住友不動産四谷ビルとは:四谷エリアの大規模オフィスビル
オフィス移転を検討する際、「アクセスが良く、BCP対策が充実したビルはどこか」と悩む企業担当者は少なくありません。
この記事では、東京都新宿区四谷エリアに位置する住友不動産四谷ビルの概要、アクセス、設備、周辺環境を、住友不動産公式サイトおよび不動産仲介大手CBREの情報を元に解説します。
オフィス移転を検討中の企業担当者や、四谷エリアでの勤務・訪問予定者が、ビルの特徴と立地を正確に把握できるようになります。
この記事のポイント
- 住友不動産四谷ビルは2007年竣工、地上9階地下1階、総床面積4,288坪の大規模オフィスビル
- 3駅4路線(曙橋駅徒歩5分、四谷三丁目駅徒歩6分、四ツ谷駅徒歩9分)が利用可能で交通アクセスが良好
- 免震構造と無停電電源装置(UPS)を備え、災害時の事業継続性(BCP)対策が充実
- 基準階面積約400坪の大規模フロアで、大型オフィス開設に適している
- 個別空調とグリッドシステム天井により、レイアウトの自由度が高い
(1) 所在地:東京都新宿区荒木町13-4
住友不動産四谷ビルは、東京都新宿区荒木町13-4に位置します。四谷エリアは、JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線が利用可能で、都心へのアクセスに優れています。
法律事務所、会計事務所、住民サービス業が多く集まるエリアとして知られており、ビジネス環境が整っています。
(2) 2007年竣工の新しいオフィスビル
住友不動産公式サイトによると、住友不動産四谷ビルは2007年10月に竣工した比較的新しいオフィスビルです。
竣工から約18年(2025年時点)が経過していますが、免震構造や個別空調など、現代のオフィスビルに求められる設備を備えています。
(3) 基準階面積約400坪の大規模フロア
基準階面積(標準的なフロアの床面積)は約404坪(1,337.67㎡)です。この規模は、フロア全体を使った大型オフィスの開設に適しています。
基準階面積とは、オフィスビルにおいて標準的なフロアの床面積を指します。400坪を超える規模は、中小規模ビルが中心の四谷エリアでは貴重です。
(4) この記事でわかること:ビルの特徴とアクセス情報
この記事では、以下の情報を詳しく解説します:
- ビルの規模と設備(免震構造、無停電電源装置、個別空調等)
- アクセス方法(3駅4路線、駐車場情報)
- 周辺環境と四谷エリアの特徴
- 賃料と契約条件の確認方法
住友不動産四谷ビルの概要:規模と設備
住友不動産四谷ビルは、災害時の事業継続性(BCP)対策とレイアウトの自由度を重視した設計が特徴です。
(1) ビルの規模:地上9階地下1階、総床面積4,288坪
住友不動産公式サイトによると、ビルの基本スペックは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区荒木町13-4 |
| 竣工年月 | 2007年10月 |
| 階数 | 地上9階、地下1階 |
| 総床面積 | 14,117.3㎡(4,288.74坪) |
| 基準階面積 | 1,337.67㎡(404.65坪) |
| エレベーター | 3基(17人乗り) |
| 駐車場 | 47台 |
(出典: 住友不動産公式サイト)
(2) 免震構造:災害時の事業継続性(BCP)対策
住友不動産四谷ビルは免震構造を採用しています。
免震構造とは、地震の揺れを建物に直接伝えず、建物と基礎の間に設置した免震装置で吸収する構造です。耐震構造よりも揺れが少なく、建物内部の設備や什器の転倒リスクを軽減できます。
災害時にも事業を継続するための計画(BCP: 事業継続計画)を重視する企業にとって、免震構造は重要な選定基準の一つです。
(3) 無停電電源装置(UPS):停電時の電力供給
