1. クレディセゾン住宅ローンとは
クレディセゾンの住宅ローンは、フラット35に特化した住宅ローン商品です。住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利型の住宅ローンで、最長35年の返済が可能です。
この記事では、クレディセゾン住宅ローンの金利、審査基準、メリット・デメリット、他社との比較を、クレディセゾン公式サイトやマイベストの最新情報を元に解説します。
この記事のポイント
- 2025年10月時点で保証型1.66%~1.84%、買取型1.89%と業界平均1.98%を下回る低金利
- 頭金1割で年1.77%、頭金2割で年1.69%の金利優遇
- 事前審査は最短15分(オンライン手続き)、本審査は2週間程度と審査スピードが早い
- 自営業・転職直後・永住権なしでも審査に通りやすい(フラット35は年収・勤続年数の制限なし)
- 事務手数料3.3%とやや高め、疾病団信の金利上乗せが他社より高い
2. クレディセゾン住宅ローンの商品種類と特徴
(1) フラット35(買取型・保証型)
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利型の住宅ローンです。最長35年の返済が可能で、金利が返済期間中ずっと変わらないため、返済計画が立てやすいです。
- 保証型フラット35: 民間金融機関が貸付・回収のリスクを負う形態、自己資金の割合が多いほど金利が下がる
- 買取型フラット35: 住宅金融支援機構が債権を買い取る形態、自己資金1割未満でも融資可能
保証型フラット35は、頭金1割で年1.77%、頭金2割で年1.69%と業界平均1.98%を大きく下回る低金利です(マイベスト調査、2025年10月時点)。
(2) フラットPLUS(100%融資を実現)
フラットPLUSとは、フラット35で融資できない部分(物件価格の1割等)を補う独自ローンです。100%融資が可能となり、まとまった自己資金を準備できない場合に利用できます。
(3) つなぎ融資(注文住宅向け)
つなぎ融資とは、住宅完成前の土地購入・着工時に必要な資金を一時的に融資するローンです。フラット35実行時に一括返済します。クレディセゾンはつなぎ融資の金利が他行より低く、注文住宅を建てる場合の負担を抑えられます(イーデス調査)。
3. 金利・返済条件と諸費用
(1) 最新金利情報(2025年10月時点:保証型1.66%~1.84%、買取型1.89%)
クレディセゾン公式サイトによると、2025年10月時点の最新金利は以下の通りです。
| 商品 | 金利 |
|---|---|
| 保証型フラット35 | 1.66%~1.84% |
| 買取型フラット35 | 1.89% |
金利は毎月変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
(2) 頭金割合による金利優遇(頭金1割で年1.77%、2割で年1.69%)
保証型フラット35は、自己資金の割合が多いほど金利が下がります。頭金1割で年1.77%、頭金2割で年1.69%と、業界平均1.98%を大きく下回る低金利です(マイベスト調査、2025年10月時点)。
(3) 諸費用(事務手数料3.3%、保証料無料、繰上返済手数料無料)
クレディセゾン住宅ローンの諸費用は以下の通りです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 事務手数料 | 融資金額の3.3%(税込) |
| 保証料 | 無料(保証人不要) |
| 繰上返済手数料 | 無料 |
事務手数料3.3%は一般的な銀行2.2%よりやや高いため、総返済額で比較検討し、専門家(ファイナンシャルプランナー)への相談を推奨します。
(4) 団体信用生命保険(団信)の金利上乗せ
**団体信用生命保険(団信)**とは、借入者が死亡・高度障害時に住宅ローン残債が保険金で弁済される保険です。フラット35は加入任意ですが、クレディセゾンでは以下の団信が選択できます。
| 団信 | 金利上乗せ |
|---|---|
| 一般団信 | +0.2% |
| 8大疾病付団信 | +0.42% |
| 全疾病付団信 | +0.52% |
8大疾病付団信0.42%、全疾病付団信0.52%の金利上乗せは、他社(無料付帯も)より高額なため、必要性を慎重に検討することを推奨します。
4. 審査基準と審査期間
(1) フラット35の審査基準(年収・勤続年数の制限なし)
