結論:ひかり電話のNTT料金、このケースだと費用感はこうなる
ひかり電話のNTT料金は、初期費用と月額料金の組み合わせで決まります。まずは代表的なケースごとの費用感を確認しましょう。
ケース1:通話が少ない(月間30分未満)
- 初期費用:約24,000円(契約料880円+工事費22,000円+交換機等工事費1,100円)
- 月額料金:550円+通話料(3分8.8円)+ユニバーサルサービス料等
- 年間コスト:約30,000円(初期費用含む1年目)
ケース2:通話が中程度(月間30分〜3時間)
- 初期費用:同上
- 月額料金:1,540円(安心プラン、528円分の通話込み)
- 年間コスト:約42,000円(初期費用含む1年目)
ケース3:通話が多い(月間3時間以上)
- 初期費用:同上
- 月額料金:4,290円(もっと安心プラン、5,280円分の通話込み)
- 年間コスト:約75,000円(初期費用含む1年目)
これらの費用感を基準に、自分の通話量と予算に合ったプランを選びましょう。
最安ルート:月額550円で固定電話を持つ3つの要点
ひかり電話を最安で利用するには、以下の3点を押さえることが重要です。
1. 基本プランを選択する
月額基本料は基本プランで550円です。通話が少ない方なら、基本プランで十分でしょう。固定電話への通話は全国一律3分8.8円、携帯電話への通話は17.6円/分です。月間通話が30分未満なら、基本プラン+従量課金で月額1,000円以内に収まる計算になります。
2. フレッツ光との同時申込で工事費を抑える
初期工事費は標準的な工事の場合22,000円(初回3,300円、2回目以降779円/月×23回の分割払い可)です。フレッツ光を新規契約と同時にひかり電話を申し込むと、工事を一本化できるため時間とコストを節約できます。また、NTT西日本公式サイトからのお申し込みの場合、2026年6月30日までの申し込みで基本工事費が2,200円(派遣工事なし)または8,250円(派遣工事あり)に抑えられるキャンペーンが実施されています。
3. 付加サービスは必要最小限にする
ナンバー・ディスプレイ、キャッチホン、ボイスワープなどの付加サービスは便利ですが、各サービスごとに1,100円の工事費が発生します。月額料金も別途かかるため、本当に必要なサービスのみを選びましょう。
価格だけで決めると失敗しやすい3つの点
安さだけを追求すると、後で後悔するケースがあります。以下の点に注意してください。
1. 通話量が多いと基本プランでは高額に
基本プラン(月額550円)は通話料が従量課金です。固定電話への通話は3分8.8円、携帯電話への通話は17.6円/分なので、通話が多いと月額料金が想定以上に膨らみます。月間通話が30分を超える場合、安心プラン(月額1,540円、528円分の通話込み)の方が結果的に安くなる可能性があります。
2. 付加サービス追加で想定外の工事費発生
ナンバー・ディスプレイやキャッチホンなどの付加サービスは、後から追加することも可能です。しかし、各サービスごとに1,100円の工事費が発生するため、複数追加すると数千円の出費になります。申込時に必要なサービスをまとめて依頼する方が、工事費を一本化できて経済的です。
3. ユニバーサルサービス料など見落としがちな追加料金
月額基本料の他に、通話の有無に関わらず別途「ユニバーサルサービス料」と「電話リレーサービス料」が1電話番号ごとに請求されます。これらは数円〜数十円程度ですが、請求書を見て驚く方もいるため事前に把握しておきましょう。
ひかり電話の料金体系を理解した上で、自分に合ったプランを選びたい方は、まず基本プラン(月額550円)から始めて、通話量に応じてプラン変更を検討するのが賢明です。初期費用を抑えられるキャンペーン期間中に申し込むと、さらにコストを削減できます。
ひかり電話の費用内訳:何にお金がかかるか
ひかり電話の料金は、初期費用と月額料金の2つに大きく分かれます。それぞれの内訳を詳しく見ていきましょう。
初期費用の内訳
- 契約料:1契約ごとに880円
- 初期工事費:標準的な工事の場合22,000円(初回3,300円、2回目以降779円/月×23回の分割払い可)
- 交換機等工事費:基本機能で1利用回線ごと1,100円
- 同番移行工事費:現在の電話番号を引き継ぐ場合、1番号ごと2,200円
月額料金の内訳
- 月額基本料:基本プラン550円、安心プラン1,540円、もっと安心プラン4,290円
- 通話料:固定電話へ全国一律3分8.8円、携帯電話へ17.6円/分
- ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料:1電話番号ごと
- 付加サービス料(オプション):ナンバー・ディスプレイ、キャッチホン等
初期費用は一度きりですが、月額料金は継続的に発生します。長期的なコストを考える際は、年間ランニングコスト(月額基本料×12ヶ月+平均通話料×12ヶ月)を計算しておくとよいでしょう。
よく見落とす追加コスト
請求書を見て「思ったより高い」と感じる方の多くは、以下の隠れコストを見落としています。
ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料
