住友林業の土地探しサービス完全ガイド|特徴・メリット・利用の流れまで徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/31

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住友林業の土地探しサービスとは|住友林業ホームサービスの特徴

注文住宅の検討を始めると、「土地はどうやって探せばいいのか」「ハウスメーカーでも土地探しを手伝ってくれるのか」と疑問に感じる方は少なくありません。

この記事のポイント

  • 住友林業グループの住友林業ホームサービス「すみなび」が土地探しサービスを提供
  • 土地購入と建築のセット契約で仲介手数料30%OFF、窓口一本化のメリットあり
  • 建築条件付き土地は3ヶ月以内の契約が必要で、施工会社を選べないデメリットがある
  • 土地価格は安くても建物費用が高く総額オーバーする可能性があるため、複数社比較が重要

住友林業では、グループ会社の住友林業ホームサービスが土地探しサービスを提供しており、土地と建物をワンストップで相談できる仕組みが整っています。この記事では、住友林業の土地探しサービスの特徴、メリット・デメリット、利用の流れまで、注文住宅検討者が知っておくべき情報を網羅的に解説します。

(1) 住友林業ホームサービス「すみなび」の概要

住友林業ホームサービスは、住友林業グループの不動産仲介会社で、土地・中古住宅・マンションの売買仲介を専門に扱っています。「すみなび」という不動産ポータルサイトを運営しており、全国各地の土地情報を検索できます。

住友林業ホームサービスの特徴は以下の通りです。

  • 住友林業グループのネットワーク: 全国の住友林業展示場・営業所と連携した土地情報の提供
  • ワンストップ対応: 土地探しから建築、住宅ローン申請まで一貫してサポート
  • 仲介手数料の特典: 住友林業で建築する場合、仲介手数料が30%OFF
  • 高い顧客満足度: 2025年オリコン顧客満足度ランキング「売却 戸建て」「購入 マンション」で第1位を獲得

(参考: 住友林業ホームサービス「すみなび」

(2) 住友林業が扱う土地の種類(分譲地・建築条件付き土地・自己所有地対応)

住友林業で対応できる土地の種類は以下の3つです。

土地の種類 内容 メリット デメリット
分譲地(フォレストリータウン等) 住友林業が開発した自社分譲地 インフラ整備済み、品質保証、コミュニティ形成 立地が限定的
建築条件付き土地 住友林業での建築を前提とした土地 仲介手数料不要の場合あり、窓口一本化 施工会社を選べない、3ヶ月以内の契約必須
自己所有地・他社紹介土地 自分で見つけた土地や既に所有している土地 施工会社の自由度が高い 造成費用・地盤改良費用が発生する場合あり

(参考: 住友林業「土地を探す|分譲住宅・土地」

(3) 対応エリアと物件数(2024年時点で176件掲載)

住友林業ホームサービスは全国各地でサービスを展開しています。2024年時点で、[SUUMO](https://suumo.jp/b/kodate/kw/住友林業 土地/)には「住友林業 土地」関連の物件が176件掲載されており、フォレストリータウン、フォレストガーデンなどの自社分譲地を中心に、全国で土地情報を提供しています。

住友林業で土地探しを依頼するメリット|仲介手数料割引とワンストップ対応

住友林業で土地探しを依頼する最大のメリットは、仲介手数料の割引とワンストップ対応です。ここでは、具体的なメリットを5つ紹介します。

(1) 仲介手数料30%OFFの特典

通常、不動産売買の仲介手数料は法定上限(物件価格×3%+6万円+消費税)がかかりますが、住友林業ホームサービスで土地を購入し、住友林業で建物を建てる場合、仲介手数料が30%OFFになります。

計算例(土地価格2,000万円の場合)

項目 通常の仲介手数料 30%OFF適用後 節約額
計算式 (2,000万円×3%+6万円)×1.1 上記×0.7 上記×0.3
金額 72.6万円 50.8万円 21.8万円

この特典により、土地探しから建築まで住友林業グループで完結することで、初期費用を抑えることができます。

(2) 土地と建物の窓口一本化によるスムーズな手続き

土地探しと建築を別々の会社に依頼すると、以下のような手間が発生します。

  • 土地の不動産会社と建築のハウスメーカーの両方とやり取り
  • 土地の形状・地盤を考慮した建物プランの調整に時間がかかる
  • 住宅ローンの審査で土地と建物を別々に説明する必要がある

住友林業ホームサービスで土地を探し、住友林業で建築する場合、窓口が一本化されるため、以下のメリットがあります。

  • 見取り図・見積書作成の手間が省ける: 土地と建物をセットで提案してもらえる
  • スケジュール調整がスムーズ: 土地の決済と建築のスケジュールを一体的に管理
  • トラブル回避: 土地と建物の責任の所在が明確

(3) 住宅ローン審査の通りやすさ

住宅ローンの審査では、「土地だけ」「建物だけ」の借入よりも、「土地+建物」のセット契約のほうが審査に通りやすい傾向があります。これは、金融機関が「完成後の住宅」を担保として評価できるためです。

