スゴ団信の詳細と無料保障の範囲

(1) スゴ団信とは(50歳以下は3大疾病50+全疾病保障、50歳超は全疾病保障)

スゴ団信は、住信SBIネット銀行の団信商品名です。50歳以下は「3大疾病50+全疾病保障」、50歳超は「全疾病保障」が無料で付帯します。

(2) 全疾病保障の適用条件(就業不能12ヶ月継続)

全疾病保障は、すべての病気・ケガで就業不能状態が12ヶ月継続した場合、ローン残高が0円になる保障です。

ただし、短期間の就業不能では適用されないため、注意が必要です。

(3) 3大疾病50の内容(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)

3大疾病50は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中で所定の状態になった場合、ローン残高が0円になる保障です。50歳以下の場合、無料で付帯します。

(4) 他行の団信との比較

他行の団信と比較すると、住信SBIネット銀行のスゴ団信は以下の点で優れています。

  • 無料で全疾病保障が付帯(他行は有料オプションが多い)
  • 50歳以下は3大疾病50も無料
  • 団信の種類が豊富(オプション団信で追加保障も選択可能)

ただし、全疾病保障の適用条件(就業不能12ヶ月継続)を確認し、自身のニーズに合った保障を選択してください。

審査の流れとメリット・デメリット

(1) 審査の流れ(仮審査3営業日以内、正式審査1週間~10日程度)

住宅ローンの審査は以下の流れで進みます。

  1. 仮審査: 申込当日から3営業日以内に結果がメールで届く
  2. 正式審査: 書類到着後、通常1週間から10日程度で完了
  3. 契約手続き: オンラインで完結可能
  4. 融資実行: 借入日(実行日)に資金が振り込まれる

詳細は住信SBIネット銀行 住宅ローン審査の流れで確認できます。

(2) 審査基準(借入時年齢18歳以上65歳以下、最終返済時80歳未満)

主な審査基準は以下の通りです。

  • 借入時年齢:満18歳以上満65歳以下
  • 最終返済時年齢:満80歳未満
  • 安定した収入がある(会社員、自営業者等)
  • 団体信用生命保険に加入できる健康状態

審査は標準的で、特別厳しくも甘くもないとの評価が多いです。

(3) メリット(低金利・無料団信・オンライン完結・保証料無料・繰上返済手数料無料)

住信SBI住宅ローンのメリットは以下の通りです。

  • 業界最低水準の金利(変動金利年0.448%~)
  • 無料の全疾病保障(スゴ団信)
  • オンラインで24時間申し込み可能(忙しい人に便利)
  • 保証料無料
  • 一部繰上げ返済手数料無料(返済口座への資金移動も0円)
  • 仮審査が迅速(3営業日以内に結果)

(4) デメリット(事務手数料2.2%、つなぎ融資なし、対面相談店舗が限定的)

住信SBI住宅ローンのデメリットは以下の通りです。

  • 事務手数料が借入金額の2.2%(税込)と高額(3,000万円借入時は66万円)
  • つなぎ融資の取扱いなし(注文住宅を検討している人は別の金融機関も検討が必要)
  • 対面相談できる店舗(SBIマネープラザ)が大都市中心で限定的
  • 全疾病保障の適用条件が厳しい(就業不能12ヶ月継続)

ただし、保証料無料・繰上返済手数料無料・低金利により、総コストでは他行より有利な場合が多いです。

まとめ:住信SBI住宅ローンが向いている人

住信SBI住宅ローンは、業界最低水準の金利(変動金利年0.448%~)と無料の全疾病保障(スゴ団信)が魅力で、2024年度国内行で住宅ローン新規実行額No.1を達成しました。

ただし、以下の注意点があります。

  • 事務手数料が高額(借入金額の2.2%)
  • つなぎ融資の取扱いなし(注文住宅検討者は別の金融機関も検討が必要)
  • 全疾病保障の適用条件(就業不能12ヶ月継続)

住信SBI住宅ローンが向いている人:

  • 低金利を重視する人
  • 頭金20%以上を用意できる人
  • オンラインで手続きを完結したい忙しい人
  • 無料の全疾病保障を重視する人

向いていない人:

  • 注文住宅でつなぎ融資が必要な人
  • 対面相談を重視する人
  • 事務手数料を抑えたい人(保証料が有料の金融機関もあり、総コストで比較が必要)

金利は毎月見直しされるため、最新情報は住信SBIネット銀行公式サイトで確認し、必要に応じてファイナンシャルプランナー等の専門家に相談しながら慎重に検討してください。

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よくある質問

Q1住信SBIネット銀行の金利は他行と比べて本当に低いのですか?

A12025年1月時点で変動金利は年0.448%~と業界最低水準です。物件価格の80%以下の借り入れで頭金を20%以上出すことで、トップクラスの低金利が適用されます。金利は毎月見直しされるため、最新情報は公式サイトで確認してください。他行(メガバンク、地方銀行、ネット銀行等)と比較検討することを推奨します。

Q2無料の団信保障(スゴ団信)はどこまでカバーされますか?

A250歳以下は「3大疾病50+全疾病保障」、50歳超は「全疾病保障」が無料で付帯します。全疾病保障は、すべての病気・ケガで就業不能状態が12ヶ月継続した場合にローン残高が0円になる保障です。短期間の就業不能では適用されないため、保障内容を十分に確認してください。オプション団信(金利年0.2%~0.4%上乗せ)で追加保障も選択可能です。

Q3審査は厳しいのですか、それとも甘いのですか?

A3じぶん銀行と並んで審査が厳しいとの不動産業者の評価もありますが、オリコン顧客満足度調査で1位を獲得しています。審査は標準的で特別厳しくも甘くもないとの評価が多いです。仮審査は申込当日から3営業日以内に結果がメールで届き、正式審査は書類到着後1週間から10日程度で完了します。審査基準は借入時年齢18歳以上65歳以下、最終返済時80歳未満等です。

Q4事務手数料が2.2%と高いですが、総コストでは得ですか?

A4事務手数料は借入金額の2.2%(3,000万円借入時は66万円)と高額ですが、保証料無料・一部繰上げ返済手数料無料・業界最低水準の金利により、総コストでは他行より有利な場合が多いです。他行では保証料が有料(数十万円)の場合があるため、総コストで比較検討してください。詳細はファイナンシャルプランナー等の専門家に相談することを推奨します。

Q5対面相談できる店舗はどこにありますか?

A5SBIマネープラザが大都市中心に店舗展開していますが、限定的です。ただし、オンラインで24時間いつでも申し込みが可能で、全ての手続きをオンラインで完結できます。仮審査は申込当日から3営業日以内に結果が届き、正式審査も書類到着後1週間から10日程度で完了するため、忙しい人に便利です。対面相談を重視する場合は、メガバンクや地方銀行も検討してください。

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Room Match編集部

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