住友不動産三田ツインビル西館(現:東京三田サウスタワー)とは
「住友不動産三田ツインビル西館」を検索されている方は、このビルの現在の名称や用途、アクセス情報を知りたいと考えているのではないでしょうか。
この記事では、2024年9月1日に改称された住友不動産東京三田サウスタワー(旧・三田ツインビル西館)の物件概要、テナント情報、立地・アクセスを、住友不動産公式サイトおよび公開情報を元に解説します。
オフィステナント検討者や不動産業界関係者の方でも、正確な情報を把握できるようになります。
この記事のポイント
- 2024年9月1日付で「住友不動産三田ツインビル西館」から「住友不動産東京三田サウスタワー」に改称
- 2006年竣工、地上43階・地下2階建て、延床面積98,338㎡の超高層複合ビル
- 2-30階がオフィスフロア(基準階979坪)、32-43階が高級賃貸マンション「ラ・トゥール三田」
- 三田駅A1出口徒歩4分、田町駅芝浦口徒歩6分と複数駅から徒歩圏内
- 非常用発電機48時間稼働可能、約1ヘクタールの庭園を備える防災設備完備
住友不動産東京三田サウスタワーの基本情報(2024年9月改称)
(1) 2024年9月1日の改称について
住友不動産公式サイトによると、2024年9月1日付で「住友不動産三田ツインビル西館」から「住友不動産東京三田サウスタワー」に改称されました。
また、三田ツインビル東館も同日に「住友不動産三田ファーストビル」に改称されており、「三田ツインビル」という呼称は正式には使用されなくなりました。
古い情報では「三田ツインビル西館」と表記されている場合がありますが、現在の正式名称は「住友不動産東京三田サウスタワー」です。
(2) 建物概要(竣工年・階数・延床面積)
Wikipediaによると、住友不動産東京三田サウスタワーは以下の仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 竣工年 | 2006年 |
| 階数 | 地上43階・地下2階 |
| 高さ | 179.3m |
| 延床面積 | 98,338㎡(約29,798坪) |
| 所在地 | 東京都港区三田3-5-27 |
超高層複合ビルとして、オフィスと高級賃貸マンションを併設する大規模建築物です。
(3) 開発主体と設計・施工
このビルは、SFミタ開発特定目的会社(住友不動産ほか)が開発主体となり、日建設計が設計、大林組が施工を担当しました。
SPC(特定目的会社)とは、不動産の流動化等、特定の事業目的のために設立される会社です。
建築仕様と設備(オフィス・住宅複合ビル)
(1) オフィスフロア(2-30階、基準階979坪)
2-30階はオフィスフロアです。基準階は979坪(約3,235㎡)の大規模フロアで、大企業のオフィスに適した広さとなっています。
基準階とは、ビルの標準的なフロア面積を指します。三田ツインビル西館は基準階979坪で大規模オフィス向けに設計されています。
東芝エレベータ株式会社によると、エレベーターは高速・大容量のものが設置されており、快適な移動環境を実現しています。
(2) 高級賃貸マンション「ラ・トゥール三田」(32-43階)
32-43階は高級賃貸マンション「ラ・トゥール三田」です。
オフィスと住宅を併設する超高層複合ビルとして、多様な用途に対応しています。
超高層複合ビルとは、オフィス・住宅・商業施設等、複数の用途を持つ高層建築物を指します。
(3) 防災設備と制振技術
非常用発電機は48時間稼働可能で、停電時にも電力を供給できる防災設備を完備しています。
また、制振ブレースを採用しており、地震や風による建物の揺れを低減する構造となっています。
制振ブレースとは、地震や風による建物の揺れを低減する装置で、超高層ビルの耐震性能向上に使用されます。
立地とアクセス(三田駅・田町駅から徒歩圏)
(1) 最寄り駅と所要時間(三田駅A1出口徒歩4分)
住友不動産公式サイトによると、最寄り駅は以下の通りです。
| 駅名 | 路線 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 三田駅 | 都営浅草線・三田線 | A1出口徒歩4分 |
| 田町駅 | JR山手線・京浜東北線 | 芝浦口徒歩6分 |
| 泉岳寺駅 | 都営浅草線 | 徒歩7分 |
複数の駅から徒歩圏内でアクセスできる好立地です。
(2) 田町駅・泉岳寺駅からのアクセス
田町駅からは芝浦口を出て徒歩6分、泉岳寺駅からは徒歩7分でアクセスできます。
JR山手線・京浜東北線の田町駅が利用できるため、東京駅・品川駅方面へのアクセスも良好です。
(3) 周辺環境と庭園
約1ヘクタールの庭園を備えており、緑豊かな環境となっています。
オフィスビルとしては珍しい大規模な庭園が特徴で、快適な職場環境を提供しています。
テナント・用途とビジネス環境
(1) 主要テナント事例(大塚商会等)
日経不動産マーケット情報によると、大塚商会がこのビルに移転入居した事例があります(2021年報道)。
ただし、テナント情報は時期により変動するため、最新情報は住友不動産公式サイトでご確認ください。
(2) 三田エリアのビジネス特性
三田エリアは、東京都港区の中でもオフィスビルが集積するビジネス街です。
田町駅・三田駅周辺は、東京駅・品川駅へのアクセスが良好で、企業のオフィス立地として人気のエリアです。
(3) 三田ツインビル東館(現:三田ファーストビル)
住友不動産公式サイトによると、三田ツインビル東館も2024年9月1日付で「住友不動産三田ファーストビル」に改称されました。
所在地は港区芝浦4-2-8で、田町駅芝浦口徒歩7分、三田駅A2出口徒歩7分です。
西館とともに三田エリアの主要オフィスビルとして機能しています。
まとめ:住友不動産東京三田サウスタワーの特徴
住友不動産東京三田サウスタワー(旧・三田ツインビル西館)は、2006年竣工の地上43階・地下2階建て、延床面積98,338㎡の超高層複合ビルです。2024年9月1日付で改称されました。
2-30階はオフィスフロア(基準階979坪)、32-43階は高級賃貸マンション「ラ・トゥール三田」で構成されています。
三田駅A1出口徒歩4分、田町駅芝浦口徒歩6分と複数駅から徒歩圏内の好立地で、非常用発電機48時間稼働可能、約1ヘクタールの庭園を備える防災設備完備のビルです。
オフィステナントを検討されている方は、住友不動産公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事の情報は2024年時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
