中古不動産の選び方と購入ガイド|メリット・デメリットと注意点を解説

著者: Room Match編集部公開日: 2026/1/1

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中古不動産とは

「中古住宅を購入したいけど、新築と比べてどうなのか」「リフォーム費用はどれくらいかかるのか」と悩んでいる方は少なくありません。中古不動産は新築より価格が安い一方で、注意すべきポイントも多くあります。

この記事では、中古不動産のメリット・デメリット、物件選びのポイント、購入時の注意点、諸費用・税金を解説します。2024-2025年の市場データを元に、失敗しない中古不動産購入の判断材料を提供します。

この記事のポイント

  • 中古住宅は新築より2〜3割安く、立地の選択肢が豊富
  • 1981年6月以降の新耐震基準、2000年以降の現行基準が物件選びの目安
  • リフォーム費用の平均は612.9万円(戸建て708.2万円、マンション516.9万円)
  • 2024年、首都圏中古マンション成約件数は37,222件(前年比3.4%増)で2年連続増加

中古不動産のメリット・デメリット

(1) メリット(価格・立地選択肢・実物確認・即入居)

中古不動産には以下のメリットがあります。

  • 価格が安い: 新築より2〜3割安い。築10年で新築の8割、築15年で7割程度に下落
  • 立地選択肢が豊富: 駅近や人気エリアの物件が見つかりやすい
  • 実物を確認できる: 日当たり、眺望、周辺環境を実際に見て判断できる
  • 即入居可能: 新築のように完成を待つ必要がない

中古住宅購入者の約90%が満足と回答しており、適切な選び方でコストパフォーマンスが高い選択肢です。

(2) デメリット(設備老朽化・修繕費用・耐震性・住宅ローン審査)

一方で、以下のデメリットにも注意が必要です。

  • 設備老朽化: 築年数に応じて設備の交換・修繕が必要
  • 修繕費用: リフォーム費用が追加でかかる
  • 耐震性: 1981年以前の旧耐震基準物件は耐震性に不安
  • 住宅ローン審査: 新築と比べて審査が厳しくなる傾向

(3) 新築との価格差と資産価値の推移

築年数 新築比価格
築10年 約8割
築15年 約7割
築20年 約5-6割

築年数が経つほど価格は下がりますが、立地や管理状況により資産価値は大きく異なります。

中古物件選びのポイント

(1) 築年数と耐震基準(1981年・2000年の基準改正)

中古物件選びで最も重要なのは耐震基準です。

基準 施行時期 耐震レベル
旧耐震基準 1981年5月以前 震度5程度で倒壊しない
新耐震基準 1981年6月以降 震度6強〜7程度で倒壊しない
現行基準 2000年以降 接合部・基礎の強化

1981年6月以降の新耐震基準、できれば2000年以降の現行基準を目安にしてください。

(2) 管理状況・リフォーム履歴の確認

中古マンションでは管理状況が資産価値を左右します。

  • 修繕積立金の積立状況
  • 大規模修繕の実施履歴
  • 管理組合の運営状況

中古戸建ての場合は、過去のリフォーム履歴(屋根・外壁・配管等)を確認しましょう。

(3) ホームインスペクション(住宅診断)の活用

ホームインスペクション(住宅診断)とは、専門家による住宅の劣化状況や欠陥の有無を診断するサービスです。費用は5〜10万円程度ですが、構造上の欠陥や隠れた不具合を事前に把握できます。

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購入時の注意点と確認事項

(1) 再建築不可・違法建築の確認

再建築不可とは、建築基準法により現在の建物を取り壊すと新たに建築できない土地です。接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接する)を満たさない土地が該当します。

異常に安い物件は、再建築不可や違法建築の可能性があるため注意してください。

(2) ハザードマップによる災害リスクの確認

購入前に自治体のハザードマップで以下のリスクを確認しましょう。

  • 浸水リスク(洪水・内水・高潮)
  • 津波リスク
  • 土砂災害リスク
  • 地震による揺れやすさ

(3) 隠れた瑕疵と瑕疵保険

中古住宅には隠れた瑕疵(欠陥)がある可能性があります。配管の腐食、シロアリ被害、雨漏りなどは外見では分かりにくいため、ホームインスペクションと既存住宅売買瑕疵保険の活用を検討してください。

諸費用・税金と資金計画

(1) 仲介手数料・登記費用・不動産取得税

項目 目安
仲介手数料 物件価格×3%+6万円+消費税
登記費用 20〜40万円程度
不動産取得税 固定資産税評価額×3%(軽減措置あり)
印紙税 1〜3万円程度

諸費用は物件価格の6〜10%程度を目安に現金で準備してください。

(2) リフォーム費用の目安(築年数別)

リフォーム費用の平均は612.9万円です。

物件タイプ 平均費用
戸建て 708.2万円
マンション 516.9万円

築年数や状態により300万〜1,000万円以上と幅があるため、ホームインスペクションで事前に状態を把握することを推奨します。

(3) 住宅ローン控除の適用条件

中古住宅でも住宅ローン控除を受けられる場合があります。ただし、築年数や耐震基準により適用条件が異なります。新耐震基準適合証明書または既存住宅売買瑕疵保険への加入が必要な場合があるため、最新の税制は国税庁で確認してください。

まとめ:失敗しない中古不動産購入のコツ

中古不動産は新築より2〜3割安く、立地の選択肢が豊富という魅力があります。一方で、耐震基準(1981年6月以降)、管理状況、隠れた瑕疵には注意が必要です。

リフォーム費用は平均612.9万円、諸費用は物件価格の6〜10%程度を準備しておきましょう。ホームインスペクションを活用して、構造上の欠陥や劣化状況を事前に把握することが失敗を防ぐポイントです。

具体的な物件選びや資金計画については、宅地建物取引士や建築士などの専門家に相談することを推奨します。

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よくある質問

Q1中古住宅のメリットは何ですか?

A1新築より2〜3割安い価格、立地選択肢が豊富、実物を見て購入できる、即入居可能という点がメリットです。中古住宅購入者の約90%が満足と回答しており、適切な選び方をすればコストパフォーマンスが高い選択肢です。

Q2中古住宅の築年数の目安は?

A21981年6月以降の新耐震基準、2000年以降の現行基準が目安です。旧耐震基準(1981年5月以前)の物件は耐震性に不安があります。築10年で新築の8割、築15年で7割程度に価格下落するため、耐震性と価格のバランスで判断してください。

Q3リフォーム費用はいくらかかりますか?

A3リフォーム費用の平均は612.9万円(戸建て708.2万円、マンション516.9万円)です。築年数や状態により300万〜1,000万円以上と幅があります。ホームインスペクション(5〜10万円)で事前に状態を把握することを推奨します。

Q4中古住宅でも住宅ローン控除は使えますか?

A4築年数や耐震基準により適用条件が異なります。新耐震基準適合証明書または既存住宅売買瑕疵保険への加入が必要な場合があります。最新の税制は国税庁サイトで確認し、税理士への相談を推奨します。

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