戸建てに防犯カメラをDIY設置!費用を抑える方法と注意すべきポイント

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/7

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戸建てに防犯カメラをDIY設置するメリットとデメリット

戸建てにお住まいの方の中には、「防犯対策として防犯カメラを設置したいが、業者に頼むと高額」と感じている方も多いのではないでしょうか。

防犯カメラの設置は、特別な資格がなくても自分で行うことができます。この記事では、戸建てに防犯カメラをDIY設置する方法、必要な機器と費用、法的注意点とプライバシー配慮を解説します。初めて防犯カメラを設置する方でも、安全に設置できるようになります。

この記事のポイント

  • DIY設置なら費用を2-3万円程度に抑えられる(業者依頼は5-10万円)
  • ワイヤレスカメラは配線工事不要で初心者におすすめ
  • 設置場所は玄関・勝手口・駐車場・建物の四隅が効果的
  • 撮影範囲に隣家や私有地を含めないようプライバシー配慮が必須
  • AC100V配線工事には第二種電気工事士の資格が必要

(1) DIY設置のメリット(費用削減:2-3万円)

DIY設置の最大のメリットは、費用を大幅に削減できることです。

費用の比較:

項目 業者依頼 DIY
カメラ本体 1-5万円 1-5万円
工事費 4-10万円 0円(自分で作業)
合計 5-15万円 1-5万円

DIYで設置することで、工事費を節約し、トータル2-3万円程度で防犯カメラを導入できます。

その他のメリット:

  • 自由な配置: 業者に依頼せず、自分の好きな場所に設置できる
  • カスタマイズ性: 設置後も簡単に位置や角度を調整できる
  • 学習体験: 防犯カメラの仕組みや配線を理解できる

(2) DIY設置のデメリット(設置ミス・録画失敗リスク)

DIY設置にはデメリットもあります。

主なデメリット:

  • 設置ミスのリスク: 配線ミスやカメラの向きが不適切で、録画失敗する可能性
  • 高所作業の危険: 設置高さは2.5m以上が推奨されるため、脚立作業が必要
  • 電気工事の制約: AC100V配線工事には第二種電気工事士の資格が必要
  • 保証の制限: 業者設置と異なり、設置後のトラブルは自己責任

リスクを減らす方法:

  • ワイヤレスカメラや一体型カメラを選ぶ(配線工事不要)
  • 事前にカメラの視野角をスマホアプリで確認する
  • 高所作業は安全に配慮し、無理な場合は業者に依頼

(3) 業者依頼との費用比較(5-10万円)

業者依頼の費用相場は、カメラ本体と工事費を合わせて5-15万円程度です。

業者依頼のメリット:

  • 高所作業や配線工事を安心して任せられる
  • 設置後の保証・アフターサービスが充実
  • 最適な設置場所や角度をプロが提案

業者依頼のデメリット:

  • 費用が高い
  • スケジュール調整が必要
  • カスタマイズ性が低い

DIYと業者依頼の選び方:

  • 費用を抑えたい、簡易的な設置で十分な場合 → DIY
  • 高所作業や配線工事が必要、保証が欲しい場合 → 業者依頼

必要な機器の種類と費用の目安

(1) ワイヤレスカメラと有線カメラの違い

防犯カメラには、ワイヤレスカメラと有線カメラの2種類があります。

ワイヤレスカメラの特徴:

  • メリット: 映像伝送に無線を使用するため、映像ケーブルが不要。配線が簡素化される
  • デメリット: 電源ケーブルは必要(完全無線ではない)。Wi-Fi接続は電波妨害で不安定になることがある
  • 推奨用途: DIY初心者、配線工事を避けたい場合
  • 費用: 1万円~3万円程度

有線カメラの特徴:

  • メリット: 映像伝送が安定、電波妨害の影響を受けない
  • デメリット: 映像ケーブルと電源ケーブルの両方が必要、配線工事の手間がかかる
  • 推奨用途: 長期安定稼働を重視する場合、複数台設置する場合
  • 費用: 2万円~5万円程度(録画装置含む)

初心者におすすめ: ワイヤレスカメラ(配線工事不要で設置しやすい)

(2) 電源タイプの比較(AC電源・ソーラー・バッテリー)

防犯カメラの電源タイプには、AC電源、ソーラー、バッテリーの3種類があります。

電源タイプの比較:

電源タイプ メリット デメリット 推奨用途
AC電源 安定供給、長期使用可能 電源ケーブル必要、配線の手間 常時録画が必要な場合
ソーラー 配線不要、電気代0円 日照条件に依存、初期費用高め 屋外で日当たり良好な場所
バッテリー 配線不要、設置場所自由 定期的な充電・交換が必要 一時的な監視、移動が多い場合

2024-2025年のトレンド:

  • ソーラーパネル搭載モデル(ANKER Eufy SoloCam S340等)が登場、90日連続使用可能
  • AI搭載防犯カメラが普及、不審者検知・異常動作通知が可能

(3) 録画方式の選び方(クラウド・SD・NAS)

録画データの保存先には、クラウド、SDカード、NASの3種類があります。

録画方式の比較:

録画方式 メリット デメリット 費用
クラウド 遠隔アクセス可、データ消失リスク低 月額課金(500円~1,500円/月) ランニングコスト高
SDカード 初期費用安、設定簡単 容量制限あり(32GB~256GB)、カメラ盗難でデータ消失 1,000円~5,000円
NAS 大容量、複数台対応 初期費用高(3万円~)、設定やや複雑 初期費用高

推奨:

  • 初心者・費用を抑えたい → SDカード
  • 遠隔から確認したい → クラウド
  • 複数台設置・長期保存 → NAS

設置場所の選び方と効果的な配置

(1) 推奨設置場所(玄関・勝手口・駐車場・建物の四隅)

防犯カメラの設置場所は、侵入経路をカバーすることが重要です。

推奨設置場所:

場所 理由 設置の注意点
玄関 主要な侵入経路、来訪者の記録 通りから見える位置に設置(抑止効果)
勝手口 死角になりやすく、侵入されやすい 照明と併用で夜間も監視
駐車場 車上荒らし・いたずら防止 車全体が映る角度に設置
建物の四隅 敷地全体をカバー 隣家を映さないよう注意

抑止効果を高める方法:

  • 通りから見える場所に設置(泥棒に「監視されている」と認識させる)
  • 「防犯カメラ作動中」のステッカーを併用
  • ダミーカメラは逆効果(プロの泥棒に見破られる)

(2) 設置高さ2.5m以上が推奨される理由

設置高さは2.5m以上が推奨されます。

理由:

  • いたずら防止: 人の手が届かない高さにすることで、カメラの破壊や向きを変えられるリスクを回避
  • 顔認識: 高すぎると顔が映らず、犯人特定が困難。2.5m程度が最適
  • 視野角: 設置高さが低いと、視野が狭くなり監視範囲が限定される

注意点:

  • 高所作業は脚立やはしごを使用(安全に配慮)
  • 無理な高さは業者に依頼(転落事故のリスク)

(3) 隣家や道路を映さない配置のポイント

防犯カメラの撮影範囲は、自宅敷地内のみに限定する必要があります。

プライバシー配慮のポイント:

  • 撮影範囲の確認: 設置前にスマホアプリでカメラの視野角を確認
  • レンズの向き調整: 隣家や私有地を映さないようレンズの向きを調整
  • 隣家への説明: 事前に近隣へ防犯カメラ設置を説明し、撮影範囲を伝える

法的リスク:

  • 隣家や通行人を撮影するとプライバシー侵害で違法となる可能性
  • トラブルを避けるため、撮影範囲は自宅敷地内のみに限定

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配線と設置手順(ステップごとに解説)

(1) エアコンダクトを利用した配線方法

エアコンダクト(エアコンの配管用の穴)を利用すれば、新たに壁に穴を開けずに配線を引き込めます。

配線手順:

  1. エアコンダクトの場所を確認: 屋内から屋外へ配管が通る穴の位置を確認
  2. 配線を引き込む: 電源ケーブルをエアコンダクトから屋内に引き込む
  3. 隙間を埋める: エアコンダクトの隙間をパテやスポンジで埋め、虫の侵入を防ぐ

注意点:

  • エアコンダクトがない場合は、通気口や換気扇の穴を利用
  • 新たに壁に穴を開ける場合は、防水処理が必要(DIY上級者向け)

(2) 電源確保の方法(コンセントから先は無資格可)