住友不動産四谷ビルには**無停電電源装置(UPS)**が設置されています。
**無停電電源装置(UPS)**は、停電時にも一定時間電力を供給し続ける装置です。サーバーや通信機器などの重要設備を保護し、データ損失や業務中断を防ぎます。
IT企業やコールセンターなど、24時間365日の稼働が求められる業種にとって、UPSの有無は重要な判断材料です。
(4) 個別空調とグリッドシステム天井:レイアウトの自由度が高い
住友不動産四谷ビルは個別空調とグリッドシステム天井を採用しています。
- 個別空調: 各フロアや各室ごとに温度調整が可能な空調システム。セントラル空調よりも柔軟性が高く、執務エリアと会議室で異なる温度設定ができます。
- グリッドシステム天井: 天井を格子状に区切った構造で、照明や空調の配置変更が容易。オフィスレイアウトの変更時に大規模な工事が不要です。
これらの設備により、企業の用途に合わせた柔軟なオフィス設計が可能です。
(5) 8-9階「プラティーヌ四谷」:上層階の眺望を活かしたオフィス
8-9階は「プラティーヌ四谷」という名称で、上層階の眺望を活かしたオフィス環境を提供しています。
上層階は採光が良く、開放感があるため、クリエイティブ業務や来客対応エリアに適しています。
アクセス方法:3駅4路線が利用可能
住友不動産四谷ビルは、3駅4路線が利用可能で、都心各地へのアクセスに優れています。
(1) 曙橋駅(都営新宿線)徒歩5分
最寄り駅は**曙橋駅(都営新宿線)**で、徒歩5分です。
都営新宿線は、新宿、市ヶ谷、神保町、大手町方面へ直通でアクセスできます。朝の通勤時間帯も比較的混雑が少ない路線です。
(2) 四谷三丁目駅(丸ノ内線)徒歩6分
**四谷三丁目駅(東京メトロ丸ノ内線)**から徒歩6分です。
丸ノ内線は、東京駅、大手町、銀座、新宿方面へアクセスでき、都心のビジネスエリアへの移動に便利です。
(3) 四ツ谷駅(中央線・総武線・丸ノ内線・南北線)徒歩9分
**四ツ谷駅(JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線)**から徒歩9分です。
4路線が乗り入れるターミナル駅で、新宿、東京、品川、池袋方面への移動が容易です。遠方からの通勤者や来客にとって利便性が高い立地です。
(4) 駐車場47台:車でのアクセスも可能
CBREの物件情報によると、駐車場は47台分確保されています。
車での来客や営業車両の駐車が可能です。具体的な駐車場料金や空き状況は、住友不動産または不動産仲介会社へお問い合わせください。
(5) エレベーター3基(17人乗り)
エレベーターは3基(各17人乗り)設置されています。
地上9階のビル規模に対して適切な台数が確保されており、朝の混雑時でもスムーズな移動が期待できます。
周辺環境と四谷エリアの特徴
四谷エリアは、法律事務所、会計事務所、サービス業が多く集まるビジネスエリアです。
(1) 四谷エリアのオフィス市場:法律事務所、会計事務所、サービス業が多い
CBREのエリア情報によると、四谷・市ヶ谷エリアは以下の特徴があります:
- 法律事務所、会計事務所、住民サービス業が多い
- 中小規模のビルが中心
- JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線が利用可能
専門職の事務所や中小企業に適した落ち着いたビジネス環境が整っています。
(2) 周辺施設:飲食店、銀行、コンビニ等
四谷エリアは、以下の周辺施設が充実しています:
- 飲食店: ランチや接待に利用できる和食、洋食、カフェ等
- 銀行・ATM: メガバンクや地方銀行の支店
- コンビニ: セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート等が徒歩圏内
- 郵便局: 新宿四谷郵便局が近隣に所在
日常業務に必要な施設が徒歩圏内に揃っているため、業務効率が高まります。
