住友不動産芝大門二丁目ビルとは
「オフィス移転で適切な物件を見つけたい」「芝大門エリアの賃貸オフィスを探している」そんな企業担当者の方に向けて、この記事では住友不動産芝大門二丁目ビルの基本情報、設備仕様、アクセスについて詳しく解説します。
住友不動産株式会社の公式データと不動産業界の最新情報を元に、オフィス選定に必要な情報を分かりやすくまとめました。
オフィス移転や拡張を検討している企業担当者が、具体的な判断材料を得られる内容となっています。
この記事のポイント
- 住友不動産芝大門二丁目ビルは2019年5月竣工の新しいオフィスビルで、地上14階・地下1階の規模
- 大門駅徒歩4分、浜松町駅徒歩5分で、5路線6駅にアクセス可能な交通利便性の高い立地
- BCP対応の二系統受電設備と天井高約2.8mの開放的なオフィス空間を備えている
- 芝大門エリアは中小規模オフィスが多く、100坪前後のフロア面積が標準的
- 賃料以外の初期費用や契約条件も含めた総合的な比較検討が重要
(1) ビルの概要(竣工年、規模)
住友不動産芝大門二丁目ビルは、2019年5月に竣工した地上14階・地下1階の賃貸オフィスビルです。
基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝大門2丁目 |
| 竣工年月 | 2019年5月 |
| 階数 | 地上14階・地下1階 |
| 延床面積 | 8,589㎡ |
| 賃貸面積 | 6,028㎡ |
| 設計 | 日建設計 |
| 施工 | 五洋建設 |
(出典: 住友不動産株式会社)
賃貸面積は6,028㎡で、中規模のオフィステナントに適した規模となっています。
(2) 開発コンセプトと特徴
住友不動産芝大門二丁目ビルは、都心のビジネス拠点として交通利便性と最新設備を両立したオフィスビルです。
主な特徴は以下の3点です。
- 交通利便性: 5路線6駅へアクセス可能で、主要ビジネス街への移動がスムーズ
- BCP対応: 二系統受電設備により、災害時の事業継続をサポート
- 開放的な空間: 天井高約2.8mで、レイアウトの自由度が高い
新しいビルのため、最新の省エネ基準に適合した設備を備えています。
(3) この記事で分かること
この記事では、以下の情報を提供します。
- ビルの基本スペックと設備仕様の詳細
- 最寄り駅からのアクセスと交通利便性
- 芝大門エリアの賃料相場と最新動向
- オフィス選定時に確認すべきポイント
オフィス移転を検討する際の判断材料として、ご活用ください。
ビルの基本スペックと設備仕様
住友不動産芝大門二丁目ビルは、企業のBCP(事業継続計画)対応と働きやすさを重視した設計になっています。
(1) 建物規模(階数、延床面積、賃貸面積)
建物規模の詳細は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 地上階数 | 14階 |
| 地下階数 | 1階 |
| 延床面積 | 8,589㎡ |
| 賃貸面積 | 6,028㎡ |
| 基準階面積 | 約100坪前後(推定) |
賃貸面積6,028㎡は、延床面積から共用部分(エントランス、廊下、エレベーター等)を除いた実際の賃貸可能面積です。
基準階面積は約100坪前後と推定され、中小規模の企業のオフィスに適しています。
(2) 設計・施工情報
設計・施工は、それぞれ業界を代表する企業が担当しています。
- 設計: 日建設計(国内最大手の設計事務所)
- 施工: 五洋建設(スーパーゼネコン)
日建設計は東京スカイツリー等の大型プロジェクトを手掛けており、高い技術力と信頼性があります。
(3) BCP対応設備(二系統受電)
住友不動産芝大門二丁目ビルは、BCP(事業継続計画)対応の二系統受電設備を備えています。
二系統受電とは:
電力供給を2つの異なる系統から受けることで、1系統が停止しても電力供給を継続できる仕組みです。
メリット:
- 災害時の停電リスクを大幅に軽減
- サーバーや重要機器の稼働継続が可能
- 企業の事業継続計画(BCP)に適合
近年、企業のBCP対応が重視されており、オフィス選定時の重要な要素となっています。
(4) 天井高とレイアウトの自由度
各フロアの天井高は約2.8mです。
オフィスの標準的な天井高は2.5m程度のため、住友不動産芝大門二丁目ビルは平均以上の開放感があります。
天井高が高いメリット:
- 開放感があり、圧迫感が少ない
- 空調設備や配線の自由度が高い
- レイアウト変更時の制約が少ない
天井高が高いほど、執務環境の快適性が向上し、従業員の生産性にも良い影響を与えるとされています。
(5) その他の設備・仕様
その他の設備詳細については、住友不動産株式会社の公式サイトまたは不動産仲介会社へお問い合わせください。
オフィス選定時は、以下の設備も確認することをおすすめします。
- セキュリティシステム(入退館管理、監視カメラ等)
- 空調設備(個別空調の可否、運転時間等)
- エレベーター台数と待ち時間
- 駐車場・駐輪場の有無
- インターネット回線の対応状況
アクセス・交通利便性
住友不動産芝大門二丁目ビルは、都心へのアクセスが非常に良い立地です。
(1) 最寄り駅と徒歩時間(大門駅徒歩4分、浜松町駅徒歩5分)
主要な最寄り駅は以下の通りです。
| 駅名 | 路線 | 徒歩時間 |
|---|---|---|
| 大門駅 | 都営浅草線・大江戸線 | 徒歩4分 |
| 浜松町駅 | JR山手線・京浜東北線 | 徒歩5分 |
大門駅と浜松町駅の2駅にアクセス可能で、いずれも徒歩5分以内です。
浜松町駅はJR山手線と京浜東北線が利用でき、羽田空港へのアクセスも便利です。
(2) 5路線6駅へのアクセス
住友不動産芝大門二丁目ビルから徒歩圏内で、以下の5路線6駅にアクセスできます。
- JR山手線: 浜松町駅(徒歩5分)
- JR京浜東北線: 浜松町駅(徒歩5分)
- 都営浅草線: 大門駅(徒歩4分)
- 都営大江戸線: 大門駅(徒歩4分)
- 都営三田線: 芝公園駅(徒歩圏内)
- 東京モノレール: 浜松町駅(徒歩5分)
複数路線が利用できるため、都心各所へのアクセスが非常に便利です。
(3) 主要ビジネス街への移動時間
主要ビジネス街への移動時間の目安は以下の通りです。
| 目的地 | 移動時間(目安) |
|---|---|
| 東京駅 | 約10分 |
| 新橋駅 | 約5分 |
| 品川駅 | 約10分 |
| 六本木駅 | 約15分 |
| 渋谷駅 | 約20分 |
| 新宿駅 | 約25分 |
(注: 移動時間は乗り換え時間を含む概算です)
都心主要エリアへのアクセスが良く、ビジネス拠点として優れた立地です。
(4) 周辺の交通環境
芝大門エリアは、幹線道路にも近く、車でのアクセスも良好です。
- 首都高速都心環状線: 芝公園出口まで約1km
- 国道15号(第一京浜): 徒歩圏内
荷物搬入や来客対応で車を使用する場合も、アクセスしやすい立地です。
芝大門エリアのオフィス環境と賃料相場
芝大門エリアは、中小規模オフィスが多く集積するビジネス街です。
(1) 芝大門エリアの特徴(中小規模オフィスの集積)
芝大門エリアは、以下の特徴があります。
- 中小規模オフィスの集積: 100坪前後のフロア面積が標準的
- 大手企業の拠点: 金融・IT・商社等の企業が多い
- 交通利便性: 複数路線が利用でき、都心へのアクセスが良い
- 周辺施設: 飲食店、コンビニ、銀行等が充実
港区の中でも比較的落ち着いたビジネス環境で、オフィス街としての歴史があります。
(2) 賃料相場の目安(坪単価、共益費込)
芝大門エリアの賃料相場は、坪単価(共益費込)で比較するのが一般的です。
賃料相場は時期や空室状況により変動するため、複数の不動産会社で最新情報を確認することをおすすめします。
賃料比較時の注意点:
- 坪単価: 1坪(約3.3㎡)あたりの賃料で比較
