三菱UFJ不動産販売の特徴・評判・サービス内容を徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/13

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三菱UFJ不動産販売とは|メガバンクグループの信頼性

不動産の売却や購入を検討する際、「どの仲介会社を選ぶべきか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、三菱UFJ不動産販売の基本情報、サービス特徴、仲介手数料、評判・口コミ、大手他社との比較を、国土交通省の宅地建物取引業者名簿公式サイトの情報を元に解説します。

初めて不動産取引をする方でも、自分に合った仲介会社を選ぶ判断材料を得られます。

この記事のポイント

  • 三菱UFJ不動産販売は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員で、メガバンクの信頼性が強み
  • 首都圏・名古屋・関西エリアの32店舗で展開、地方には未対応
  • 住宅ローンや資金計画の相談がワンストップで可能、無料ハウスクリーニング・測量サービスあり
  • 仲介手数料は法律上限(400万円超:売買価格×3.3%+6.6万円)で、原則割引なし
  • オリコン満足度ランキング4位、仲介ランキング6位の実績

(1) 三菱UFJフィナンシャル・グループの一員としての信頼性

三菱UFJ不動産販売は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の一員として、不動産仲介サービスを提供しています。メガバンクグループの安定した経営基盤と、長年培った金融ノウハウを活かし、住宅ローン相談や資金計画のサポートを一体的に提供できる点が特徴です。

2024年3月時点で社員数950名を擁し、安定した経営体制を維持しています。

(2) ブランド「住まい1」のサービス展開

公式ブランド名は「住まい1」で、首都圏・名古屋・関西エリアで不動産売買・仲介サービスを展開しています。AI査定ツールや投資シミュレーションツール等のデジタルサービスも充実しており、迅速な査定や資金計画の立案が可能です。

会社概要と対応エリア|企業沿革と店舗展開

(1) 企業の沿革(2005年設立、合併の経緯)

三菱UFJ不動産販売は、2005年10月、三菱UFJフィナンシャル・グループの設立に伴い、三菱信不動産とUFJ住宅販売が合併して誕生しました(Wikipedia)。本社は東京都千代田区神田神保町に所在し、首都圏を中心にサービスを展開しています。

(2) 対応エリアと店舗数(首都圏・名古屋・関西の32店舗)

対応エリアは首都圏・名古屋・関西の3エリアで、32店舗を展開しています。地方エリアには対応していないため、全国展開を希望する場合は、三井のリハウスや東急リバブル等の全国展開業者を検討する必要があります。

対応エリアが限定されている分、各エリアでの地域密着型サービスに強みを持っています。

(3) 組織体制と社員数(950名、2024年3月時点)

2024年3月時点で社員数950名を擁し、安定した組織体制を維持しています。2024年は人事異動が活発で、3月、5月、6月、9月に発表されており、組織の活性化が図られています。

サービス特徴と強み|メガバンク子会社ならではのメリット

(1) 住宅ローン・資金計画のワンストップ相談

三菱UFJ不動産販売の最大の強みは、三菱UFJ銀行との連携です。住宅ローンの相談や資金計画の立案を、不動産売買と一体的に進められるため、手続きがスムーズになります。

メガバンクの信頼性と金融ノウハウを活かし、購入者にとって安心感のある取引が可能です。

(2) 無料サービス(ハウスクリーニング、測量、AI査定)

売却時には、以下の無料サービスが利用できます。

  • ハウスクリーニング:売却前に物件を清掃し、買主への印象を向上
  • 測量サービス:土地の面積・境界を正確に測定し、トラブルを防止
  • AI査定:人工知能による迅速な価格査定、過去の取引データを元に算出

これらのサービスにより、初期費用を抑えながら売却準備を進められます。

(3) デジタルツール(AI査定、投資シミュレーション)

AI査定ツールや投資シミュレーションツールを活用することで、迅速な査定や資金計画の立案が可能です。デジタル化の推進により、従来よりも短時間で正確な情報を得られるようになっています。

(4) キャンペーン情報(2024年10月〜2025年3月 JCBギフトカード5万円)

2024年10月〜2025年3月の期間中、専属専任媒介契約または専任媒介契約を締結すると、JCBギフトカード5万円がプレゼントされるキャンペーンを実施しています。最新のキャンペーン情報は公式サイトで確認してください。

仲介手数料と費用|計算方法と他社との比較

(1) 仲介手数料の法律上限と計算方法

仲介手数料は、宅地建物取引業法で上限が定められています。三菱UFJ不動産販売では、法律上限額を適用しています。

(2) 具体的な計算例(400万円超:売買価格×3.3%+6.6万円)

仲介手数料の計算式は以下の通りです(公式サイト)。

売買価格 仲介手数料(上限)
200万円以下 売買価格×5.5%
200万円超〜400万円以下 売買価格×4.4%+2.2万円
400万円超 売買価格×3.3%+6.6万円

計算例

  • 5,000万円の物件:5,000万円×3.3%+6.6万円 = 171.6万円(税込)

(3) 割引の有無と他社比較

三菱UFJ不動産販売では、仲介手数料の割引は原則ありません。コストを重視する場合は、仲介手数料の割引を提供している業者(例:SRE不動産、イエステーション等)との比較検討が必要です。

評判・口コミと業界内の位置づけ|満足度ランキングと仲介実績

(1) 良い評判・口コミ(丁寧な対応、知名度による安心感)

