松阪市での土地購入を検討している方へ
三重県松阪市で土地購入を検討する際、「価格相場はどれくらいか」「どのエリアが人気か」「災害リスクはないか」といった疑問を持つ方は多いでしょう。
この記事では、松阪市の土地価格相場、エリア別の特性、災害リスクの確認方法、土地購入の流れを、SUUMO、アセットロケット、三重県公式サイトなどの信頼できる情報源を元に解説します。
初めて松阪市で土地を購入する方でも、自分に合ったエリアを選び、必要な手続きを理解できるようになります。
この記事のポイント
- 松阪市の土地価格は平均坪単価9.4~9.6万円/坪、前年比+7.9%上昇(2025年)
- 松阪駅周辺(坪単価18.4万円)が最高値、伊勢中原駅周辺(坪単価3.9万円)が最安値でエリアによる価格差が大きい
- よく取引される面積は200㎡(約60坪)、駅30分圏内の物件が多い
- 三重県のハザードマップで洪水・土砂災害・液状化リスクの確認が必須
- 令和2年以降、水害ハザードマップの説明が不動産取引時に義務化されている
松阪市の土地市場が注目される理由
松阪市は三重県の中核都市として、土地市場が活発です。
松阪市の土地価格は前年比+7.9%上昇(2025年)
アセットロケットのデータによると、松阪市の土地価格は前年比+7.9%上昇しており、2025年時点で坪単価9.6万円/坪(平米単価2.9万円/㎡)に到達しています。
購入タイミングを逃すと予算オーバーになる可能性があるため、早めの検討が推奨されます。
三重県の中核都市として注文住宅需要が高い
松阪市は三重県の中核都市として、JR紀勢本線や名松線が通っており、交通アクセスが良好です。注文住宅を建てるための土地需要が継続的に高く、市場が活発です。
新規分譲地の増加(グランパーク川井町等)
松阪不動産事業協同組合によると、2025年10~11月に「グランパーク川井町」の分譲地(6号地〜12号地)など新規分譲地が複数登場しています。
選択肢が増えているため、条件に合った土地を見つけやすくなっています。
松阪市の土地基礎知識|価格相場とエリア特性
松阪市の土地価格相場は、エリアや駅からの距離によって大きく異なります。
松阪市の平均坪単価:9.4~9.6万円/坪(2025年)
SUUMOのデータによると、松阪市の土地価格相場は坪単価9.4万円です。アセットロケットでは坪単価9.6万円/坪(平米単価2.9万円/㎡)と報告されています。
エリア別価格差:松阪駅周辺(坪単価18.4万円) vs 伊勢中原駅周辺(坪単価3.9万円)
松阪駅周辺が最高値で坪単価18.4万円、伊勢中原駅周辺が最安値で坪単価3.9万円と、駅からの距離でエリア別の価格差が大きいです。
利便性を重視するなら松阪駅周辺、予算を抑えたいなら郊外エリアが候補になります。
よく取引される面積と駅距離:200㎡(約60坪)、駅30分圏内
SUUMOによると、松阪市でよく取引される面積は200㎡(約60坪)で、駅までの距離30分圏内の物件が多いです。
このサイズは注文住宅を建てるのに適した広さと言えます。
JR紀勢本線・名松線沿線の物件特性
松阪市はJR紀勢本線と名松線が通っており、沿線の物件が多数掲載されています。SUUMOでは松阪市の土地が106件掲載されています。
物件検索サイトの活用法(SUUMO、HOME'S、アットホーム)
土地探しは、SUUMO、LIFULL HOME'S、アットホームなどの大手ポータルサイトを活用しましょう。
複数のサイトで物件を比較検討することで、価格相場を把握しやすくなります。
土地購入の流れとチェックポイント
松阪市で土地を購入する際は、以下の流れで進めましょう。
予算設定と資金計画(住宅ローン事前審査)
まず、土地購入の予算を設定し、住宅ローンの事前審査を受けましょう。土地購入後に建物を建てる場合は、建物費用も含めた総予算を把握することが重要です。
エリア選定と物件探し
松阪駅周辺の市街地エリアと郊外エリアで価格差が大きいため、利便性と予算のバランスを考えてエリアを選定しましょう。
用途地域・建ぺい率・容積率の確認
購入前に松阪市の都市計画課窓口で用途地域、建ぺい率、容積率を確認しましょう。これらの制限により、希望する建物が建てられない可能性があります。
LIFULL HOME'Sでは、物件詳細で建ぺい率・容積率を確認できます。
インフラ整備状況の確認(上下水道・ガス・電気)
土地購入前に、上下水道・ガス・電気が引き込まれているか確認しましょう。インフラが未整備の場合、引き込み費用が別途発生します。
ハザードマップでの災害リスク確認
三重県のハザードマップで、洪水・土砂災害・津波・液状化リスクを確認しましょう。
