日土地銀座ビルが注目される理由
銀座エリアでオフィスを探す際、「日土地銀座ビル」という物件名を目にする方は少なくありません。
この記事では、日土地銀座ビルの基本情報、賃貸オフィスの設備、アクセス、周辺環境、銀座エリアのオフィス選びのポイントを解説します。
この記事のポイント
- 2010年1月竣工・地下1階地上12階建ての複合ビル。基準階床面積242.73坪と広く、中規模企業のオフィス移転に適している
- 複数駅からアクセス可能(東銀座駅4分、築地市場駅3分、銀座駅8分)で交通利便性が高い
- 個別空調、OAフロア、天井高2,800mm等の設備が整っており快適なオフィス環境
- オフィス賃貸(1-10階)と賃貸住宅「ラフィネ銀座」(11-12階、17戸)の複合ビル
- 中央労働金庫銀座支店や味の素冷凍食品本社などが入居
(1) 銀座エリアの好立地と交通利便性
日土地銀座ビルは銀座エリアに位置し、複数の最寄り駅から徒歩圏内です。
最寄り駅:
- 東銀座駅(東京メトロ日比谷線・都営浅草線)徒歩4分
- 築地市場駅(都営大江戸線)徒歩3分
- 銀座駅(銀座線)徒歩8分
複数路線が利用でき、都心各所へのアクセスが良好です。
(2) オフィス・賃貸住宅複合ビルとしての特徴
日土地銀座ビルは、1-10階がオフィス賃貸、11-12階が賃貸住宅「ラフィネ銀座」(17戸)という複合ビルです。
オフィスと住居の両方のニーズに対応した柔軟な用途設計が特徴です。
日土地銀座ビルの基本情報
日土地銀座ビルの基本情報は以下の通りです。
(1) ビル概要(2010年1月竣工、地下1階・地上12階建て)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 竣工年 | 2010年1月 |
| 構造 | 地下1階・地上12階建て |
| 所在地 | 東京都中央区銀座 |
| 管理会社 | 中央日本土地建物グループ |
(2) 建物構造と規模(基準階床面積242.73坪)
基準階床面積とは、ビルの典型的な1フロアの賃貸可能面積で、坪数で表記されることが多いです。
日土地銀座ビルの基準階床面積は242.73坪と広く、中規模企業のオフィス移転に適したスケールです。
(3) 歴史(前身の日証銀座ビルから日土地銀座ビルへ)
日土地銀座ビルの前身は、日証銀座ビル(日興グループが所有)でした。
2007年に日本土地建物が競売で取得し、2010年に現在の日土地銀座ビルとして竣工しました。
(4) 賃貸住宅部分「ラフィネ銀座」(11・12階、17戸)
**賃貸住宅(ラフィネ銀座)**とは、日土地銀座ビル11・12階の賃貸マンション部分で、17戸の住居があります。
銀座エリアの高級賃貸住宅として、ビジネスマンや富裕層に人気です。
賃貸オフィスの設備とテナント情報
日土地銀座ビルの賃貸オフィスは、以下の設備が整っています。
(1) オフィス設備(個別空調、OAフロア、天井高2,800mm)
主なオフィス設備:
- 個別空調: テナントごとに空調を独立制御できるシステム。営業時間外の利用が可能
- OAフロア: 床下に配線スペースを設けた二重床構造。オフィスのレイアウト変更が容易
- 天井高2,800mm: 開放感のある空間で快適な作業環境
- ガラスカーテンウォール: 建物外壁を覆うガラス張りの構造。採光性と外観の美しさが特徴
(2) 共用設備(エレベーター6基、駐車場48台、機械警備)
共用設備:
- エレベーター6基: 待ち時間が少なく、スムーズな移動
- 駐車場48台: 来客用や社用車に便利
- 機械警備: セキュリティ面が充実
- 男女別トイレ: 快適な設備
(3) 主要テナント(中央労働金庫銀座支店、味の素冷凍食品本社等)
日土地銀座ビルには、以下のような企業が入居しています。
