住信SBIネット銀行の住宅ローン金利|特徴と他行との比較

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/3

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住信SBIネット銀行の住宅ローン金利が注目される理由

「住信SBIネット銀行の住宅ローン金利って本当に低いの?」「他のネット銀行と何が違うの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

この記事では、住信SBIネット銀行の住宅ローン金利について、最新の水準、他行との比較、審査の流れ、手数料体系を、公式情報と第三者機関の分析を元に解説します。

住宅ローンの借り換えや新規借入を検討している方の判断材料として、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • 住信SBIネット銀行は業界最低水準の金利で、2024年度国内行住宅ローン新規実行額No.1の実績
  • 50歳以下なら全疾病保障+3大疾病50%保障が金利上乗せなしで基本付帯(スゴ団信)
  • 仮審査は申込当日から3営業日以内、正式審査は書類到着後1週間〜10日程度とスピーディ
  • 融資事務手数料は融資額の2.2%(税込)の定率制。保証料0円、一部繰上返済手数料0円
  • 2025年2月から借入上限額を3億円に引き上げ(高額物件に対応)

(1) 業界最低水準の金利と2024年度国内行住宅ローン新規実行額No.1の実績

住信SBIネット銀行の公式サイトによると、同行は2024年度国内行住宅ローン新規実行額No.1の実績を達成しています。これは、業界最低水準の金利と充実した保障内容が評価された結果です。

低金利により、月々の返済額を抑えられるため、長期的な返済計画が立てやすくなります。

(2) ネット銀行ならではの低コスト構造

住信SBIネット銀行は、店舗を持たないネット銀行として、運営コストを抑えています。この低コスト構造が、業界最低水準の金利を実現する要因の一つです。

また、WEB申込コースに加えて、対面相談コース(全国50店舗以上)も選択できるため、オンライン完結を希望する方と、対面での相談を重視する方の両方に対応しています。

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利の特徴と最新動向

(1) 変動金利の水準と融資率による金利差

住信SBIネット銀行の変動金利は、業界最低水準です。ただし、融資率(物件価格に対する借入額の割合)により金利が異なる点に注意が必要です。

例えば、融資率80%以下と90%以下では金利が異なる場合があります。頭金を多く用意できる場合は、より低い金利が適用される可能性があります。

(2) 固定金利(10年・20年・30年等)の選択肢

変動金利に加えて、固定金利(10年・20年・30年等)も選択できます。固定金利は、一定期間金利が変わらないため、金利上昇リスクを避けたい方に適しています。

金利タイプの選択は、将来の金利動向の見通しや、返済計画の安定性への考え方により異なります。

(3) 金利見直しルールと適用タイミング(借入日の金利が適用)

住信SBIネット銀行の金利一覧によると、金利は毎月見直しされます。適用金利は、申込時ではなく借入日の金利となる点に注意が必要です。

そのため、申込から借入までに時間がかかる場合、金利が変動するリスクがあります。金利上昇局面では、早めに借入手続きを進めることが重要です。

(4) 審査結果による金利上乗せ(年0.1%〜0.3%)

審査結果により、表示金利に年0.1%〜0.3%上乗せとなる場合があります。審査基準は年収、勤続年数、勤務先、他の借入状況などが総合的に評価されます。

最終的な適用金利は、審査後に確定するため、公式サイトの表示金利はあくまで目安として捉えてください。

他行との金利比較:メガバンク・ネット銀行との違い

(1) メガバンク(三菱UFJ・みずほ・三井住友)との金利差

一般的に、ネット銀行の金利はメガバンクより低い傾向があります。これは、店舗運営コストの差が金利に反映されるためです。

例えば、メガバンクの変動金利が0.5%〜0.7%台の場合、ネット銀行は0.3%〜0.5%台となる場合があります(金利は時期により変動するため、最新情報は各行の公式サイトで確認してください)。