1電話番号ごとに発生する料金で、通話の有無に関わらず請求されます。金額は数円〜数十円程度ですが、月額基本料とは別に請求される点に注意してください。
付加サービスの工事費
ナンバー・リクエスト、キャッチホン、ボイスワープ、迷惑電話おことわりサービスなどの付加サービスは、各1利用回線(または1番号)ごと1,100円の工事費が発生します。複数のサービスを追加すると、工事費だけで数千円になるケースもあります。
宅内工事費の加算額
宅内工事費が31,900円を超える場合、31,900円ごとに3,850円の加算額が発生します。通常の工事では超過しないケースが多いですが、特殊な配線が必要な場合は事前に見積もりを確認しておくと安心です。
加入電話の利用休止工事費
現在使用している加入電話を休止してひかり電話に移行する場合、別途1,100円の利用休止工事費が必要になる場合があります。同番移行を希望する方は、この費用も考慮しておきましょう。
「安い」の定義:総額・月額・手間コストで比較
「安い」の定義は、人によって異なります。以下の3つの視点で比較してみましょう。
総額で見る:初期費用+年間ランニングコスト
初期費用24,000円+年間基本料6,600円(550円×12ヶ月)+年間通話料(仮に月平均500円として6,000円)= 約36,600円(1年目)
2年目以降は初期費用がかからないため、年間約12,600円で維持できます。5年間使用した場合の総額は約87,000円程度です。
月額で見る:基本料+平均通話料
基本プランの場合、月額550円+平均通話料が実質コストになります。通話が少なければ月額1,000円以内に収まりますが、通話が多いと月額3,000円を超えるケースもあります。
手間コストで見る:申込・工事・設定の手間を時給換算
申込手続きや工事立ち会い、電話機の設定にかかる時間を時給換算すると、数千円〜1万円程度の手間コストが発生します。フレッツ光との同時契約なら工事が一本化されるため、手間コストを削減できます。
どの視点を重視するかによって、「安い」の判断は変わります。自分にとって何が重要かを明確にした上で、プランを選びましょう。
ひかり電話を安くする具体策
ひかり電話の料金を抑えるには、以下の具体策が有効です。
1. 基本プラン選択で月額550円スタート
通話が少ない方は、基本プラン(月額550円)を選択することで月額基本料を最小限に抑えることができます。後から通話量が増えた場合、安心プランやもっと安心プランに変更することも可能です。
2. キャンペーン期間中の申込で工事費削減
NTT西日本では期間限定で工事費割引キャンペーンを実施することがあります。2026年6月30日までの申し込みで基本工事費が2,200円(派遣工事なし)または8,250円(派遣工事あり)に抑えられるキャンペーンが実施されているため、タイミングを見計らって申し込むとお得です。
3. フレッツ光との同時契約で工事一本化
フレッツ光を新規契約する際にひかり電話も同時に申し込むと、工事を一本化できるため時間とコストを節約できます。また、フレッツ光とのセット利用割引が適用されるケースもあるため、NTT東西に確認してみましょう。
申し込み前に揃えるもの
スムーズに申込を完了させるため、以下の書類を事前に準備しておきましょう。
法人の場合
- 登記簿謄本の写し(3ヶ月以内に取得したもの)
- 申込み担当者の身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
個人の場合
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)
同番移行する場合
- 現在の電話番号(加入電話の契約情報)
フレッツ光をすでに契約している場合
- フレッツ光の契約情報(お客様ID等)
これらの書類を事前に準備しておくと、申込時に慌てることなくスムーズに手続きを進められます。
プラン選びのコツ:通話量で判断する
最適なプランは、月間通話量で判断しましょう。
月間通話が30分未満 → 基本プラン(550円)
通話が少ない方は、基本プランで十分です。固定電話への通話は3分8.8円なので、月間30分の通話でも88円程度の通話料で済みます。月額合計で650円前後に収まるため、最もコストを抑えられます。
月間通話が30分〜3時間 → 安心プラン(1,540円、528円分込み)
月間通話が30分を超える場合、安心プラン(月額1,540円)を検討しましょう。528円分の通話が含まれており、最大3時間相当の通話が可能です。超過後の通話料も3分8.8円なので、通話が多い月でも予算を立てやすくなります。
月間通話が3時間以上 → もっと安心プラン(4,290円、5,280円分込み)
月間通話が3時間を超える場合、もっと安心プラン(月額4,290円)が経済的です。5,280円分の通話が含まれており、最大30時間相当の通話が可能です。電話業務が中心の事業者や、長電話が多い家庭向けのプランと言えます。
通話先が携帯中心なら別途格安SIMの通話プランと比較
通話先が携帯電話中心の場合、ひかり電話の携帯電話向け通話料は17.6円/分です。格安SIMの通話定額プランと比較して、どちらが経済的かを検討しましょう。
