楽天カードで固定資産税を支払う方法|ポイント還元と注意点

著者: Room Match編集部公開日: 2025/11/30

広告

無料査定依頼キャンペーン 【ノムコム】

楽天カードで固定資産税を支払うメリット

固定資産税は年間数万~数十万円と高額になるため、クレジットカードで支払うことでポイント還元を受けられるメリットがあります。楽天カードを使えば、固定資産税の支払いで楽天ポイントを獲得でき、さらに貯まったポイントを次回の支払いに充てることも可能です。

この記事では、楽天カードで固定資産税を支払う方法、ポイント還元率、キャンペーン情報、決済手数料との比較について、楽天カード公式サイト楽天ペイ公式サイトの情報を元に解説します。

固定資産税の支払いを最適化し、ポイント還元を最大化しましょう。

この記事のポイント

  • 楽天カード直接払いは還元率0.2%(10万円で200ポイント)、楽天ペイ請求書払い(楽天キャッシュ経由)は0.5%還元(10万円で500ポイント)でお得
  • 楽天ペイは24時間いつでもどこでも支払い可能で、コンビニや役所に行く手間が省ける
  • 楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント)で固定資産税を支払うことができる
  • クレジットカード払いには決済手数料がかかり、還元率0.2%だと手数料が上回る可能性がある

楽天カードでの固定資産税支払い方法

(1) 楽天カード直接払い(還元率0.2%)

楽天カードで固定資産税を直接支払う場合、還元率は0.2%(500円で1ポイント)です。通常の楽天カード利用時の還元率1%と比べると低くなります。

支払い手順:

  1. 自治体から送られてくる固定資産税の納付書を確認
  2. 納付書に記載されている専用サイト(地方税お支払サイト、モバイルレジ、F-REGI等)にアクセス
  3. 納付書の情報(納付番号等)を入力
  4. 楽天カード情報を入力して決済
  5. 決済完了(領収書は発行されない)

還元ポイント例(還元率0.2%):

固定資産税額 獲得ポイント
5万円 100ポイント
10万円 200ポイント
20万円 400ポイント
30万円 600ポイント

(出典: 楽天カード公式サイト

(2) 楽天ペイ請求書払い(還元率0.5%)

楽天ペイ請求書払いで楽天カードから楽天キャッシュへチャージして支払うと、**還元率は0.5%**になります。楽天カード直接払いの0.2%よりお得です。

支払い手順:

  1. 楽天ペイアプリをダウンロード
  2. 楽天カードから楽天キャッシュへチャージ(0.5%還元)
  3. 楽天ペイアプリで「請求書払い」を選択
  4. 固定資産税の納付書のバーコード/QRコード(eL-QR)を読み取る
  5. 楽天キャッシュまたは楽天ポイントで支払い
  6. 決済完了

還元ポイント例(還元率0.5%):

固定資産税額 獲得ポイント
5万円 250ポイント
10万円 500ポイント
20万円 1,000ポイント
30万円 1,500ポイント

(出典: 楽天ペイ公式サイト

注意: 2024年6月4日から、楽天キャッシュへのチャージ時のポイント付与ルールが変更されました。チャージ時ではなく、実際に使用した時点でポイント付与されます。また、楽天ペイ請求書払いの決済自体はポイント進呈対象外で、楽天キャッシュへのチャージ時のみポイント付与されます。

(3) 支払い手順と必要なもの

必要なもの:

  • 固定資産税の納付書(自治体から郵送)
  • 楽天カード(クレジットカード直接払いの場合)
  • 楽天ペイアプリ(楽天ペイ請求書払いの場合)
  • スマートフォン(楽天ペイ請求書払いの場合)

対応自治体の確認:

  • 楽天ペイは2023年4月17日から地方税統一QRコード「eL-QR」に対応し、対応自治体が拡大しています
  • 自治体により対応状況が異なるため、納付書に記載されている支払い方法を確認してください

