なぜオフィス選びが重要か
大阪市内で事務所物件を探している際、「アクセスの良さ」「設備の充実度」「周辺環境」を総合的に判断することが重要です。
この記事では、野村不動産大阪ビルの所在地、アクセス、建物スペック、設備、テナント企業、周辺環境について解説します。
オフィスナビやオフィスイーの情報を元に、オフィス選定時の判断材料を提供します。
この記事のポイント
- 野村不動産大阪ビルは堺筋本町駅から徒歩1分、大阪のビジネス中心地に位置
- 基準階面積約404坪の整形無柱空間で、自由度の高いオフィスレイアウトが可能
- 新耐震基準適合ビルで、非接触ICカードセキュリティ、3回線受電(BCP対策)、自家発電設備を完備
- 機械式駐車場74台完備、天井高2,500mmでOAフロア対応など、現代のオフィスニーズに対応
- BASFジャパン、大四銀行大阪支店、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ等が入居(2020年5月時点)
野村不動産大阪ビルの基本情報
野村不動産大阪ビルは、大阪市中央区安土町1-8-15に所在する賃貸オフィスビルです。
建物概要(築年数・規模・構造)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 竣工年 | 1983年12月 |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| 規模 | 地上12階・地下1階・塔屋2階 |
| 延床面積 | 24,385.45平方メートル |
| 新耐震基準 | 適合(1981年6月以降の基準) |
(出典: オフィスナビ)
新耐震基準とは、1981年6月以降に建築確認を受けた建物に適用される地震に対する安全基準です。野村不動産大阪ビルは1983年竣工のため、この基準に適合しており、耐震性が確保されています。
基準階面積約404坪の整形無柱空間
野村不動産大阪ビルの大きな特徴は、基準階面積約404坪(約1,335平方メートル)の整形無柱空間です。
無柱空間とは、室内に柱がなく、自由にレイアウトできる空間設計を指します。オフィスの使い勝手が良く、デスク配置やパーティション設置の自由度が高いため、企業の成長に応じたレイアウト変更が容易です。
中規模企業のオフィス展開に適した面積であり、部署の配置や会議室の設置など、柔軟な空間利用が可能です。
アクセスと立地(堺筋本町駅徒歩1分)
最寄駅と徒歩時間
野村不動産大阪ビルは、堺筋本町駅から徒歩1分という好立地にあります。
| 最寄駅 | 路線 | 徒歩時間 |
|---|---|---|
| 堺筋本町駅 | 大阪メトロ堺筋線・中央線 | 徒歩1分 |
| 北浜駅 | 大阪メトロ堺筋線・京阪本線 | 徒歩7分 |
(出典: オフィスナビ)
堺筋本町駅は大阪メトロ堺筋線と中央線が交差する主要駅であり、梅田・難波・本町エリアへのアクセスが良好です。従業員の通勤利便性が高く、取引先との打ち合わせにも便利な立地です。
大阪のビジネス中心地に位置
野村不動産大阪ビルが位置する大阪市中央区は、大阪のビジネス中心地として知られています。
周辺エリアの特徴:
- 本町エリア: 大阪の商業・業務の中心地
- 北浜エリア: 金融機関が集積するビジネス街
- 淀屋橋・堺筋本町: オフィスビルが密集
- 御堂筋: 大阪を南北に貫く主要道路
ビジネスの拠点として最適な環境が整っており、取引先へのアクセスや従業員の通勤利便性が高い立地です。
設備とセキュリティ(BCP対策・OAフロア)
新耐震基準適合と耐震性
前述の通り、野村不動産大阪ビルは1983年竣工の新耐震基準適合ビルです。
新耐震基準は、震度6強~7程度の地震でも倒壊しないことを目標とした基準であり、築40年超のビルでありながら、耐震性は確保されています。
ただし、築年数が経過しているため、設備の更新状況や建物の維持管理状況については、契約前に確認することを推奨します。
セキュリティシステム(非接触ICカード)
野村不動産大阪ビルは、非接触ICカードリーダーによるセキュリティシステムを採用しています。
非接触ICカードセキュリティとは、ICカードをかざすだけで入退室できるセキュリティシステムです。セキュリティ性と利便性を両立し、外部からの不正侵入を防ぎます。
オフィスビルのセキュリティは、企業の機密情報や従業員の安全を守るために重要な要素です。
BCP対策(3回線受電・自家発電設備)
野村不動産大阪ビルは、3回線受電と自家発電設備を完備しています。
**BCP(事業継続計画)**とは、災害時にも事業を継続するための計画を指します。3回線受電により、1つの電源が停止しても他の2つの電源で電力を確保できるため、停電リスクを大幅に低減できます。
さらに、自家発電設備により、大規模停電時にも最低限の業務を継続できる体制が整っています。
地震や台風などの災害時にも事業を継続したい企業にとって、BCP対策が整ったオフィスビルは重要な選定基準となります。
オフィス機能(OAフロア・駐車場74台)
野村不動産大阪ビルは、現代のオフィスニーズに対応した設備を備えています。
| 設備 | 仕様 |
|---|---|
| OAフロア | 対応 |
| 天井高 | 2,500mm |
| 駐車場 | 機械式駐車場74台 |
| 空調 | 個別空調 |
(出典: オフィスイー)
OAフロアとは、床下に配線スペースを設けた二重床構造です。オフィス機器の配線がしやすく、レイアウト変更が容易であるため、企業の成長や組織変更に柔軟に対応できます。
機械式駐車場は、機械で車を出し入れする駐車場です。限られた敷地で多くの駐車台数(74台)を確保しており、営業車や来客用の駐車スペースとして活用できます。
テナント企業と周辺環境
テナント企業一覧
野村不動産大阪ビルには、以下のような企業が入居しています(2020年5月時点)。
- BASFジャパン株式会社: 化学メーカー
- 株式会社大四銀行大阪支店: 金融機関
- キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社: 印刷機器メーカー
- その他、複数の企業が入居
(出典: Osaka-Sirokichies Blog)
注意: 上記のテナント情報は2020年5月時点のものです。現在は変更されている可能性があるため、最新情報は不動産仲介会社や野村不動産に問い合わせることを推奨します。
周辺のビジネス環境
野村不動産大阪ビル周辺は、大阪市中央区の本町・堺筋本町エリアであり、以下のような特徴があります。
周辺環境:
- オフィスビル密集地: 大手企業・中小企業のオフィスが集積
- 金融機関: 銀行・証券会社が多数立地
- 商業施設: ランチや打ち合わせに利用できる飲食店が充実
- 交通アクセス: 大阪メトロ各線、京阪本線が利用可能
ビジネスの拠点として、取引先へのアクセスや従業員の通勤利便性が高く、オフィス選定において有利な立地です。
まとめ:オフィス選定のポイント
野村不動産大阪ビルは、堺筋本町駅から徒歩1分の好立地に位置し、基準階面積約404坪の整形無柱空間を提供する賃貸オフィスビルです。
新耐震基準適合ビルで、非接触ICカードセキュリティ、3回線受電(BCP対策)、自家発電設備、機械式駐車場74台など、現代のオフィスニーズに対応した設備を備えています。
ただし、1983年竣工の築40年超のビルであるため、設備の更新状況や賃料、空室状況、契約条件については、最新情報を不動産仲介会社や野村不動産に確認することを推奨します。
オフィス選定では、アクセス・設備・賃料・契約条件を総合的に判断し、複数物件を比較検討することが重要です。専門家(不動産仲介会社)に相談しながら、自社に最適なオフィスを見つけましょう。
