住友不動産六本木通ビルの特徴とアクセス・周辺環境を徹底解説

著者: Room Match編集部公開日: 2025/12/2

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住友不動産六本木通ビルとは?六本木エリアのオフィスビルの特徴

六本木エリアでオフィス物件を探している方にとって、「住友不動産六本木通ビル」は注目すべき物件の一つです。2008年に竣工したこのビルは、六本木駅から徒歩2分という好立地に位置し、カラムフリー空間と充実した設備を備えたオフィスビルです。

この記事では、住友不動産六本木通ビルの物件概要、アクセス・立地、設備・仕様、賃料相場、そしてどんな企業に向いているかを解説します。六本木エリアでオフィスを検討している方が、正確な情報をもとに判断できるようになります。

この記事のポイント

  • 2008年竣工、地上12階・地下2階建て、基準階面積200坪のオフィスビル
  • 日比谷線六本木駅2番出口から徒歩2分、都営大江戸線4b出口から徒歩4分のマルチアクセス
  • カラムフリー空間でレイアウト自由度が高く、BCP対策設備も完備
  • 地下1階・1階にイベントホール「ベルサール六本木」を併設
  • IT・エンタメ系企業のテナントが多く、クリエイティブ業界に適した環境

(1) 六本木エリアのオフィス市場の動向(2003年以降の発展)

六本木エリアは、2003年の六本木ヒルズ竣工以降、東京を代表するビジネスエリアの一つとして発展してきました。

六本木エリアの変遷:

  • 2003年: 六本木ヒルズ竣工、外資系企業・IT企業が集積開始
  • 2007年: 東京ミッドタウン竣工、大規模複合施設の開発が進展
  • 2008年以降: 中規模オフィスビルの開発が続き、多様な業種の企業が進出

現在、六本木エリアは外資系金融・IT企業・コンサルティング業の集積地として、丸の内・大手町エリアと競合する主要エリアとなっています。

(2) 外資系企業・IT企業・クリエイティブ業界の集積地としての特性

六本木エリアには、以下のような特性があります。

  • 国際的なビジネス環境: 外資系企業が多く、英語対応の飲食店・サービスが充実
  • クリエイティブ産業の集積: IT・広告・エンタメ系企業が多数
  • 交通の利便性: 都心各所へのアクセスが良好(日比谷線・大江戸線・千代田線)
  • 商業施設の充実: 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、飲食店が徒歩圏内

こうした特性から、外資系企業やスタートアップ企業、クリエイティブ業界の企業が六本木エリアを選ぶケースが多く見られます。

住友不動産六本木通ビルの基本情報と物件概要

(1) 所在地・竣工年・建物規模(2008年竣工、地上12階・地下2階)

住友不動産六本木通ビルの基本情報は以下の通りです。

項目 詳細
所在地 東京都港区六本木7-18-18
竣工年 2008年10月
建物規模 地上12階・地下2階建て
基準階面積 200坪(約661㎡)
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
デベロッパー 住友不動産株式会社

2008年竣工のため、築15年以上経過していますが、適切なメンテナンスにより良好な状態が保たれています。

(2) 基準階面積200坪のカラムフリー設計

住友不動産六本木通ビルの大きな特徴は、基準階面積200坪(約661㎡)のカラムフリー空間です。

カラムフリー空間とは:

  • 柱のない広い空間で、オフィスレイアウトの自由度が高い
  • デスク配置、会議室、休憩スペース等を自由に設計可能
  • 将来的なレイアウト変更も容易

メリット:

  • スペース効率: 柱がないため、無駄なスペースが生じにくい
  • 視認性: オープンオフィスにすることで、社員間のコミュニケーションが促進される
  • 柔軟性: 組織変更に応じたレイアウト変更がしやすい

200坪は、従業員50〜80名程度のオフィスとして適した規模です。

(3) 併設イベントホール「ベルサール六本木」の概要

地下1階・1階には、イベントホール「ベルサール六本木」が併設されています。

主な用途:

  • セミナー・研修
  • 展示会・説明会
  • 発表会・レセプション

メリット:

  • 同じビル内でイベント開催が可能
  • テナント企業は会場確保が容易
  • 顧客や取引先を招待しやすい

イベントホールの利用料金や予約方法は、ベルサール公式サイトで確認できます。

アクセスと立地環境:六本木駅徒歩2分の利便性

(1) 最寄り駅と所要時間(日比谷線六本木駅2番出口徒歩2分、都営大江戸線4b出口徒歩4分)

住友不動産六本木通ビルは、複数の駅からアクセス可能です。

路線 出口 徒歩所要時間
東京メトロ日比谷線 六本木駅 2番出口 徒歩2分
都営大江戸線 六本木駅 4b出口 徒歩4分
東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5番出口 徒歩7分

六本木駅から徒歩2分という好立地は、通勤の利便性が非常に高く、取引先との商談にも便利です。

(2) 複数路線利用可能なマルチアクセス(千代田線乃木坂駅徒歩7分)

複数路線が利用できることで、以下のメリットがあります。

  • 通勤の柔軟性: 日比谷線・大江戸線・千代田線のいずれも利用可能
  • 遅延リスク分散: 一つの路線が遅延しても他路線で代替可能
  • アクセス範囲の広さ: 都心各所から短時間でアクセス可能

主要駅からのアクセス例:

  • 渋谷駅(日比谷線): 約7分
  • 新宿駅(大江戸線): 約12分
  • 大手町駅(千代田線): 約15分

(3) 周辺環境(六本木ヒルズ・東京ミッドタウン等のランドマーク)

住友不動産六本木通ビルの周辺には、以下のようなランドマークや施設があります。

商業施設:

  • 六本木ヒルズ: 徒歩約8分(飲食店・ショッピング・映画館等)
  • 東京ミッドタウン: 徒歩約10分(飲食店・ショッピング・美術館等)
  • 六本木通り沿いの飲食店: 徒歩数分圏内に多数

公共施設:

  • 国立新美術館: 徒歩約10分
  • 港区立麻布図書館: 徒歩約5分

利便性が高い一方、繁華街エリアに位置するため、夜間の騒音等が気になる場合は内見時に確認することをおすすめします。

ビルの設備・仕様:カラムフリー空間とBCP対策

(1) オフィスレイアウトの自由度(カラムフリー空間の利点)

カラムフリー空間の利点を活かしたレイアウト例をご紹介します。

レイアウト例:

  • オープンオフィス: 全体をワンフロアで使い、デスクを島型配置
  • セミオープン: デスクエリア+個室会議室+休憩スペース
  • フレキシブル: フリーアドレス+集中ブース+コミュニケーションスペース

導入企業の傾向:

  • IT・クリエイティブ系企業はオープンオフィスを採用するケースが多い
  • コンサルティング業は個室会議室を多めに設置する傾向

レイアウト設計は、内装業者や不動産仲介業者に相談することで、最適なプランを提案してもらえます。

(2) BCP対策設備(非常用発電設備)

BCP(事業継続計画)対策設備として、以下が整備されています。

設備 詳細
非常用発電設備 停電時でも最低限の電力を供給
防災備蓄 災害時の備蓄物資を保管
耐震構造 SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で高い耐震性

近年、企業のBCP対策意識が高まっており、非常用発電設備を備えたビルは評価が高まっています。

(3) 駐車場・駐輪場等の付帯設備

ビルには以下の付帯設備があります。

  • 駐車場: あり(台数は要確認)
  • 駐輪場: あり
  • エレベーター: 複数基設置
  • セキュリティ: 入退館管理システム

駐車場の利用可否や料金は、契約内容により異なるため、不動産仲介業者に確認が必要です。

賃料相場とテナント事例:六本木エリアの市場動向

(1) 六本木・麻布エリアの賃料相場(参考坪単価21,180円)

六本木・麻布エリアの賃料相場は、坪単価約21,180円が目安です(2025年時点)。

賃料試算例(基準階200坪の場合):

  • 坪単価: 21,180円/坪
  • 月額賃料: 21,180円 × 200坪 = 約424万円
  • 年額賃料: 424万円 × 12ヶ月 = 約5,088万円

