三井住友トラスト不動産の評判は?仲介サービスの特徴と利用者の声

著者: Room Match編集部公開日: 2025/11/24

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三井住友トラスト不動産とは:会社概要と事業内容

「三井住友トラスト不動産の評判はどうなのか」「やばいという声もあるが実際はどうなのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、三井住友トラスト不動産のサービス内容、メリット・デメリット、実際の利用者の評価を、三井住友トラスト不動産公式サイトや業界統計データを元に客観的に解説します。

不動産売却・購入を検討している方が、自分に合った不動産会社を選ぶ判断材料として活用できる内容となっています。

この記事のポイント

  • 三井住友トラスト不動産は三井住友信託銀行グループの不動産会社で、2024年度は年間8,000件以上の取引実績
  • 宅建士保有率97-98%と業界トップクラスの専門性を持ち、住宅ローン・相続・資産活用の総合サポートが特徴
  • 顧客満足度は92%以上が「満足」以上と回答し、「やばい」という評判は実際の苦情を示すものではない
  • 仲介手数料は法定上限だが、リピーター割引10%オフ(上限110万円)や信託銀行顧客向け割引制度が利用可能
  • 地方の不動産売却には対応していないため、都市部の物件に特化している点を理解して検討することが重要

(1) 三井住友信託銀行グループの不動産会社

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループに属する不動産仲介会社です。

三井住友トラスト不動産公式サイトによると、信託銀行グループの総合力を活用し、不動産売買の仲介だけでなく、住宅ローン、相続、資産活用など幅広いサービスを提供しています。

主な事業内容は以下の通りです。

事業内容 詳細
不動産売買仲介 マンション、戸建て、土地の売買仲介
住宅ローン相談 三井住友信託銀行の住宅ローンの案内
相続・資産活用 相続不動産の売却、遺言・信託の相談
サポートサービス 建物状況調査、瑕疵保険、住宅設備修理サポート

(出典: 三井住友トラスト不動産公式サイト

(2) 2024年度の実績:年間8,000件以上の取引、業界6-7位

三井住友トラスト不動産の2024年度の実績は、年間8,000件以上の売買取引を成立させ、仲介取扱高で業界6-7位に位置しています。

2023年の取引実績は8,128件、2021年度の仲介取扱高は5,503億円でした。

大手不動産会社と比較すると、三井のリハウスや東急リバブルよりも規模は小さいものの、信託銀行グループの強みを活かした総合的なサポートが特徴です。

サービスの特徴:信託銀行グループの総合力

(1) 宅建士保有率97-98%:業界トップクラスの専門性

三井住友トラスト不動産の大きな特徴の一つが、宅建士保有率の高さです。

2024年時点で宅建士保有率は97-98%と業界トップクラスで、営業担当者のほぼ全員が宅地建物取引士(宅建士)の資格を保有しています。

宅地建物取引士とは:不動産取引の専門家資格で、重要事項説明などの独占業務を行う国家資格です。

この高い専門性により、契約内容の説明や法的リスクの説明を正確に受けられるメリットがあります。

(2) 住宅ローン・相続・資産活用の総合サポート

三井住友信託銀行グループの一員であるため、以下のような総合的なサポートを受けられます。

  • 住宅ローンの優遇: 三井住友信託銀行の住宅ローンを優遇金利で利用できる場合がある
  • 相続相談: 相続不動産の売却、遺言・信託の相談を同時に受けられる
  • 資産活用: 不動産を活用した資産運用の提案

不動産売却だけでなく、相続や資産活用も含めて総合的に相談したい方には大きなメリットとなります。

(3) 充実したサポートサービス:建物状況調査・瑕疵保険・住宅設備修理サポート

三井住友トラスト不動産は、以下のような充実したサポートサービスを提供しています。

サービス 内容
建物状況調査 専門家による既存住宅の劣化状況調査(インスペクション)
瑕疵保険 住宅の隠れた欠陥が見つかった場合に補修費用を補償
住宅設備修理サポート エアコン、給湯器などの設備故障時のサポート
土地測量 土地の境界確定測量

