住友不動産品川港南ビルとは|品川エリアの主要オフィスビル
品川エリアでオフィスを探す際、「住友不動産品川港南ビルはどんなビルなのか」「立地や設備、賃料相場はどうなのか」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、住友不動産品川港南ビルの概要、立地・アクセス、設備・仕様、賃料相場、周辺ビルとの比較を、住友不動産公式サイトや不動産仲介業者の情報をもとに解説します。
品川エリアでのオフィス移転・入居を検討している企業担当者が、住友不動産品川港南ビルの特徴を理解し、入居判断の材料を得られる内容です。
この記事のポイント
- 住友不動産品川港南ビルは1989年竣工、地下2階・地上14階建ての中層オフィスビル
- 所在地は東京都港区港南3-8-1、品川駅港南口から徒歩14分(平日は無料シャトルバスも運行)
- 基準階面積271坪(約896㎡)の大型ビルで、ワンフロアで広いオフィススペースを確保可能
- 天井高2.5m、OAフロア10cm(2-11階)と標準的なオフィス仕様で、ITインフラ整備がしやすい
- 元・森永乳業港南ビルで、2021年に住友不動産が取得し現在の名称に変更
ビルの概要と歴史|森永乳業港南ビルからの変遷
(1) 建物の基本情報(竣工年・階数・延床面積)
住友不動産品川港南ビルの基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区港南3-8-1 |
| 竣工年 | 1989年 |
| 階数 | 地下2階・地上14階建て |
| 延床面積 | 5,879坪(約19,430㎡) |
| 基準階面積 | 271坪(約896㎡) |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
1989年竣工のため築35年以上が経過していますが、新耐震基準(1981年以降)に適合しています。
(2) 2021年の所有権移転と名称変更
住友不動産品川港南ビルは、元々「森永乳業港南ビル」として建設されました。2021年6月に森永乳業グループから住友不動産に所有権が移転し、現在の名称に変更されました。
所有権移転に伴い、住友不動産のオフィスビル管理ノウハウが導入され、現在は住友不動産のオフィスビルポートフォリオの一部として運営されています。
立地・アクセス|品川駅からの距離とシャトルバス運行
(1) 品川駅港南口から徒歩14分の立地
住友不動産品川港南ビルは、品川駅港南口から徒歩14分の立地です。東京都港区港南3-8-1に位置し、海岸通り沿いに面しています。
(2) 平日運行の無料シャトルバス
品川駅(港南口)から平日は無料シャトルバスが運行されており、徒歩14分の距離をより短時間で移動できます。ただし、シャトルバスは平日のみ運行のため、土日祝日や運行時間外は徒歩でのアクセスとなります。
運行時間の詳細は、住友不動産公式サイトまたはCBRE、JLL、ケン・コーポレーション等の不動産仲介業者にお問い合わせください。
(3) 複数路線が利用可能な交通利便性
品川駅は以下の路線が利用可能で、通勤・出張のアクセスが良好です。
- JR山手線
- JR東海道線
- JR横須賀線
- 京急線
- 東海道新幹線(JR東海)
羽田空港へは京急線で約15分、東京駅へは山手線で約10分と、主要エリアへのアクセスに優れています。
(4) 港区ウォーターフロントエリアの立地特性
住友不動産品川港南ビルは、港区のウォーターフロントエリアに位置し、海岸通り沿いの立地で視認性が高いです。品川エリアは再開発が進んでおり、羽田空港アクセスやリニア中央新幹線開業を見据えた立地として注目されています。
設備・仕様|基準階面積271坪・天井高・OAフロアの詳細
(1) 基準階面積271坪(約896㎡)の広さ
住友不動産品川港南ビルの基準階面積は271坪(約896㎡)です。ワンフロアで広いオフィススペースを確保できる大型ビルで、大人数の組織やレイアウトの自由度を求める企業に適しています。
(2) 天井高2.5m・OAフロア10cmの標準仕様
天井高は2.5m、OAフロアは10cm(2-11階)と、標準的なオフィス仕様です。OAフロアは配線を床下に収納するための二重床構造で、ITインフラ整備がしやすい設計となっています。
(3) 床荷重300kg/㎡とコンセント容量35VA/㎡
