マリオットボンヴォイアメックスで固定資産税を支払うメリット
不動産を所有する方にとって、固定資産税は毎年の大きな支出です。
マリオットボンヴォイアメックス(アメリカン・エキスプレス)で固定資産税を支払うことで、ポイントを貯めることができますが、決済手数料との兼ね合いで本当にお得かどうかを見極めることが重要です。
この記事では、マリオットボンヴォイアメックスで固定資産税を支払う方法、ポイント還元率と決済手数料の比較、税額別のお得度シミュレーションを、アメリカン・エキスプレス公式の情報を元に解説します。
年会費を考慮した総合的なお得度を判断できるようになります。
この記事のポイント
- マリオットボンヴォイアメックスで税金支払いをすると、通常のカード利用時の半分のポイント還元率(200円=1ポイント、実質0.5%還元)になる
- 固定資産税のクレジットカード払いには決済手数料(約0.8-1.0%)がかかるため、ポイント還元率と手数料を比較して判断する必要がある
- 2024年12月以降、au PAYへのチャージでポイントが付与されなくなったため、直接クレジットカード払いが最もポイントが貯まる方法となった
- マリオットボンヴォイアメックスの年会費(49,500円等)を考慮すると、固定資産税のポイント還元だけでは元を取れない場合が多い
- ポイント価値は使い道(ホテル宿泊、マイル交換等)により変動するため、単純な還元率だけで判断しない
マリオットボンヴォイアメックスの基礎知識
(1) ポイント還元率(通常3%・税金支払いは200円=1ポイント)
マリオットボンヴォイアメックスのポイント還元率は、利用先により異なります。
| 利用先 | ポイント還元率 |
|---|---|
| マリオット系列ホテル | 100円=6ポイント(6%還元) |
| 通常のカード利用 | 100円=3ポイント(3%還元) |
| 税金支払い | 200円=1ポイント(0.5%還元) |
(出典: アメリカン・エキスプレス公式)
税金支払いは通常のカード利用時の半分のポイント還元率になる点に注意が必要です。
(2) 年会費と年間利用額上限(300万円)
マリオットボンヴォイアメックスには年会費がかかります。
年会費:
- マリオットボンヴォイアメックス:23,100円(税込)
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:49,500円(税込)
年間利用額上限: 税金支払いによるポイント付与には年間利用額300万円の上限があります。
この上限を超える税金支払いでは、ポイントが付与されません。
(3) ポイントの使い道(ホテル宿泊・マイル交換)
マリオットボンヴォイポイントの主な使い道は以下の通りです。
ホテル宿泊:
- マリオット系列ホテル(リッツカールトン、シェラトン等)の無料宿泊
- 1ポイント=約0.3-1.0円の価値(ホテルやシーズンにより変動)
マイル交換:
- 航空会社のマイルに交換(JAL、ANA等40社以上)
- 3ポイント=1マイルが基本レート
- 60,000ポイントまとめて交換すると5,000マイルボーナス
ポイント価値は使い道により大きく変動するため、単純な還元率だけで判断しないことが重要です。
固定資産税のクレジットカード払いの方法
(1) 地方税お支払サイト経由での支払い
固定資産税のクレジットカード払いは、総務省「地方税お支払サイト」経由で行えます。
手順:
- 地方税お支払サイトにアクセス
- 納付書のQRコードまたは納付番号を入力
- クレジットカード情報を入力(マリオットボンヴォイアメックス)
- 決済手数料を確認して支払い
全国の自治体に対応しており、24時間いつでも支払いが可能です。
(2) 各自治体の納税サイトでの支払い
一部の自治体では、独自の納税サイトでクレジットカード払いに対応しています。
確認方法:
- お住まいの自治体の公式サイトで「固定資産税 クレジットカード」で検索
- 納税通知書に記載されているURL・QRコードを確認
自治体により対応状況が異なるため、事前確認が必要です。
(3) スマホ決済(au PAY等)経由での支払い
2024年12月以降、au PAYへのチャージでアメックスカードのポイントが付与されなくなりました。
2024年12月以降の状況:
- au PAY経由での支払いはポイント付与なし
- PayPay、楽天ペイ等の他のスマホ決済も同様の動きが予想される
- 直接クレジットカード払いが最もポイントが貯まる方法
スマホ決済経由でのポイント還元は、各社の規約変更により状況が変わる可能性があるため、最新情報を確認しましょう。
ポイント還元率と決済手数料の比較
(1) クレジットカード払いの決済手数料(約0.8-1.0%)