防犯カメラの電源確保は、コンセントから先の機器取付であれば無資格で可能です。

電源確保の方法:

  1. 屋外コンセントの利用: 屋外にコンセントがある場合、そのままACアダプタを接続
  2. 延長ケーブルの使用: 屋内のコンセントから延長ケーブルで屋外へ引き込む
  3. PoE給電の活用: LANケーブル1本で電源供給とデータ通信を同時に行う(配線が簡素化)

電気工事士資格が必要な作業:

  • AC100V配線工事(コンセント増設、屋内配線等)には第二種電気工事士の資格が必要
  • 無資格での配線工事は違法(罰則あり)

安全な方法:

  • コンセントより先の機器取付は無資格で可能
  • AC100V配線工事が必要な場合は、電気工事士に依頼

(3) カメラの取り付けと角度調整

カメラの取り付けは、付属の金具を使用して壁面やひさしに固定します。

取り付け手順:

  1. 取付位置を決定: 撮影範囲をカバーできる位置を選ぶ
  2. 金具を固定: ドライバーやドリルで金具を壁面に固定(下地がある場所を選ぶ)
  3. カメラを取り付け: 金具にカメラを取り付け、ネジで固定
  4. 角度調整: スマホアプリでライブ映像を確認しながら、レンズの角度を調整
  5. 配線を整理: 電源ケーブルをケーブルクリップで固定し、見た目を整える

角度調整のポイント:

  • 監視したい範囲が全て映るか確認
  • 隣家や私有地が映っていないか確認
  • 夜間も映像が確認できるか、照明との位置関係を確認

法的注意点とプライバシー配慮

(1) 撮影範囲の制限(自宅敷地内のみ)

防犯カメラの撮影範囲は、自宅敷地内のみに限定する必要があります。

法的根拠:

  • 個人情報保護法: 個人の容貌・行動を撮影する場合、本人の同意が必要(防犯目的でも例外ではない)
  • プライバシー権: 隣家や通行人を撮影すると、プライバシー侵害で民事訴訟のリスク

撮影範囲の制限:

  • 自宅の玄関・駐車場・庭などの敷地内のみ撮影
  • 隣家の窓・庭・私有地を映さない
  • 公道や歩道を映さない(やむを得ず映る場合は最小限に)

(2) 隣家や通行人のプライバシー配慮

プライバシー配慮は、トラブル回避のために重要です。

配慮のポイント:

  • 事前説明: 近隣に防犯カメラ設置を説明し、撮影範囲を伝える
  • 撮影範囲の明示: カメラの視野角を隣家に示し、私有地を映さないことを確認
  • 録画データの管理: 録画データは第三者に開示しない(警察への提出等、正当な理由がある場合を除く)

トラブル事例:

  • 隣家の窓を映していたため、プライバシー侵害で訴えられた
  • 通行人を撮影し、不快感を与えた

(3) 電気工事士資格が必要な作業の見分け方

電気工事には資格が必要な作業と不要な作業があります。

資格不要な作業:

  • コンセントより先の機器取付(ACアダプタの接続、カメラの取り付け等)
  • 延長ケーブルの使用
  • PoE給電の活用

資格が必要な作業(第二種電気工事士):

  • AC100V配線工事(コンセント増設、屋内配線の追加等)
  • 分電盤からの配線
  • 電気メーターに関わる作業

無資格での配線工事のリスク:

  • 電気工事士法違反(罰則: 3万円以下の罰金または3年以下の懲役)
  • 感電・火災のリスク
  • 保険適用外(火災保険等)

安全な方法:

  • AC100V配線工事が必要な場合は、電気工事士に依頼
  • コンセントより先の作業のみDIYで対応

DIY設置の限界と業者依頼との比較

(1) DIYで対応できる範囲(ワイヤレスカメラ等)

DIYで対応できる範囲は、以下の条件を満たす場合です。

DIY可能な条件:

  • ワイヤレスカメラや一体型カメラを使用(配線工事不要)
  • 屋外にコンセントがある、または延長ケーブルで電源確保できる
  • 設置高さが2.5m程度で、脚立で安全に作業できる
  • 撮影範囲が自宅敷地内のみ

DIY推奨のカメラタイプ:

  • ワイヤレスカメラ(Wi-Fi接続)
  • ソーラーパネル搭載カメラ(電源ケーブル不要)
  • バッテリー駆動カメラ(一時的な監視)

