結論:リフォーム費用は分割払いが可能
「リフォームしたいけど、まとまった資金がない」という方も多いのではないでしょうか。リフォーム費用は、リフォームローンやクレジットカードの分割払いを利用することで、月々の負担を抑えながら支払うことが可能です。
主な分割払いの方法は以下の2つです。
- リフォームローン:金融機関が提供するリフォーム専用のローン。金利が低めで、大規模工事に向いています
- クレジットカード分割:手続きが簡単で、少額の工事に向いています
大規模工事(100〜500万円程度)の場合、支払いタイミングの一例として、契約時に1〜5万円、着工前に30%、工事中に30%、竣工後に残額というケースがあります。このような分割払いを活用すれば、手元資金が少なくてもリフォームを進められます。
ただし、分割払いには利息がかかるため、総支払額は現金一括よりも高くなります。「月々の負担を抑えたい」のか「総支払額を抑えたい」のかによって、最適な返済プランは変わってきます。
分割払いで月々の負担を抑える方法
分割払いで月々の返済額を抑えるには、返済期間を長く設定する方法があります。
リフォームローンの場合、返済期間は5年〜15年程度で設定できるケースが多いです。返済期間を長くすれば月々の返済額は下がりますが、その分利息が増え、総支払額は高くなります。
逆に、返済期間を短くすると月々の負担は増えますが、総支払額(利息分)を抑えられます。家計の状況に合わせて、無理のない返済計画を立てることが大切です。
また、リフォームローンはクレジットカード分割よりも金利が低めに設定されていることが多いため、100万円以上の大規模リフォームではリフォームローンの方が総支払額を抑えられる傾向があります。
分割払いで注意したいポイント
分割払いを利用する際は、以下の点に注意が必要です。
利息負担を把握しておく
例えば、300万円を金利2.8%で借りた場合、5年返済で総支払額は約321万円(利息約21万円)、15年返済で約367万円(利息約67万円)となります。返済期間が3倍になると、利息も3倍以上に増えることがあります。
諸費用が発生する
リフォームローンを利用する場合、工事費用とは別に事務手数料、保証料、団体信用生命保険料、印紙代などの諸費用が発生します。事務手数料は0円〜数万円程度が目安ですが、金融機関によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
分割払いは便利な方法ですが、総支払額がいくらになるかを把握したうえで利用することが重要です。
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リフォーム費用の支払い方法と内訳
リフォーム費用がどのように構成されているかを理解しておくと、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
リフォーム工事費用の内訳は、大きく分けて以下の3つで構成されています。
- 工事原価:材料費、職人の人件費
- 現場管理費:工事の監督・管理にかかる費用
- 諸経費(一般管理費):会社の運営にかかる間接費
参考として、主な工事の相場は以下のとおりです。
- キッチンリフォーム:50〜200万円
- 浴室リフォーム:60〜150万円
- トイレリフォーム:10〜30万円
- 洗面所リフォーム:15〜50万円
フルリフォームの場合、300万円の予算でキッチン交換60〜90万円、浴室ユニットバス交換80〜100万円、トイレ・洗面所各10〜30万円という内訳になるケースがあります。ただし、水回り全交換と全面内装リフォームを同時に行うと、300万円の予算では追加費用が発生しやすいため、優先順位をつけることが重要です。
工事費用以外にかかる諸費用
工事費用とは別に、以下のような諸費用が発生することがあります。
契約時の印紙代
契約金額(税抜)に応じて印紙代がかかります。例えば、100万円以下の契約で200円、500万円超〜1,000万円以下で5,000円が目安です。
リフォームローン利用時の費用
リフォームローンを利用する場合、以下の費用が発生することがあります。
- 事務手数料:0円〜数万円程度
- 保証料:金融機関により異なる
- 団体信用生命保険料:金融機関により異なる
- 印紙代:借入金額に応じて発生
これらの諸費用は見落としやすいため、見積もり時に確認しておくことをおすすめします。
分割払い時の利息負担の目安
分割払いを利用する場合、利息がどれくらいかかるかを把握しておきましょう。
300万円を金利2.8%で借りた場合の例
| 返済期間 | 総支払額 | 利息分 |
|---|---|---|
| 5年 | 約321万円 | 約21万円 |
| 15年 | 約367万円 | 約67万円 |
返済期間が長くなるほど月々の返済額は減りますが、利息の総額は増えます。「月々いくらなら無理なく返済できるか」と「総額でいくら払うことになるか」の両方を考慮して、返済計画を立てましょう。
リフォームローンとクレジットカード分割の比較