(2) 他のネット銀行(auじぶん銀行・楽天銀行等)との比較

他のネット銀行(auじぶん銀行、楽天銀行、ソニー銀行等)と比較すると、金利水準はほぼ同水準です。ただし、団信保障の内容、手数料体系、審査スピード、利便性などに違いがあります。

住信SBIネット銀行の強みは、50歳以下なら全疾病保障+3大疾病50%保障が金利上乗せなしで基本付帯する「スゴ団信」です。他行では有料オプションとなる保障が無料で付いてくる点は大きなメリットです。

(3) 金利だけでない比較ポイント:団信保障・手数料・利便性

住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく、以下のポイントも比較することが重要です。

  • 団信保障の充実度: 全疾病保障、がん保障等の有無と費用
  • 手数料体系: 融資事務手数料、保証料、繰上返済手数料
  • 審査スピード: 仮審査・正式審査の期間
  • 利便性: WEB申込の使いやすさ、対面相談の有無

総合的に比較し、ご自身の状況に最適な金融機関を選びましょう。

審査基準と手続きの流れ:スピーディな審査プロセス

(1) 仮審査と正式審査の2段階(仮審査3営業日以内、正式審査1週間〜10日)

住信SBIネット銀行の公式情報によると、住宅ローンの審査は仮審査と正式審査の2段階で行われます。

段階 内容 期間
仮審査 基本情報(年収、勤続年数等)を基に借入可能額を判定 申込当日から3営業日以内
正式審査 物件情報、詳細な収入証明等を基に最終的な融資可否を判定 書類到着後1週間〜10日程度

スピーディな審査プロセスにより、物件購入のスケジュールに合わせやすいのが特徴です。

(2) 審査基準:返済比率25%以内が望ましい、年齢条件

モゲチェックの分析によると、住信SBIネット銀行の住宅ローン審査は、一般的な銀行と比べて特別厳しいわけではありません。

主な審査基準は以下の通りです。

  • 返済比率: 年収に占める年間返済額の割合。25%以内が望ましい
  • 年齢: 借入時満18歳以上満65歳以下、最終返済時満80歳未満
  • 年収: 安定した継続収入があること
  • 勤続年数: 継続的な収入が見込めること
  • 他の借入状況: 他のローンやクレジットカードの利用状況

審査基準を満たしているか不安な場合は、仮審査を受けて借入可能額を確認することをおすすめします。

(3) WEB申込コースと対面相談コースの選択肢

住信SBIネット銀行では、以下の2つのコースから選択できます。

  • WEB申込コース: オンライン完結。24時間申込可能、審査スピードが早い
  • 対面相談コース: 全国50店舗以上で対面相談が可能。専門スタッフに直接相談できる

オンライン完結を希望する方はWEB申込コース、対面での相談を重視する方は対面相談コースを選択しましょう。

(4) デジタルプラットフォーム「かんたん住宅ローン」の活用

SBIホールディングスのニュースリリースによると、2024年5月にデジタルプラットフォーム「かんたん住宅ローン」がリリースされました。

このプラットフォームは、申込から実行まで手続きをDX化し、顧客・不動産事業者・銀行の3者をつなぐB to B to C プラットフォームです。手続きの効率化により、さらにスムーズな住宅ローン申込が可能になっています。

スゴ団信と手数料:コスト構造の全体像

(1) スゴ団信の保障内容(50歳以下は全疾病保障+3大疾病50%保障が無料)

住信SBIネット銀行のスゴ団信は、50歳以下なら以下の保障が金利上乗せなしで基本付帯します。

  • 全疾病保障: すべての病気やケガで就業不能状態が継続した場合に保障
  • 3大疾病50%保障: ガン・急性心筋梗塞・脳卒中により所定の状態になった場合、住宅ローン残高の50%が保険金で支払われる

2024年8月から、スゴ団信の対象年齢が40歳未満から50歳以下に拡大されました。これにより、より多くの人が無料で充実した保障を受けられるようになっています。

団信保険料は銀行が負担するため、借り手の追加負担はありません。

(2) 融資事務手数料:融資額の2.2%(定率制)の特徴と高額融資時の注意点

住信SBIネット銀行の手数料によると、融資事務手数料は融資額の2.2%(税込)の定率制です。

手数料の例:

融資額 融資事務手数料(2.2%)
3,000万円 66万円
5,000万円 110万円
1億円 220万円

高額融資の場合、手数料も高額になる点に注意が必要です。ただし、保証料が0円のため、総合的なコストで比較する必要があります。

(3) 保証料0円・一部繰上返済手数料0円のメリット

住信SBIネット銀行は保証会社を使わないため、保証料が0円です。また、一部繰上返済はWEB経由で1円から手数料無料で実施できます。

繰上返済は利息削減に効果的なため、手数料無料で気軽に実施できる点は大きなメリットです。完済時も変動金利期間中は手数料無料です。

(4) 2025年2月から借入上限額3億円に引き上げ

SBIホールディングスのニュースリリースによると、2025年2月から借入上限額が3億円に引き上げられます。

これにより、高額物件の購入ニーズにも対応できるようになります。従来の上限額では対応できなかった高額物件を検討している方にとって、選択肢が広がります。

まとめ:住信SBIネット銀行の住宅ローンを選ぶべきケース

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、業界最低水準の金利、充実した団信保障(スゴ団信)、スピーディな審査プロセスが特徴です。50歳以下なら全疾病保障+3大疾病50%保障が金利上乗せなしで基本付帯するため、保障内容を重視する方に適しています。

融資事務手数料は融資額の2.2%(税込)の定率制で、高額融資の場合は手数料も高額になりますが、保証料0円・一部繰上返済手数料0円のメリットがあります。総合的なコストで比較し、ご自身の状況に最適かどうか判断しましょう。

金利は毎月見直しされ、適用金利は借入日の金利となるため、最新情報は住信SBIネット銀行の公式サイトで確認してください。複数の金融機関で仮審査を受け、専門家(ファイナンシャルプランナー、銀行担当者等)に相談しながら、最適な住宅ローンを選びましょう。

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よくある質問

Q1住信SBIネット銀行の住宅ローン金利はどのくらい?

A1業界最低水準の金利です。変動金利・固定金利ともに選択可能で、金利は毎月見直しされます。適用金利は申込時ではなく借入日の金利となる点に注意が必要です。審査結果により年0.1%〜0.3%上乗せとなる場合があります。最新金利は住信SBIネット銀行の公式サイトで確認してください。

Q2審査は厳しい?どれくらいの期間で終わる?

A2一般的な銀行と比べて特別厳しいわけではありません。仮審査は申込当日から3営業日以内、正式審査は書類到着後1週間〜10日程度です。返済比率25%以内が望ましく、借入時満18歳以上満65歳以下、最終返済時満80歳未満という年齢条件があります。

Q3スゴ団信とは?無料で付いてくる?

A350歳以下なら全疾病保障+3大疾病50%保障が金利上乗せなしで基本付帯する団信です。2024年8月から対象年齢が40歳未満から50歳以下に拡大されました。団信保険料は銀行が負担するため、借り手の追加負担はありません。すべての病気やケガで就業不能状態が継続した場合に保障されます。

Q4手数料はいくらかかる?

A4融資事務手数料は融資額の2.2%(税込)の定率制です。例えば3,000万円の融資で66万円、1億円で220万円となります。保証料は0円、一部繰上返済手数料も0円(WEB経由、1円から可能)です。高額融資の場合は手数料も高額になる点に注意が必要です。

Q5他のネット銀行と比べてどう選べばいい?

A5金利だけでなく、団信保障の充実度、手数料体系、審査スピード、対面相談の有無等を総合的に比較しましょう。住信SBIネット銀行は全疾病保障無料のスゴ団信が強みです。個別の状況に応じて、複数の金融機関で仮審査を受け、専門家(ファイナンシャルプランナー等)への相談を推奨します。

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Room Match編集部

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