塚本不動産ビルとは|銀座の好立地商業ビル
塚本不動産ビルは、東京都中央区銀座5丁目の「銀座みゆき通り」沿いに位置する7階建ての賃貸オフィス・商業ビルです。銀座駅B5出口から徒歩1~2分という好立地で、高級ブランド時計店や飲食店が入居する歴史ある建物です。
この記事では、塚本不動産ビルの基本情報(所在地、建築年、規模、設備)、テナント構成、アクセス、周辺エリアの特徴を、塚本總業株式会社の公式情報を元に解説します。
オフィス物件や商業物件を探している事業者、銀座エリアの不動産情報を知りたい方にとって、入居検討の判断材料となる情報を提供します。
この記事のポイント
- 塚本不動産ビルは銀座みゆき通り沿いの7階建て商業ビル(1974年竣工、1992年新耐震基準適合)
- 1~3階は高級時計店「銀座エバンス」、4~7階は高級飲食店、地下1階は太宰治ゆかりの「Barルパン」が入居
- 東京メトロ銀座駅B5出口から徒歩1~2分、有楽町駅・東銀座駅・新橋駅も徒歩圏内
- 築50年超のため設備の老朽化がある可能性、銀座一等地のため賃料は高額になる傾向
- 賃貸オフィス・商業スペースの空室状況は不定期のため、運営会社への問い合わせが必要
塚本不動産ビルの概要と立地
(1) ビルの基本情報(所在地・規模・竣工年)
塚本不動産ビルの基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区銀座5-5-11 |
| 階数 | 地上7階・地下1階 |
| 竣工年 | 1974年5月 |
| 耐震基準 | 1992年新耐震基準適合 |
| 外観 | 黒を基調としたデザイン |
| 用途 | 賃貸オフィス・商業ビル |
(出典: オフィスナビ)
1974年竣工のため築50年超の建物ですが、1992年に新耐震基準に適合しており、震度6強~7の地震でも倒壊しない設計となっています。
(2) 銀座みゆき通り沿いという一等地
塚本不動産ビルは、銀座の中央通りから晴海通りに至る「みゆき通り」沿いに位置します。みゆき通りは高級ブランド店が立ち並ぶ銀座のメインストリートの一つで、商業的価値の高いエリアです。
周辺には以下のような施設が集積しています。
- 高級ブランドブティック(シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン等)
- 百貨店(松屋銀座、三越銀座店等)
- 高級飲食店・バー
- ギャラリー・画廊
このような立地のため、ビジネス・商業目的での集客力が高く、企業のブランドイメージ向上にも寄与する可能性があります。
(3) 建物の特徴(7階建て・黒を基調とした外観)
塚本不動産ビルは、黒を基調としたシックな外観デザインが特徴です。銀座の高級感ある街並みに調和しながらも、存在感のある佇まいとなっています。
地上7階・地下1階の構成で、各フロアは商業・飲食店舗として利用されています。
(4) 耐震基準(1992年新耐震基準適合)
新耐震基準は、1981年6月以降に適用された耐震基準で、震度6強~7の地震でも倒壊しない設計を求めるものです。塚本不動産ビルは1974年竣工ですが、1992年に新耐震基準に適合しており、安全性が確保されています。
ただし、築50年超の建物のため、設備の老朽化や最新ビルとの機能差(エレベーター設備、空調設備、インターネット回線等)がある可能性があります。入居検討の際は、内見時に設備状況を確認することを推奨します。
テナント構成と特徴
(1) 1~3階:銀座エバンス(高級ブランド時計セレクトショップ)
1階から3階には、高級ブランド時計セレクトショップ「銀座 エバンス」が入居しています。ロレックス、オメガ、パテック・フィリップ等の高級時計を取り扱う専門店で、銀座の時計愛好家に知られる存在です。
(2) 4~7階:高級飲食店(桂、よこ田、Sublime、醍醐)
4階から7階には、以下のような高級飲食店が入居しています。
| フロア | 店舗名 | ジャンル |
|---|---|---|
| 7階 | 桂 | 日本料理 |
| 6階 | よこ田 | 日本料理 |
| 5階 | Sublime | フレンチ・イタリアン |
| 4階 | 醍醐 | 日本料理 |
(出典: アットオフィス)
いずれも銀座の好立地を活かした高級飲食店で、接待やビジネスディナーの利用に適した店舗構成となっています。
(3) 地下1階:Barルパン(太宰治ゆかりの老舗バー)、銀座五丁目しゃんく
地下1階には、太宰治や坂口安吾などの文豪が通ったとされる老舗バー「Barルパン」があります。文学史的な価値を持つバーとして、文学ファンや銀座の歴史に関心のある方に知られる存在です。