ただし、実際の賃料は物件の階数・築年数・設備・市況により異なるため、不動産仲介業者への問い合わせが必要です。

(2) 入居テナントの業種傾向(IT・エンタメ系企業が多い理由)

住友不動産六本木通ビルには、IT・エンタメ系企業のテナントが多く入居しています。

入居テナント例:

  • Bilibili: 中国の動画配信サービス大手
  • KLab: モバイルゲーム開発会社
  • STARTO ENTERTAINMENT: エンタメ企業

IT・エンタメ系企業が多い理由:

  • 六本木エリアはクリエイティブ産業の集積地
  • カラムフリー空間が柔軟な働き方に適している
  • 外資系企業との取引が多く、国際的な環境が魅力

(3) 契約時の初期費用(敷金・保証金・仲介手数料の目安)

オフィス契約時には、賃料以外に初期費用がかかります。

項目 金額目安
敷金・保証金 賃料の6〜12ヶ月分(約2,544万〜5,088万円)
仲介手数料 賃料の1ヶ月分+消費税(約466万円)
前家賃 賃料の1ヶ月分(約424万円)
内装工事費 坪単価20万〜50万円程度(別途)

初期費用は数千万円規模になるため、資金計画を事前に立てることが重要です。

まとめ:住友不動産六本木通ビルはどんな企業に向いているか

住友不動産六本木通ビルは、六本木駅徒歩2分の好立地に位置し、基準階面積200坪のカラムフリー空間を備えたオフィスビルです。IT・エンタメ系企業のテナントが多く、クリエイティブ業界に適した環境です。

こんな企業におすすめ:

  • IT・クリエイティブ系企業: オープンオフィスに適したカラムフリー空間
  • 外資系企業: 国際的なビジネス環境、英語対応の飲食店・サービスが充実
  • スタートアップ企業: 柔軟なレイアウト変更が可能、成長に応じた対応がしやすい
  • セミナー・イベントを多用する企業: 併設イベントホール「ベルサール六本木」を活用可能

確認すべきポイント:

  • 賃料: 坪単価約21,180円が相場だが、実際の賃料は要確認
  • 空室状況: 人気エリアのため、希望する階・面積の確保が難しい場合がある
  • 初期費用: 敷金・保証金・仲介手数料・内装工事費の総額を事前に把握
  • 駐車場: 台数・料金を確認

住友不動産六本木通ビルは、六本木エリアの中でも利便性とコストパフォーマンスのバランスが取れたオフィスビルです。賃料や空室状況は不動産仲介業者に問い合わせ、複数の物件を比較検討しながら、自社に最適なオフィスを見つけましょう。

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よくある質問

Q1住友不動産六本木通ビルの最寄り駅はどこですか?

A1最寄り駅は東京メトロ日比谷線六本木駅2番出口(徒歩2分)、都営大江戸線六本木駅4b出口(徒歩4分)です。また、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口からも徒歩7分とマルチアクセスが可能で、通勤の利便性が非常に高い物件です。複数路線が利用できるため、遅延リスクの分散や都心各所からのアクセスの良さが魅力です。

Q2基準階面積はどのくらいですか?

A2基準階面積は200坪(約661㎡)のカラムフリー空間です。柱のないワンフロア設計により、オフィスレイアウトの自由度が高く、デスク配置・会議室・休憩スペース等を自由に設計できます。オープンオフィス、セミオープン、フレキシブルオフィス等、企業の働き方に応じた多様なレイアウトに対応可能です。従業員50〜80名程度のオフィスとして適した規模です。

Q3どのような企業が入居していますか?

A3IT・エンタメ系企業のテナントが多く、Bilibili(中国の動画配信サービス大手)、KLab(モバイルゲーム開発会社)、STARTO ENTERTAINMENT等が入居しています。六本木エリアはクリエイティブ産業の集積地であり、カラムフリー空間が柔軟な働き方に適していることから、IT・クリエイティブ系企業や外資系企業に人気があります。

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Room Match編集部

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