住友林業ホームサービスで土地を購入し、住友林業で建築する場合、土地と建物の総額を一括で住宅ローンに組み込めるため、審査がスムーズに進みます。

(4) 土地の形状・地盤・日当たりを考慮した最適プラン提案

住友林業は、土地の形状、地盤、日当たり、周辺環境を考慮した建物プランの提案を得意としています。特に、変形地や狭小地でも、住友林業の設計力により、土地のポテンシャルを最大限に引き出した住宅が実現できます。

(参考: 住友林業「土地を探す|分譲住宅・土地」

(5) フォレストリータウン等の自社分譲地の品質

住友林業が開発する分譲地「フォレストリータウン」「フォレストガーデン」は、以下の特徴があります。

  • インフラ整備済み: 上下水道、電気、ガス、道路が整備済み
  • 景観・コミュニティ: 緑豊かな街並み、住民同士のコミュニティ形成
  • 品質保証: 住友林業の品質基準に基づいた土地造成

これらの分譲地は、土地探しの手間を省きたい方や、安心して暮らせる街並みを重視する方に適しています。

知っておきたいデメリットと注意点|建築条件付き土地の制約

住友林業の土地探しサービスには多くのメリットがありますが、建築条件付き土地には以下のようなデメリットや注意点もあります。

(1) 建築条件付き土地の仕組み(3ヶ月以内の建築請負契約)

建築条件付き土地とは、土地の購入条件として、決められた施工会社で一定期間内(通常3ヶ月)に建築請負契約を結ぶ必要がある土地のことです。

建築条件付き土地の流れ

  1. 土地の売買契約(仮契約)
  2. 3ヶ月以内に建築プランを決定し、建築請負契約を締結
  3. 建築請負契約が成立しなかった場合、土地の売買契約は白紙解除(手付金は返還)

この仕組みにより、スケジュールがタイトになる可能性があります。

(参考: SUUMO「建築条件付き土地(売建住宅)とは? やめたほうがいいって本当?」

(2) 施工会社を選べないというデメリット

建築条件付き土地の最大のデメリットは、施工会社を自由に選べないことです。「気に入った土地が見つかったが、別のハウスメーカーで建てたい」と思っても、建築条件付き土地では対応できません。

(3) 土地価格は安くても建物費用が高い場合がある

建築条件付き土地は、土地価格が相場より割安に設定されている場合がありますが、建物費用が高く、トータルで予算オーバーする可能性があります。必ず「土地+建物」の総額を確認し、複数社の見積もりと比較することが重要です。

(4) 設計の自由度の制約(フリープラン・自由設計の実態)

建築条件付き土地では「フリープラン」「自由設計」と記載されていても、実際には以下のような制約がある場合があります。

  • 標準仕様から外れるとオプション費用が高額
  • 構造・間取りに制限がある
  • 外観・外構に制約がある

事前に「どこまで自由に設計できるのか」を確認しておくことをおすすめします。

(5) 地元不動産会社に比べて土地情報が少ない可能性

ハウスメーカーの土地探しサービスは、建築条件付き土地や自社分譲地が中心です。地元の不動産会社に比べると、「建築条件なし」の一般的な土地情報の数が少ない場合があります。

より多くの土地情報を比較したい場合は、地元の不動産会社にも相談することをおすすめします。

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住友林業の土地探しサービスの利用の流れ|相談から契約まで

住友林業で土地探しを依頼する場合の一般的な流れは以下の通りです。

(1) 土地探しの相談・ヒアリング

まず、住友林業の展示場や住友林業ホームサービスの窓口で、土地探しの相談を行います。以下の情報をヒアリングされます。

  • 希望エリア(通勤・通学の利便性、周辺環境等)
  • 予算(土地+建物の総額)
  • 土地の広さ・形状の希望
  • 建物のイメージ(間取り、デザイン等)

(2) 土地の提案・現地見学

ヒアリング内容に基づいて、住友林業ホームサービスが土地を提案します。気に入った土地があれば、現地見学を行い、以下のポイントを確認します。

  • 日当たり・風通し
  • 周辺環境(騒音、治安、商業施設へのアクセス等)
  • インフラ(上下水道、電気、ガスの引き込み状況)
  • 地盤(地盤改良の必要性)

(参考: 住友林業「土地探しのポイント」

(3) 建物プランの提案と見積もり作成

土地が決まったら、住友林業が建物プランを提案します。土地の形状・地盤・日当たりを考慮した最適なプランを作成し、見積もりを提示します。

(4) 土地購入と建築請負契約

建物プランに納得したら、土地の売買契約と建築請負契約を締結します。建築条件付き土地の場合、土地の売買契約から3ヶ月以内に建築請負契約を結ぶ必要があります。

(5) 住宅ローン申請と引き渡し

土地と建物の総額で住宅ローンを申請します。住友林業は提携金融機関が多く、住宅ローンの手続きもサポートしてもらえます。建築工事完了後、引き渡しとなります。

他社との比較|ハウスメーカーと不動産会社の土地探しの違い

土地探しは、ハウスメーカーに依頼する方法と、不動産会社に依頼する方法があります。それぞれのメリットを比較します。

(1) ハウスメーカーの土地探しのメリット(一括対応・建築前提の最適化)