代替案とのコスパ比較
ひかり電話以外の固定電話サービスと比較して、どれが自分に合っているかを判断しましょう。
| サービス | 初期費用 | 月額料金 | 信頼性 | 停電時利用 |
|---|---|---|---|---|
| ひかり電話 | 約24,000円 | 550円〜 | 高 | 不可 |
| 加入電話 | 約40,000円 | 1,760円〜 | 最高 | 可 |
| 050番号 | ほぼゼロ | 数百円〜 | 低 | 不可 |
| クラウドPBX | 数千円〜 | 数千円〜 | 中 | 不可 |
| 携帯電話のみ | ゼロ | 数千円〜 | 低 | 可 |
安さ優先なら050番号、安心優先なら加入電話
050番号:初期費用ほぼゼロ、月額数百円〜
初期費用を極力抑えたい方には050番号が適しています。月額数百円から利用でき、スマホアプリで発着信できるため導入が簡単です。ただし、市外局番(03、06等)が取得できず、一部の顧客や金融機関では信頼性が低く見られるリスクがあります。
加入電話:電話加入権39,600円、月額1,760円〜、停電時利用可
災害時の業務継続を重視する方には加入電話が適しています。停電時でも通話が可能で、信頼性は最も高いと言えます。ただし、初期費用が高額(電話加入権39,600円+契約料880円)で、月額基本料もひかり電話より高めです。
ひかり電話:両者の中間(月額550円、停電不可、市外局番取得可)
ひかり電話は、コストと信頼性のバランスが取れたサービスです。月額550円で市外局番の固定電話番号を取得でき、停電時は利用できませんが、通常時の通話品質は安定しています。
どれが正解かはケースで変わる
画一的な正解はありません。以下のケース別に最適な選択肢を検討しましょう。
開業直後で予算優先 → 050番号
初期費用を極力抑えたい開業直後の個人事業主には、050番号が適しています。信頼性は劣りますが、ネット完結型ビジネスなら十分実用的です。
法人口座開設予定で信頼性重視 → ひかり電話
法人口座開設や取引先との信頼関係構築を重視する場合は、市外局番の固定電話番号を取得できるひかり電話が適しています。月額550円からと手頃な価格で、ビジネスに必要な信頼性を確保できます。
災害時通話必須 → 加入電話
医療機関、防災関連事業、高齢者向けサービスなど、災害時の通話手段確保が重要な業種では、停電時も利用可能な加入電話が適しています。
複数拠点・FAX利用 → ひかり電話オフィスタイプ
複数回線やFAX利用が必須の事務所では、ひかり電話オフィスタイプ(ひかり電話オフィスA)が適しています。基本料金は1利用回線ごと1,210円と基本プランより高めですが、複数チャネル・ナンバーディスプレイ標準装備で業務効率が向上します。
ひかり電話が向いている人・向いていない人
自分にひかり電話が合っているかを最終判断しましょう。
向いている人
- 月額コストを削減したい(月額550円〜)
- 現在の電話番号を維持したい(同番移行可能)
- FAXを利用する(FAX機能に対応)
- フレッツ光をすでに契約している、または新規契約予定
- 全国一律料金で通話したい(遠方への通話が多い)
向いていない人
- 停電時でも通話が必須(停電時は利用不可)
- フレッツ光提供エリア外に住んでいる
- 固定電話自体が不要(携帯電話のみで十分)
- 初期費用を一切かけたくない(初期費用約24,000円必要)
上記の判断基準を参考に、自分に合ったサービスを選びましょう。迷った場合は、NTT東日本・西日本の局番なしの116に問い合わせて、詳細を確認することをおすすめします。
まとめ:今日やることチェックリスト
ひかり電話の導入を検討している方は、以下のチェックリストを活用してください。
1. 自分の通話量を確認する
先月の電話料金明細を見て、月間通話時間を確認しましょう。30分未満なら基本プラン、30分〜3時間なら安心プラン、3時間以上ならもっと安心プランが目安です。
2. フレッツ光の契約状況を確認する
すでにフレッツ光を契約している場合は、追加でひかり電話を申し込むだけで導入できます。まだ契約していない場合は、同時申込で工事を一本化しましょう。
3. キャンペーン情報をチェックする
NTT西日本では期間限定で工事費割引キャンペーンを実施することがあります。2026年6月30日までの申し込みで工事費が割引されるため、タイミングを逃さないようにしましょう。
4. NTT東西への問い合わせ(116)
不明点がある場合は、NTT東日本・西日本の局番なしの116に問い合わせましょう。移転先の住所や電話番号の継続可否など、具体的な質問に答えてもらえます。
5. 申込前の必要書類を準備する
法人の場合は登記簿謄本(3ヶ月以内)、個人の場合は身分証明書を準備しておきましょう。同番移行する場合は、現在の電話番号も控えておいてください。
これらのステップを順番に進めることで、スムーズにひかり電話を導入できます。月額550円から固定電話を持てるひかり電話は、コストと信頼性のバランスが取れたサービスです。初期費用を抑えたい方は、キャンペーン期間中の申込を検討してみてください。
