結論:網戸サイズの測り方は高さ・幅それぞれ3箇所測定が基本
網戸を購入する際、最も重要なのはサイズ測定です。一般的な方法として、高さと幅をそれぞれ3箇所ずつ測定し、最も狭い寸法を採用する手順が推奨されています。この方法を取る理由は、窓枠の歪みや建物の経年変化により、同じ窓でも場所によって寸法が微妙に異なるケースがあるためです。
まず最初にやること3つ
測定を始める前に、以下の3点を準備しておくとスムーズに進められます。
メジャー(巻尺)の準備: 網戸の高さは通常100cm以上あるため、2m以上測れるメジャーを用意してください。ホームセンターや100円ショップでも入手できます。定規では測りにくく、誤差が大きくなるため推奨されません。
網戸レールの確認: 測定箇所は網戸レールの先端から先端です。窓枠全体ではなく、網戸が実際に入るレールの位置を事前に確認しておきましょう。アルミサッシの場合、窓枠の内側に網戸専用のレールがあります。
記録用メモの準備: 測定値をミリ単位で記録するため、メモ用紙とペンを手元に用意しておくと安心です。スマートフォンのメモアプリでも構いません。
測定にかかる時間の目安
網戸のサイズ測定にかかる時間は、慣れによって変わります。初めての場合は測定箇所の確認や記録に時間がかかるため、1つの窓あたり10分程度を見ておくとよいでしょう。手順に慣れてくれば、5分程度で完了することが一般的です。
ただし、複数の窓を測定する場合や、特殊な形状の窓がある場合は、余裕を持って時間を確保しておくことをおすすめします。
網戸の交換や取り付けを自分で行うのが不安な場合、住まいのトラブル総合窓口サービスに相談するのも一つの方法です。【戸建て住宅専門】住まいの維持管理をトータルサポートはすまサポでは、網戸をはじめとした住まいの営繕作業を1箇所600円(税込)から依頼でき、測定から取り付けまでまとめて任せることができます。
ステップ別の測定手順
ここからは、実際の測定手順を高さ→幅の順で解説していきます。各ステップで図解的に理解できるよう、測定のポイントを具体的に説明します。
Step1:高さの測り方(左端・中央・右端の3箇所)
高さの測定は、網戸用レールの上の先端から下の先端までを測ります。具体的な手順は以下の通りです。
測定箇所の確認: アルミサッシの場合、窓枠の内側に網戸専用のレールがあります。このレールの溝の最上部から最下部までが測定範囲です。
3箇所測定: 左端・中央・右端の3箇所で高さを測ります。メジャーを垂直に真っ直ぐ保ち、レールの先端から先端まで正確に測定してください。
ミリ単位で記録: 測定値は必ずミリ単位で記録します。例えば、左端が1820mm、中央が1818mm、右端が1819mmといった形です。
最も狭い寸法を採用: 3箇所の測定値のうち、最も狭い寸法を採用します。この例では1818mmが正しいサイズとなります。大きめのサイズで注文すると網戸が入らない可能性があるため、慎重に判断してください。
Step2:幅の測り方(窓枠を含めた端から端)
幅の測定は、窓枠を含めたガラス戸の端から端までを測ります。
測定箇所の確認: 窓枠の端から端まで、ガラス戸全体を含む幅を測定対象とします。
3箇所測定: 高さと同様に、上端・中央・下端の3箇所で幅を測ります。メジャーを水平に保つことが重要です。斜めになると誤差が生じるため、できれば二人で測定すると正確性が高まります。
ミリ単位で記録: 幅も同様にミリ単位で記録します。
最も狭い寸法を採用: 3箇所の測定値のうち、最も狭い寸法を最終値として記録します。
Step3:測定値の記録と確認
測定が終わったら、以下の確認作業を行います。
3箇所の測定値を比較: 高さ・幅それぞれの3箇所の測定値を並べて確認します。寸法差が5mm以内であれば通常問題ありませんが、10mm以上の差がある場合は再測定を推奨します。
誤差が大きい場合は再測定: 測定値に大きな差がある場合、メジャーが斜めになっていた可能性や、目盛りの読み間違いが考えられます。もう一度測定し直してください。
最終値の記録: 高さ・幅それぞれの最も狭い寸法を、網戸の最終サイズとして記録します。
よくある測定ミスと回避策
ここでは、実際に測定する際に起きやすいミスと、その回避策を紹介します。
1箇所しか測らず寸法が合わなかった
最も多い失敗パターンが、1箇所だけ測定して網戸を注文してしまうケースです。窓枠は経年変化や建物の微妙な歪みにより、場所によって寸法が異なることがあります。
築年数が経った戸建て住宅では特にこの傾向が強く、3箇所の測定値に2〜5mm程度の差が出ることも珍しくありません。1箇所だけ測って広めのサイズで注文すると、網戸がレールに入らず使えないという事態になります。必ず3箇所測定し、最も狭い寸法を採用してください。
メジャーが斜めになり誤差が出た
