住友不動産新宿南口ビルとは?アクセスやテナント情報を解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/11/17

住友不動産新宿南口ビルとは:2024年竣工の新築オフィス

オフィス移転やテナント入居を検討する際、新築オフィスビルの基本情報や特徴を把握することが重要です。

住友不動産新宿南口ビルは、東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目31番11号に位置し、2024年3月31日に竣工した新築オフィスビルです。地上17階・地下1階、高さ112.91m、延床面積23,874㎡の大規模ビルで、新宿御苑の西隣に位置しています。

この記事のポイント

  • 住友不動産新宿南口ビルは2024年3月31日竣工の新築オフィスビル
  • JR新宿駅新南口徒歩4分、新宿三丁目駅E8出口徒歩2分と好立地
  • 基準階面積320.29坪の無柱空間で、レイアウトの自由度が高い
  • 免震構造を採用し、地震リスクを軽減(BCP対策充実)
  • 新宿駅周辺の賃料相場は坪単価20,000-32,000円程度(2024年時点)

ビル概要

  • 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目31番11号
  • 竣工: 2024年3月31日
  • 規模: 地上17階・地下1階、高さ112.91m
  • 延床面積: 23,874㎡
  • 基準階面積: 320.29坪

竣工年月

2024年3月31日に竣工した新築ビルで、最新の設備・BCP対策を備えています。新築オフィスを求める企業に適した物件です。

基準階面積:320.29坪の無柱空間

基準階面積は320.29坪で、1フロア300坪を超える無柱空間を実現しています。柱のない広い空間設計により、レイアウトの自由度が高く、将来の組織拡大にも柔軟に対応できます。

新宿御苑隣接の立地

新宿御苑の西隣に位置し、緑豊かな環境が特徴です。従業員の働きやすさやワークライフバランスを重視する企業に適しています。休憩時間に公園を散策できるなど、都心にありながら自然を感じられる環境です。

住友不動産新宿南口ビルのアクセスと立地

住友不動産新宿南口ビルの立地とアクセスは、オフィス選びの重要なポイントです。

最寄駅:JR新宿駅新南口徒歩4分

JR新宿駅新南口から徒歩4分と、非常にアクセスの良い立地です。新南口は2016年に開設された新しい出口で、高島屋方面へのアクセスが良好です。

新宿三丁目駅E8出口徒歩2分

東京メトロ新宿三丁目駅E8出口からは徒歩2分と、さらに近い距離にあります。複数の駅から徒歩圏内で、従業員の通勤経路の選択肢が広がります。

複数路線利用可能

新宿駅・新宿三丁目駅は以下の路線が利用可能で、交通利便性が非常に高い立地です。

  • JR: 山手線・中央線・総武線・埼京線・湘南新宿ライン
  • 東京メトロ: 丸ノ内線・副都心線
  • 都営地下鉄: 新宿線・大江戸線
  • 私鉄: 小田急線・京王線・西武新宿線

周辺環境:新宿御苑、商業施設、飲食店

新宿御苑に隣接しており、休憩時間に公園を散策できる環境です。新宿駅周辺には大型商業施設や飲食店が充実しており、ランチやアフターワークの利便性も高い環境です。

住友不動産新宿南口ビルの設備と特徴

オフィスビルの設備や特徴は、自社に適した環境かを判断する材料となります。

免震構造の採用

住友不動産新宿南口ビルは免震構造を採用しており、地震の揺れを建物に伝えにくくする設計です。BCP対策(事業継続計画)が重要な企業に適しており、地震リスクを軽減できます。

免震構造には中間免震や基礎免震等の種類がありますが、具体的な仕様は内覧時または仲介業者への確認をおすすめします。

1フロア300坪超の無柱空間

基準階面積320.29坪の無柱空間は、以下のメリットがあります。

  • レイアウトの自由度: 柱がないため、デスク配置やミーティングスペースを自由に設計できる
  • 開放感: 広々とした空間で、従業員の働きやすさが向上
  • 将来の拡張性: 組織拡大時にも柔軟に対応可能

イベントホール・貸会議室併設

住友不動産新宿南口ビルにはイベントホール・貸会議室が併設されており、社内イベントや外部との会議に活用できます。

延床面積23,874㎡の大規模ビル

延床面積23,874㎡(約7,223坪)の大規模ビルで、複数のテナントが入居できる規模です。大規模企業や中規模企業の本社・支社に適した物件です。

新宿エリアのオフィス市場と賃料相場(2024年)

新宿エリアのオフィス市場動向を把握することで、賃料相場や将来性の目安を知ることができます。

新宿駅周辺の賃料相場(2024年時点)

新宿駅周辺のオフィス賃料相場は、坪単価20,000-32,000円程度(2024年時点)です。個別物件の賃料は物件ごとに異なるため、仲介業者への問い合わせが必要です。

