固定資産税はどうやって払う?支払い方法・期限・お得な納付手段を解説

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/10

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固定資産税の支払い方法を知ることの重要性

不動産を所有している方の中には、「固定資産税の支払い方法がいくつもあって、どれがお得なのか分からない」「PayPayやクレジットカードで払うとポイントが貯まるらしいが、手数料がかかるのでは」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、固定資産税の支払い方法6種類、納付期限、お得な支払い方法の比較、延滞時のペナルティを解説します。自分に合った支払い方法を選ぶことで、ポイント還元を受けながら支払い忘れも防げます。

この記事のポイント

  • 固定資産税の支払い方法は窓口納付、口座振替、コンビニ納付、クレジットカード、スマホ決済、Pay-easyの6種類
  • PayPayやスマホ決済は手数料無料でポイント還元が受けられるため、最もお得な選択肢
  • クレジットカード払いは決済手数料(自治体により異なるが一般的に1万円ごとに75円程度)が発生し、ポイント還元率が手数料を上回るか確認が必要
  • 納付期限を過ぎると延滞金(最大年14.6%)が発生し、督促状の送付や差し押さえリスクもある
  • 納税通知書は毎年4〜6月頃に郵送され、年4回(一般的に6月・9月・12月・2月)の分割払いまたは一括払いが選択可能

固定資産税の支払い方法一覧(6種類)

固定資産税の支払い方法は、以下の6種類があります。

(1) 窓口納付(金融機関・市区町村の窓口)

金融機関や市区町村の窓口で現金または小切手で支払う方法です。確実に納付でき、領収書が即座に発行されますが、窓口まで足を運ぶ手間がかかります。

(2) 口座振替(自動引き落とし)

事前に金融機関口座を登録しておくことで、納付期限に自動的に引き落とされる方法です。支払い忘れを防げますが、ポイント還元は受けられません。

(3) コンビニ納付(24時間対応)

納税通知書に同封されているバーコード付き納付書を使い、コンビニエンスストアで24時間支払える方法です。手数料無料で手軽ですが、ポイント還元はありません。

(4) クレジットカード払い(決済手数料あり)

自治体の納税サイトやヤフー公金支払い等を通じて、クレジットカードで支払う方法です。ポイント還元が受けられますが、決済手数料は自治体により異なるため、事前に確認が必要です(一般的に1万円ごとに75円程度)。ポイント還元率が手数料を上回るか確認してください。

(5) スマホ決済(PayPay・楽天Pay・d払い等)

PayPay、楽天Pay、d払い等のスマホ決済アプリで納税通知書のバーコードを読み取って支払う方法です。手数料無料でポイント還元が受けられるため、最もお得な選択肢です。

(6) Pay-easy(ペイジー)

インターネットバンキングやATMから、収納機関番号・納付番号等を入力して支払う方法です。金融機関窓口に行く手間が省けますが、ポイント還元はありません。

固定資産税の支払い時期と納付期限

(1) 納税通知書が届く時期(4〜6月頃)

固定資産税の納税通知書は、毎年4〜6月頃に市区町村から郵送されます。通知書には、評価額、税額、納付期限が記載されています。

(2) 分割払いと一括払いの選択

固定資産税は、年4回の分割払いまたは一括払いを選択できます。一括払いの場合、第1期の納付期限までに全額を支払います。

(3) 納付期限の目安(6月・9月・12月・2月)

一般的な納付期限は以下の通りです(自治体により異なる場合があります)。

期別 納付期限の目安
第1期 6月末
第2期 9月末
第3期 12月末
第4期 翌年2月末

具体的な納付期限は、納税通知書に記載されているため、必ず確認してください。

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お得な支払い方法の比較(手数料・ポイント還元・手間)

支払い方法 手数料 ポイント還元 お得度 手間
スマホ決済(PayPay等) 無料 あり(0.5-1%) ★★★★★
コンビニ納付 無料 なし ★★★
口座振替 無料 なし ★★★ 非常に低
クレジットカード あり(75円/1万円) あり(0.5-1%) ★★
窓口納付 無料 なし ★★
Pay-easy 無料 なし ★★

(1) PayPay・スマホ決済(手数料無料、ポイント還元)

PayPay、楽天Pay、d払い等のスマホ決済は、手数料無料でポイント還元が受けられるため、最もお得です。ただし、ポイント還元率は決済サービスやキャンペーンにより変動するため、事前に確認してください。