フラット35は、年収・勤続年数の制限がないため、自営業・転職直後・永住権なしでも審査に通りやすいです(みずほ銀行の解説より)。
ただし、保証型フラット35は頭金なしで融資不可のため、まとまった自己資金を準備できない場合は買取型を選択することを推奨します。
(2) 審査期間(事前審査最短15分、本審査2週間程度)
日本経済新聞によると、クレディセゾンはオンライン手続き強化で事前審査を3営業日から最短15分に短縮しました(2024年6月~)。本審査は2週間程度と、審査スピードが早いです。
(3) 自営業・転職直後・永住権なしでも審査に通りやすい理由
フラット35は、住宅金融支援機構が債権を買い取る(買取型)または保証する(保証型)ため、民間銀行よりも審査基準が緩やかです。セゾンファンデックス(グループ会社)では、永住権なし・派遣社員・契約社員にも柔軟に対応しています。
(4) 保証型フラット35の頭金要件(自己資金1割以上必須)
保証型フラット35は、頭金なしで融資不可のため、自己資金1割以上(物件価格の10%以上)の準備が必要です。まとまった自己資金を準備できない場合は、買取型フラット35またはフラットPLUSを検討してください。
5. メリット・デメリットと他社比較
(1) メリット(低金利、つなぎ融資安い、審査早い、セゾンカード会員優遇)
クレディセゾン住宅ローンのメリットは以下の通りです。
- 低金利: 頭金1割で年1.77%、業界平均1.98%を下回る
- つなぎ融資が安い: 他行より低金利で注文住宅の負担を抑えられる
- 審査が早い: 事前審査最短15分、本審査2週間程度
- セゾンカード会員優遇: 事務手数料の優遇(公式サイトで要確認)
- 保証料・繰上返済手数料無料: 諸費用を抑えられる
- 全期間固定金利: 返済計画が立てやすい、金利上昇リスクなし
(2) デメリット(事務手数料3.3%、疾病団信の金利上乗せ高い、地方の代理店少ない)
クレディセゾン住宅ローンのデメリットは以下の通りです。
- 事務手数料3.3%: 一般的な銀行2.2%よりやや高い
- 疾病団信の金利上乗せが高い: 8大疾病0.42%、全疾病0.52%(他社は無料付帯も)
- 地方の代理店が少ない: 大阪4軒、東京10軒以上と首都圏在住者向けの傾向
- 変動金利や当初固定金利は扱っていない: フラット35のみの商品構成
(3) 他社(銀行系・ネット銀行)との比較
主要な住宅ローン提供機関との比較は以下の通りです(2025年10月時点)。
| 項目 | クレディセゾン | 銀行系 | ネット銀行 |
|---|---|---|---|
| 金利 | 1.66%~1.89% | 0.3%~0.5%(変動) | 0.3%~0.5%(変動) |
| 事務手数料 | 3.3% | 2.2% | 2.2% |
| 審査スピード | 最短15分 | 1~2週間 | 1~2週間 |
| 審査基準 | 緩やか | 厳しい | 厳しい |
クレディセゾンは、全期間固定金利のフラット35に特化しているため、変動金利より金利が高めですが、金利上昇リスクがなく、返済計画が立てやすいです。
(4) 向いている人・向いていない人
向いている人:
- 自営業・転職直後・永住権なしで銀行審査に不安がある人
- 注文住宅でつなぎ融資が必要な人
- 全期間固定金利で安定した返済計画を立てたい人
- セゾンカード会員で優遇を受けたい人
向いていない人:
- 変動金利で金利を抑えたい人
- 事務手数料を抑えたい人(一般的な銀行2.2%と比較)
- 地方在住で取扱代理店が近くにない人
6. まとめ:クレディセゾン住宅ローンの利用を検討する際のポイント
クレディセゾン住宅ローンは、フラット35に特化した住宅ローンで、2025年10月時点で保証型1.66%~1.84%、買取型1.89%と業界平均1.98%を下回る低金利です。事前審査は最短15分、本審査は2週間程度と審査スピードが早く、自営業・転職直後・永住権なしでも審査に通りやすいです。
利用を検討する際のポイントは、以下の3つです。
- 金利と諸費用の総返済額を比較: 事務手数料3.3%を含めた総返済額で他社と比較
- 審査基準とスピードを確認: 自営業・転職直後で銀行審査に不安がある場合は有力な選択肢
- 専門家に相談: ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーに個別の借入計画を相談
金利は毎月変動する可能性があるため、最新情報はクレディセゾン公式サイトで確認し、信頼できる専門家に相談しながら、納得のいく住宅ローン選びを進めてください。