(出典: 三井住友トラスト不動産公式サイト

これらのサービスは、売却時のトラブルを未然に防ぐために有効です。

(4) 土地売却の強み:城南4区の高価格帯物件での実績

三井住友トラスト不動産は、土地売却に特に強みを持っています。

特に、東京都内の城南4区(港区・渋谷区・目黒区・品川区)の高価格帯物件での仲介実績が豊富です。

高額物件や相続不動産の売却を検討している方にとっては、専門性の高いサポートを受けられる選択肢の一つとなります。

メリットとデメリット:客観的な評価

(1) メリット:信託銀行の総合力、専門性の高さ、充実したサポート

三井住友トラスト不動産のメリットをまとめると、以下の通りです。

  • 信託銀行グループの総合力: 住宅ローン、相続、資産活用を同時に相談できる
  • 高い専門性: 宅建士保有率97-98%で、法的リスクの説明が正確
  • 充実したサポート: 建物状況調査、瑕疵保険、住宅設備修理サポートなど
  • 土地売却の強み: 城南4区の高価格帯物件での実績が豊富
  • 割引制度: リピーター割引10%オフ(上限110万円)、信託銀行顧客向け割引あり

(2) デメリット:地方対応なし、担当者の質にムラ、レスポンスに関する一部否定的な口コミ

一方で、以下のようなデメリットや注意点もあります。

  • 地方の不動産売却には対応していない: 都市部以外の物件の場合は他社を検討する必要がある
  • 担当者の質にムラがあるという口コミ: 担当者によって対応に差がある可能性
  • レスポンスが遅いという一部の声: 対応の速さに関する否定的な口コミも存在する

これらのデメリットは、複数の不動産会社に査定を依頼して比較検討することで、リスクを抑えることができます。

(3) 大手不動産会社との比較ポイント

三井住友トラスト不動産と大手不動産会社(三井のリハウス、東急リバブル、住友不動産販売等)を比較する際のポイントは以下の通りです。

項目 三井住友トラスト不動産 大手不動産会社
取引件数 年間8,000件以上 年間3万件以上
専門性 宅建士保有率97-98% 会社により異なる
総合サポート 住宅ローン・相続相談あり 会社により異なる
対応エリア 都市部のみ 全国対応が多い
割引制度 リピーター割引10%オフあり 会社により異なる

自分の状況(物件所在地、相続相談の有無等)に応じて、最適な会社を選ぶことが重要です。

「やばい」という評判の真実:実際の評価と顧客満足度

(1) 顧客満足度92%以上が「満足」以上(2024年)

「三井住友トラスト不動産 やばい」という検索ワードが出ることから、不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、実際の顧客満足度調査では、成約顧客の92%以上が「大変満足」「満足」と回答しています(2024年)。

この数字は、サービス品質が一定以上維持されていることを示しています。

(2) 2023年は8,128件の取引実績で業界7位

2023年の取引実績は8,128件で、業界7位に位置しています。

大手不動産会社と比べると規模は小さいものの、安定した実績を維持しており、一定の信頼性があると評価できます。

(3) 「やばい」は懸念からの検索であり、実際の苦情は少ない

「やばい」という検索ワードは、実際に問題があるというよりも、利用前の懸念から検索されることが多いと考えられます。

実際の口コミを調査すると、苦情やトラブルの報告は大手不動産会社と比較して特別多いわけではありません。

ただし、担当者の質にムラがあるという指摘は一定数存在するため、担当者の対応に不満がある場合は、遠慮なく担当者の変更を申し出ることも検討しましょう。

仲介手数料と割引制度の詳細

(1) 法定上限の「物件価格×3%+6万円+税」

三井住友トラスト不動産の仲介手数料は、宅地建物取引業法で定められた法定上限の「物件価格×3%+6万円+消費税」が基本です。

これは、多くの大手不動産会社と同じ水準です。

仲介手数料の計算例(物件価格5,000万円の場合):