(2) クレジットカード(決済手数料 vs ポイント還元)

クレジットカード払いは決済手数料が自治体により異なりますが、一般的に1万円ごとに75円程度です。

損益分岐点の計算例:

  • 税額10万円の場合、決済手数料は約750円
  • ポイント還元率1%のカードで1,000円相当のポイント獲得
  • 差し引き+250円の得

ポイント還元率が0.75%未満のカードでは、手数料が上回り損をする可能性があるため、注意が必要です。

(3) 口座振替(支払い忘れ防止、ポイントなし)

口座振替は自動的に引き落とされるため、支払い忘れを防げます。ポイント還元はありませんが、納付期限を過ぎて延滞金が発生するリスクを回避できる点がメリットです。

納付期限を過ぎた場合のペナルティと対処法

(1) 延滞金の計算方法(最大年14.6%)

納付期限を過ぎると、延滞金が発生します。執筆時点(2025年)では令和6年度の延滞金率を参照していますが、最新情報は各自治体でご確認ください。

期間 延滞金率(令和6年)
1ヶ月以内 年2.4%
1ヶ月超 年8.7%

(注:延滞金率は年度により変動します。本則は年14.6%ですが、特例により軽減されています。)

(2) 督促状の送付と差し押さえリスク

納付期限を過ぎると、督促状が送付されます。督促状が届いても納付しない場合、財産(預金、給与、不動産等)の差し押さえが実行されるリスクがあります。

(3) 納付期限を過ぎてしまった場合の対処法

納付期限を過ぎてしまった場合は、速やかに市区町村の税務課に相談してください。分割納付の相談に応じてくれる場合があります。延滞金が発生する前に、早めに納付することが重要です。

まとめ:自分に合った固定資産税の支払い方法を選ぶポイント

固定資産税の支払い方法は6種類あり、それぞれメリット・デメリットがあります。PayPayやスマホ決済は手数料無料でポイント還元が受けられるため、最もお得な選択肢です。

クレジットカード払いは決済手数料が自治体により異なりますが、一般的に1万円ごとに75円程度です。ポイント還元率が0.75%以上のカードを使う場合のみお得になります。口座振替は支払い忘れを防げる点がメリットです。

納付期限を過ぎると延滞金が発生し、督促状の送付や差し押さえリスクもあるため、納期限厳守が重要です。自分のライフスタイルに合った支払い方法を選び、お得に納税しましょう。

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よくある質問

Q1固定資産税はいつ、どのように支払えばよいですか?

A1固定資産税の納税通知書は毎年4〜6月頃に郵送されます。年4回(一般的に6月・9月・12月・2月)の分割払いまたは一括払いが選択できます。支払い方法は窓口納付、口座振替、コンビニ納付、クレジットカード払い、スマホ決済、Pay-easyの6種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。具体的な納付期限は納税通知書に記載されているため、必ず確認してください。

Q2PayPayやクレジットカードで支払うとポイントは貯まりますか?

A2はい、PayPayやクレジットカードで支払うとポイントが貯まります。PayPayは手数料無料でポイント還元(0.5-1%程度)が受けられるため、最もお得です。クレジットカード払いは決済手数料(自治体により異なるが一般的に1万円ごとに75円程度)が発生するため、ポイント還元率が0.75%以上のカードでないと手数料が上回り損をする可能性があります。ポイント還元率を事前に確認することが重要です。

Q3納付期限を過ぎてしまった場合はどうなりますか?

A3納付期限を過ぎると延滞金(最大年14.6%、特例により令和6年は1ヶ月以内年2.4%、1ヶ月超年8.7%)が発生し、督促状が送付されます。督促状が届いても納付しない場合、財産(預金、給与、不動産等)の差し押さえリスクもあります。納付期限を過ぎてしまった場合は、速やかに市区町村の税務課に相談し、分割納付などの相談をすることが重要です。

Q4口座振替と都度払いのどちらが便利ですか?

A4口座振替は自動的に引き落とされるため、支払い忘れを防げるメリットがあります。納付期限を過ぎて延滞金が発生するリスクを回避できます。一方、都度払い(コンビニ、スマホ決済等)は支払い方法を自由に選択でき、ポイント還元を受けられるメリットがあります。支払い忘れが心配な方は口座振替、ポイント還元を重視する方は都度払いが適しています。

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