呉市の中古マンション相場|平均1,896万円・坪65.9万円

呉市の中古マンション市場の概況

呉市の中古マンション市場は以下のとおりだ。

項目 目安
平均価格 1,896万円
坪単価 65.9万円
㎡単価 21.4万円
平均面積 70㎡
掲載件数 203件
市場トレンド 下落

呉市は広島県の南西部、瀬戸内海に面した人口約20万人の都市だ。旧海軍の軍港として発展し、現在も海上自衛隊の拠点が置かれている。大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)や「てつのくじら館」は全国的な観光スポットとして知られる。

JR呉線で広島駅まで約35分。広島呉道路(クレアライン)を使えば車で約30分と、広島市のベッドタウンとしても機能している。ただし人口減少が進んでおり、マンション市場は下落傾向にある。

203件の掲載数は選択肢として十分で、じっくり比較検討できる環境だ。

築年数による価格差

築年数によって価格帯が変わる。呉市では築20年以内の物件で約2,778万円のデータがある。

築20年以内(約2,778万円)

比較的新しい物件で、設備や内装の状態が良好なものが多い。オートロックや宅配ボックスなど現代的な設備が備わった物件も含まれる。呉駅周辺や呉市中心部の物件がこの価格帯の中心だ。

築20〜30年(1,500万〜2,000万円前後)

平均価格1,896万円のボリュームゾーン。1990年代後半から2000年代前半に建てられた物件で、間取りは3LDKが主流。この年代のマンションは構造がしっかりしたものが多く、管理状態が良ければ長く住める。リフォーム済みの物件も出回っており、コストパフォーマンスに優れた選択肢だ。

築30年以上(1,000万円以下も)

1980年代以前の物件で、価格は大幅に下がる。旧耐震基準(1981年5月以前の建築確認)の物件には注意が必要だ。ただし1,000万円以下で広い部屋が手に入る可能性があり、リフォーム費用を含めても予算を抑えられるケースがある。管理組合の運営状況と修繕積立金の残高は必ず確認しよう。

エリアによる価格差

呉駅周辺・中通エリア

呉市の中心エリアで、マンション価格も市内最高値クラス。JR呉駅からの徒歩圏は通勤利便性が高く、ゆめタウン呉やレクレなど商業施設も充実している。広島市への通勤を考えるなら、呉駅徒歩圏の物件が第一候補だ。

広エリア

JR広駅周辺は呉市東部の中心地で、マンション物件も多い。呉駅周辺よりやや手頃な価格帯で、広い物件が見つかりやすい。広駅から広島方面へのJR利用も可能。

焼山・昭和エリア

丘陵地に住宅地が広がるエリア。駅からはやや距離があり車中心の生活になるが、その分価格は抑えめだ。眺望の良い物件が多く、瀬戸内海を見下ろすロケーションのマンションも見つかる。

天応・吉浦エリア

広島市寄りのエリアで、JR呉線で広島方面への通勤に便利な立地。2018年の豪雨被害を受けたエリアもあるため、ハザードマップの確認は必須だ。

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下落傾向をどう見るか

呉市のマンション市場は下落傾向にある。主な要因は人口減少だ。呉市の人口は2000年の約25万人から約20万人へと減少しており、住宅需要の縮小が続いている。

買い手にとってはチャンス。下落トレンドは売り手には厳しいが、購入を検討する側にとっては好条件だ。価格交渉の余地が生まれやすく、同じ予算でより良い条件の物件を手に入れられる可能性がある。

広島市との価格差。広島市の中古マンションは呉市の倍以上の水準で推移している。広島市で4,000万円の物件が、呉市なら同等のグレードで2,000万円前後で見つかるケースもある。通勤時間35分の差で価格が半額になるのは、大きな魅力だ。

下落の底を見極める。人口減少が続く限り、地方都市のマンション価格は構造的に下落しやすい。ただし呉駅周辺など利便性の高いエリアは比較的底堅い。購入するなら駅近・利便性重視の物件を選ぶのが資産防衛の観点からも合理的だ。

呉市で中古マンションを選ぶポイント

管理状態の確認。下落トレンドの市場では、管理組合がしっかり機能しているかがより重要になる。修繕積立金の残高、長期修繕計画の内容、過去の大規模修繕の実施状況を確認しよう。

駅からの距離。呉駅・広駅から徒歩10分以内の物件は、将来的な資産価値の維持でも有利だ。車社会の呉市でも、高齢化を考えると駅近の利便性は長期的な強みになる。

災害リスク。2018年7月の西日本豪雨では呉市も大きな被害を受けた。購入前にハザードマップで土砂災害警戒区域や浸水想定区域を確認することは必須だ。丘陵地のマンションは眺望が良い反面、周辺の地形リスクにも注意したい。

広島市通勤の計算。呉駅から広島駅まで約35分。通勤定期代(月額約1.5万円前後)と住宅価格の差額を計算すると、呉市を選ぶ経済的メリットは大きい。ただし呉線は豪雨時の運休が比較的多いため、代替手段(クレアライン経由のバスや車)も確保しておきたい。

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よくある質問

呉市の中古マンションはいくらぐらいですか?
呉市の中古マンション平均価格は1,896万円、坪単価は65.9万円です。築20年以内なら約2,778万円、築30年以上なら1,000万円以下の物件も見つかります。掲載件数は203件あり、選択肢は豊富です。
呉市のマンション市場は今後どうなりますか?
呉市は人口減少の影響で下落傾向にあります。購入を検討する側にとっては価格交渉の余地が生まれやすく、広島市の半額程度で同等グレードの物件が手に入る好環境です。駅近の物件は比較的底堅い傾向にあります。
呉市と広島市のマンション価格差はどのくらいですか?
広島市の中古マンションは呉市の倍以上の水準です。広島市で4,000万円クラスの物件が、呉市なら2,000万円前後で見つかるケースもあります。JR呉線で広島駅まで約35分の通勤圏です。
呉市で中古マンションを買うときの注意点は?
管理組合の運営状況と修繕積立金の確認、ハザードマップでの災害リスクチェックが特に重要です。2018年の豪雨被害を踏まえ、土砂災害警戒区域に該当しないか必ず確認しましょう。

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