また、「銀座五丁目しゃんく」という飲食店も地下1階に入居しています。
(4) 商業・飲食店中心のテナント構成
塚本不動産ビルは、商業(時計店)と飲食店が中心のテナント構成です。一般的なオフィスビルとは異なり、来店型のビジネスが主体となる建物です。
賃貸オフィスとして募集される場合もありますが、空室状況は不定期のため、運営会社への問い合わせが必要です。
アクセスと周辺環境
(1) 最寄り駅:東京メトロ銀座駅B5出口から徒歩1~2分
塚本不動産ビルは、東京メトロ銀座駅B5出口から徒歩1~2分という好立地です。銀座駅は以下の路線が乗り入れており、都心各地へのアクセスが良好です。
- 東京メトロ銀座線(渋谷方面・浅草方面)
- 東京メトロ丸ノ内線(新宿方面・池袋方面)
- 東京メトロ日比谷線(六本木方面・上野方面)
(2) その他の利用可能駅(有楽町駅・東銀座駅・新橋駅も徒歩圏内)
塚本不動産ビルは、銀座駅以外にも以下の駅が徒歩圏内です。
| 駅名 | 路線 | 徒歩時間(目安) |
|---|---|---|
| 有楽町駅 | JR山手線・京浜東北線 | 徒歩5~7分 |
| 東銀座駅 | 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 | 徒歩3~5分 |
| 新橋駅 | JR山手線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 | 徒歩8~10分 |
(出典: オフィスター)
複数の駅・路線が利用可能なため、取引先や顧客にとってもアクセスしやすい立地です。
(3) 銀座の商業環境(高級ブランド店・飲食店が立ち並ぶエリア)
銀座は、日本を代表する商業エリアです。高級ブランドブティック、百貨店、飲食店、ギャラリーが集積し、国内外から多くの人が訪れます。
塚本不動産ビルが位置する銀座5丁目は、銀座の中心部に位置し、商業的価値が特に高いエリアです。企業の本社・支社、ショールーム、商談スペースとして利用されることが多い地域です。
入居・利用時の注意点
(1) 築年数(1974年竣工で築50年超)による設備の老朽化
塚本不動産ビルは1974年竣工のため、築50年超の建物です。新耐震基準には適合していますが、以下のような設備面での課題がある可能性があります。
- エレベーター設備の旧式化
- 空調設備の効率低下
- インターネット回線の対応状況
- トイレ・給排水設備の老朽化
入居検討の際は、内見時にこれらの設備状況を確認し、業務に支障がないか判断することを推奨します。
(2) 銀座一等地のため賃料が高額になる傾向
塚本不動産ビルは銀座みゆき通り沿いの一等地に位置するため、賃料は高額になる傾向があります。具体的な賃料は、フロア・面積・契約条件により異なりますが、銀座の相場に準じた水準となります。
予算と立地のバランスを考慮し、他の銀座エリアの物件や周辺エリア(有楽町、新橋、築地等)の物件と比較検討することも選択肢です。
(3) 賃貸オフィス・商業スペースの空室状況は不定期
塚本不動産ビルは、商業・飲食店中心のテナント構成のため、賃貸オフィス・商業スペースの空室が出る時期は不定期です。
入居を検討する場合は、運営会社の塚本不動産株式会社(塚本總業株式会社の関連会社)に直接問い合わせることを推奨します。
(4) 最新情報は運営会社への問い合わせを推奨
テナント情報や空室状況は変動する可能性があるため、最新情報は運営会社に確認してください。また、賃貸条件(賃料、敷金・礼金、契約期間、原状回復義務等)の詳細も、契約前に不動産仲介会社や宅地建物取引士に相談することを推奨します。
まとめ|問い合わせ先と判断ポイント
塚本不動産ビルは、銀座みゆき通り沿いの好立地に位置する7階建ての商業ビルです。高級時計店「銀座エバンス」や高級飲食店、太宰治ゆかりの「Barルパン」が入居し、銀座の歴史と文化を感じられる建物です。
東京メトロ銀座駅B5出口から徒歩1~2分という好立地で、有楽町駅・東銀座駅・新橋駅も徒歩圏内のアクセス抜群の環境です。企業のブランドイメージ向上や集客力の高さが期待できる立地です。
一方、1974年竣工で築50年超のため、設備の老朽化や最新ビルとの機能差がある可能性があります。また、銀座一等地のため賃料は高額になる傾向があり、予算とのバランスを考慮する必要があります。
賃貸オフィス・商業スペースの空室状況は不定期のため、入居を検討する場合は、運営会社の塚本不動産株式会社に問い合わせることを推奨します。また、契約条件の詳細は、不動産仲介会社や宅地建物取引士に相談し、慎重に判断しましょう。