令和2年以降、水害ハザードマップで浸水想定区域に該当する土地は、不動産取引時に重要事項説明が義務化されています。
購入申込みと契約手続き
物件が決まったら、購入申込書を提出し、売買契約を締結します。契約時には手付金(物件価格の5~10%)が必要です。
諸費用・税金と補助金制度
土地購入には、物件価格以外に諸費用がかかります。
諸費用の内訳(土地価格の6~10%)
土地購入の諸費用は、土地価格の6~10%が目安です。主な内訳は以下の通りです。
| 項目 | 内容 | 目安額 |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | 土地価格の3%+6万円+消費税 | 土地価格による |
| 登記費用 | 所有権移転登記、司法書士報酬 | 10~20万円 |
| 不動産取得税 | 固定資産税評価額の3% | 評価額による |
| 印紙税 | 売買契約書に貼付 | 1~3万円 |
仲介手数料の計算方法
仲介手数料は「土地価格の3%+6万円+消費税」が上限です。例えば、土地価格2,000万円の場合、仲介手数料は約72万円(消費税込み)です。
登記費用と不動産取得税
所有権移転登記の登録免許税は、固定資産税評価額の2%です。司法書士報酬は10~20万円が目安です。
不動産取得税は、固定資産税評価額の3%です(軽減措置が適用される場合あり)。
松阪市の住宅関連補助金(あれば記載)
松阪市や三重県の住宅関連補助金制度については、松阪市役所の窓口で確認することを推奨します。最新の補助金情報は自治体の公式サイトで確認しましょう。
松阪市の土地購入における注意点
松阪市で土地を購入する際は、災害リスクと法規制を必ず確認しましょう。
災害リスクの確認:洪水・土砂災害・津波・液状化ハザードマップ
三重県のハザードマップで、洪水・土砂災害・津波・液状化の危険度を確認しましょう。
水害ハザードマップの重要事項説明義務化(令和2年以降)
令和2年以降、水害ハザードマップで浸水想定区域に該当する土地は、不動産取引時に重要事項説明が義務化されています。浸水想定区域の土地は、資産価値低下リスクがあるため注意が必要です。
土砂災害警戒区域・特別警戒区域の建築制限
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定された土地は、建築制限があります。
レッドゾーンでは、居室を有する建築物の建築が制限される場合があるため、購入前に確認が必須です。
南海トラフ地震の液状化危険度予測
三重県は南海トラフ地震の液状化危険度が高いエリアがあります。三重県の液状化危険度予測分布図で、購入予定地の液状化リスクを確認しましょう。
盛土規制法の規制区域指定(令和7年5月26日、三重県全域)
令和7年5月26日、三重県全域で「盛土規制法」(宅地造成及び特定盛土等規制法)の規制区域が指定されました。宅地造成等工事規制区域・特定盛土等規制区域では、工事規制が厳格化されています。
土地購入前に、自治体窓口で規制区域に該当するか確認しましょう。
接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接する)の確認
建築基準法では、建物の敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していることが原則として必要です(接道義務)。
接道義務を満たしていない土地は、建築許可が下りない可能性があるため、購入前に確認が必須です。
用途地域・建ぺい率・容積率による建築制限
用途地域ごとに建ぺい率・容積率の上限が定められています。希望する建物が建てられるか、松阪市の都市計画課で確認しましょう。
まとめ:状況別の土地選び方
松阪市の土地購入は、目的や予算に応じて選び方が異なります。
利便性重視:松阪駅周辺の市街地エリア
通勤・通学の利便性を重視する方は、松阪駅周辺の市街地エリアが適しています。坪単価は高めですが、商業施設や医療機関が充実しています。
予算重視:郊外エリア(伊勢中原駅周辺等)
予算を抑えたい方は、伊勢中原駅周辺などの郊外エリアが候補です。坪単価が低く、広い土地を購入できる可能性があります。
注文住宅用地:建築条件なしの土地
注文住宅を建てる予定の方は、建築条件なしの土地を選びましょう。施工会社を自由に選べます。
次のアクション:専門家(宅建士、土地家屋調査士)への相談
松阪市の土地購入を検討する際は、用途地域・ハザードマップを確認し、信頼できる宅地建物取引士や土地家屋調査士に相談しながら進めることをおすすめします。