賃料を比較する際は、坪単価だけでなく、共益費・管理費も含めた総額を確認してください。

新宿御苑エリアの賃料相場

新宿御苑エリアのオフィス賃料相場は、坪単価19,000-34,000円程度です。新宿駅周辺と同様に、建物規模や築年数により賃料が大きく異なります。

新宿エリアの再開発動向

2024年3月に新宿駅西口再開発プロジェクトが着工し、2029年竣工予定の48階建て・高さ260mのビルが建設されます。エリアの将来性が期待されており、オフィス需要が今後も堅調に推移する見込みです。

ただし、再開発エリアは工事に伴う騒音や振動が発生する可能性があるため、現地確認が重要です。

スタートアップ向けオフィス(GROWTH新宿)

住友不動産は2024年4月に新宿住友ビル内でスタートアップ向けインキュベーションオフィス「GROWTH新宿」を開設しました。1フロア500坪超の規模で、個室オフィス、ラウンジ、イベントスペースを完備しています。

スタートアップ企業や成長企業には、こうした支援サービス付きオフィスも選択肢の一つです。

オフィスビル選びのポイントと注意点

オフィスビルを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

立地・アクセスの確認

  • 駅徒歩圏内: 従業員の通勤利便性を考慮(徒歩5分以内が理想)
  • 複数路線利用可能: 通勤経路の選択肢が増える
  • 新幹線・空港アクセス: 出張が多い企業は重要

賃料相場の比較

オフィス賃料は坪単価で比較し、新宿駅周辺の平均坪単価(20,000-32,000円程度)を参考に、複数の物件を比較検討しましょう。

  • 坪単価: オフィス賃料を坪(約3.3㎡)あたりで表した単位
  • 共益費: 共用部分の維持管理費用(賃料とは別)
  • 管理費: ビル管理のための費用

BCP対策の確認

BCP対策が必要な企業では、以下の設備仕様を事前に確認してください。

  • 免震構造: 地震リスクの軽減
  • 非常用発電機: 停電時の稼働時間
  • 複数回線受電: 停電リスクの低減

契約条件の確認

契約前に以下の項目を確認することが重要です。

  • 契約期間: 2年・3年等
  • 中途解約条件: ペナルティの有無
  • 原状回復費用: 負担範囲の明確化

再開発エリアの工事影響

再開発エリアは工事に伴う騒音や振動が発生する可能性があります。現地確認を行い、工事の影響を事前に把握することをおすすめします。

まとめ:住友不動産新宿南口ビルは自社に適しているか

住友不動産新宿南口ビルは、2024年3月31日竣工の新築オフィスビルで、JR新宿駅新南口徒歩4分、新宿三丁目駅E8出口徒歩2分と非常にアクセスの良い立地です。

基準階面積320.29坪の無柱空間は、レイアウトの自由度が高く、将来の組織拡大にも柔軟に対応できます。免震構造を採用しており、BCP対策が重要な企業に適しています。

新宿御苑に隣接し、緑豊かな環境で従業員の働きやすさを重視する企業にもおすすめです。イベントホール・貸会議室も併設されており、社内イベントや外部との会議にも活用できます。

新宿駅周辺の賃料相場は坪単価20,000-32,000円程度(2024年時点)を参考に、複数の物件を比較検討してください。個別の賃料や空室状況は、住友不動産の公式サイトまたは仲介業者にお問い合わせください。

オフィス移転や契約に関する重要な判断は、不動産専門家や弁護士への相談を推奨します。

よくある質問

Q1住友不動産新宿南口ビルの賃料はいくらか?

A1個別の賃料は仲介業者への問い合わせが必要です。新宿駅周辺の平均坪単価は20,000-32,000円程度(2024年時点)を参考に、共益費・管理費も含めた総額を確認してください。賃料は市場状況により変動するため、契約前に最新の相場を確認することをおすすめします。

Q2住友不動産新宿南口ビルへのアクセスは?

A2JR新宿駅新南口から徒歩4分、新宿三丁目駅E8出口から徒歩2分です。JR、東京メトロ、都営地下鉄等の複数路線が利用可能で交通利便性が非常に高く、従業員の通勤経路の選択肢が広がります。新宿駅は山手線・中央線・総武線・埼京線・湘南新宿ライン等が利用可能です。

Q3新宿御苑隣接のメリットは?

A3緑豊かな環境で従業員の働きやすさが向上します。休憩時間に公園を散策できるなど、都心にありながら自然を感じられる環境です。ワークライフバランスを重視する企業や、従業員の健康経営を推進する企業に適しています。

Q4免震構造とは何か?

A4地震の揺れを建物に伝えにくくする構造です。BCP対策(事業継続計画)が重要な企業に適しており、地震リスクを軽減できます。免震構造には中間免震や基礎免震等の種類があり、具体的な仕様は内覧時または仲介業者への確認をおすすめします。

Q5新宿エリアの再開発はどうなっているか?

A52024年3月に西口再開発プロジェクトが着工し、2029年竣工予定の48階建て・高さ260mのビルが建設されます。エリアの将来性が期待されており、オフィス需要が今後も堅調に推移する見込みです。ただし、再開発エリアは工事の影響(騒音、振動等)を受ける可能性があるため、現地確認が重要です。

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Room Match編集部

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