新宿エリアのオフィスビル選びと住友不動産新宿セントラルパークタワーの位置づけ
新宿エリアでのオフィス移転や新規開設を検討する際、「立地」「設備」「環境性能」の3点は企業の生産性や従業員満足度を左右する重要な要素です。
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、東京都新宿区西新宿6丁目に位置する2019年竣工のオフィスビルです。都庁前駅から徒歩5分の好立地と、1フロア446坪の広大なオフィススペース、西新宿エリア初の高さ100m超免震オフィスタワーとして注目されています。
この記事では、住友不動産新宿セントラルパークタワーの基本情報、設備仕様、アクセス、環境性能、オフィスビル選びのポイントを、住友不動産の賃貸オフィス公式サイトの情報を元に解説します。
この記事のポイント
- 住友不動産新宿セントラルパークタワーは2019年竣工の33階建てオフィスビルで、1フロア446坪の広大なオフィス空間を提供
- 都庁前駅徒歩5分、西新宿駅徒歩6分の好立地で、無料シャトルバスと100円のWE BUSで新宿駅へもアクセス可能
- 西新宿エリア初の高さ100m超免震オフィスタワーで、地震への備えが充実
- DBJ Green Building 2023で5 STARSを取得し、環境性能が高い
- セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿(2010年竣工)とは別の建物であり、混同に注意
住友不動産新宿セントラルパークタワーの概要と特徴
(1) 建物概要(2019年竣工、地上33階・地下2階、高さ156.90m)
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、2019年8月に竣工した地上33階・地下2階・塔屋2階建てのオフィスビルです。高さは156.90mで、住友不動産が開発・運営しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿6丁目 |
| 竣工年月 | 2019年8月 |
| 構造 | 地上33階・地下2階・塔屋2階建て |
| 高さ | 156.90m |
| 運営会社 | 住友不動産株式会社 |
(出典: 住友不動産の賃貸オフィス公式サイト)
(2) オフィスフロアの広さ(1フロア446坪、延床面積18,306坪)
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、1フロアあたり約446坪(約1,474平方メートル)の広大なオフィススペースを提供しています。延床面積は18,306坪で、大規模企業のフロア単位の入居に適した規模です。
(3) 複合用途(高層部オフィス、低層部住宅)
高層部はオフィスフロア、低層部は集合住宅「ラ・トゥール新宿アネックス」(102戸)として構成されており、複合用途ビルとなっています。
(4) 西新宿エリア初の高さ100m超免震オフィスタワー
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、西新宿エリアで初めての高さ100m超の免震オフィスタワーです。免震構造は、建物と地盤の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする構造で、地震への備えが充実しています。
立地とアクセス|都庁前駅徒歩5分・新宿駅へのシャトルバス
(1) 所在地(東京都新宿区西新宿6丁目)
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、東京都新宿区西新宿6丁目に位置し、新宿中央公園の北側に隣接しています。新宿セントラルパークシティと呼ばれる大規模複合開発エリアの一角を占めています。
(2) 最寄り駅とアクセス(都庁前駅徒歩5分、西新宿駅徒歩6分、新宿駅徒歩14分)
複数の地下鉄路線が利用可能で、アクセスに優れています。
利用可能な駅:
- 都営大江戸線「都庁前駅」徒歩5分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」徒歩6分
- 都営大江戸線「西新宿駅」徒歩5分
- JR各線「新宿駅」徒歩14分
主要駅から徒歩圏内で、従業員の通勤利便性が高い立地です。
(3) シャトルバス・WE BUSで新宿駅へダイレクトアクセス
無料シャトルバスと100円で利用できるWE BUSにより、新宿駅へダイレクトアクセスが可能です。徒歩14分の距離でも、バスを利用することで快適に移動できます。
(4) 新宿中央公園に隣接する立地
新宿中央公園の北側に隣接しており、緑豊かな環境でのオフィスワークが可能です。オフィス周辺に公園があることで、従業員のリフレッシュスペースとしても活用できます。
オフィス設備と環境|免震構造・DBJ Green Building 5 STARS
(1) 免震構造の仕組みと地震への備え