(2) 業者依頼が必要なケース(高所作業・配線工事)

以下の場合は、業者依頼を推奨します。

業者依頼が必要なケース:

  • 設置高さが3m以上で、高所作業が危険な場合
  • AC100V配線工事(コンセント増設等)が必要な場合
  • 複数台設置で、配線が複雑な場合
  • 有線カメラで、長距離の配線が必要な場合
  • 設置後の保証・アフターサービスが欲しい場合

業者依頼の費用相場:

  • カメラ1台設置: 5-10万円(カメラ本体+工事費)
  • 複数台設置: 10-20万円(2-3台)

(3) 防犯カメラ設置の補助金制度

一部の自治体では、防犯カメラ設置の補助金制度があります。

補助金制度の概要:

  • 対象: 戸建て住宅、自治会、商店街等
  • 補助額: 購入費用の1/2程度(上限3-5万円が一般的)
  • 条件: 設置場所・用途が自治体の基準を満たすこと

申請方法:

  1. お住まいの自治体のホームページで補助金制度を確認
  2. 申請書を提出(設置前に申請が必要な場合が多い)
  3. 審査通過後、カメラを購入・設置
  4. 領収書・設置写真等を提出し、補助金を受領

注意点:

  • 補助金制度は自治体により異なる(ない自治体もある)
  • 申請期限・予算枠があるため、早めの申請が推奨される

まとめ

戸建てに防犯カメラをDIY設置することで、費用を2-3万円程度に抑えられます(業者依頼は5-10万円)。ワイヤレスカメラは配線工事不要で初心者におすすめです。

設置場所は玄関・勝手口・駐車場・建物の四隅が効果的で、設置高さは2.5m以上が推奨されます。撮影範囲に隣家や私有地を含めないようプライバシー配慮が必須で、AC100V配線工事には第二種電気工事士の資格が必要です。

DIYで対応できる範囲はワイヤレスカメラや一体型カメラですが、高所作業や配線工事が必要な場合は業者に依頼しましょう。補助金制度を活用することで、費用をさらに抑えられる場合があります。

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よくある質問

Q1無線と有線のどちらを選ぶべき?

A1DIY初心者にはワイヤレスカメラが推奨されます。映像伝送に無線を使用するため、映像ケーブルが不要で配線が簡素化されます。ただし、電源ケーブルは必要です(完全無線ではない)。長期安定稼働を重視する場合は有線接続が推奨されますが、配線工事の手間がかかります。Wi-Fi接続は電波妨害で不安定になることがあるため、設置環境を確認してください。

Q2電源はどうやって確保する?

A2コンセントより先の機器取付は無資格で可能です。屋外にコンセントがある場合はそのままACアダプタを接続、ない場合は延長ケーブルで屋内から引き込みます。エアコンダクトや通気口を利用すれば、新たに壁に穴を開けずに配線を引き込めます。AC100V配線工事(コンセント増設等)には第二種電気工事士の資格が必要で、無資格での配線工事は違法です。

Q3録画データはどこに保存する?

A3クラウド(月額500円~1,500円)、SDカード(1,000円~5,000円)、NAS(初期費用3万円~)の3種類があります。初心者や費用を抑えたい場合はSDカードがおすすめです。遠隔から確認したい場合はクラウド、複数台設置や長期保存にはNASが適しています。用途と予算に応じて選択してください。

Q4近隣トラブルを避けるには?

A4撮影範囲に隣家や私有地を含めないよう、レンズの向きに注意してください。設置前にスマホアプリでカメラの視野角を確認し、隣家の窓・庭・私有地を映さないことを確認します。事前に近隣へ防犯カメラ設置を説明し、撮影範囲を伝えることでトラブルを回避できます。隣家や通行人を撮影するとプライバシー侵害で違法となる可能性があります。

Q5業者依頼とDIYの違いは?

A5DIYは2-3万円で費用を抑えられますが、設置ミスのリスクがあります。業者依頼は5-10万円ですが、高所作業や配線工事を安心して任せられ、設置後の保証・アフターサービスが充実しています。費用を抑えたい、簡易的な設置で十分な場合はDIY、高所作業や配線工事が必要、保証が欲しい場合は業者依頼を選びましょう。

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