野村不動産札幌ビルの概要:Quick-access & Hi-specのコンセプト
札幌市内でオフィス移転や新規拠点開設を検討する際、「立地の良いビルはどこか」「設備スペックは十分か」と悩む企業担当者は少なくありません。
この記事では、野村不動産札幌ビルの基本情報、立地・アクセス、設備・スペック、周辺環境、入居のメリット・デメリットを、オフィス仲介サイトや野村不動産マスターファンド投資法人の公式情報を元に解説します。
オフィス移転を検討する企業担当者が、ビルの特徴と適性を具体的に理解できるようになります。
この記事のポイント
- 野村不動産札幌ビルは札幌駅北口徒歩1分の好立地にある2008年竣工のハイグレードオフィス
- 1フロア約190坪の無柱空間で、天井高2,800mm、OAフロア100mm、個別空調を備える
- 免震構造採用で高い耐震性能を誇り、エレベーター3基、機械式駐車場64台収納可能
- コンセプトは「Quick-access & Hi-spec」で、メインエントランスは天井高7.3mの開放的な設計
- 札幌駅北口エリアはIT系企業やコールセンターなど大型オフィス需要が高いエリア
(1) 2008年7月竣工のハイグレードオフィス
野村不動産札幌ビルは、2008年7月に竣工したハイグレードオフィスビルです。
コンセプトは「Quick-access & Hi-spec」(素早いアクセスと高スペック)。札幌駅北口から徒歩1分の立地と、充実したオフィス機能を両立しています。
メインエントランスは天井高7.3mの開放的な設計で、ビジネスの第一印象を重視した造りになっています。
(2) 野村不動産マスターファンド投資法人のポートフォリオ物件
野村不動産マスターファンド投資法人のポートフォリオ物件として運用されています。
野村不動産グループが運営する総合型REIT(不動産投資信託)の一つで、安定した運用管理が行われています。
(3) 地上10階・地下1階、1フロア約190坪の規模
ビルの規模は地上10階・地下1階で、1フロア約190坪(約630㎡)の広さです。
中規模企業の本社機能や、大企業の支店・営業所として適したサイズです。
立地・アクセス:札幌駅北口徒歩1分の好立地
(1) 住所・最寄り駅からのアクセス
住所: 〒060-0807 北海道札幌市北区北七条西2-15-1
最寄り駅:
- JR札幌駅北口から徒歩1分
- 地下鉄南北線さっぽろ駅から徒歩1分
札幌駅北口から直結に近い距離で、雨天時や冬季の通勤も快適です。
(2) 地下鉄さっぽろ駅からも徒歩1分
地下鉄南北線さっぽろ駅からも徒歩1分で、公共交通機関でのアクセスが非常に便利です。
札幌市内各所からの通勤はもちろん、道内各地からの出張アクセスも良好です。
(3) 機械式駐車場64台収納可能(ハイルーフ車26台含む)
機械式駐車場が64台収納可能で、ハイルーフ車26台を含みます。
駅直結の立地ながら、来客用駐車場も確保されているのは大きなメリットです。
ビルの設備・スペック:免震構造と充実のオフィス機能
(1) 免震構造による高い耐震性能
免震構造を採用しており、地震の揺れを建物に伝わりにくくする仕組みを備えています。
北海道は地震リスクが高い地域のため、免震構造による高い耐震性能は重要な安全機能です。
(2) 無柱空間・天井高2,800mm・OAフロア100mm
オフィスフロアの主要スペック:
- 無柱空間: 柱がない広いフロア空間で、レイアウトの自由度が高い
- 天井高2,800mm: 開放感のある空間設計
- OAフロア100mm: 二重床構造で、床下にケーブル配線を通せるオフィス用床
1フロア約190坪の無柱空間は、部署間の配置やレイアウト変更が容易です。
(3) 個別空調・グリッドシステム天井・エレベーター3基
その他の設備:
- 個別空調: フロアごとに温度調整が可能
- グリッドシステム天井: 照明や空調を規則的な格子状に配置し、レイアウト変更に対応
- エレベーター3基: 朝夕のピーク時も待ち時間を短縮
| 設備項目 | 内容 |
|---|---|
| 免震構造 | 地震の揺れを軽減 |
| 無柱空間 | 1フロア約190坪 |
| 天井高 | 2,800mm |
| OAフロア | 100mm |
| 個別空調 | フロアごとに温度調整可能 |
| エレベーター | 3基 |
| 駐車場 | 機械式64台(ハイルーフ車26台含む) |
周辺環境と利便性:札幌駅北口エリアの魅力
(1) IT系企業・コールセンター等の集積エリア
札幌駅北口エリアは、IT系企業やコールセンターなど大型オフィス需要が高いエリアです。
周辺にはオフィスビルが集積しており、ビジネス環境が整備されています。
(2) 札幌駅前の商業施設・飲食店へのアクセス
札幌駅前には、大丸札幌店、札幌ステラプレイス、エスタなどの商業施設があり、飲食店も充実しています。
ランチや会食、接待など、ビジネスシーンでの利便性が高いエリアです。
(3) 再開発による周辺オフィスビル増加
札幌駅北口エリアは再開発が進み、周辺に新しいオフィスビルが増加しています。
競合物件が多いため、オフィス移転時には複数のビルを比較検討することをおすすめします。
オフィス入居のメリット・デメリット:比較検討のポイント
(1) メリット:駅直結の利便性・ハイスペック設備
入居のメリット:
- 札幌駅北口徒歩1分の好立地で、社員・来客ともにアクセス良好
- 免震構造・無柱空間・個別空調など、ハイスペック設備が充実
- 機械式駐車場64台収納可能で、来客対応も安心
- 野村不動産グループの安定した運用管理
(2) デメリット:築16年経過・周辺競合ビル増加
入居のデメリット:
- 2008年竣工で築16年経過しており、周辺に新築ビルが増加している
- オフィス賃料は経済情勢や札幌市の企業動向に影響を受ける
- 1フロア約190坪のため、大規模拠点(300坪以上)には不向き
(3) 賃料相場と空室状況の確認方法
賃料は景気動向や空室状況により変動します。
最新の賃料・空室情報は、不動産仲介会社(CBRE、オフィスナビ、officeeなど)へお問い合わせください。
複数の仲介会社に問い合わせることで、賃料交渉の余地や市場相場を把握できます。
まとめ:野村不動産札幌ビルの入居検討時に確認すべきこと
野村不動産札幌ビルは、札幌駅北口徒歩1分の好立地と、免震構造・無柱空間・個別空調などのハイスペック設備を備えたオフィスビルです。
2008年竣工で築16年経過していますが、1フロア約190坪の中規模オフィスとして、IT系企業やコールセンター、支店・営業所に適しています。
入居を検討する際は、最新の賃料・空室状況を不動産仲介会社に確認し、周辺の競合ビルと設備・賃料を比較検討しましょう。実際にビルを訪問し、エントランスやエレベーター、共用部の管理状況を確認することも重要です。
