新築マンション購入時の登記費用相場は?内訳と節約方法を徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/10

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新築マンション購入時の登記費用とは?なぜ重要なのか

新築マンション購入を検討している方の中には、「物件価格以外にどれくらいの費用が必要なのか」「登記費用とは何か」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、新築マンション購入時の登記費用の内訳、物件価格別のシミュレーション、節約方法を解説します。登記費用の仕組みを理解することで、予算計画を正確に立てられるようになります。

この記事のポイント

  • 新築マンションの登記費用は合計で十数万~数十万円が相場(物件価格の約3-5%を諸費用として見込む)
  • 登記の種類は建物表題登記、所有権保存登記、抵当権設定登記の3種類
  • 登録免許税の軽減措置により、所有権保存登記は0.15%、抵当権設定登記は0.1%に軽減される(2027年3月末まで)
  • 司法書士報酬は5-10万円程度が相場だが、複数の事務所から見積もりを取ることで節約可能
  • 自分で登記手続きをすれば司法書士報酬を節約できるが、時間と手間がかかる

新築マンションの登記の種類と基礎知識

新築マンション購入時に必要な登記は3種類あります。

(1) 建物表題登記(土地家屋調査士が担当)

建物表題登記は、新築建物の物理的現況(所在、種類、構造、床面積等)を初めて登記簿に記録する手続きです。土地家屋調査士が行い、新築後1ヶ月以内に申請する必要があります。

(2) 所有権保存登記(所有者を登録)

所有権保存登記は、新築建物の所有者を初めて登記簿に記録する手続きです。登録免許税は課税価格×0.4%が基本ですが、住宅用家屋の軽減措置により0.15%に軽減される場合があります。

(3) 抵当権設定登記(住宅ローン利用時)

住宅ローンを利用する場合、金融機関が不動産に抵当権を設定する登記が必要です。登録免許税は債権額×0.4%が基本ですが、軽減措置により0.1%に軽減されます(2027年3月末まで)。

登記費用の相場と内訳(登録免許税・司法書士報酬・実費)

登記費用は大きく3つに分かれます。

(1) 登録免許税の計算方法

登録免許税は、登記手続きを行う際に国に納める税金です。新築マンションの場合、以下の計算方法で算出されます。

登記の種類 基本税率 軽減後税率 計算式
所有権保存登記 0.4% 0.15% 課税価格×税率
抵当権設定登記 0.4% 0.1% 債権額×税率

課税価格は固定資産評価額ではなく、法務省が定める基準により算出されます。

(2) 司法書士報酬の相場(5-10万円)

日本司法書士会連合会によると、司法書士報酬は自由化されており各事務所が自由に定めることができます。一般的には5-10万円程度が相場ですが、地域や物件価格により変動します。

抵当権設定登記を含む場合は3-13万円程度になることもあります。

(3) その他実費(交通費・郵送料等)

登記手続きには、交通費、郵送料、印紙代などの実費が数千円~数万円程度かかります。

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物件価格別の登記費用シミュレーション

具体的な物件価格別に登記費用を試算します。

(1) 3,000万円の場合

項目 金額 計算根拠
所有権保存登記(登録免許税) 約3万円 課税価格2,000万円×0.15%
抵当権設定登記(登録免許税) 約3万円 債権額3,000万円×0.1%
司法書士報酬 5-8万円 相場
合計 11-14万円 -

(2) 4,000万円の場合

項目 金額 計算根拠
所有権保存登記(登録免許税) 約4万円 課税価格2,667万円×0.15%
抵当権設定登記(登録免許税) 約4万円 債権額4,000万円×0.1%
司法書士報酬 7-10万円 相場
合計 15-18万円 -

(3) 5,000万円の場合

項目 金額 計算根拠
所有権保存登記(登録免許税) 約5万円 課税価格3,333万円×0.15%
抵当権設定登記(登録免許税) 約5万円 債権額5,000万円×0.1%
司法書士報酬 8-13万円 相場
合計 18-23万円 -

(注:課税価格は物件価格の約67%で試算。実際の金額は物件により異なります。)

登記費用を節約する方法と注意点

(1) 登録免許税の軽減措置を活用する

住宅用家屋の軽減措置を活用することで、登録免許税を大幅に削減できます。

軽減措置の適用要件:

  • 床面積50㎡以上
  • 新築後1年以内に登記
  • 住宅用家屋であること

抵当権設定登記の軽減措置(0.4%→0.1%)は2027年3月末まで延長されています。

(2) 複数の司法書士事務所から見積もりを取る

司法書士報酬は自由化されており事務所によって異なるため、複数の事務所から見積もりを取ることが推奨されます。3社以上から見積もりを取得し、報酬体系と対応品質を比較検討しましょう。

(3) 自分で登記手続きをする(メリット・デメリット)

自分で登記手続きを行えば司法書士報酬(5-10万円程度)を節約できます。

メリット:

  • 司法書士報酬の節約
  • 登記手続きの理解が深まる

デメリット:

  • 書類の準備や法務局への申請など時間と手間がかかる
  • 書類不備により登記完了が遅れるリスク
  • 住宅ローン利用時は抵当権設定登記が必要で、金融機関が指定する司法書士に依頼するケースが一般的

トータルの費用対効果を考慮し、専門家への依頼を検討することをおすすめします。

まとめ:新築マンション購入時の登記費用を抑えるポイント

新築マンションの登記費用は、物件価格や住宅ローン額により異なりますが、合計で十数万~数十万円が相場です。登記の種類は建物表題登記、所有権保存登記、抵当権設定登記の3種類あります。

登録免許税の軽減措置を活用することで、所有権保存登記は0.15%、抵当権設定登記は0.1%に軽減されます(2027年3月末まで)。複数の司法書士事務所から見積もりを取ることで、司法書士報酬を抑えることも可能です。

登記手続きは専門的な知識が必要なため、信頼できる司法書士に相談しながら、無理のない資金計画を立てましょう。

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よくある質問

Q1新築マンションの登記費用は全部でいくらかかりますか?

A1新築マンションの登記費用は、物件価格や住宅ローン額により異なりますが、合計で十数万~数十万円が相場です。内訳は、登録免許税(所有権保存登記+抵当権設定登記)と司法書士報酬(5-10万円程度)です。例えば4,000万円のマンションの場合、軽減措置適用後で約15-18万円が目安です。

Q2登録免許税の軽減措置とは何ですか?いつまで適用されますか?

A2登録免許税の軽減措置とは、住宅用家屋の取得を促進するための税制優遇です。所有権保存登記は通常0.4%のところ0.15%に、抵当権設定登記は通常0.4%のところ0.1%に軽減されます。抵当権設定登記の軽減措置は2027年3月末まで延長されています。適用には床面積50㎡以上、新築後1年以内の登記等の要件があります。

Q3司法書士に依頼せず自分で登記手続きをすることはできますか?

A3はい、可能です。自分で登記手続きを行えば司法書士報酬(5-10万円程度)を節約できます。ただし、書類の準備や法務局への申請など時間と手間がかかり、書類不備により登記完了が遅れるリスクもあります。住宅ローン利用時は抵当権設定登記が必要で、金融機関が指定する司法書士に依頼するケースが一般的です。

Q4司法書士報酬の相場はどれくらいですか?

A4司法書士報酬は自由化されており事務所によって異なりますが、5-10万円程度が相場です。地域や物件価格により変動するため、複数の司法書士事務所から見積もりを取ることが推奨されます。抵当権設定登記を含む場合は3-13万円程度になることもあります。日本司法書士会連合会の公式サイトでも、報酬体系の透明性に関する説明があります。

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