荒川区の中古マンション相場|価格・築年数別の目安と狙い目エリア

荒川区の中古マンション相場|平均価格と単価の目安

荒川区は東京23区の北東部に位置し、下町情緒と再開発が共存するエリアだ。日暮里・西日暮里はJR山手線の停車駅として交通利便性が高く、南千住は大規模再開発で街の姿が変わった。都電荒川線(東京さくらトラム)が走る昔ながらの住宅地も残っている。

荒川区の中古マンションの相場感は以下の通り。

  • 平均価格: 約5,978万円
  • 平米単価: 約98万円/m2
  • 平均専有面積: 約70m2
  • 掲載件数: 約90件
  • 価格トレンド: 上昇傾向

平米単価98万円は、23区全体で見ると中位〜やや下に位置する。文京区や台東区と比較すると明確に安く、都心に近い割に手頃な価格帯で購入できるのが荒川区の魅力だ。

築年数別の価格差|築20年以内と築30年以上で約2,500万円の差

荒川区の中古マンションは築年数によって以下のような価格差がある。

  • 築20年以内: 約7,954万円
  • 築30年以上: 約5,449万円

築20年以内と築30年以上で約2,500万円の差があり、築古になるほど手頃になる傾向は他区と同様だ。

築20年以内の物件が約8,000万円に迫る水準にあるのは、南千住の再開発エリアで供給されたタワーマンションや大規模マンションの影響が大きい。リバーハープタワー南千住やイニシア南千住など、築15〜20年前後の大規模物件は今も人気が高い。

築30年以上で約5,449万円は、23区内で70m2のマンションを5,000万円台で購入できるという意味でコストパフォーマンスが良い。日暮里・西日暮里エリアの築古マンションは、山手線駅近という立地の強みがあり、リノベーション前提の購入にも適している。

間取り別の価格目安

荒川区の中古マンションを間取り別に見ると以下の水準だ。

  • 2LDK: 約4,400万円
  • 3LDK: 約4,900万円
  • 4LDK: 約5,900万円

2LDKと3LDKの差が500万円程度と比較的小さいのが特徴。荒川区は大規模マンションが多く、3LDKの供給量が豊富なため、間取りの割に価格が抑えられている。4LDKは6,000万円弱で、広さを求めるファミリー層にとって都心近くで4LDKが手に入る数少ないエリアのひとつだ。

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エリア別の特徴と価格傾向

日暮里・西日暮里エリア(南西部)

日暮里駅はJR山手線・京浜東北線・常磐線に加え、京成線で成田空港へ直通できる交通の要衝。西日暮里駅はJR山手線と東京メトロ千代田線が交差し、大手町・表参道方面への通勤に便利だ。谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアにも近く、文京区・台東区との区境に位置する。

マンション価格は荒川区の中でも上位に位置するが、隣接する文京区や台東区と比べれば割安。山手線沿線でありながら手頃な価格で購入できるのが最大の強みだ。

南千住エリア(東部)

荒川区で最も大きな変貌を遂げたエリア。かつての貨物ヤード跡地が大規模に再開発され、タワーマンションや大型商業施設が立ち並ぶ近代的な街に生まれ変わった。つくばエクスプレス・JR常磐線・東京メトロ日比谷線の3路線が利用可能で、秋葉原や北千住へのアクセスが良い。

再開発エリアのマンションは築年数が比較的新しく、価格は荒川区の中では高めの水準。隅田川沿いの汐入公園が近く、開放的な住環境が魅力だ。

町屋エリア(中央部)

東京メトロ千代田線・京成線・都電荒川線が利用できる。千代田線で大手町まで約15分と通勤利便性が高い一方、下町の商店街が残る生活感のあるエリア。マンション価格は荒川区の平均的な水準で、コストパフォーマンスを重視する購入者に人気がある。

東尾久・西尾久エリア(北部)

都電荒川線沿線の住宅地で、荒川区の中では最も庶民的な雰囲気が残るエリア。日暮里・舎人ライナーの開通で交通アクセスが改善された。マンション価格は区内で最も手頃な水準で、予算を最優先にする場合の選択肢になる。

周辺区との比較|荒川区の立ち位置

荒川区の平米単価98万円は、隣接する文京区(約121万円)や台東区より安い。北区とはほぼ同水準で、足立区よりは高い。

荒川区の最大の強みは、山手線の駅(日暮里・西日暮里)を擁しながら手頃な価格帯にあること。山手線の内側ではないが、山手線沿線というだけで通勤利便性は大幅に向上する。同じ山手線沿線の豊島区(池袋周辺)と比べても、荒川区の方が明らかに安い。

文京区との境界エリア(西日暮里・日暮里)では、荒川区側の方が同等の立地条件で1,000万〜2,000万円程度安く購入できるケースがある。「文京区のブランド」にこだわらなければ、荒川区は実質的な住環境と価格のバランスが良い選択肢だ。

荒川区で中古マンションを買うなら|狙い目の条件

荒川区の中古マンション市場は上昇傾向にあるが、まだ23区の中では手が届きやすい価格帯にある。

予算を抑えたい場合は、築30年以上で5,449万円が目安。町屋・東尾久エリアは区内では手頃で、3LDKでも5,000万円前後で探せる可能性がある。リノベーション済み物件も増えており、見た目以上に快適な住環境を得られることも多い。

通勤利便性を重視する場合は、日暮里・西日暮里駅の徒歩10分以内が有望だ。山手線と千代田線のダブルアクセスは、勤務先を選ばない柔軟性がある。成田空港直通の京成線も海外出張が多い人にはメリットだ。

ファミリー向けには、南千住の再開発エリアが選択肢になる。大規模マンションが多く4LDKの供給もあり、公園やスーパーなど生活インフラが整備されている。つくばエクスプレスで秋葉原まで約10分というアクセスも魅力的だ。

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よくある質問

荒川区の中古マンションの相場はどのくらいですか?
平均約5,978万円、平米単価約98万円が目安です。築20年以内は約7,954万円、築30年以上は約5,449万円と、築年数による価格差があります。間取り別では2LDKが約4,400万円、3LDKが約4,900万円、4LDKが約5,900万円です。
荒川区で中古マンションが安いエリアはどこですか?
東尾久・西尾久エリアが区内で最も手頃な水準です。町屋エリアも平均的な価格帯でコストパフォーマンスが良い地域です。日暮里・西日暮里は山手線沿線のため荒川区の中では高めですが、隣接する文京区や台東区と比べると割安です。
荒川区のマンションは資産性がありますか?
日暮里・西日暮里は山手線沿線のため、資産性は比較的安定しています。南千住の再開発エリアも交通利便性と生活インフラの充実度から底堅い需要があります。価格は上昇傾向にあり、都心近くの手頃な価格帯として注目されているエリアです。
荒川区と文京区、マンションはどちらが安いですか?
荒川区の方が明確に安く、平米単価で文京区(約121万円)に対して荒川区は約98万円です。西日暮里・日暮里の区境エリアでは、同等の立地条件で1,000万〜2,000万円程度安く購入できるケースがあります。

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