オリックス不動産西新宿ビルの基本情報|アクセス・設備・周辺環境を徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/11/22

オリックス不動産西新宿ビルとは?

オフィス移転を検討している企業にとって、立地・設備・初期費用は重要な判断材料です。オリックス不動産西新宿ビルは、東京都新宿区西新宿に位置し、新宿駅南口から徒歩5分という好立地にあります。

この記事では、オリックス不動産西新宿ビルの基本情報、アクセス、設備、周辺環境、オフィス賃貸の初期費用について詳しく解説します。オフィス移転や賃貸を検討している方が、物件選びの判断材料を得られる内容です。

この記事のポイント

  • オリックス不動産西新宿ビルは2007年竣工、地上12階地下1階建て、新宿駅南口から徒歩5分
  • 180坪の無柱構造フロアが特徴で、レイアウトの自由度が高い
  • 西新宿は東京都庁を中心とする超高層ビル群が集積する副都心エリアで、新宿駅の1日平均乗降者数は300万人超
  • オフィス賃貸の初期費用は200~500万円が目安で、家賃の10倍程度を見込むべき
  • レンタルオフィスなら初期費用を大幅に削減可能(敷金・礼金不要)

2. ビルの基本情報と建物の特徴

オリックス不動産西新宿ビルの基本的な建物仕様を確認しましょう。

(1) 建物概要(竣工年・規模・構造)

オフィスナビによると、オリックス不動産西新宿ビルの基本情報は以下の通りです。

項目 内容
竣工年 2007年4月
階数 地上12階、地下1階
所在地 東京都新宿区西新宿
アクセス 新宿駅南口より徒歩5分

2007年竣工のため、築年数としては比較的新しく、現代のオフィス要件を満たす設備を備えています。

(2) 設備の特徴(無柱構造・180坪フロア)

無柱構造を採用した180坪のワンフロア空間が特徴です。無柱構造とは、柱のないオープンスペースのことで、レイアウトの自由度が非常に高い設計です。

オフィスのレイアウトを柔軟に変更したい企業や、広々とした作業空間を確保したい企業に適しています。

(3) 空室状況と物件情報の確認方法

空室状況は時期により変動します。詳細な空室情報や賃料については、不動産仲介会社や物件管理者に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

アットオフィスなどの賃貸オフィス情報サイトでも、最新の空室状況を確認できます。

3. アクセスと周辺環境

立地とアクセスは、オフィス選びで最も重要な要素の一つです。

(1) 新宿駅からのアクセス(南口より徒歩5分)

オリックス不動産西新宿ビルは、新宿駅南口から徒歩5分の好立地です。新宿駅は以下の路線が利用できます。

  • JR線: 山手線、中央線、総武線、埼京線、湘南新宿ライン
  • 私鉄: 小田急線、京王線
  • 東京メトロ: 丸ノ内線、副都心線
  • 都営地下鉄: 大江戸線、新宿線

複数路線が利用できるため、通勤・通学の選択肢が広く、極めて利便性が高いエリアです。

(2) 周辺の交通利便性(新宿駅の1日平均乗降者数300万人超)

CBREによると、新宿駅の1日平均乗降者数は300万人超で、世界でも有数のターミナル駅です。

都心主要駅へのアクセスは以下の通りです。

目的地 所要時間
渋谷駅 約4分(山手線)
東京駅 約15分(中央線)
品川駅 約20分(山手線・中央線経由)

ビジネスミーティングや出張にも非常に便利な立地です。

(3) 周辺環境と生活利便施設

西新宿エリアは、ランチや会議後の会食に適した飲食店が豊富です。新宿駅周辺には大型商業施設(ルミネ、タカシマヤ、小田急百貨店等)も充実しており、買い物にも困りません。

また、東京都庁や新宿中央公園も近く、ビジネスと生活のバランスが取れた環境です。

4. 西新宿エリアの特徴とオフィス市場

西新宿は、日本を代表するビジネス街の一つです。

(1) 西新宿の歴史(1970年代の超高層ビル群開発)

オフィスターによると、西新宿の超高層ビル群は、旧淀橋浄水場跡地の開発によって誕生しました。1971年に京王プラザホテルが第一号の超高層ビルとして竣工し、以降、次々と超高層ビルが建設されました。

超高層ビルとは、高さ60m以上または地上20階建て以上の建築物を指します。西新宿は、日本の超高層オフィス街の先駆けとなったエリアです。

(2) 西新宿のオフィス市場規模と特徴

CBREによると、西新宿は丸の内・大手町に次ぐ大規模賃貸オフィス市場を形成しています。

  • 東京都庁を中心とする超高層ビル群
  • 大企業から中小企業まで幅広いテナント
  • レンタルオフィス・コワーキングスペース等のフレキシブルオフィスも豊富

WeWorkやRegus等のフレキシブルオフィスも続々と進出しており、スタートアップや小規模企業にも適した選択肢が増えています。

(3) 2024年の空室状況と賃料動向

オアシスによると、2024年12月時点で西新宿駅周辺には88物件(194ユニット)の空室があります。

また、2014年以降、西新宿の超高層ビルでは賃料が上昇傾向を示しています。市場全体としては、テナントにとって選択肢が豊富な状況です。

5. オフィス賃貸の初期費用と契約の流れ

オフィス賃貸では、賃料以外に初期費用が必要です。

(1) 初期費用の内訳と目安(200~500万円)