(出典: 楽天ペイメント株式会社

ポイント還元率とお得度の比較

(1) 楽天カード直接払いの還元率

楽天カードで固定資産税を直接支払う場合、還元率は0.2%(500円で1ポイント)です。通常の楽天カード利用時の還元率1%と比べると、1/5に低下します。

還元率が低い理由:

  • 税金支払いは公的サービスのため、クレジットカード会社が受け取る手数料が低い
  • そのため、ポイント還元率も低く設定されている

(2) 楽天ペイ経由のチャージ還元

楽天ペイ請求書払いで楽天カードから楽天キャッシュへチャージして支払うと、**還元率は0.5%**になります。

還元の仕組み:

  1. 楽天カードから楽天キャッシュへチャージ → 0.5%還元
  2. 楽天キャッシュで固定資産税を支払う → ポイント還元なし
  3. 合計還元率: 0.5%

楽天カード直接払い(0.2%)と比べると、2.5倍のポイントが獲得できます。

(3) 決済手数料との比較

クレジットカードで固定資産税を支払う場合、決済手数料がかかります。決済手数料は自治体により異なりますが、東京都の場合は以下の通りです。

東京都の決済手数料:

税額 手数料(税込)
1~10,000円 37円
10,001~20,000円 112円
20,001~30,000円 187円
30,001~40,000円 262円
40,001~50,000円 337円
50,001~100,000円 412円~787円

(出典: 東京都主税局

損益分岐点の計算例(還元率0.2%の場合):

固定資産税額 還元ポイント(0.2%) 決済手数料 差額
5万円 100ポイント 337円 -237円
10万円 200ポイント 787円 -587円
20万円 400ポイント 1,574円 -1,174円

楽天カード直接払い(還元率0.2%)の場合、決済手数料が還元ポイントを上回り、損をする可能性があります。

損益分岐点の計算例(還元率0.5%の場合):

固定資産税額 還元ポイント(0.5%) 決済手数料 差額
5万円 250ポイント 0円(楽天ペイは手数料無料) +250円
10万円 500ポイント 0円 +500円
20万円 1,000ポイント 0円 +1,000円

楽天ペイ請求書払い(還元率0.5%)の場合、決済手数料が無料のため、還元ポイント分だけお得になります。

キャンペーン情報と最新動向

(1) 過去のキャンペーン事例

楽天ペイでは、過去に以下のような固定資産税支払いのキャンペーンがありました。

2023年4-5月のキャンペーン:

  • 内容: 楽天ペイで税金支払いの全額還元抽選キャンペーン
  • 期間: 2023年4月~5月
  • 詳細: 税金支払い額の全額をポイント還元(抽選)
  • 現在: 終了済み

2023年6月までのキャンペーン:

  • 内容: 楽天市場で2万円以上利用すれば楽天キャッシュチャージ時1.5%還元
  • 期間: 2023年6月まで
  • 現在: 終了済み

(出典: クラシル比較zeimo.jp

(2) 2024年のルール変更

2024年6月4日から、楽天キャッシュへのチャージ時のポイント付与ルールが変更されました。

変更内容:

  • 変更前: 楽天キャッシュへチャージした時点で0.5%ポイント付与
  • 変更後: 楽天キャッシュを実際に使用した時点で0.5%ポイント付与

影響:

  • チャージしただけではポイントが付与されない
  • 固定資産税の支払いに楽天キャッシュを使用した時点でポイント付与される
  • 実質的な還元率は変わらないが、ポイント付与のタイミングが変更

(出典: とくらし

(3) 最新キャンペーンの確認方法

楽天ペイのキャンペーンは定期的に変更されるため、最新情報は楽天ペイ公式サイトで確認することを推奨します。

2024年時点では、2023年のような大規模キャンペーンの発表はありませんが、今後のキャンペーンに期待しましょう。

支払い時の注意点とデメリット

(1) 決済手数料がかかる

クレジットカードで固定資産税を直接支払う場合、決済手数料がかかります。楽天カード直接払い(還元率0.2%)の場合、決済手数料が還元ポイントを上回る可能性があります。

対策:

  • 楽天ペイ請求書払い(還元率0.5%、手数料無料)を利用する
  • 高額な固定資産税の場合は、還元率の高い方法を選択する

(2) 一度の決済上限は30万円

楽天ペイでの一度の決済上限は30万円までです。固定資産税が30万円を超える場合、複数回に分けて支払う必要があります。

対策:

  • 固定資産税を期別(第1期~第4期)に分けて支払う
  • 1期ごとに30万円以下であれば、問題なく支払い可能

(出典: 楽天ペイ公式サイト

(3) コンビニ・窓口では利用不可

クレジットカードでの固定資産税支払いは、コンビニや役所窓口では利用できません。専用サイト(地方税お支払サイト、モバイルレジ、F-REGI等)経由が必須です。

対策:

  • 楽天ペイ請求書払いなら、24時間いつでもどこでもスマホで支払い可能
  • 専用サイト経由の場合は、納付書に記載されているURLにアクセス

(出典: 三井住友VISAカード

まとめ:状況別のおすすめ支払い方法

楽天カードで固定資産税を支払う場合、楽天ペイ請求書払い(楽天キャッシュ経由)が還元率0.5%で最もお得です。楽天カード直接払いは還元率0.2%と低く、決済手数料が還元ポイントを上回る可能性があります。

楽天ペイは24時間いつでもどこでも支払い可能で、コンビニや役所に行く手間が省けます。また、楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント)を固定資産税の支払いに充てることもできます。

ただし、2024年6月4日から楽天キャッシュへのチャージ時のポイント付与ルールが変更され、チャージ時ではなく実際に使用した時点でポイント付与されるようになりました。また、楽天ペイでの一度の決済上限は30万円までで、高額な固定資産税は複数回に分けて支払う必要があります。

キャンペーン情報は執筆時点(2025年)のものであり、最新情報は楽天ペイ公式サイトで確認することを推奨します。

広告

無料査定依頼キャンペーン 【ノムコム】

広告

よくある質問

Q1楽天カードで固定資産税を払うとどれくらいポイントが貯まるのか?

A1楽天カード直接払いは還元率0.2%(10万円で200ポイント)、楽天ペイ請求書払いで楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%(10万円で500ポイント)になります。楽天ペイ請求書払いの方が2.5倍お得です。ただし、2024年6月4日からチャージ時ではなく実際に使用した時点でポイント付与されるルールに変更されました。詳細は楽天ペイ公式サイトをご確認ください。

Q2楽天ペイと楽天カード直接払いどちらがお得なのか?

A2楽天ペイ請求書払い(楽天キャッシュ経由)が還元率0.5%でお得です。楽天カード直接払いは還元率0.2%と低く、決済手数料が還元ポイントを上回る可能性があります。また、楽天ペイは決済手数料が無料で、24時間いつでもどこでもスマホで支払い可能です。ただし、一度の決済上限は30万円までで、高額な固定資産税は複数回に分けて支払う必要があります。

Q3固定資産税をクレジットカードで払う際の手数料は?

A3東京都の場合、最初の1万円で37円、以降1万円ごとに75円の決済手数料がかかります(税込)。例えば10万円の固定資産税を支払う場合、決済手数料は787円です。楽天カード直接払いの場合、還元率0.2%(10万円で200ポイント)だと決済手数料が還元ポイントを上回り、損をする可能性があります。楽天ペイ請求書払いは決済手数料が無料です。

Q4楽天ポイントで固定資産税を払えるのか?

A4楽天ペイ請求書払いで楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント)を利用できます。請求書のバーコード/QRコードを楽天ペイアプリで読み取り、楽天キャッシュまたは楽天ポイントで支払います。一度の決済上限は30万円までです。期間限定ポイントの消化にも利用できるため、ポイント有効期限が近い場合におすすめです。詳細は楽天ペイ公式サイトをご確認ください。

R

Room Match編集部

Room Matchは、不動産の購入・売却・賃貸に関する実践的な情報を提供するメディアです。住宅ローン、物件選び、不動産会社の選び方など、実務担当者に役立つ情報を分かりやすく解説しています。

関連記事