分割払いの主な方法として、リフォームローンとクレジットカード分割があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
リフォームローンの特徴と向いているケース
メリット
- 金利が低め(一般的に年2〜5%程度)
- 借入可能額が大きい(数百万円〜数千万円)
- 返済期間を長く設定できる(5〜15年程度)
デメリット
- 審査がある(収入や信用情報のチェック)
- 手続きに時間がかかることがある
- 諸費用(事務手数料、保証料など)が発生
向いているケース
- 100万円以上の大規模リフォーム
- 長期間かけて無理なく返済したい場合
- 総支払額を抑えたい場合
クレジットカード分割の特徴と向いているケース
メリット
- 手続きが簡単(既存のカードで利用可能)
- 審査不要(カードの利用限度額内であれば)
- すぐに利用できる
デメリット
- 金利が高め(一般的に年12〜15%程度)
- 利用限度額に制限がある
- 分割回数に制限がある場合も
向いているケース
- 50万円以下の小規模リフォーム
- 短期間で返済できる場合
- 手続きの手間を省きたい場合
100万円以上のリフォームでは、金利の差が大きく影響するため、リフォームローンを検討することをおすすめします。
分割払いで費用を抑える具体的な方法
分割払いを利用する場合でも、工事費用そのものを抑えることで、総支払額を減らすことができます。
複数社から見積もりを取って比較する
リフォーム費用を抑えるうえで、最も効果的なのが複数社からの見積もり取得です。
同じ工事内容でも、業者によって見積もり金額は異なります。複数社の見積もりを比較することで、以下のメリットがあります。
- 工事費用の相場感がつかめる
- 高すぎる見積もりを見抜ける
- 価格交渉の材料になる
- 業者ごとの提案内容を比較できる
「1社ずつ問い合わせるのは手間がかかる」という方は、一括見積もりサービスを活用する方法もあります。条件に合う複数の業者を紹介してもらえるため、効率的に比較検討を進められます。
工事範囲に優先順位をつける
予算に限りがある場合は、工事範囲の優先順位を決めることが重要です。
優先順位の決め方
- 緊急性の高いもの(故障している設備、水漏れなど)
- 生活の質に直結するもの(キッチン、浴室など)
- 後回しにできるもの(壁紙の張り替え、照明器具など)
工事を分けて実施する方法
すべてを一度に行わず、時期を分けて実施する方法もあります。例えば、今回は水回りのリフォームを行い、来年は内装のリフォームを行うといった形です。一度に大きな費用がかからないため、分割払いの負担も軽減できます。
分割払いが向いている人・向いていない人
リフォームの分割払いは、すべての人に向いているわけではありません。自分の状況に合っているか確認しておきましょう。
分割払いが向いている人
- まとまった資金はないが、月々の返済は可能な人
- 設備の故障など、早急にリフォームが必要な人
- 長期間かけて無理なく返済したい人
- 手持ち資金を生活費や緊急時の備えとして残しておきたい人
分割払いが向いていない人
- 現金一括で支払える資金がある人(利息分を節約できる)
- 毎月の返済が家計を圧迫する可能性がある人
- 施工予定が1年以上先で、それまでに資金を貯められる人
- すでにローンを多く抱えている人(審査に通りにくい場合も)
分割払いを利用する場合は、毎月の返済額と返済期間を考慮して、無理のない計画を立てることが大切です。
複数の業者から見積もりを取ることで、同じ工事内容でも費用を抑えられる可能性があります。まずは見積もりを比較して、適正価格を把握することから始めてみてください。
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まとめ:リフォーム分割払いの流れとチェックリスト
リフォームの分割払いを検討する際は、以下の流れで進めると失敗を防げます。
□ 予算と返済計画を決める 毎月いくらなら無理なく返済できるか、総額でいくらまで払えるかを整理しましょう。
□ 複数社から見積もりを取る 同じ工事でも業者によって価格が異なります。最低でも2〜3社から見積もりを取り、比較検討しましょう。
□ 支払い方法を確認する リフォームローン、クレジットカード分割、現金払いなど、どの方法が使えるか業者に確認します。
□ 利息と諸費用を計算する 分割払いの場合、工事費用だけでなく利息や諸費用も含めた総支払額を把握しましょう。
□ 工事範囲の優先順位をつける 予算オーバーしそうな場合は、優先度の高い工事に絞るか、時期を分けて実施することを検討します。
□ 契約内容を確認する 支払いタイミング(契約時・着工前・竣工後など)、追加工事が発生した場合の取り扱いを確認しておきます。
リフォームの分割払いは、まとまった資金がなくても住まいを改善できる便利な方法です。ただし、利息負担や諸費用を含めた総支払額を把握し、無理のない返済計画を立てることが重要です。
まずは複数社から見積もりを取り、工事費用の相場を把握することから始めてみてください。