日本橋OFFICEMANによると、賃貸オフィスの初期費用は200~500万円が目安で、家賃の10倍程度を見込むべきです。

主な初期費用の内訳:

項目 目安額
敷金(保証金) 賃料の6ヶ月分が一般的
礼金 賃料の1~2ヶ月分
前家賃 翌月分の賃料
火災保険料 数万円~十数万円

計算例:
家賃15万円の場合

  • 敷金: 15万円 × 6ヶ月 = 90万円
  • 礼金: 15万円 × 1ヶ月 = 15万円
  • 前家賃: 15万円
  • 火災保険: 5万円
  • 合計: 約125万円

これに加えて、内装工事費、電話工事、LAN工事、家具費用、引越費用も必要です。

(2) 敷金・礼金・前家賃の詳細

  • 敷金(保証金): 賃借人の債務不履行や原状回復費用に備えた預け金です。退去時に修繕費を除いて返還されます。
  • 礼金: 貸主へのお礼として支払う金銭で、退去時に返還されません。
  • 前家賃: 契約時に翌月分の家賃を前払いすることで、一般的な慣行です。

礼金は返還されないため、高額な礼金設定の物件は総コストが増大する点に注意が必要です。

(3) レンタルオフィスとの初期費用比較

賃貸オフィス.comによると、レンタルオフィスなら敷金・礼金が不要で、代わりに入会金・年会費のみで契約できます。

項目 賃貸オフィス レンタルオフィス
初期費用 200~500万円 数十万円程度
敷金・礼金 あり なし
内装工事 必要 不要
契約期間 2年以上が一般的 1ヶ月~可能

初期費用を抑えたい場合や、短期利用の場合はレンタルオフィスが適しています。長期利用で自由なレイアウトが必要な場合は賃貸オフィスを検討しましょう。

(4) 契約時の注意点

SO-OFFICEによると、契約時には以下の点を確認すべきです。

  • 契約期間と更新条件: 最低契約期間、更新料の有無
  • 原状回復の範囲: 退去時の修繕費用の負担範囲
  • 解約予告期間: 解約の何ヶ月前に通知が必要か
  • 禁止事項: 用途制限、改装の可否

不明点があれば、契約前に必ず不動産仲介会社や物件管理者に確認しましょう。

6. まとめ:オリックス不動産西新宿ビルでオフィスを検討する際のポイント

オリックス不動産西新宿ビルは、2007年竣工、地上12階地下1階建て、新宿駅南口から徒歩5分の好立地にあります。180坪の無柱構造フロアが特徴で、レイアウトの自由度が高く、柔軟なオフィス設計が可能です。

西新宿エリアは、東京都庁を中心とする超高層ビル群が集積する副都心で、新宿駅の1日平均乗降者数は300万人超と交通利便性が極めて高いビジネス街です。丸の内・大手町に次ぐ大規模賃貸オフィス市場を形成しています。

オフィス賃貸の初期費用は200~500万円が目安で、家賃の10倍程度を見込むべきです。初期費用を抑えたい場合は、レンタルオフィスも選択肢の一つです。不動産仲介会社やオフィスコンサルタントに相談しながら、自社に最適な物件を選びましょう。

よくある質問

Q1オリックス不動産西新宿ビルの基本情報を教えてください

A1オリックス不動産西新宿ビルは2007年4月竣工、地上12階地下1階建てのオフィスビルです。新宿駅南口より徒歩5分の好立地にあります。180坪の無柱構造フロアが特徴で、柱のないオープンスペースのため、レイアウトの自由度が非常に高い設計です。複数路線が利用できる新宿駅からアクセスできるため、通勤・通学の利便性が高く、ビジネスミーティングや出張にも便利です。

Q2オフィス賃貸の初期費用はいくらかかりますか?

A2賃貸オフィスの初期費用は200~500万円が目安で、家賃の10倍程度を見込むべきです。主な内訳は、敷金(賃料6ヶ月分が一般的)、礼金(賃料1~2ヶ月分)、前家賃(翌月分の賃料)、火災保険料です。例えば家賃15万円の場合、敷金90万円、礼金15万円、前家賃15万円、火災保険5万円で合計約125万円です。5人程度のスタートアップは300万円を目安に予算を組むとよいでしょう。内装工事費・電話工事・LAN工事・家具費用・引越費用も別途必要です。

Q3西新宿エリアの特徴は何ですか?

A3西新宿は、1970年代の京王プラザホテルを第一号とする超高層ビル群が集積する副都心エリアです。東京都庁を中心に、丸の内・大手町に次ぐ大規模賃貸オフィス市場を形成しています。新宿駅の1日平均乗降者数は300万人超で、交通利便性が極めて高いビジネス街です。大企業から中小企業まで幅広いテナントがあり、WeWorkやRegus等のレンタルオフィス・コワーキングスペースも豊富です。

Q4レンタルオフィスと賃貸オフィスどちらを選ぶべきですか?

A4初期費用を抑えるならレンタルオフィスがおすすめです。レンタルオフィスは敷金・礼金不要で、入会金・年会費のみで契約でき、内装工事も不要です。初期費用は数十万円程度で済みます。一方、長期利用で自由なレイアウトが必要な場合は賃貸オフィスが適しています。賃貸オフィスは初期費用200~500万円がかかりますが、契約期間中は自由にレイアウト変更できます。企業の状況・予算・利用期間により最適解が異なるため、不動産仲介会社に相談することをおすすめします。

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Room Match編集部

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