神戸の不動産市場の特徴とは?エリア別相場・購入・売却のポイントを解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/17

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神戸市の不動産市場の特徴と現状

神戸市で不動産の購入・売却・賃貸を検討している方にとって、地域ごとの相場や市場動向を把握することは重要です。

この記事では、神戸市の不動産市場の特徴、エリア別の相場、マンション価格の推移と今後の見通し、不動産会社・ポータルサイトの活用方法を詳しく解説します。神戸市の公式統計や不動産情報サイトのデータを元に、物件探しのポイントをまとめました。

この記事のポイント

  • 神戸市内の不動産相場は地域差が大きく、三宮周辺が最高値エリア
  • 神戸市中央区のマンション価格は9年間で50.5%上昇
  • 今後の価格動向は短期的に横ばい、長期的には下落傾向と予想
  • ポータルサイトと地域密着型不動産会社の併用が効果的
  • 購入・売却時は複数の不動産会社に相談することを推奨

住宅総数と空き家の実態

神戸市の住宅・土地統計調査によると、神戸市の空き家率は13.1%(2013年時点)で、全国平均と比較すると低い水準にあります。ただし、郊外エリアでは空き家が増加傾向にあり、地域によって状況が異なります。

山と海に囲まれた地形の影響

神戸市は六甲山系と瀬戸内海に挟まれた地形が特徴です。この地形は不動産市場に以下のような影響を与えています。

  • 平地の限られた立地: 住宅地として適した平地が限られるため、好立地の物件は価格が高め
  • 眺望の価値: 海や山が見える物件は付加価値として評価される
  • 交通アクセス: 南北の移動は山を越える必要があり、鉄道沿線の利便性が重視される

エリア別の不動産相場と特性

中央区・三宮周辺(最高値エリア)

神戸市内で最も不動産価格が高いのは中央区、特に三宮・花時計前駅周辺です。

項目 内容
土地価格目安 約461万円/㎡(最高値エリア)
特徴 商業・ビジネス・交通の中心地
交通 JR・阪急・阪神・地下鉄の結節点
向いている人 利便性重視、単身者・DINKS

三宮周辺は商業施設・オフィス・飲食店が集中しており、生活利便性が非常に高いエリアです。

東灘区・灘区の特徴

東灘区・灘区は神戸市内でも人気の高い住宅地です。

特徴
東灘区 阪神間の高級住宅地、教育環境が良好、ファミリー層に人気
灘区 大学・文教地区、若年層も多い、相場は東灘区よりやや低め

両区とも大阪・三宮へのアクセスが良く、JR・阪急・阪神の3路線が利用できる利便性が魅力です。

その他エリア(須磨区・垂水区等)の相場

神戸市西部・北部エリアは中央区・東灘区と比較して相場が抑えめです。

エリア 特徴
須磨区 海辺の住宅地、須磨海浜公園に近い、相場は中程度
垂水区 明石海峡が望める、戸建てが多い、ファミリー向け
西区 ニュータウン開発地域、広い物件が比較的手頃
北区 山間部、価格最安、車必須エリア

最安値エリアは相生駅周辺で約1.9万円/㎡と、三宮との価格差は200倍以上にもなります。

神戸市のマンション価格推移と今後の見通し

9年間で50.5%上昇の背景

神戸市中央区のマンション価格は、過去9年間で約50.5%上昇しました。価格上昇の要因としては以下が挙げられます。

  • 大阪・京都へのアクセス利便性の再評価
  • コロナ禍後のリモートワーク普及による住環境重視
  • 建築資材・人件費の高騰
  • 低金利環境の継続

一方で、中古マンションの売り出し戸数は15年で2倍以上に増加していますが、成約戸数は横ばいのため、競合物件が多い状況が続いています。

今後の価格動向予測

神戸・阪神間のマンション価格は、今後以下のような動向が予想されています。

期間 予測
短期(1-2年) 横ばい〜やや下落
長期(5年以上) 下落傾向

住宅ローン金利の上昇により、これまでのような価格上昇の期待は薄れつつあります。投資目的の場合は慎重な判断が必要です。

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不動産の購入・売却時のポイント

購入時の資金計画と住宅ローン

神戸市で不動産を購入する際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 物件価格+諸費用: 物件価格の5-10%程度の諸費用を見込む
  • 住宅ローン返済額: 月々の返済額が手取り収入の25-30%以内に収まるか
  • 金利タイプの選択: 固定金利・変動金利のメリット・デメリットを理解
  • 住宅ローン控除: 適用条件を確認(新築・中古、築年数、床面積等)

