住友不動産茅場町ビルとは|東京・茅場町エリアのオフィスビル
茅場町エリアでオフィスを探す際、「住友不動産茅場町ビルは1号館と2号館があると聞いたけれど、どう違うのか」「アクセスや設備はどうなっているのか」と疑問を持つ事業者の方は少なくありません。
この記事では、住友不動産茅場町ビル(1号館・2号館)の所在地、竣工年、規模、アクセス、設備を、住友不動産の公式サイトおよび不動産情報サイトの情報を元に解説します。
各号館の特徴を理解し、自社に最適なオフィスビルを選定できるようになります。
この記事のポイント
- 住友不動産茅場町ビルは1号館(新川1-16-3)と2号館(新川2-26-3)の2棟からなる
- 1号館は延床3,332坪・基準階247坪、2号館は延床2,155坪・基準階111坪で規模が異なる
- 茅場町駅(日比谷線・東西線)から徒歩5分、複数路線利用可能で利便性が高い
- OAフロア、個別空調、24時間有人管理などの設備を完備
- 茅場町エリアは東京証券取引所を中心とした金融街で、ビジネス街としての信頼性が高い
住友不動産茅場町ビル(1号館・2号館)の基本情報
(1) 住友不動産茅場町ビル(1号館)の概要
住友不動産の公式サイトによると、住友不動産茅場町ビル(1号館)は以下の仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区新川1-16-3 |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) |
| 規模 | 地上11階・地下1階 |
| 竣工 | 1989年9月 |
| 延床面積 | 3,332坪 |
| 基準階面積 | 247坪 |
(出典: 住友不動産の賃貸オフィス)
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた構造で、耐震性・耐火性に優れています。
(2) 住友不動産茅場町ビル2号館の概要
住友不動産の公式サイトによると、住友不動産茅場町ビル2号館は以下の仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区新川2-26-3 |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) |
| 規模 | 地上11階・地下3階 |
| 竣工 | 1990年3月 |
| 延床面積 | 2,155.01坪 |
| 基準階面積 | 111.48坪 |
(出典: 住友不動産の賃貸オフィス)
1号館と比較すると、2号館は基準階面積が小さく、中小規模のオフィスに適しています。
(3) 茅場町エリアの特性|証券・金融街としての立地
茅場町は東京証券取引所を中心とした「証券の街」「投資の街」として栄えるビジネス街です。
銀行・証券会社・運送会社などのオフィスが集中しており、ビジネス街としての信頼性が高い立地です。周辺には飲食店・カフェが多く、隅田川にも近い環境です。
各号館の特徴と規模の比較
(1) 竣工年・構造の違い
| 項目 | 1号館 | 2号館 |
|---|---|---|
| 竣工年 | 1989年9月 | 1990年3月 |
| 構造 | SRC造、地上11階・地下1階 | SRC造、地上11階・地下3階 |
両棟とも1989-1990年に竣工した同世代のビルで、構造・階数はほぼ同等です。
(2) 延床面積・基準階面積の比較
| 項目 | 1号館 | 2号館 |
|---|---|---|
| 延床面積 | 3,332坪 | 2,155.01坪 |
| 基準階面積 | 247坪 | 111.48坪 |
1号館の基準階面積は247坪で、中規模から大規模のオフィスに適しています。2号館の基準階面積は111.48坪で、中小規模のオフィスに適しています。
(3) テナント用途に応じた選び方
- 中小規模のオフィス(100坪前後): 2号館が適している
- 中規模から大規模のオフィス(200坪以上): 1号館が適している
希望するフロア面積に応じて、各号館を検討することをおすすめします。詳細な空室情報・賃貸条件は、住友不動産または不動産仲介業者にご確認ください。
アクセス・周辺環境|茅場町駅・日本橋駅からの利便性
(1) 各号館への最寄り駅とアクセス時間
CBREによると、住友不動産茅場町ビル(1号館)は茅場町駅3番出口から徒歩5分、八丁堀駅から徒歩7分です。
両号館とも永代通り沿いに位置しており、視認性が高く、利便性に優れています。
永代通りは東京都中央区を東西に貫く主要幹線道路で、茅場町エリアの中心を通ります。
(2) 複数路線利用可能な利便性(日比谷線・東西線・京葉線)
茅場町駅は以下の路線が利用可能です。
- 東京メトロ日比谷線
- 東京メトロ東西線
さらに、八丁堀駅(京葉線)や日本橋駅も徒歩圏内で、複数路線を利用できるため、都心各所へのアクセスが良好です。
(3) 周辺施設(飲食店・銀行・コンビニ等)
茅場町エリアは証券会社や銀行が多く、周辺には飲食店・カフェが多数あります。コンビニエンスストアも複数あり、オフィス立地としての利便性が高い環境です。
ただし、茅場町エリアは平日のビジネス街であり、土日は周辺施設の営業状況が異なる可能性があるため、注意が必要です。
設備・管理体制|オフィスビルとしての機能性
(1) OAフロア・個別空調等の設備仕様
OAフロアは、床下に配線スペースを設けた二重床構造で、オフィス機器の配線が容易です。個別空調は、テナントごとに独立した空調システムで、営業時間外も使用可能です。
これらの設備は、茅場町エリアのオフィスビルでは標準的に整備されています。
(2) 24時間有人管理・セキュリティ体制
CBREによると、住友不動産茅場町ビルは24時間有人管理を実施しており、セキュリティ体制が整っています。
石貼りの風格ある外観で、ビジネス街としての信頼性を重視する企業に適しています。
(3) エレベーター・駐車場の有無
住友不動産茅場町ビル(1号館)は、乗用エレベーター3基+非常用1基を完備しています。
駐車場や搬入口の有無については、物件ごとに異なるため、住友不動産または不動産仲介業者への確認を推奨します。
まとめ|オフィス選定時のポイントと確認事項
住友不動産茅場町ビルは、1号館(新川1-16-3、基準階247坪)と2号館(新川2-26-3、基準階111.48坪)の2棟からなり、希望するフロア面積に応じて選定が可能です。茅場町駅から徒歩5分、複数路線利用可能で、金融街としての信頼性も高い立地です。
OAフロア、個別空調、24時間有人管理などの設備が整っており、オフィスビルとしての機能性も十分です。
賃料・空室情報は時期により変動するため、最新情報は住友不動産または不動産仲介業者にご確認ください。実際に内覧し、設備仕様や周辺環境を確認することをおすすめします。