三菱UFJ不動産販売の良い評判として、以下が挙げられます(参考)。

  • 丁寧な対応:担当者が親切で、説明が分かりやすい
  • 知名度による安心感:メガバンクグループの信頼性
  • 資金計画のサポート:三菱UFJ銀行との連携により、住宅ローン相談がスムーズ

(2) 悪い評判・口コミ(新人対応、コミュニケーション課題)

一方で、以下のような課題も指摘されています(参考)。

  • 新人担当者の対応:経験不足による説明の不足や対応の遅れ
  • コミュニケーション面の課題:値下げ交渉の連絡がない等の指摘

口コミ・評判は個人の主観的な意見であり、全ての利用者に当てはまるわけではない点に留意してください。担当者選びが重要なため、不安な場合は担当者変更を依頼することも検討しましょう。

(3) オリコン満足度ランキング4位の実績

オリコン顧客満足度ランキングのマンション部門で4位を獲得しています。総合評価3.1点で、一定の評価を得ていると言えます。

(4) 仲介ランキング6位の位置づけ

2025年の不動産仲介ランキングでは6位に位置づけられています(参考)。上位3社(三井のリハウス、東急リバブル、住友不動産販売)が市場の約60%を占める中、三菱UFJ不動産販売は中堅大手としての実績を持っています。

(5) 大手他社との比較(三井のリハウス、東急リバブル、住友不動産販売等)

大手不動産会社の仲介実績を比較します。

順位 会社名 仲介実績(2025年) 店舗数
1位 三井のリハウス 910億円 291店舗
2位 東急リバブル - 190店舗
3位 住友不動産販売 - 240店舗
6位 三菱UFJ不動産販売 - 32店舗

店舗数は大手3社に比べて少ないものの、メガバンク連携という独自の強みを持っています。

まとめ|三菱UFJ不動産販売が向いている人・次のステップ

(1) 三菱UFJ不動産販売が向いている人

以下のような方には、三菱UFJ不動産販売が適しています。

  • メガバンクの信頼性を重視する方(安心感を優先)
  • 住宅ローンの相談を一体的に進めたい方(三菱UFJ銀行との連携)
  • 首都圏・名古屋・関西エリアで不動産取引をする方
  • 無料サービス(ハウスクリーニング、測量、AI査定)を活用したい方

(2) 他社を検討すべき人

以下のような方は、他社との比較検討が必要です。

  • 仲介手数料を抑えたい方(割引提供業者を検討)
  • 地方エリアで不動産取引をする方(全国展開業者を検討)
  • 店舗数の多さを重視する方(大手3社を検討)

(3) 査定申込・相談の次のステップ

三菱UFJ不動産販売に興味を持った方は、以下のステップで進めましょう。

  1. 公式サイト「住まい1」で無料査定を申し込む
  2. AI査定ツールで迅速な査定額を確認
  3. 担当者と面談し、資金計画・住宅ローン相談を一体的に進める
  4. 複数社(三井のリハウス、東急リバブル等)と比較検討し、自分に合った業者を選ぶ

信頼できる宅地建物取引士に相談しながら、自分に合った仲介会社を選びましょう。詳細は国土交通省の宅地建物取引業者名簿で免許情報を確認することもおすすめします。

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よくある質問

Q1三菱UFJ不動産販売の仲介手数料はいくら?

A1400万円超の物件の場合、売買価格×3.3%+6.6万円(法律上限)が適用されます。例えば5,000万円の物件であれば、5,000万円×3.3%+6.6万円 = 171.6万円(税込)です。原則として仲介手数料の割引はありません。コストを重視する場合は、仲介手数料の割引を提供している業者(SRE不動産、イエステーション等)との比較検討をおすすめします。

Q2対応エリアはどこ?

A2首都圏・名古屋・関西エリアの32店舗で展開しています。地方エリアには対応していないため、全国展開を希望する場合は、三井のリハウスや東急リバブル等の全国展開業者を検討する必要があります。対応エリアが限定されている分、各エリアでの地域密着型サービスに強みを持っています。詳細は公式サイト「住まい1」で確認してください。

Q3三菱UFJ不動産販売の評判は?

A3オリコン顧客満足度ランキングのマンション部門で4位を獲得しています。良い評判は、丁寧な対応、メガバンクグループの信頼性、三菱UFJ銀行との連携による住宅ローン相談のスムーズさです。一方で、新人担当者の対応やコミュニケーション面の課題(値下げ交渉の連絡がない等)が指摘されています。口コミは個人の主観的な意見であり、担当者選びが重要です。

Q4メガバンク子会社のメリットは?

A4三菱UFJ銀行との連携により、住宅ローンや資金計画の相談がワンストップで可能です。不動産売買と金融サービスを一体的に進められるため、手続きがスムーズになります。グループ全体の信頼性と安定した経営基盤(2024年3月時点で社員数950名)があり、長期的な取引にも安心感があります。また、無料ハウスクリーニングや測量サービス等の付加サービスも充実しています。

Q5大手他社との違いは?

A52025年の仲介ランキングで6位に位置づけられています。1位三井のリハウス(仲介実績910億円、店舗数291)、2位東急リバブル、3位住友不動産販売に次ぐ実績です。店舗数は32店舗と大手3社より少ないものの、メガバンク連携という独自の強みがあります。首都圏・名古屋・関西エリアに特化し、地域密着型サービスを提供している点が特徴です。

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Room Match編集部

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