売却時の価格設定と市場動向

神戸市で不動産を売却する際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 複数社での査定: 最低3社以上の不動産会社に査定を依頼
  • 相場の確認: 周辺の成約事例・売り出し価格を調査
  • 売却時期: 競合物件の状況、金利動向を考慮
  • 専門家への相談: 宅地建物取引士、税理士への事前相談を推奨

不動産会社・ポータルサイトの活用方法

主要ポータルサイト(SUUMO・HOME'S・At Home)の特徴

神戸市で不動産を探す際は、複数のポータルサイトを活用することをおすすめします。

サイト 特徴
SUUMO 物件数が最多、詳細な検索条件設定が可能
LIFULL HOME'S 住宅情報に加え、街の情報も充実
At Home 地域密着の物件情報、土地価格相場データあり

各サイトで掲載物件が異なる場合があるため、複数サイトを併用することで漏れなく物件を比較できます。

地域密着型不動産会社のメリット

大手ポータルサイトに加えて、地域密着型の不動産会社を活用するメリットもあります。

  • エリア特有の情報: 地元ならではの生活情報、周辺環境の詳細
  • 非公開物件: ポータルサイトに掲載されていない物件情報
  • きめ細かいサポート: 地域の事情を踏まえた提案

ポータルサイトで広く物件を比較し、気になるエリアが絞れたら地域密着型の不動産会社に相談するのが効果的です。

まとめ:神戸市で不動産を探す際のチェックポイント

神戸市の不動産市場は、三宮周辺の高額エリアから郊外の手頃なエリアまで、地域差が大きいのが特徴です。過去9年間でマンション価格は50.5%上昇しましたが、今後は金利上昇の影響で横ばい〜下落傾向と予想されています。

不動産の購入・売却を検討する際は、複数のポータルサイトで物件を比較し、地域密着型の不動産会社にも相談することをおすすめします。価格相場や市場動向は変動するため、最新の情報を確認しながら、専門家(宅地建物取引士・税理士等)への相談も活用してください。

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よくある質問

Q1神戸市内でどのエリアが不動産価格が高い?

A1中央区、特に三宮・花時計前駅周辺が最も高く、土地価格は約461万円/㎡です。次いで東灘区・灘区が人気の高いエリアです。一方、北区や西区の郊外は比較的手頃な価格帯となっており、最安値エリアは相生駅周辺の約1.9万円/㎡と、三宮との価格差は非常に大きくなっています。

Q2神戸市の不動産価格は今後上がる?下がる?

A2神戸市中央区のマンション価格は過去9年間で50.5%上昇しましたが、住宅ローン金利の上昇により、今後の価格上昇は期待しにくい状況です。短期的には横ばい〜やや下落、長期的には下落傾向と予想されています。投資目的の場合は慎重な判断が必要です。

Q3マンションと戸建てどちらが高い?

A32023年時点の神戸市では、戸建て平均約2,766万円、マンション平均約2,468万円と、戸建ての方がやや高い傾向にあります。ただし、エリアによって大きく異なり、中央区・東灘区ではマンションの方が高額になる場合もあります。具体的な相場は物件タイプとエリアで確認してください。

Q4不動産会社とポータルサイトどちらを優先すべき?

A4両方を併用するのが効果的です。まずSUUMO・HOME'S・At Home等のポータルサイトで広く物件を比較し、気になるエリアが絞れたら地域密着型の不動産会社に相談しましょう。地域密着型の会社はエリア特有の情報や非公開物件を持っている場合があります。

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