固定資産税のクレジットカード払いには、決済手数料がかかります。
手数料の相場:
- 約0.8-1.0%(自治体により異なる)
- 例:税額10万円の場合、手数料800-1,000円
(出典: 三菱UFJニコス)
手数料は自治体や決済サービスにより異なるため、お住まいの自治体で事前確認が必要です。
(2) マリオットボンヴォイアメックスの実質還元率
マリオットボンヴォイアメックスで税金を支払った場合の実質還元率を計算します。
計算式:
実質還元率 = ポイント還元率(0.5%) - 決済手数料(約0.8-1.0%)
結果:
- ポイント還元率:0.5%(200円=1ポイント)
- 決済手数料:0.8-1.0%
- 実質還元率:-0.3~-0.5%(マイナス)
決済手数料がポイント還元率を上回るため、単純な還元率だけで見るとお得ではありません。
(3) 2024年12月以降のau PAYポイント付与停止の影響
2024年12月以降、au PAYへのチャージでアメックスカードのポイントが付与されなくなりました。
以前の方法:
- マリオットボンヴォイアメックスでau PAYにチャージ(ポイント付与あり)
- au PAYで固定資産税を支払い(手数料無料)
現在の状況:
- au PAYへのチャージでポイント付与なし
- 直接クレジットカード払いが最もポイントが貯まる方法
スマホ決済経由でのポイント還元は、今後も規約変更により状況が変わる可能性があります。
お得度のシミュレーション(税額別)
(1) 税額10万円の場合のポイント還元と手数料
税額10万円の場合のシミュレーションです。
ポイント還元:
10万円 ÷ 200円 × 1ポイント = 500ポイント
ポイント価値:500ポイント × 0.3円/ポイント = 150円相当
決済手数料:
10万円 × 0.8% = 800円
実質損益:
150円(ポイント) - 800円(手数料) = -650円
税額10万円の場合、実質的に650円の損失となります。
(2) 税額30万円の場合のポイント還元と手数料
税額30万円の場合のシミュレーションです。
ポイント還元:
30万円 ÷ 200円 × 1ポイント = 1,500ポイント
ポイント価値:1,500ポイント × 0.3円/ポイント = 450円相当
決済手数料:
30万円 × 0.8% = 2,400円
実質損益:
450円(ポイント) - 2,400円(手数料) = -1,950円
税額30万円の場合、実質的に1,950円の損失となります。
(3) 税額50万円の場合のポイント還元と手数料
税額50万円の場合のシミュレーションです。
ポイント還元:
50万円 ÷ 200円 × 1ポイント = 2,500ポイント
ポイント価値:2,500ポイント × 0.3円/ポイント = 750円相当
決済手数料:
50万円 × 0.8% = 4,000円
実質損益:
750円(ポイント) - 4,000円(手数料) = -3,250円
税額50万円の場合、実質的に3,250円の損失となります。
(4) 年会費を考慮した総合的なお得度
マリオットボンヴォイアメックスの年会費を考慮すると、固定資産税のポイント還元だけでは元を取れません。
年会費:
- マリオットボンヴォイアメックス:23,100円
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:49,500円
総合判断: 固定資産税のポイント還元だけで年会費を回収することは困難です。
マリオットボンヴォイアメックスは、ホテル宿泊やマイル交換等の特典を含めた総合的なお得度で判断すべきカードです。
まとめ:マリオットボンヴォイアメックスで固定資産税を支払う判断基準
マリオットボンヴォイアメックスで固定資産税を支払うと、200円=1ポイント(実質0.5%還元)でポイントが貯まります。
ただし、固定資産税のクレジットカード払いには決済手数料(約0.8-1.0%)がかかるため、単純な還元率だけで見るとお得ではありません。
2024年12月以降、au PAYへのチャージでポイントが付与されなくなったため、直接クレジットカード払いが最もポイントが貯まる方法です。
マリオットボンヴォイアメックスの年会費(49,500円等)を考慮すると、固定資産税のポイント還元だけでは元を取れない場合が多いです。
マリオットボンヴォイアメックスは、ホテル宿泊やマイル交換等の特典を含めた総合的なお得度で判断すべきカードです。固定資産税支払いでポイントを貯めつつ、他の特典も活用することで、年会費以上の価値を引き出しましょう。
ポイント価値は使い道により変動するため、お住まいの自治体の決済手数料を確認し、ホテル宿泊やマイル交換の予定を考慮した上で、総合的に判断することをおすすめします。