  • 5,000万円 × 3% + 6万円 = 156万円
  • 消費税10%を含めると、156万円 × 1.1 = 171.6万円

(2) リピーター割引10%オフ(上限110万円)

過去に三井住友トラスト不動産で売買した顧客は、リピーター割引として仲介手数料が10%オフになります(上限110万円)。

例えば、仲介手数料が171.6万円の場合、10%オフで154.4万円となります(上限110万円なので、110万円割引)。

(3) 三井住友信託銀行の優良顧客向け割引制度

三井住友信託銀行の優良顧客向けには、仲介手数料の割引制度があります。

割引率や条件は顧客ステージにより異なるため、詳細は三井住友信託銀行または三井住友トラスト不動産に確認することをおすすめします。

まとめ:三井住友トラスト不動産は自分に合っているか

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループの総合力を活かし、住宅ローンや相続・資産活用の相談も同時に受けられる点が大きな特徴です。宅建士保有率97-98%と業界トップクラスの専門性を持ち、顧客満足度も92%以上が「満足」以上と回答しています。

一方で、地方の不動産売却には対応していないため、都市部の物件に特化している点を理解しておくことが重要です。

(1) こんな人におすすめ:都市部の物件、相続・資産活用も相談したい

以下のような方には、三井住友トラスト不動産が向いている可能性があります。

  • 都市部の物件(特に東京都内の城南4区)を売却したい
  • 住宅ローンや相続・資産活用も同時に相談したい
  • 専門性の高い担当者に正確な説明を受けたい
  • 三井住友信託銀行の顧客で割引制度を利用したい

(2) 他社との比較検討のポイント

不動産会社を選ぶ際は、複数社に査定を依頼して比較検討することが重要です。

比較のポイント:

  • 査定価格の妥当性
  • 担当者の対応と専門性
  • 仲介手数料と割引制度
  • サポートサービスの内容
  • 地域の実績

(3) 複数の不動産会社への査定依頼と次のアクション

三井住友トラスト不動産だけでなく、3社以上の不動産会社に査定を依頼し、それぞれのメリット・デメリットを比較することをおすすめします。

信頼できる不動産会社を選び、納得のいく不動産売却・購入を実現しましょう。

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よくある質問

Q1三井住友トラスト不動産の仲介手数料は高い?

A1仲介手数料は法定上限の「物件価格×3%+6万円+消費税」が基本で、多くの大手不動産会社と同じ水準です。ただし、リピーター割引として10%オフ(上限110万円)が適用される場合や、三井住友信託銀行の優良顧客向けの割引制度があります。詳細は個別に確認することをおすすめします。

Q2査定の流れはどうなっている?

A2まず簡易査定(机上査定)で概算価格を確認し、その後訪問査定で詳細な価格を算出します。三井住友トラスト不動産は土地売却や城南4区(港区・渋谷区・目黒区・品川区)の高価格帯物件に強みがあります。複数社に査定を依頼して比較検討することが重要です。

Q3他の大手不動産会社と何が違う?

A3信託銀行グループの総合力を活用でき、住宅ローンや相続・資産活用の相談も同時に受けられる点が特徴です。宅建士保有率97-98%と業界トップクラスの専門性を持っています。一方、地方の不動産売却には対応していないため、都市部の物件に特化しています。

Q4トラブルがあった場合の対処法は?

A4担当者の質にムラがあるという口コミもあるため、対応に不満がある場合は担当者の変更を申し出ることも可能です。宅地建物取引業法により、重要事項説明や契約書の内容は法的に保護されています。重大なトラブルの場合は、宅地建物取引士や弁護士への相談を検討してください。

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Room Match編集部

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