住友不動産品川ビルとは:ビル概要と特徴
オフィス移転やテナント入居を検討する際、ビルの基本情報や特徴を把握することが重要です。
住友不動産品川ビルは、東京都品川区東品川4-10-27に位置する大型オフィスビルです。1994年8月に竣工し、地上17階・地下1階、延床面積9,433坪の規模を誇ります。
この記事のポイント
- 住友不動産品川ビルは1994年竣工、地上17階・地下1階、延床面積9,433坪の大型オフィスビル
- 青物横丁駅徒歩5分、鮫洲駅徒歩5分、品川シーサイド駅徒歩6分と複数路線利用可能
- 基準階面積307坪のワンフロアで、中規模~大規模企業に適したスペース
- BCP対策(中間免震構造、非常用発電機72時間稼働等)が充実
- 品川区のオフィス空室率は5.56%、平均坪単価約19,489円(2024年10月時点)
所在地と規模
- 所在地: 東京都品川区東品川4-10-27
- 規模: 地上17階・地下1階
- 延床面積: 9,433坪
- 基準階面積: 307坪
竣工年月
1994年8月に竣工しており、築30年以上が経過しています。ただし、住友不動産は継続的にビル設備のメンテナンスを実施しているため、オフィスとしての機能は維持されています。
基準階面積:307坪の広々としたワンフロア
基準階面積は307坪で、ワンフロア300坪を超える開放的なオフィススペースです。中規模~大規模企業に適した規模で、部署ごとのレイアウトや拡張にも柔軟に対応できます。
住友不動産のオフィスビル事業の特徴
住友不動産は都心7区を中心に230棟以上のオフィスビルを運営しており、以下の特徴があります。
- 自社保有: 価格決定権があり、テナント移転に柔軟対応
- BCP対策: 中間免震構造、複数回線受電、非常用発電機72時間稼働
- 8期連続最高益: テレワーク普及後もオフィス需要が堅調
住友不動産品川ビルのアクセスと周辺環境
住友不動産品川ビルの立地とアクセスは、オフィス選びの重要なポイントです。
最寄駅:青物横丁駅徒歩5分、鮫洲駅徒歩5分
- 青物横丁駅(東京メトロ・京急): 徒歩5分
- 鮫洲駅(京急): 徒歩5分
複数の駅から徒歩圏内にあり、通勤の利便性が高い立地です。
品川シーサイド駅徒歩6分(りんかい線利用可能)
品川シーサイド駅(りんかい線)からも徒歩6分でアクセス可能です。りんかい線を利用することで、新宿・渋谷方面へのアクセスも容易になります。
品川駅からのアクセス
品川駅(JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線)からは徒歩圏外ですが、京急線で1-2駅の距離にあります。品川駅を利用する場合は、電車での移動が便利です。
周辺の商業施設・飲食店
品川エリアは品川駅港南口の再開発により、大型商業施設や飲食店が充実しています。ランチやアフターワークの利便性も高い環境です。
住友不動産品川ビルの設備とテナント情報
オフィスビルの設備や入居企業の情報は、自社に適した環境かを判断する材料となります。
設備仕様
住友不動産品川ビルの設備仕様は以下の通りです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 駐車場 | 48台 |
| 利用時間 | 24時間利用可能 |
| エントランス | 広大なダブルエントランス |
| 天井高 | 標準的な高さ(詳細は内覧時確認) |
| OAフロア | 配線等を床下に収納する二重床構造 |
| 空調 | 個別調整の可否は内覧時確認 |
BCP対策
住友不動産のオフィスビルはBCP対策(事業継続計画)が充実しており、以下の設備を備えています。
- 中間免震構造: 建物の中間階に免震装置を設置し、地震の揺れを軽減
- 複数回線受電: 停電リスクを低減
- 非常用発電機: 72時間稼働可能
BCP対策が重要な業種(金融、IT、医療等)では、これらの設備仕様を事前に確認することをおすすめします。
入居企業
住友不動産品川ビルには以下の企業が入居しています。
- NECエンジニアリング本社
- ソニー東品川オフィス
- その他、中規模~大規模企業
24時間利用可能、広大なダブルエントランス
24時間利用可能なため、夜間・休日の業務にも対応できます。広大なダブルエントランスは来訪者を迎える際の印象も良好です。
品川エリアのオフィス市場動向(2024年)
品川エリアのオフィス市場動向を把握することで、賃料相場や空室率の目安を知ることができます。
品川区の空室率(2024年10月時点)
2024年10月時点で品川区のオフィス空室率は5.56%と比較的低水準です。空室率が低い場合は希望条件の物件が見つかりにくいため、複数の選択肢を検討することが重要です。
品川区の平均賃料(2024年10月時点)
品川区の平均オフィス賃料は坪単価約19,489円(2024年10月時点)です。個別物件の賃料は物件ごとに異なるため、仲介業者への問い合わせが必要です。
賃料を比較する際は、坪単価だけでなく、共益費・管理費も含めた総額を確認してください。
IT・スタートアップ企業の進出増加
品川エリアはIT・スタートアップ企業のオフィス進出が増加傾向にあります。品川駅周辺は山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線が利用可能で、交通利便性が高いことが要因です。
住友不動産の8期連続最高益達成
住友不動産は8期連続で最高益を達成しており、テレワーク普及後もオフィス需要が堅調です。自社保有のため価格決定権があり、テナント移転に柔軟に対応できる点が評価されています。
オフィスビル選びのポイントと注意点
オフィスビルを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
立地・アクセスの確認
- 駅徒歩圏内: 従業員の通勤利便性を考慮
- 複数路線利用可能: 通勤経路の選択肢が増える
- 品川駅へのアクセス: 新幹線利用が多い場合は重要
賃料相場の比較
オフィス賃料は坪単価で比較し、共益費・管理費も含めた総額を確認してください。品川区の平均坪単価は約19,489円(2024年10月時点)を参考に、複数の物件を比較検討しましょう。
BCP対策の確認
BCP対策が必要な業種では、以下の設備仕様を事前に確認してください。
- 中間免震構造
- 非常用発電機(稼働時間)
- 複数回線受電
契約条件の確認
契約前に以下の項目を確認することが重要です。
- 契約期間: 2年・3年等
- 中途解約条件: ペナルティの有無
- 原状回復費用: 負担範囲の明確化
内覧時のチェックポイント
内覧時には以下の項目を確認してください。
- 天井高: 2,700mm等、開放感に影響
- OAフロア仕様: 100mm等、配線の自由度に影響
- 空調の個別調整可否: 快適性に影響
- 駐車場台数: 車両利用が多い企業は事前確認必須
まとめ:住友不動産品川ビルは自社に適しているか
住友不動産品川ビルは、青物横丁駅徒歩5分、鮫洲駅徒歩5分、品川シーサイド駅徒歩6分と複数路線利用可能な立地で、基準階面積307坪のワンフロアを備えた大型オフィスビルです。
BCP対策(中間免震構造、非常用発電機72時間稼働等)が充実しており、事業継続計画を重視する企業に適しています。NECエンジニアリング本社、ソニー東品川オフィス等の中規模~大規模企業が入居しています。
品川区のオフィス空室率は5.56%、平均坪単価約19,489円(2024年10月時点)を参考に、複数の物件を比較検討してください。
オフィス移転や契約に関する重要な判断は、不動産専門家や仲介業者への相談を推奨します。最新の賃料や空室状況は、住友不動産の公式サイトまたは仲介業者にお問い合わせください。
