葛飾区の土地相場|公示地価とエリア別の価格動向

葛飾区の地価水準と最近の動き

葛飾区の公示地価は平均で約149万円/坪(約45万円/㎡)です。住宅地に限ると約122万円/坪、商業地は約213万円/坪となっています。

前年比で6.7%の上昇と、堅調な値上がりが続いています。23区の中では手頃な地価水準を維持しながらも、金町エリアへの東京理科大学キャンパス移転や、新小岩駅前の再開発計画など、街の変化が地価を押し上げています。

葛飾区はJR常磐線・JR総武線・京成本線・北総線が通り、都心へのアクセスは良好です。住宅地の坪単価122万円は、注文住宅の建築用地として23区内では現実的な予算で購入できる数少ないエリアのひとつです。

エリア別の地価と特徴

葛飾区は南北に長い区域に、性格の異なるエリアが点在しています。

亀有エリア(JR常磐線)

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台として知られる亀有は、JR常磐線で上野まで約15分、大手町方面へは千代田線直通で約25分のアクセスです。駅前にアリオ亀有があり、日常の買い物から映画館まで揃う充実した商業環境。下町の親しみやすさと生活利便性が両立したエリアで、住宅地としての需要は安定しています。

金町エリア(JR常磐線・京成金町線)

金町は近年最も注目度が上がっているエリアです。東京理科大学の葛飾キャンパスが開設され、街の雰囲気が変わりつつあります。JR常磐線で都心方面へのアクセスが良く、京成金町線で高砂方面にも出られます。駅前の再開発が進み、商業施設やマンションの供給が増えています。

金町は水元公園にも近く、23区内とは思えない緑豊かな環境が魅力です。地価の上昇が続いていますが、まだ亀有や新小岩と比べると手頃な水準にあり、将来の値上がりが期待できるエリアです。

新小岩エリア(JR総武線)

新小岩はJR総武線で東京駅まで約15分という抜群のアクセスが強みです。快速停車駅で、錦糸町・秋葉原方面への通勤にも便利。駅前にはルミエール商店街があり、活気のある商業環境が整っています。

新小岩駅前の再開発計画が進行しており、今後の街の変化が期待されています。地価は葛飾区内では比較的高めですが、総武線沿線の他区(墨田区・江東区)と比べると割安感があります。

青砥・高砂エリア(京成本線)

青砥駅は京成本線と京成押上線が分岐するジャンクション駅で、成田空港方面と都心方面の両方にアクセスできます。京成高砂駅は北総線の始発駅でもあり、交通の結節点としての機能があります。

住宅地としては落ち着いた環境で、亀有や新小岩に比べると知名度は控えめですが、交通利便性の割に地価が抑えめなコスパの良いエリアです。

水元エリア

葛飾区の北端に位置し、都立水元公園に隣接するエリアです。区内で最も手頃な地価水準にあり、23区内で広い土地を求めるなら有力な候補になります。鉄道駅からはやや離れるためバス利用が中心になりますが、その分だけ静かで緑に囲まれた住環境が魅力です。

堀切エリア(京成本線)

堀切は荒川と綾瀬川に近いエリアで、区内では比較的高い地価水準です。京成本線の堀切菖蒲園駅が最寄りで、日暮里方面へのアクセスが良好。堀切菖蒲園は花の名所としても知られ、下町情緒が残る住宅街です。

葛飾区で土地を探すなら

葛飾区は23区内で土地を買って注文住宅を建てたい方にとって、最も現実的な選択肢のひとつです。

住宅地の坪122万円は23区では破格の安さです。 30坪の土地でも約3,660万円で購入でき、建築費を加えても総額6,000万〜7,000万円で新築戸建てが実現する計算です。

駅からの距離で地価が大きく変わります。 亀有・金町・新小岩の駅近は需要が集中するため高めですが、駅から徒歩15分以上離れると大幅に下がります。通勤で駅を使う場合は自転車圏内(徒歩15〜20分)まで候補を広げると、予算に対して広い土地が見つかりやすくなります。

水害リスクの確認は必須です。 葛飾区は荒川・中川・江戸川に囲まれた低地で、区の広い範囲が浸水想定区域に含まれています。ハザードマップで浸水深度を確認し、特に河川に近いエリアでは地盤の高さや排水設備の状況も調べておきましょう。

この地域の不動産、今いくら?

無料一括査定を見る

周辺区・市との比較

葛飾区の住宅地の地価(坪122万円)を周辺エリアと比較します。

隣接する足立区は葛飾区とほぼ同水準で、江戸川区もほぼ同レベルです。荒川区や墨田区は葛飾区より1.5〜2倍ほど高く、都心に近づくほど差が広がります。

千葉県の松戸市・市川市は葛飾区よりさらに安い傾向がありますが、23区のアドレスを維持したいかどうかが判断の分かれ目になります。

葛飾区は「23区の中で土地を購入できる現実的な最安値ゾーン」に位置しており、都心へのアクセスと価格のバランスで住宅用地を探すには最適なエリアです。

地価上昇の背景と今後

前年比6.7%の上昇は、葛飾区全体の評価向上を反映しています。

金町への東京理科大学キャンパス移転による街の活性化、新小岩駅前の再開発計画、そして都心回帰の流れの中で「23区で買える価格帯」として見直されていることが主な要因です。

葛飾区は開発余地がまだ残っており、今後も段階的な地価上昇が見込まれます。ただし急激な高騰は起きにくいエリアでもあるため、購入を検討するなら焦らず条件に合った土地を探すことが大切です。

[PR]無料一括査定

この地域の不動産の査定を、複数の会社にまとめて依頼できます。

よくある質問

葛飾区の住宅地の公示地価はいくらですか?
葛飾区の住宅地の公示地価は平均で約122万円/坪です。前年比6.7%の上昇が続いていますが、23区内では最も手頃な水準のひとつで、30坪の土地でも約3,660万円で購入できます。
葛飾区で地価が最も高いエリアはどこですか?
堀切エリアが区内では比較的高い地価水準にあります。京成本線の堀切菖蒲園駅が最寄りで日暮里方面へのアクセスが良好です。JR総武線の新小岩駅周辺も利便性の高さから高めの水準です。
葛飾区で地価が手頃なエリアはどこですか?
水元エリアが区内で最も手頃な地価水準です。都立水元公園に隣接する緑豊かな環境で、広い土地を求める方に向いています。鉄道駅からはやや離れるため、バスや自転車での移動が中心になります。
葛飾区の土地購入で注意すべきことは?
葛飾区は荒川・中川・江戸川に囲まれた低地のため、ハザードマップでの浸水リスク確認が必須です。特に河川に近いエリアでは浸水深度と避難場所を事前に把握しておきましょう。駅からの距離でも地価が大きく変わります。
葛飾区で注目のエリアはどこですか?
金町エリアが近年最も注目されています。東京理科大学のキャンパス移転で街の雰囲気が変わり、駅前の再開発も進行中。水元公園に近い緑豊かな環境がありながら、地価はまだ手頃な水準で将来の値上がりが期待されています。

葛飾区の他の記事

葛飾区の不動産ガイドに戻る