たつむら青山マンションとは?青山エリアのヴィンテージマンション
東京・青山エリアのマンション購入を検討する際、「たつむら青山マンションってどんな物件?」「相場はどれくらい?」「築年数が古いけど大丈夫?」と疑問を持つ方は多いでしょう。
この記事では、たつむら青山マンションの物件概要、立地・アクセス、中古相場・価格推移、管理・設備の状況を、不動産ポータルサイトの情報を元に解説します。
ヴィンテージマンションならではの魅力と注意点を理解し、購入検討の判断材料を得られるようになります。
この記事のポイント
- たつむら青山マンションは1972年竣工、13階建て119戸のヴィンテージマンション
- 表参道駅(銀座線・半蔵門線・千代田線)から徒歩4分、骨董通りに位置する好立地
- 耐震補強工事が実施されており、構造面での安全性が向上
- AI推定価格約9,582万円(136.1万円/㎡)、広さにより3,300万円〜3.3億円と幅広い
- 1〜3階が大型オフィス、4階以上が居住用という混在利用に注意が必要
たつむら青山マンションの物件概要
築年数・構造・規模
LIFULL HOME'Sのデータによると、たつむら青山マンションの基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 竣工年月 | 1972年2月 |
| 築年数 | 築50年以上 |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 階数 | 地上13階 |
| 総戸数 | 119戸 |
| 所在地 | 東京都港区南青山 |
(出典: LIFULL HOME'S)
耐震補強工事の実施状況
東京ヴィンテージマンションの情報によると、たつむら青山マンションは耐震補強工事が実施されており、構造面での安全性が向上しています。
ポイント:
- 1972年竣工のため旧耐震基準(1981年以前)
- 耐震補強工事により、新耐震基準に近い水準に改善
- ただし、購入前に耐震診断書・工事記録を確認することを推奨
住居用とオフィス用の混在利用
LIFULL HOME'Sのデータによると、たつむら青山マンションは元々は住居用ですが、現在は以下の利用状況です。
- 1〜3階: 大型オフィスとして別玄関で利用
- 4階以上: 居住用
注意点:
- 居住用とオフィス用が混在しており、管理組合の運営や修繕計画に影響する可能性
- 購入前に管理組合の議事録を確認し、将来の修繕計画を把握することを推奨
立地・アクセス・周辺環境
最寄り駅と交通アクセス
たつむら青山マンションは、表参道駅(銀座線・半蔵門線・千代田線)から徒歩4分の好立地です。
主要駅へのアクセス:
- 渋谷駅: 表参道駅から2駅、約4分
- 銀座駅: 表参道駅から4駅、約8分
- 大手町駅: 表参道駅から半蔵門線直通、約12分
3路線が利用でき、都心主要エリアへのアクセスが良好です。
骨董通りの立地特性
たつむら青山マンションは、骨董通り(こっとうどおり)に位置しています。
骨董通りの特徴:
- 青山通りから表参道にかけて走る通り
- アンティークショップや高級ブランド店が立ち並ぶ
- 落ち着いた雰囲気の高級エリア
青山・表参道エリアの魅力
青山・表参道エリアは、渋谷・青山・表参道が徒歩圏内という利便性の高さが魅力です。
周辺施設:
- 商業施設: 表参道ヒルズ、青山通り、骨董通り
- 公園: 青山公園、神宮外苑
- 教育施設: 青山学院大学、慶應義塾大学(青山キャンパス)
- 医療施設: 青山病院、南青山クリニック
たつむら青山マンションの中古相場・価格推移
AI推定価格と実際の売出事例
Dr.Assetのデータによると、たつむら青山マンションの価格相場は以下の通りです。
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| AI推定価格 | 約9,582万円 |
| 単価 | 136.1万円/㎡ |
| 売出事例(150m²) | 3.3億円 |
| 売出事例(35m²) | 6,300万円 |
(出典: Dr.Asset)
注意点:
- AI推定価格は参考値であり、実際の取引価格は物件の広さ、階数、リノベーション状況により大きく異なる
- 最新の売出価格は不動産ポータルサイト(SUUMO、HOME'S等)で確認を推奨
青山一丁目駅エリアの価格動向(2025年)
マンションレビューのデータによると、2025年10月時点で青山一丁目駅エリアの中古マンション価格は以下の動向です。
| 期間 | 変動率 |
|---|---|
| 前年比 | +10.94% |
| 前月比 | +5% |
(出典: マンションレビュー)
青山エリアは東京23区内でも高級エリアとして確立しており、沿線内でも価格ランキングが高いです。ただし、金利上昇や経済情勢により価格変動リスクがあるため、慎重な判断が必要です。
広さ別の価格帯
青山一丁目駅周辺の中古マンションは、広さにより以下の価格帯があります(2025年時点)。
- 30〜50㎡: 6,000万円〜1億円前後
- 50〜80㎡: 1億円〜2億円前後
- 80㎡以上: 2億円〜4億円前後
たつむら青山マンションもこの範囲に収まる価格帯です。
管理・設備・住み心地のポイント
管理組合の運営状況
ヴィンテージマンションを購入する際は、管理組合の運営状況を必ず確認してください。
確認ポイント:
- 管理組合の議事録: 過去の修繕計画、将来の大規模修繕の予定
- 管理会社: 信頼できる管理会社が運営しているか
- 居住者の構成: 居住用とオフィス用の混在により、管理方針に影響する可能性
修繕積立金・管理費の確認ポイント
築50年以上のヴィンテージマンションは、修繕積立金・管理費が高額になる傾向があります。
確認ポイント:
- 現在の修繕積立金: 月額いくらか
- 将来の値上げ予定: 大規模修繕に向けて値上げされる可能性
- 管理費: 共用部の維持管理費用
- 修繕積立金の残高: 管理組合の財務状況
購入前に管理組合の財務状況と将来の修繕計画を必ず確認し、予期せぬ出費を避けましょう。
ヴィンテージマンションの維持管理
ヴィンテージマンションは、築年数が古いが立地や建物の質が高く、資産価値が維持されている中古マンションです。
魅力:
- 立地の希少性: 青山・表参道エリアの好立地は代替が困難
- 建物の質: 1970年代のマンションは天井が高く、ゆとりのある間取りが多い
- 資産価値: 適切な管理により資産価値が維持される
注意点:
- 設備の老朽化: 給排水管、電気設備等の更新が必要な場合がある
- 修繕費用: 築年数が古いほど修繕費用が高額になる
購入後も定期的な維持管理が必要です。
まとめ:たつむら青山マンション購入検討時のポイント
たつむら青山マンションは、1972年竣工、表参道駅から徒歩4分、骨董通りに位置するヴィンテージマンションです。耐震補強工事が実施されており、構造面での安全性が向上しています。
中古相場はAI推定価格約9,582万円(136.1万円/㎡)ですが、広さにより3,300万円〜3.3億円と幅広く、物件の状態により大きく異なります。
購入検討時は以下のポイントを確認してください。
- 管理組合の運営状況: 議事録、修繕計画を確認
- 修繕積立金・管理費: 将来の値上げ予定を把握
- 耐震性: 耐震診断書・補強工事の記録を確認
- 混在利用: 1〜3階がオフィス利用、4階以上が居住用
ヴィンテージマンションは、適切な管理により資産価値が維持される一方、修繕費用が高額になるリスクもあります。専門家(宅地建物取引士、マンション管理士等)への相談を活用し、慎重に判断しましょう。