床荷重は300kg/㎡で、オフィス用途として標準的な強度です。コンセント容量は35VA/㎡で、一般的なオフィス設備(パソコン、照明、OA機器等)に対応しています。
(4) セキュリティと共用施設
セキュリティや共用施設の詳細については、住友不動産公式サイトまたは不動産仲介業者にお問い合わせください。入居前に現地見学を行い、セキュリティシステム(入退館管理、防犯カメラ等)や共用施設(エレベーター、駐車場、エントランス等)の状態を確認することをおすすめします。
品川エリアのオフィス選び|周辺ビルとの比較と選定ポイント
(1) 住友不動産品川ビル・品川シーサイドビルとの違い
品川エリアには、住友不動産が所有・管理する他のオフィスビルも存在します。
住友不動産品川ビル:
- 所在地: 東京都品川区東品川
- 竣工年: 1994年
- 詳細: 住友不動産公式サイトで確認可能
住友不動産品川シーサイドビル:
- 所在地: 東京都品川区東品川
- 竣工年: 2009年
- 詳細: 住友不動産公式サイトで確認可能
住友不動産品川港南ビルは港南エリアに位置し、品川ビルや品川シーサイドビルとは場所・築年数が異なります。各ビルの立地、築年数、設備、賃料を比較し、企業のニーズに合ったオフィスを選ぶことをおすすめします。
(2) 品川エリアのオフィス市場動向
品川エリアは、以下の理由でオフィス立地として注目されています。
- 交通利便性: 複数路線が利用可能、羽田空港へのアクセスが良好
- 再開発: 品川駅周辺の再開発が進行中
- リニア中央新幹線: 2027年開業予定(品川駅が起点)
- ウォーターフロント: 港区のウォーターフロントエリアとしての魅力
品川エリアのオフィス市場動向については、CBRE、JLL等の大手不動産サービス会社のレポートを参照することをおすすめします。
(3) 築年数と設備・耐震性の確認ポイント
1989年竣工のため築35年以上が経過しています。入居前に以下の点を確認することをおすすめします。
- 耐震性能: 新耐震基準(1981年以降)に適合しているか、耐震診断の実施有無
- 設備の老朽化: 給排水管、電気設備、空調設備の更新状況
- リニューアル履歴: 外壁塗装、エレベーター更新等のメンテナンス履歴
詳細は住友不動産または不動産仲介業者にお問い合わせください。
(4) 賃料相場と契約条件
賃料は物件の階数・面積・時期により変動します。品川エリアのオフィス賃料相場は、立地や築年数により幅がありますが、最新の賃料情報や空室状況については、住友不動産公式サイトまたはCBRE、JLL、ケン・コーポレーション等の不動産仲介業者にお問い合わせください。
契約条件(賃料、共益費、保証金、契約期間等)についても、仲介業者に確認し、複数の物件を比較検討することをおすすめします。
まとめ|入居のメリット・デメリットと問い合わせ方法
住友不動産品川港南ビルは、1989年竣工の地下2階・地上14階建て中層オフィスビルで、品川駅港南口から徒歩14分(平日は無料シャトルバスも運行)の立地です。基準階面積271坪(約896㎡)の大型ビルで、ワンフロアで広いオフィススペースを確保できます。
天井高2.5m、OAフロア10cm(2-11階)と標準的なオフィス仕様で、ITインフラ整備がしやすい設計です。元・森永乳業港南ビルで、2021年に住友不動産が取得し、現在は住友不動産のオフィスビルポートフォリオの一部として運営されています。
入居のメリット:
- 品川駅徒歩圏内で、複数路線が利用可能な交通利便性
- 平日は無料シャトルバスが運行
- 基準階面積271坪(約896㎡)の大型ビルで、レイアウトの自由度が高い
- 羽田空港アクセスやリニア中央新幹線開業を見据えた品川エリアの立地
入居のデメリット:
- 築35年以上経過しており、設備の老朽化や更新状況の確認が必要
- 品川駅から徒歩14分とやや距離がある(シャトルバスは平日のみ運行)
- 賃料相場は立地や築年数により他のビルと比較検討が必要
問い合わせ方法:
- 住友不動産公式サイトで最新の空室状況を確認
- CBRE、JLL、ケン・コーポレーション等の不動産仲介業者に賃料や契約条件を問い合わせ
- 現地見学を実施し、設備状態やセキュリティを確認
オフィス選びは立地・賃料・設備・将来性など総合的な判断が必要です。複数の物件を比較し、宅地建物取引士や不動産仲介業者に相談しながら、企業のニーズに合ったオフィスを選ぶことをおすすめします。