- 共益費: 共用部分の維持管理費用(賃料とは別)
- 初期費用: 敷金・礼金、内装工事費、仲介手数料等
賃料だけでなく、総コストで比較検討することが重要です。
(3) 最新の開発動向(NOVEL WORK Shibadaimon等)
芝大門エリアでは、新しいオフィスビルの開発が進んでいます。
最近の主な開発:
- NOVEL WORK Shibadaimon: 2024年3月竣工、地上9階建て、大門駅徒歩4分
- H¹O Hamacho: 2025年7月竣工予定、芝大門1-2-14
エリアの活性化が進んでおり、新しいオフィス選択肢が増えています。
(4) エリアの将来性
芝大門エリアは、以下の理由から将来性が期待されます。
- 新しいオフィスビルの開発が継続中
- 交通利便性の高さから企業の需要が安定
- 港区全体の再開発により周辺環境が向上
オフィス市場の動向を踏まえた長期的な視点での検討も大切です。
オフィス選定時の確認ポイント
オフィス賃貸では、賃料以外にも多くの確認事項があります。
(1) 賃料以外の初期費用(敷金・礼金、内装工事費)
オフィス賃貸の初期費用は、以下の項目が発生します。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 敷金 | 賃料の6-12ヶ月分 |
| 礼金 | 賃料の1-2ヶ月分(物件により異なる) |
| 仲介手数料 | 賃料の1ヶ月分+消費税 |
| 内装工事費 | 坪単価10-30万円(規模・仕様により変動) |
| 保証金 | 物件により異なる |
初期費用の総額は、賃料の10-15ヶ月分程度になることが多いため、事前に十分な予算確保が必要です。
(2) BCP対応設備の詳細確認
BCP対応設備については、以下の詳細を確認してください。
- 二系統受電の運用方法(自動切替か手動切替か)
- 非常用発電機の有無と稼働時間
- 免震・制震構造の有無
- 防災備蓄倉庫の有無
企業のBCP計画に必要な設備が揃っているか、具体的な仕様を不動産会社へ確認しましょう。
(3) フロア面積とレイアウト適性
フロア面積は、以下の視点で確認します。
- 現在の従業員数: 1人あたり3-5坪が目安
- 将来の増員計画: 拡張余地があるか
- レイアウト: 柱の位置、形状(正方形か長方形か)
基準階面積が約100坪の場合、従業員20-30名程度の企業に適しています。
(4) 契約条件の確認事項
オフィス賃貸契約では、以下の条件を詳しく確認してください。
- 契約期間(通常2-3年)
- 更新条件(更新料の有無、金額)
- 原状回復義務の範囲
- 中途解約条件
- 使用目的の制限
契約書の内容は物件により大きく異なるため、不明点は不動産会社や弁護士に相談しましょう。
(5) 複数物件の比較検討
オフィス選定では、複数の物件を比較検討することが重要です。
比較検討のポイント:
- 立地条件(交通利便性、周辺環境)
- 賃料・初期費用の総コスト
- 設備仕様(BCP対応、天井高等)
- 契約条件(敷金、契約期間等)
- フロア面積とレイアウト適性
3-5物件程度を比較することで、適切な判断がしやすくなります。
まとめ:住友不動産芝大門二丁目ビルの特徴
住友不動産芝大門二丁目ビルは、2019年5月竣工の新しいオフィスビルで、BCP対応の二系統受電設備と天井高約2.8mの開放的な空間を備えています。大門駅徒歩4分、浜松町駅徒歩5分の立地で、5路線6駅にアクセス可能な交通利便性の高さが魅力です。
芝大門エリアは中小規模オフィスが多く、100坪前後のフロア面積が標準的で、都心へのアクセスと落ち着いたビジネス環境を両立しています。
オフィス選定時は、賃料だけでなく初期費用や契約条件も含めた総合的な比較検討が重要です。複数の物件を比較し、企業のニーズに最適なオフィスを見つけましょう。
詳細な物件情報や最新の空室状況については、住友不動産株式会社や不動産仲介会社へお問い合わせください。