メジャーを斜めに当てて測定すると、実際より長い数値が出てしまいます。特に一人で測定する場合、メジャーを真っ直ぐに保つのが難しいことがあります。
回避策としては、メジャーを垂直または水平に保つよう意識することが重要です。可能であれば二人で測定し、一人がメジャーの一方を押さえ、もう一人が反対側で数値を読む方法が正確です。また、スケール(差し金)を使用して水平を確認しながら測る方法も有効と言われています。
測定箇所を間違えた(レールではなく窓枠を測った)
網戸レールと窓枠全体を混同し、測定箇所を間違えるケースもあります。網戸レールは網戸が動くための溝状の部分で、窓枠全体よりも内側にあります。
アルミサッシの場合、窓枠の内側に網戸専用のレールがあり、そのレールの先端から先端までを測定します。窓枠全体を測ってしまうと、実際の網戸サイズより大きく測定してしまい、注文後に「入らない」という事態になります。測定前に必ず網戸レールの位置を確認してください。
測定前に確認しておきたいこと
測定を始める前に、以下の点を確認しておくと後悔を防げます。
網戸の種類によって測り方が変わるケース
網戸にはいくつかの種類があり、種類によって測定方法が若干異なることがあります。
- 引き違い窓: 最も一般的なタイプで、本記事で説明した測定方法が適用できます。
- 勝手口: 玄関の勝手口ドアの網戸は、ドア枠のサイズに合わせた専用品が必要です。測定方法は基本的に同じですが、ドアの開閉に支障が出ないよう、取り付け位置の確認も重要です。
- FIX窓(固定式): 開閉しない窓の場合、網戸も固定式になります。測定は同様ですが、取り付け方法が異なるため、専門業者への相談を推奨します。
特殊な形状の窓(円形、台形、出窓など)の場合は、既製品での対応が難しく、特注品が必要になるケースがあります。測定が複雑になるため、専門業者に依頼する方が確実です。
既製品で対応できるサイズか確認
網戸には既製品と特注品があり、既製品で対応できるサイズであればコストを抑えられます。
一般的な既製品の網戸は、高さ180〜200cm程度、幅70〜100cm程度の範囲で規格サイズが用意されています。この範囲内であれば、ホームセンターやオンラインショップで既製品を購入できることが多いです。
一方、規格外のサイズや特殊な形状の窓の場合は、特注品が必要になります。特注品は既製品より価格が高くなる傾向があり、納期も数週間かかることがあります。測定後、既製品で対応できるか事前に確認しておくとよいでしょう。
自分で測るのが向いている人/業者に頼むべき人
網戸のサイズ測定は、ケースによって自分で行うべきか業者に依頼すべきかが変わります。以下を参考に判断してください。
自分で測るのが向いているケース:
- 窓の形状が標準的な引き違い窓
- 測定する窓が1〜2箇所程度
- DIYに慣れており、時間に余裕がある
- 既製品サイズの範囲内に収まりそうな窓
業者に頼むべきケース:
- 複数の窓を一度に交換したい
- 特殊な形状の窓(出窓、円形窓など)
- 測定や取り付けに不安がある
- 時間がなく、まとめて依頼したい
戸建て住宅の網戸を複数箇所交換する場合や、測定から取り付けまでまとめて依頼したい場合は、住まいの営繕に対応した業者に相談するのが効率的です。【すまサポ】は、網戸・障子・畳・クロスなどの営繕作業を1箇所600円(税込)から対応しており、24時間365日オンラインで問い合わせが可能です。築10年以上の戸建て住宅で、ハウスメーカーの保証が切れた後のメンテナンスに不安を感じている方にとって、窓口が一つにまとまっているサービスは便利と言えるでしょう。
まとめ:測定は3箇所×ミリ単位が失敗しないコツ
網戸のサイズを正確に測るためのポイントを改めて整理します。
3箇所測定を徹底する: 高さ・幅それぞれ3箇所(左端・中央・右端、上端・中央・下端)を測り、最も狭い寸法を採用する。窓枠の歪みに対応するために必須の手順です。
ミリ単位で記録する: 網戸は数ミリの誤差でも取り付けに影響が出るため、必ずミリ単位で正確に測定・記録してください。
メジャーを真っ直ぐ保つ: 測定時はメジャーを垂直または水平に保ち、斜めにならないよう注意します。可能であれば二人で測定すると正確性が高まります。
測定が完了したら、次のステップは購入または業者への依頼です。既製品で対応できるサイズであれば、ホームセンターやオンラインショップで購入できます。特注品が必要な場合や、取り付けに不安がある場合は、専門業者への相談を検討してください。
網戸の測定や取り付けに不安を感じる場合、戸建て住宅の営繕作業に対応した業者に相談することで、測定ミスのリスクを避けられます。住まいのメンテナンスを総合的にサポートするサービスを活用することも、選択肢の一つと言えるでしょう。