メリット 詳細
窓口一本化 土地探しと建築を一貫してサポート
建築前提の最適化 土地の形状・地盤を考慮した建物プランを提案
住宅ローン審査の通りやすさ 土地+建物のセット契約で審査がスムーズ
仲介手数料の割引 ハウスメーカーによっては特典あり

(参考: 家選びネット「ハウスメーカーに注文住宅の土地探しを依頼!メリット・デメリットや注意点を解説」

(2) 不動産会社の土地探しのメリット(情報量・施工会社の自由度)

メリット 詳細
土地情報の多さ 地元の不動産会社は建築条件なしの土地情報が豊富
施工会社の自由度 土地購入後、好きなハウスメーカーで建築可能
価格交渉の余地 不動産会社によっては価格交渉がしやすい場合がある

(3) 住友林業の土地探しサービスのポジション

住友林業の土地探しサービスは、以下のような方に適しています。

  • 住友林業で建築したい方: 仲介手数料30%OFF、窓口一本化のメリットが大きい
  • 土地と建物を一貫してサポートしてほしい方: ワンストップ対応で手間を省ける
  • 自社分譲地の品質を重視する方: フォレストリータウン等の高品質な分譲地が選べる

一方、以下のような方には、不動産会社への相談も併せて検討することをおすすめします。

  • 施工会社を自由に選びたい方: 建築条件なしの土地を探す
  • より多くの土地情報を比較したい方: 地元の不動産会社にも相談

まとめ|住友林業の土地探しサービスが向いている人

(1) 住友林業で建築したい人向けの最適サービス

住友林業で注文住宅を建てたい方にとって、住友林業ホームサービスの土地探しサービスは非常に便利です。仲介手数料30%OFF、窓口一本化、住宅ローン審査のスムーズさなど、多くのメリットがあります。

(2) 土地探しと建築の窓口を一本化したい人におすすめ

土地探しと建築を別々に進めるのは手間がかかります。住友林業なら、土地探しから建築、住宅ローン申請まで一貫してサポートしてもらえるため、時間と労力を大幅に削減できます。

(3) 複数社比較と専門家相談の重要性

ただし、建築条件付き土地には「施工会社を選べない」「総額が高くなる可能性がある」といったデメリットもあります。複数のハウスメーカーや不動産会社に相談し、見積もりを比較することをおすすめします。

また、土地の法的リスク(建築基準法の接道義務、地盤調査の必要性等)については、宅地建物取引士への相談、住宅ローンの返済計画についてはファイナンシャルプランナーへの相談も検討してください。

住友林業の土地探しサービスを活用し、理想の注文住宅を実現しましょう。

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よくある質問

Q1住友林業は土地探しも対応していますか?

A1住友林業グループの住友林業ホームサービス(すみなび)が土地探しサービスを提供しています。分譲地、建築条件付き土地、自己所有地での建築にも対応可能です。全国各地で展開しており、2024年時点でSUUMOに176件の物件が掲載されています。土地探しから建築、住宅ローン申請まで一貫してサポートしてもらえます。

Q2仲介手数料はいくらかかりますか?

A2建築条件付き土地の場合は仲介手数料が不要なケースがあります。また、住友林業ホームサービスで土地を購入して住友林業で建物を建てる場合、仲介手数料が30%OFFになる特典があります。例えば、土地価格2,000万円の場合、通常72.6万円の仲介手数料が50.8万円となり、21.8万円の節約になります。

Q3自分で見つけた土地でも住友林業で建築できますか?

A3自己所有地や他社で見つけた土地でも住友林業で建築可能です。ただし、土地の形状や地盤によっては追加の造成費用や地盤改良費用が発生する場合があります。事前に住友林業に相談し、土地の調査を行うことをおすすめします。住友林業は変形地や狭小地でも設計力により土地のポテンシャルを最大限に引き出した住宅を実現できます。

Q4建築条件付き土地のデメリットは何ですか?

A4建築条件付き土地は3ヶ月以内に建築請負契約を結ぶ必要があり、施工会社を選べないという制約があります。また、土地価格は安くても建物費用が高く、総額で予算オーバーする可能性があります。設計の自由度も「フリープラン」と記載されていても実際は制約がある場合があるため、事前に詳細を確認することが重要です。必ず土地+建物の総額を確認し、複数社の見積もりと比較してください。

Q5住友林業の土地探しサービスはどのエリアに対応していますか?

A5全国各地でサービスを展開しており、2024年時点でSUUMOに176件の物件が掲載されています。フォレストリータウン、フォレストガーデン等の分譲地も全国で展開中です。詳細な対応エリアや物件情報は、住友林業ホームサービスの公式サイト「すみなび」で確認できます。希望エリアに対応しているか、まずは住友林業の展示場や窓口で相談してください。

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