戸建てのポスト選び完全ガイド:種類・設置方法・おすすめデザイン

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/16

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戸建てのポスト選びが重要な理由

戸建てのポストを選ぶ際、「どの種類がいいのか」「設置場所はどこがベストか」と悩む方は多いのではないでしょうか。

この記事では、戸建てのポストの種類と特徴、設置場所の選び方、防犯対策、費用相場まで、実用的な情報をまとめて解説します。

ポストは毎日使う設備であり、防犯性・利便性・デザイン性のバランスが暮らしの質に影響します。正しい知識を持って選ぶことで、後悔のない選択ができます。

この記事のポイント

  • ポストは独立型・壁掛け型・埋め込み型・門扉一体型の4種類に分類される
  • 設置費用の相場は工事費込みで2万〜30万円程度
  • 防犯の観点では施錠の徹底と埋め込み式の選択が効果的
  • 2024年は機能門柱と宅配ボックス一体型がトレンド
  • 設置場所は利便性・プライバシー・防犯性のバランスで決める

ポストの種類と特徴

独立型・壁掛け型・埋め込み型の違い

戸建てのポストは、設置方法により大きく4種類に分類されます。

種類 特徴 メリット デメリット
独立型 ポールやスタンドに固定 設置位置の自由度が高い 風雨にさらされやすい
壁掛け型 建物の壁に直接設置 施工が簡単で費用が安い 壁に穴を開ける必要あり
埋め込み型 外壁や門柱に埋め込み 壁内側から取り出せる 後付け工事が難しい場合あり
門扉一体型 門扉と一体化 デザイン性が高い 選択肢が限られる

宅配ボックス一体型と機能門柱

2024年のトレンドは、郵便物と宅配便を一台で受け取れる「宅配ボックス一体型ポスト」です。

宅配ボックス一体型のメリット

  • 郵便物と宅配便を一台で受け取れる
  • 省スペースで設置できる
  • 受け取りだけでなく発送もできる電子錠タイプあり(Panasonic「コンボマルチ」等)

機能門柱とは、郵便ポスト・表札・インターホン・照明・宅配ボックスを一体化したオールインワン製品です。エントランスをすっきりまとめたい方におすすめです。

設置場所の選び方とメリット・デメリット

道路側・玄関近く・玄関ポーチ付近

ポストの設置場所は、主に3箇所から選びます。

設置場所 メリット デメリット
道路側 配達員が敷地内に入らず防犯性が高い 雨天時に取りに行くのが不便
玄関ドア近く 雨の日でも傘なしで取れて便利 配達員が敷地内に入る
玄関ポーチ付近 利便性と防犯性のバランスが良い 外構デザインとの調和が必要

利便性・プライバシー・防犯性のバランス

最適な設置場所は、以下の優先度で決めることをおすすめします。

  • 利便性重視:玄関近くが便利(特に高齢者や共働き世帯)
  • プライバシー重視:道路側で敷地内への立ち入りを防ぐ
  • 防犯性重視:人通りの多い場所、または埋め込み型で壁内側から取り出す

ライフスタイルや家族構成に合わせて優先度を決め、エクステリア業者に相談することをおすすめします。

ポストの防犯対策と注意点

郵便物盗難のリスクと対策

ALSOKによると、ポストからの郵便物盗難は深刻なリスクを伴います。

盗難による被害例

  • 個人情報(住所・氏名・口座番号等)の流出
  • 簡易書留の不在票を悪用した成りすまし犯罪
  • クレジットカードの不正受取

施錠の重要性と埋め込み型のメリット

防犯対策として最も効果的なのは、施錠の徹底です。

  • 施錠するだけで被害に遭う確率が大幅に下がる
  • 壁掛けポストは施錠を怠ると簡単に郵便物を抜き取られる
  • 独立式ポストは施錠していない場合に盗難リスクが高い

埋め込み型ポストは、壁の内側から郵便物を取り出すため、外部からの盗難リスクが低く防犯性に優れています。新築やリフォームで壁への埋め込み工事が可能な場合は検討をおすすめします。

費用相場と人気のおすすめデザイン

種類別の設置費用相場

ポストの設置費用は、種類により大きく異なります(2025年時点)。

種類 本体価格 工事費 合計目安
壁掛け型 1〜5万円 8千円〜 2〜8万円
独立ポール型 1〜5万円 1〜2万円 2〜7万円
埋め込み型 2〜5万円 5万円〜 7〜10万円
宅配ボックス一体型 10万円〜 2〜5万円 12〜30万円

既存ポストの解体・撤去には別途1万円程度の費用がかかります。

2024年の人気ブランドとトレンド

2024年の人気ブランドは以下のとおりです。

  • Unison(ユニソン):自然素材とモダンデザインが特徴
  • LIXIL「Exポスト」シリーズ:豊富なカラーバリエーション
  • Nasta「Nasta Box + POST」:2024年グッドデザイン賞受賞の宅配ボックス一体型
  • Panasonic「コンボマルチ」:受け取り・発送両対応の電子錠タイプ

ポストはA4サイズの書類やカタログが折れずに入るサイズを選ぶことが必須条件です。

まとめ:ライフスタイルに合ったポストの選び方

戸建てのポストは、種類(独立型・壁掛け型・埋め込み型・宅配ボックス一体型)と設置場所(道路側・玄関近く・玄関ポーチ付近)の組み合わせで決まります。

防犯対策として施錠の徹底が最重要であり、埋め込み型は盗難リスクが低い点でおすすめです。費用は壁掛け型の2万円から宅配ボックス一体型の30万円まで幅広いため、予算に合わせて選びましょう。

最終的な選択は、利便性・プライバシー・防犯性の優先度とデザインの好みで決まります。複数の製品を比較し、信頼できるエクステリア業者に相談しながら、ライフスタイルに合ったポストを選びましょう。

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よくある質問

Q1戸建てのポストにはどんな種類がある?

A1戸建てのポストは独立型・壁掛け型・埋め込み型・門扉一体型の4種類に分類されます。最近は郵便物と宅配便を一台で受け取れる宅配ボックス一体型や、表札・インターホン・照明も一体化した機能門柱も人気です。設置場所や予算、デザインの好みに合わせて選ぶことをおすすめします。

Q2ポストの設置費用はいくらかかる?

A2設置費用は種類により異なります。壁掛け型は工事費込みで2〜8万円、独立ポール型は2〜7万円、埋め込み型は7〜10万円、宅配ボックス一体型は12〜30万円が目安です。既存ポストの撤去には別途1万円程度かかります。複数業者から見積もりを取ることをおすすめします。

Q3ポストの防犯対策で重要なことは?

A3最も重要なのは施錠の徹底です。施錠するだけで郵便物盗難の被害に遭う確率が大幅に下がります。埋め込み型は壁の内側から取り出すため外部からの盗難リスクが低く防犯性に優れています。郵便物盗難は個人情報流出や成りすまし犯罪につながる重大リスクがあるため注意が必要です。

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Room Match編集部

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