(3) 中小規模ビル中心のエリアで、大規模ビルは貴重
四谷エリアは中小規模のビルが中心で、基準階面積400坪を超える大規模ビルは限られています。
住友不動産四谷ビルのような大規模オフィスビルは、フロア全体を使った大型オフィス開設を検討する企業にとって貴重な選択肢です。
(4) 四谷・市ヶ谷エリアの利便性
四谷・市ヶ谷エリアは、都心(東京、大手町、新宿等)へ10-20分程度でアクセス可能です。
都心の喧騒から少し離れた落ち着いた環境でありながら、主要ビジネスエリアへの移動が容易な立地です。
賃料と契約条件:コスト面の情報
賃料や契約条件は時期や空室状況により変動するため、最新情報の確認が重要です。
(1) 賃料の目安:時期や階数により変動
賃料は、時期、階数、空室状況により変動します。一般的に、以下の要素が賃料に影響します:
- 階数: 上層階ほど賃料が高い傾向(眺望・採光が良好)
- フロア面積: 専有面積が広いほど総賃料は高額
- 契約時期: 市況により賃料相場が変動
具体的な賃料は、住友不動産公式サイトまたは不動産仲介会社(CBRE、ケン・コーポレーション等)へお問い合わせください。
(2) 共益費・管理費の設定
賃料とは別に、共益費(または管理費)が発生します。
共益費は、ビルの共用部分(エントランス、エレベーター、廊下等)の維持管理費用です。賃料と合わせた総コストで比較検討することが重要です。
(3) 敷金・保証金の条件
オフィス賃貸契約では、敷金(または保証金)が必要です。
一般的に、賃料の6-12ヶ月分が敷金として設定されます。契約終了時に原状回復費用を差し引いた額が返還されます。
契約前に、以下の条件を確認してください:
- 敷金・保証金の額(賃料の何ヶ月分か)
- 償却条件(返還されない部分の有無)
- 原状回復費用の負担範囲
(4) 空室状況と問い合わせ先:住友不動産または不動産仲介会社
空室状況は時期により変動するため、最新情報は以下へお問い合わせください:
- 住友不動産公式サイト: https://office.sumitomo-rd.co.jp/
- 不動産仲介会社: CBRE、ケン・コーポレーション等
複数の仲介会社に問い合わせることで、賃料や契約条件を比較検討できます。
まとめ:住友不動産四谷ビルを選ぶメリット
住友不動産四谷ビルは、3駅4路線が利用可能で交通アクセスが良好な大規模オフィスビルです。免震構造と無停電電源装置(UPS)を備え、BCP対策が充実しています。
基準階面積約400坪の大規模フロアは、フロア全体を使った大型オフィス開設に適しており、個別空調とグリッドシステム天井により、レイアウトの自由度が高いのが特徴です。
賃料や空室状況は時期により変動するため、住友不動産公式サイトまたは不動産仲介会社へ最新情報をご確認ください。
信頼できる不動産仲介会社に相談しながら、御社の要件に合ったオフィス選びを進めましょう。
(1) 3駅4路線が利用可能で交通アクセスが良好
曙橋駅(徒歩5分)、四谷三丁目駅(徒歩6分)、四ツ谷駅(徒歩9分)の3駅4路線が利用可能で、都心各地へのアクセスに優れています。
(2) 約400坪の大規模フロアで大型オフィスに適している
基準階面積約404坪の大規模フロアは、中小規模ビルが中心の四谷エリアでは貴重です。フロア全体を使った大型オフィス開設を検討する企業に適しています。
(3) 免震構造と無停電電源装置でBCP対策が充実
免震構造と無停電電源装置(UPS)により、災害時の事業継続性(BCP)対策が充実しています。IT企業や24時間稼働が必要な業種にとって重要な設備です。
(4) 賃料や空室状況は住友不動産または不動産仲介会社へ確認
賃料、共益費、空室状況は時期により変動します。最新情報は、住友不動産公式サイトまたは不動産仲介会社(CBRE、ケン・コーポレーション等)へお問い合わせください。