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、免震構造を採用しています。免震構造とは、建物と地盤の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする構造です。
免震構造と耐震構造の違い:
| 項目 | 免震構造 | 耐震構造 |
|---|---|---|
| 仕組み | 地震のエネルギーを吸収して建物の揺れを軽減 | 建物自体を強固にして揺れに耐える |
| 建物の揺れ | 小さい | 大きい |
| 内部の安全性 | 家具の転倒リスクが低い | 揺れが大きく家具転倒リスクがある |
免震構造により、地震時の建物の揺れが軽減され、オフィス内の家具やサーバー等の転倒リスクが低減されます。
(2) DBJ Green Building 2023で5 STARS取得
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、DBJ Green Building 2023で5 STARS(最高ランク)を取得しています。
DBJ Green Building認証は、日本政策投資銀行(DBJ)が環境・社会への配慮がなされた不動産を評価・認証する制度です。5段階評価で5つ星が最高ランクであり、環境性能、社会性能、ステークホルダーとの協働の3分野で高い評価を受けています。
環境認証を重視する企業にとって、こうした認証取得ビルへの入居はCSR活動の一環としても有効です。
(3) オフィス設備の詳細
オフィスフロアは、広大なワンフロア446坪の空間で、レイアウトの自由度が高いことが特徴です。具体的な設備(天井高、OAフロア、床荷重等)については、住友不動産に直接お問い合わせください。
(4) 環境性能と省エネ対策
DBJ Green Building 5 STARSの取得は、省エネ設備、再生可能エネルギーの活用、廃棄物削減等の環境対策が総合的に評価された結果です。環境負荷の低減を重視する企業にとって、こうしたビルは入居の候補となります。
新宿エリアのオフィスビル選びのポイント|立地・設備・環境性能
(1) 立地とアクセスの重要性
オフィスビルを選ぶ際、立地とアクセスは最も重要な要素の一つです。住友不動産新宿セントラルパークタワーのように複数路線が利用可能で、主要駅から徒歩圏内の立地は、従業員の通勤利便性を高め、採用活動にもプラスに働きます。
また、新宿駅へのシャトルバス・WE BUSの提供は、来客時のアクセス利便性も向上させます。
(2) オフィスフロアの広さと設備
オフィスフロアの広さは、企業の規模や業務内容に応じて検討すべき重要なポイントです。1フロア446坪の広大なスペースは、中規模〜大規模企業のフロア単位入居に適しています。
以下の項目を確認することを推奨します。
- 天井高: 開放感のあるオフィス環境
- OAフロア: レイアウト変更の柔軟性
- 床荷重: 書棚やサーバーラックの設置計画に応じて確認
- 空調方式: 個別空調か集中空調か
- セキュリティ: 入退館管理システム、常駐警備の有無
(3) 免震構造・耐震性能の確認
住友不動産新宿セントラルパークタワーのように免震構造を採用したビルは、地震時の安全性が高く、BCP(事業継続計画)を重視する企業にとって重要な選択基準となります。
特に、サーバールームや精密機器を扱う企業では、地震時の揺れを軽減する免震構造は大きなメリットです。
(4) 賃料相場と契約条件の確認
オフィス賃料や空室状況は、時期や需給により変動します。住友不動産新宿セントラルパークタワーの具体的な賃料相場や契約条件については、住友不動産の賃貸オフィス公式サイトまたは不動産業者に問い合わせることを推奨します。
一般的に、新宿エリアのオフィスビルは、都心の主要エリアとして賃料水準が高めに設定されていますが、竣工年や設備により差があります。
まとめ:住友不動産新宿セントラルパークタワーが向いている企業
住友不動産新宿セントラルパークタワーは、2019年竣工の新しいオフィスビルで、都庁前駅徒歩5分の好立地と、1フロア446坪の広大なオフィススペース、西新宿エリア初の免震オフィスタワー、DBJ Green Building 5 STARSの環境認証を備えています。
住友不動産新宿セントラルパークタワーが向いている企業:
- 新宿エリアで大規模なオフィススペース(400坪以上)を確保したい企業
- 免震構造でBCP対策を重視する企業
- 環境認証取得ビルへの入居を通じてCSR活動を強化したい企業
- 複数路線のアクセスと新宿駅へのシャトルバスを重視する企業
- 新宿中央公園に隣接した緑豊かな環境を求める企業
検討が必要な点:
- 具体的な賃料相場や空室状況は最新情報の確認が必要
- セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿(2010年竣工、44階建て)とは別の建物であり、混同しないよう注意
- 新宿駅から徒歩14分の距離のため、徒歩アクセスを重視する場合はシャトルバスの運行状況を確認
詳細な契約条件や内見については、住友不動産の賃貸オフィス公式サイトに直接お問い合わせください。