主要テナント:
- 中央労働金庫銀座支店
- 味の素冷凍食品本社
- その他の金融・食品・サービス業の企業
(4) 現在の空室状況と入居可能性
中央日本土地建物グループの公式サイトによると、2024年時点で現在募集中の区画はなしです。
ただし、空室状況は常に変動するため、希望する場合は不動産仲介会社への問い合わせを推奨します。現在募集中の区画がない場合でも、非公開物件情報を得られる可能性があります。
日土地銀座ビルのアクセスと周辺環境
日土地銀座ビルのアクセスと周辺環境は以下の通りです。
(1) 最寄り駅と徒歩時間(東銀座駅4分、築地市場駅3分、銀座駅8分)
最寄り駅:
- 東銀座駅(東京メトロ日比谷線・都営浅草線)徒歩4分
- 築地市場駅(都営大江戸線)徒歩3分
- 銀座駅(銀座線)徒歩8分
複数の路線が利用でき、通勤・来客対応に便利です。
(2) 主要駅へのアクセス
主要駅へのアクセス例:
- 東京駅まで約10分
- 渋谷駅まで約20分
- 新宿駅まで約25分
都心各所へのアクセスが良好で、ビジネス活動に最適な立地です。
(3) 周辺の商業施設・飲食店
銀座エリアは商業施設・飲食店が豊富です。
周辺施設:
- 高級ブランド店
- デパート(銀座三越、松屋銀座等)
- 飲食店(和食・洋食・カフェ等)
ランチやクライアント接待に便利な立地です。
銀座エリアのオフィス選びのポイント
銀座エリアでオフィスを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
(1) 賃料相場と予算計画
銀座エリアは都内でも賃料が高額なエリアです。
注意点:
- 執筆時点(2025年)での賃料相場は、坪単価2〜4万円程度が目安
- 実際の賃料は物件の設備・階数・眺望により大きく異なるため、ビル管理会社または不動産仲介会社への確認を推奨
- 敷金・礼金・管理費・共益費も含めた総コストを事前に把握
(2) 交通アクセスの重要性
オフィス選びでは、従業員の通勤・来客対応を考慮した交通アクセスが重要です。
チェックポイント:
- 複数路線が利用できるか
- 主要駅からの徒歩時間
- 最寄り駅から主要取引先へのアクセス
(3) ビル設備のチェックポイント(空調、OAフロア、セキュリティ)
オフィスビルの設備は、業務効率と従業員の快適性に直結します。
確認すべき設備:
- 個別空調: 営業時間外の利用が可能か
- OAフロア: レイアウト変更が容易か
- セキュリティ: 機械警備や防犯カメラの有無
- 駐車場: 来客用の駐車スペースがあるか
(4) 非公開物件情報の活用
公式サイトで募集中の区画がない場合でも、不動産仲介会社に問い合わせることで非公開物件情報を得られる可能性があります。
対策:
- 複数の不動産仲介会社に相談
- 希望条件(面積、賃料、設備等)を明確に伝える
- 入居希望時期を柔軟に設定
まとめ:日土地銀座ビルのオフィス利用を検討する際のチェックリスト
日土地銀座ビルは、2010年1月竣工・地下1階地上12階建ての複合ビルで、基準階床面積242.73坪と広く、中規模企業のオフィス移転に適しています。
複数駅からアクセス可能(東銀座駅4分、築地市場駅3分、銀座駅8分)で交通利便性が高く、個別空調、OAフロア、天井高2,800mm等の設備が整っており快適なオフィス環境です。
中央労働金庫銀座支店や味の素冷凍食品本社などが入居しており、安定した稼働率を誇ります。現在募集中の区画はありませんが(2024年時点)、希望する場合は不動産仲介会社への問い合わせを推奨します。
銀座エリアのオフィス選びでは、賃料相場(坪単価2〜4万円程度)、交通アクセス、ビル設備(空調、OAフロア、セキュリティ)を総合的に判断し、非公開物件情報も活用しながら最適な物件を探しましょう。
